会長挨拶
Rotary E-club of HYOGO
私は一介の教員でありますので、そもそもロータリアンになるなど当初は夢にも思っておらず、ましてやこの度会長就任の打診を受けた時も、私のような者に果たしてこのような大役が務まるのか大変葛藤がありました。しかし私自身、「これまでロータリーに育てていただいた」と心から感じておりますので、さまざまな方よりいただいたご恩を、少しでも次の世代に引き継ぐことが責務であり、微力ながらクラブと地区に貢献できればと考えております。
そのうえで、年度方針・年度計画は以下のように考えています。
- これからの3年を見据えたクラブ運営・行動計画の醸成
- 親睦と奉仕の推進
- Eクラブの特色を生かした国内外のロータリアンやクラブとの交流
①については、現在国際ロータリーは変わりつつあり、かつての単年度主義から、継続性を重視するように変化しています。各々のクラブにおいても3年間の目標を立てることが求められています。 HYOGOロータリーEクラブは昨年10年を迎えましたが、まだまだ若いクラブですので、会員のコンセンサスを得ながら、これからの3年、そして次の10年に向けての方向性を定めていきたいと考えています。
②については、ロータリーの目的の第1に「知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること」と挙げられているように、ロータリーの根本は「親睦と奉仕」であると思います。Eクラブは、もともと忙しくて時間の制約がある人もロータリー運動に参画できるように設立された経緯があります。確かに私のような立場の者にとっては、Eクラブでなければロータリアンになることはなかったかと思います。その一方で、私自身は、ポール・ハリスが理想としたような親睦を十分にこれまで深めてこれなかったとの反省があります。その罪滅ぼしではありませんが、会員間の親睦の機会を意識的に増やしたいと考えています。そしてその上で、 HYOGOロータリーEクラブには多様な会員が在籍していますので、会員のスキルを活かした国際奉仕プロジェクトを3年のうちに実現できればと考えています。
③に関しては、Eクラブの設立当初とは違い、通常のクラブとEクラブの垣根は、定款上なくなってきています。しかし、インターネットベースであるEクラブの特色や独自性・強みを再確認してそれを生かすことにより、クラブを活性化し、時代に即した形でよりよいものに発展できる可能性は広がっていくと思われます。そのためにも、国内外のEクラブをはじめ、積極的に交流活動を実施していきたいと考えています。
以上、会長としての私の方針を述べさせていただきましたが、何分至らないところも多くあり、会員の皆様にご迷惑をおかけすることも多々あるかと思いますが、1年間よろしくお願いいたします。会員の皆様と力を併せて、 HYOGOロータリーEクラブの新たな10年へのスタートにしたいと考えています。
2024-2025HYOGOロータリーEクラブ
会長 福山太一