第502回例会
Rotary E-club of HYOGO
2025年6月16日開会
6月はロータリー親睦活動月間です
はじめの点鐘

ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「手に手つないで」です。元気よく歌いましょう。
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♪ 手に手つないでOpen or Close
一、手に手つないでつくる友の輪
輪に輪つないでつくる友垣
手に手 輪に輪
ひろがれ まわれ 一つの心に
おゝロータリアン おゝロータリアン
ニ、手に手つないでつくる友の輪
輪に輪つないでつくる友垣
手に手 輪に輪
ひろがれ まわれ世界と共に
おゝロータリアン おゝロータリアン

会長の時間
皆さん、こんにちは!
先日6月9日に甲南大学平生記念セミナーハウスにて「インターアクト会長・幹事会」が行われ、インターアクト顧問として、また地区IA委員会関係者として参加しました。この会長幹事会は、インターアクトにおける「PETS( Presidents-Elect Training Seminar:次期会長トレーニング・セミナー)」や「SETS(Secretary-Elect Training Seminar:次期幹事トレーニング・セミナー)」にあたるものです。
今回は安行直前地区ガバナーにラーニングファシリテーターをお願いし、今後の地区のインターアクトを担うメンバーに対するセミナーを行いました。
最初に「魔法のスイッチ」と題したグループディスカッションを行いました。これは「あなたの前に、魔法のスイッチがある。そのスイッチを押すと、我が国で今後30年間、どの企業も大幅な増収となり、国民の平均所得が上昇し、政府の赤字財政は劇的に改善し、人口が増加に転じ、所得格差は縮小し続ける。だが、300年後に、日本列島全体で壊滅的な大惨事が発生する。」という前提のもと、「あなたは、スイッチを押すか、押さないか。その理由は何か。」という問いに対して、グループで話し合いました。参加したインターアクターだけでなく、顧問教諭も大変活発な意見交換を行っていました。
そして、その上で「インターアクトの奉仕は世代を超えられるか」というテーマで、ラーニングセミナーを行いました。近年ロータリーは、「研修」からより主体的な学びを重視した「セミナー」形式を重視しています。今回のセミナーでも、一方的に講師が知識を伝達するのではなく、アクターとの対話を通じて、「持続可能な発展とは何か」「将来世代は過去世代に対して権利を有するのか」「過去世代の非同一性問題」などいわゆる「世代間倫理」の課題について考えを深めていきました。
「世代間倫理」の概念は、1970年代〜1980年代に環境倫理学の分野で語られ始めたものです。哲学者ハンス・ヨナスは著書『責任という原理(Das Prinzip Verantwortung)』(1979年)で、「技術の発展が将来世代に与える影響についての倫理的責任」を主張し、これがその後の「世代間倫理」の重要な思想的土台となったと言われています。
しかし「世代間倫理」は、その術言・タームこそ使っていませんが、まさにロータリーが長年取り組んできた問題であると思います。思えば、ロータリーの奉仕活動の原点は、1907年にシカゴRCが公衆トイレ(comfort station)を設置するプロジェクトにありますが、これは、現在の世代に対してだけでなく、将来の世代のシカゴ市民の公衆衛生を見据えたものであったことは間違いありません。そして、そのような精神と思想がロータリーの今日の「水と衛生」への取り組みに引き継がれています。
今回のセミナーで最初に「魔法のスイッチ」についてディスカッションを行いましたが、このディスカッションには正解はありません。しかし詰まるところ「現在世代の行為によって影響を受ける将来世代に対して、責任を持てる選択や行動をしているのか?」が問われているのです。
セミナーは最後に会長・幹事か持つべきリーターシップとして「Be(どうあるべきか)」「Know(何をしるべきか)」「Do(何をすべきか)」といった要素を挙げ、その上で課題達成についてチームとして行動することが重要であると示唆を与えて締めくくりとなりましたが、今回のセミナーは中学生・高校生であるアクターだけでなく、顧問である私にも大変多くの学びを得ることができるものでした。 今後様々なプロジェクトを企画・立案する際には近視眼的にならず、改めて「世代間倫理」の視点で全体を俯瞰するよう心掛けたいと思います。

幹事報告
フランチェスコ・アレッツォ氏が2025-26年度国際ロータリー会長に選出される
ロータリーファミリーの皆さま
変化が必要な時にこそ、ロータリーファミリーの強さとレジリエンスが輝きます。マリオ・セザール・マルティンス・デ・カマルゴ氏の予期せぬ辞任を受け、国際ロータリー理事会は、ロータリーの細則に従い、使命とリーダーシップの継続性を確保するために迅速かつ慎重に行動しました。
私は、ラグーザ・ロータリークラブ(イタリア)のフランチェスコ・アレッツォ氏が、2025-26年度国際ロータリー会長の指名を受諾されたことを、ここに誇りを持ってお伝えいたします。
アレッツォ氏は、30年以上のロータリー会員であり、ロータリー財団のベネファクターです。
ロータリーの価値観とビジョンへのアレッツォ氏の献身によって、ロータリーはこれからも素晴らしい前進を見せていくに違いありません。
この移行は、ロータリーが単なる個人の集まりを超えた存在であることを私たちに教えてくれます。ロータリーは、友情と奉仕に深く根ざした世界的な運動であり、どのような挑戦にも適応し、繁栄し続ける能力を備えています。
今こそアレッツォ氏のリーダーシップの下、よいことのために手を取りあう時であり、私たちは共に、希望、行動、コミュニティに満ちたロータリーの未来のために突き進むことができます。
心を込めて
2024‐24年度国際ロータリー会長
ステファニー・アーチック
以下、3つの文書をWordPressクラシックエディタ用に変換いたします:
「ミャンマー大地震」支援ご協力の御礼
「ミャンマー大地震」支援につきまして、地区内クラブの皆様のご協力に深く御礼申し上げます。
地区内クラブの皆様よりいただいたご支援額は1,729,274円となり、2025年6月13日付けにて全額を公益財団法人PHD協会(https://www.phd-kobe.org/)へ送金させていただきました。
被災された方々の一日も早い復旧復興をお祈りいたしますとともに、以上ご報告申し上げます。
2025-26年度 米山記念奨学セミナー及び交流会のご案内
次年度スタート早々のお忙しい中恐縮ではございますが、2025-26年度米山記念奨学セミナーを下記の通り開催させて頂きますので、是非ともご参加頂きたくご案内申し上げます。この機会に米山記念奨学事業について、ご理解を深めて頂きたく存じますので、会長、幹事、クラブ米山委員長の皆様はもとより、クラブ米山委員や国際交流にご関心のある会員の皆様にもお誘いあわせの上ご参加をお願いいたします。
今回のセミナーでは、事業説明のみならず、母国に戻られてから米山学友会を設立し海外で活躍されている兵庫出身の米山学友のご講演や、米山記念奨学生全員とカウンセラーの紹介、また、世話クラブ以外の方々にも奨学生をご紹介し、交流を深めて頂くための交流会も開催いたします。
ロータリー米山記念奨学会は民間最大の奨学事業であり、日本のロータリアンの寄付だけで支えられています。この機会に、一人でも多くのロータリアンがセミナーに参加され、米山記念奨学事業に対するご理解を深めて頂きたいと存じます。
大変お手数ですが、参加ご登録は、クラブ事務局経由(地区Web管理システム)にて7月18日(金)までにお願いいたします。貴クラブに2025-26年度地区関係者、2025学年度奨学生とカウンセラー(継続奨学生とカウンセラーも含む)がいらっしゃる場合は、全ての参加者をお取りまとめ頂きご登録くださいます様、何卒宜しくお願いいたします。
日時
2025年7月26日(土)
第1部 セミナー
受付開始 13:30~
セミナー 14:00~16:50
会場:神戸ポートピアホテル南館B1 トパーズ
第2部 交流会
時間:17:00~18:55
会場:神戸国際交流会館1階 神戸餐館 050-5487-2803
会費:ロータリアン 6,000円 / 奨学生 招待
2025-26年度 地区関係者
ガバナー・ガバナーエレクト・ガバナーノミニー、(公財)ロータリー米山記念奨学会役員
代表幹事・次期代表幹事・次々期代表幹事・米山記念奨学委員会・学友委員会委員長
2025-26年度 クラブ関係者
会長・幹事・クラブ米山委員長並びに委員・米山奨学生・カウンセラー
※国際交流事業にご関心のある会員の皆様もお誘いあわせの上ご参加ください
その他
PHD協会・米山奨学生学友会(兵庫)
交流会費について
登録締切日(7/18)時点でのご登録内容に基づき、ご送金額と送金先口座をお知らせいたします。
※なお、会場準備の都合上、締切日以降のご登録内容の変更やご返金は致しかねますので、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
登録締切 7月18日(金)
2025年カルガリー国際大会に関する事前のご案内
2025年6月22日~25日にて開催の、カルガリー国際大会および関連プログラム(RI理事主催親善朝食会・RID2680ガバナーナイト)につきまして、事前のご案内をお送りいたします。ご出席を予定されている皆様におかれましては、内容をご確認のうえ、ご参加いただきますよう、お願い申し上げます。
カルガリー国際大会
日時:2025年6月22日(日)~25日(水)
場所:スタンピード・パーク(Stampede Park) ※特記されていない限りすべて
※プログラムやイベントについては、My ROTARY上にて随時更新されますので、詳細は以下URLよりご確認ください。
https://convention.rotary.org/ja-jp/program-and-events
RI理事主催親善朝食会
日時:2025年6月22日(日) 開場 7:00 朝食会 7:30~9:00
場所:ハイアット・リージェンシーホテル インペリアル・ボールルーム
住所:700 Centre St S, Calgary, AB T2G 5P6 カナダ
地図:https://maps.app.goo.gl/XUg3g3JsP79fDKt66
※登録は締め切りました。
RID2680ガバナーナイト
日時:2025年6月22日(日) 開場 18:00 夕食会 18:30~
場所:Hy’s Steakhouse & Cocktail Bar Calgary
住所:4308 Main Street Whistler, British Columbia V8E 1A9
地図:https://maps.app.goo.gl/bMxgXrNbZgUQApa8A
緊急連絡先:代表幹事 山口 宰 TEL)+81-90-1489-3531
※登録は締め切りました。

委員会報告
お世話になっております。ロータリー米山記念奨学会です。
今月の“ハイライトよねやま”ができあがりましたので、お送りします。
ぜひご覧いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
▼全文は、こちらよりご覧ください。
https://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight303_pdf.pdf
(公財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
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★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 303号 ★ 2025年6月13日発行
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::今月のトピックス::
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・ 理事会開催 ―26学年度は10人減の940人採用―
・ よねやま親善大使セレモニー開催 「かけがえのない経験」
・ 寄付金速報 今年度の寄付実績は6月30日(月)まで
・ 全国学友会代表者セミナー開催
・ 20年続く米山学友とカウンセラーの縁
《今月のピックアップ記事》
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20 年続く米山学友とカウンセラーの縁
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国際ロータリー第 2760地区岡崎東RCの山内隆一会員は今から約 20 年前、
グェン タイ ズィさん(2005-07/岡崎東RC)と出会い、カウンセラーとして
日々を共にしました。
当時からタイさんは誰とでも気さくに交流ができる好青年で、一番の思い出は
2005 年、愛知万博の会場でクラブ例会を行ったときのこと。ベトナム館に入場し、
とても喜んでいたタイさんの姿が印象に残っているそうです。
帰国後もメールでのやり取りを絶やすことなく続け、現在は阪和ベトナム株式会社の
鉄鋼部署でゼネラルマネージャーとして勤務するタイさんが、今年の 4 月に出張で
来日した際に岡崎で再会。山内会員の親族も含め盛大に歓迎しました。
奨学期間を終了する時にメールでのやり取りを続けていこうと約束し、現在まで
18 年間二人の交流が続いていることについて、山内会員は「自ら会いに行くことも
大切」とし、カウンセラーを務める上で大切なことは「海外から来日して不安や
悩みを抱えている若者に対する心のケアや、アドバイスが適切にできるかどうか」
だと述べられています。
その他の記事は、ぜひPDF版をご覧ください。
→ https://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight303_pdf.pdf
以上
※メールアドレスの変更、配信解除などのご希望がございましたら、
お手数ですが、このメールの返信にてお知らせください。
よろしくお願い申し上げます。
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公益財団法人ロータリー米山記念奨学会
事務局長 峯 純子
編集担当 長尾
Tel:03-3434-8681 Fax:03-3578-8281
問い合わせメール: [email protected]
米山記念奨学会ホームページ: https://www.rotary-yoneyama.or.jp/
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卓 話
【国際ロータリーにおける親睦の意味とEクラブでの親睦を考える】
◆ 国際ロータリーにおける「親睦」の意味を考える。
- 「信頼」の醸成
- 会員同士の信頼関係が、奉仕活動やクラブ運営を円滑に進める基盤となる。
- 多様性の受容
- 職業、年齢など多様な背景を持つ会員が、相互理解を深めることで尊重の精神が育まれる。案外お互いの事がまだまだ理解し合えて無いですよね?
- ロータリー精神の体現
- 「奉仕の心は信頼から生まれ、親睦はその源泉として重要な役割を果たす。」
◆ Eクラブにおける親睦を深めるアイディア
【1】交流企画(オンライン中心)
企画名 | 内容 |
Zoomでの「雑談ルーム」 | Zoomを活用したフリートーク。テーマ自由・参加自由で気軽な場を提供。→月1回、堤幹事からMESSENGERで告知しておりますのでお気軽にどうぞ!! |
「卓話でフリートーク!?」 | 卓話記事で自身の体験や趣味を語り、クラブ内の理解を深める。 |
「会員の専門領域セミナー」
仮題 『Eクラブナレッジカレッジ 』!? |
会員の職業や専門領域で有する「ナレッジ」について語る機会を設け、互いの専門性を理解し学ぶ。→未開催ですが、Zoomでセミナーリレーができると面白いですね~。傅さんの語学講座とか、福山さんの倫理入門講座とか、秋定さんの空を飛ぶ講座!?とか・・ |
【2】非同期コミュニケーションの工夫
- SlackやLINE WORKSなどチャットツールの活用。
→趣味、旅行、近況報告などのトピック別チャンネルを作成。
- 誕生日祝いや記念日メッセージを共有し、温かなつながりを演出。
- 例会で「今月のひとこと」投稿を定期実施し、参加意識を高める。
→多忙な会員も多いので、負担にならないようにゆるやかに(笑)
【3】リアルまたはハイブリッド形式の親睦活動
- 年数回のリアル親睦会を実施。新入会員様歓迎会など。
- 「クラブ内オンラインツアー」会員の地域や職場を写真・動画で紹介。
- 郵送によるつながり促進「手紙交換」や「記念品リレー」などの企画。
【4】ミニゲーム・ワークショップ
- Zoomを活用したクイズ大会(ロータリー知識や会員情報など)
- 読書会や映画鑑賞会を企画し、感想を共有する文化的交流の場。
- 「一冊の本紹介」リレー …お気に入りの書籍を紹介し合う企画。
◆ まとめ Eクラブならではの親睦の形
- 気軽に継続できるオンライン交流が鍵かもしれないですね。
- オンライン中心でも“信頼がにじみ出る”交流を設けることで、
Eクラブでもより深いつながりが可能になるかも知れません!
- 親睦が深まることで、奉仕活動の質と一体感も大きく向上するのではないでしょうか。
来期も親睦深める仕掛けをいろいろやりたいですが、みなさん無理のない範囲でお付き合いくださいね!参加難しい会員さんもご意見ご要望あればおっしゃってください~。
皆様の健康とHAPPYをこの場をお借りして祈念いたします。
親睦委員 渡辺 誠

おわりの点鐘

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