第556回例会
Rotary E-club of HYOGO
2026年10月26日開会
10月は地域社会の経済発展月間です
はじめの点鐘
ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「手に手つないで」です。元気よく歌いましょう。
- ♪ 手に手つないでOpen or Close
一、手に手つないでつくる友の輪
輪に輪つないでつくる友垣
手に手 輪に輪
ひろがれ まわれ 一つの心に
おゝロータリアン おゝロータリアン
ニ、手に手つないでつくる友の輪
輪に輪つないでつくる友垣
手に手 輪に輪
ひろがれ まわれ世界と共に
おゝロータリアン おゝロータリアン
会長の時間
会長の時間 第13回
「禅とジブリ」と、ロータリー!?
― 答えを急がず、人と向き合う ―

皆様、こんにちは。
去る10月17日、
京都市京セラ美術館で開催されている「禅とジブリ」京都展を見に行きました。

「ジブリ」は親しみがありますが、
「禅」と並ぶと、急に背筋が伸びる気がします。
トトロに会うつもりが、人生の宿題を渡されるのではないか。
そんな取り合わせにもちょっと興味を引かれました(笑)。
この展覧会は、スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏と
禅僧による対談をまとめた書籍※を原点としています。

※「禅とジブリ」 鈴木敏夫 著
出版社:淡交社 発売日:2018/7/4
今回の展示ではこの書籍をベースにしつつ、
映画『君たちはどう生きるか』を中心に、
作品の場面や言葉、鈴木氏の書などを通して、
「禅的なものの見方に触れる」という企画です。
ジブリ作品を入り口に、人や世界の見方を問い直す。
そこに、この展覧会の面白さがあるように思います。
そして、その問いは、
私たちロータリアンの日常にもつながっているのでは?と感じました。
展示自体は、トトロやポニョ、もののけ姫、ハウルの動く城
などなど「君たちは‥」作品に限らず広くジブリの作品に触れ、
様々な作品に出て来る「セリフ」と「絵」を素材にした
立体的なモニュメントなど
楽しめる大掛かりな展示物や仕掛けがたくさん!
撮影可能なものも多く、
あっという間に
100枚を超えてスマホでパシャパシャ撮ってしまいました。
※著作権考慮の上、ここでの掲載は自粛しますww
「正しい答え」を急ぎすぎていないか
日々の仕事の中で、私たちは「答え」を求められます。
何らかの成功や失敗の原因は何か。
誰が担当するのか。
いつまでに、どう改善するのか。
経営者や責任者であれば、なおさらです。
その習慣が身についていると、
人間関係にまで「早く結論を出すこと」を持ち込んでしまうことがあります。
「あの人は消極的だ」
「若い人/年寄り は何を考えているか分からない」
「この活動には関心がないのだろう」
しかし、消極的に見える人が、実は慎重に考えているのかもしれません。
発言しない人にも、まだ言葉にできていない思いがあるのかもしれません。
本展が紹介する禅的なまなざしには、
「分けない」
「決めつけない」
「ありのまま観る」という姿勢があります。
これをクラブに置き換えるなら、
「相手を理解したつもりになる前に、もう一度話を聴いてみる」
ということでしょうか。
人には、議事録の一行では収まらない事情があります。
かくいう私も、「なるほど、分かりました」とか言いながら、
頭の中では次の話を考えていることがあります。
まず自分の耳の使い方からして修行が必要です(笑)。
ジブリの登場人物は、簡単に分類できない
ジブリ作品には、
よく「善人と悪人にすっきり分けられない人物」が登場します。
例えば『もののけ姫』のエボシ御前。
森の側から見れば脅威となる存在ですが、
タタラ場では、厳しい境遇にある人々の働く場や居場所をつくっています。
湯婆婆『千と千尋の神隠し』や、荒地の魔女『ハウルの動く城』
も、すっきり分けられない人物です。
※ジブリ作品をあまり観てない人はごめんなさい!
一方から見た評価だけで、その人のすべては語れません。
これは、地域の課題を考える際にも大切な視点かと思います。
産業を守ること、自然を守ること、暮らしを守ること。
どれも大切ですが、いつもきれいにすべてが両立するとは限りません。
奉仕活動でも、「私たちは良いことをしている」という思いだけでは、
見落とすものがあるでしょう。
支援する側には便利な仕組みでも、受け取る側には使いにくいかもしれない。
喜ばれると思った企画が、相手の負担になることもあるかもしれない。
「善意を出発点にしながら、相手の現実を確かめ続ける。」
そのひと手間が、奉仕を独りよがりにしないのだと思います。
「分からない」を、一緒に楽しむ
私たちのEクラブには、
メンバー間の年齢の開き、
異なる地域や職業、
文化的背景を持つ仲間がいます。
それは大きな魅力ですが、
違いがある分、すぐには理解し合えないこともあるでしょう。
そんなとき、「分からないから距離を置く」で終わらず、
「分からないから、もう少し聞いてみたい」と思えたらどうでしょうか。
お互いの例会記事を読んで「自分とは考え方が違う」と感じたときも、
その違いを会話の入り口にできるはずです。
映画を見た後、「あの場面、どう思った?」と話すように、
例会の記事からも対話が生まれる。
全員が同じ感想になる必要はありません。
互いの見方を知ることで、自分の世界も少し広がります。
ジブリの映画ではありませんが
『君たちはどう生きるか』という問いに、
立派な模範解答を用意するのは難しいものです。
それでも、
「今日は相手の話を最後まで聴こう」
「次の活動では、参加しにくい人の事情も考えよう」。
そんな小さな行動なら選べます。
禅もジブリも、ロータリーも、こうして並べて考えてみると、
日々の自分の在り方を見つめる入り口になるようです。
展覧会を見た瞬間から、急に悟りが開けるわけではありませんので、
私の場合は、まず「分かったつもり」を一つ減らすところから。
その分だけ、誰かとのつながりが深くなれば、
美術館で受け取った問いにも、少し答えられる気がしました。
※ちなみに、禅とジブリ京都展は12月6日まで
京都市京セラ美術館で開催中!(事前にチケット購入~引き換え必要です)
京セラ美術館は、「平安神宮」や「動物園」に隣接していて
ハシゴ??すると丸一日しっかり楽しめるところが集まっています。
どこか楽しめる所はないかな??‥みたいな人にはとても良いかも知れませんよ。
それでは、また素晴らしい1週間をお過ごしください~。
HYOGOロータリーEクラブ
2026-2027 会長 渡邊 誠
幹事報告
地区補助金プロジェクト見学訪問のご案内(神戸垂水ロータリークラブ)
国際ロータリー第2680地区 ガバナー 矢坂 誠徳/社会奉仕委員長 秦 紳一郎/社会奉仕副委員長 喜多 美雄より、2026年10月16日付でご案内が届きました。
このたび当地区にて、ロータリー財団「地区補助金」を活用した下記奉仕プロジェクトが実施されます。折角の価値ある事業を広く各クラブ会員の皆様にもご見学賜りたく、下記の通り、ご案内を申し上げます。各クラブに於ける奉仕プロジェクト立案の好機、並びに会員各位にとっての得難い研鑚機会として頂ければ幸甚に存じます。(プロジェクトの内容や当日運営の詳細については、下記実施クラブ照会先宛にお問い合せ下さい。)
当プロジェクトの見学訪問を希望される場合は、お手数ながら、各クラブから直接、実施クラブ事務局(下記登録先)宛に事前登録下さいますようお願い申し上げます。
| 実施クラブ | 神戸垂水 |
| プロジェクト名 | 垂水ファミリー ジャズ フェスティバル |
| プロジェクト概要 | 神戸は日本のジャズ発祥の地として、様々なイベントが主に市中心部で開催されている。過去のアンケート調査でもジャズコンサートの希望があったが、垂水区民にとっては身近な場所でジャズを楽しむことが少なく、また、特にジャズ初心者を含む全世代向けに、ジャズとは何か、ジャズをどう楽しむか、歴史やスタイルの変化などの知識を得る機会は垂水区民にとって貴重なものになると考えられるため今回企画した。 |
| 実施日時 | 11月15日(日)午後1時30分開場 午後2時開演 |
| 当日スケジュール | 14:00 ご挨拶 14:15 第一部「ジャズを体験しよう!」 15:00 休憩 15:15 第2部「ジャズを体感しよう!」 |
| 実施場所 | シーサイドホテル舞子ビラ神戸 あじさいホール |
| 参加費 | 無料 |
| 人数制限 | 250 |
| 見学に係る注意事項 | 特になし |
| メークアップの可否 | メークアップ可 |
| 実施クラブ照会先 | [email protected] |
| 事前登録先 | [email protected] |
| 登録締切日 | 11月8日 |
「米山チャリティー音楽祭」開催のご案内
第2680地区米山学友会 会長 熊 徳富、第2660地区米山学友会 実行委員長 エドリック・ウィルベルトより、2026年10月吉日付でご案内が届きました。
このたび国際ロータリー第2640・2650・2660・2680地区の米山学友会では、4地区共同で「米山チャリティー音楽祭」を開催する運びとなりました。本音楽祭は、かつてロータリアンの皆様から温かいご支援をいただいた米山学友が、今度は自ら「支える側」となり、社会への恩返しを実践することを目的としております。
「支えられた私たちから、支える私たちへ」
この想いのもと、米山学友を中心にロータリー関係者も出演し、音楽を通じてロータリアン、米山学友、現役奨学生、地域の皆様との交流を深めます。また、必要経費を差し引いた収益の全額を、熊本地震および千葉豪雨の被災地にある小学校や子ども関連施設へ寄付する予定です。
つきましては、各クラブの会員の皆様にも広くご案内いただき、ご家族・ご友人をお誘い合わせのうえ、ご来場賜りますようお願い申し上げます。
| 名称 | 関西4地区米山チャリティー音楽祭 |
| 日時 | 2026年11月29日(日)18:30〜20:30(受付 18:00〜) |
| 会場 | 大阪市立天王寺区民センター(大阪市天王寺区生玉寺町7-57) 大阪メトロ谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」最寄り(徒歩約3分) |
| 主催 | 国際ロータリー第2640・2650・2660・2680地区 米山学友会 |
| 入場料 | 2,000円/名(自由席) |
| 申込方法 | 下記チラシに記載の QR コードよりお申し込みください。 1. QRコードからGoogleフォームにアクセス 2. 必要事項をご記入後、購入枚数分を指定口座へ事前振込 3. 振込確認後、ご指定のメールアドレスにチケット情報をお送りします ※振込先は申込フォーム内またはご案内メールをご確認ください。 |
| お問い合わせ | 関西4地区米山チャリティー音楽祭実行委員会 [email protected] |
【予定演目(調整中)】
◆ 第一部
- オープニング:民族衣装ファッションショー(第2680地区は2〜3名)
- 挨拶(米山記念奨学会 水野 功 理事長/実行委員長)
- 中国伝統舞踊
- ベトナム伝統ダンス(第2680地区3名)
- ダンスパフォーマンス
- 中国伝統楽器「二胡」演奏
(休憩)
◆ 第二部
- 中国伝統楽器「七弦琴」演奏(第2680地区1名)
- 三線演奏
- 親子バンド演奏(第2680地区1名親子)
- 中国武術
- モンゴル音楽演奏(国際夫婦)
- 米山バンド ライブ
- フィナーレ「米山の絆」
※プログラムは現時点での予定であり、当日変更になる場合がございます。
協賛・スポンサー募集:本イベントの趣旨にご賛同いただける企業・団体・個人の皆様のご協力をお願いいたします。詳しくは上記お問い合わせ先までご連絡ください。

※各クラブの例会等でのご紹介および添付チラシのご活用にご協力いただけますと幸いです。
「令和8年熊本地震」支援ご協力の御礼
国際ロータリー第2680地区 ガバナー 矢坂 誠徳より、2026年10月21日付で御礼が届きました。
「令和8年熊本地震」支援につきましては、地区内クラブの皆様より多大なるご協力を賜り、心より御礼を申し上げます。
当地区といたしましては、被災地区への迅速な支援を最優先と判断し、大規模災害救援特別会計を活用して、2026年8月4日(火)付で2720地区(熊本・大分)へ1,000,000円を先行送金いたしました。
その後、地区内クラブの皆様からお寄せいただいた支援金の総額が3,830,905円となりましたので、先行送金額1,000,000円との差額である2,830,905円のうち、2,500,000円を、2026年10月21日(水)付で追加送金いたしました。なお、残額330,905円につきましては、今後の災害に備え、同特別会計口座へ充当させていただきます。
皆様からの温かいご支援とご協力に改めて深く感謝申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
委員会報告
社会奉仕委員会 会員インタビュー
社会奉仕委員会では、HYOGOロータリーEクラブ会員の皆様が、それぞれの本業や活動を通してどのように社会課題の解決に取り組んでいるかを紹介するインタビュー企画を始めました。
会員一人ひとりの実践を共有することで、互いに学び合い、応援し合い、必要に応じて協力し合うきっかけになればと願っています。
今回ご登場いただくのは、小久保 美代様です。
ぜひご覧ください。
関連リンク
卓 話
金融とは、血液を流し続けること
HYOGOロータリーEクラブ
鹿子木 健
私は投資助言業という仕事に従事しています。為替相場を観察し、金融市場を分析し、投資について助言します。金融庁と近畿財務局に登録の認可事業者として「投資分析者・判断者」、「投資助言者」という肩書があります。金融に関わるようになって20年以上、投資助言業に携わるようになって14年になります。
ところが、金融とは何かと聞かれると、案外簡単には答えられません。株式、債券、為替、金利、銀行、投資信託。金融に関係するものを挙げればいくらでもあります。しかし、それらは金融そのものというより、金融を構成する仕組みや道具です。
私が最近考えるようになった金融の本質は、お金を必要なところに流すことにあるということです。もちろんこれが正しいとは限りません。
会社にとって、お金は血液です。
人間の体には心臓があり、血管があり、血液が流れています。血液は酸素や栄養を体の隅々に運び、不要になったものを回収します。その循環が保たれることで、私たちは生きています。
血液がどれほど豊富にあっても、必要なところに届かなければ意味がありません。血流が滞れば、その先にある組織は傷んでしまいます。心臓が動いていても、血管のどこかが詰まれば、体全体に重大な問題が起こることがあります。
会社も人間のからだと同じです。
売上があっても、売掛金の回収が遅れれば、社員の給与や仕入れ代金を支払えなくなることがあります。大きな利益が見込める事業でも、その利益が実現するまでの資金がなければ、事業を続けられません。
逆に、今は赤字であっても、必要な資金が確保されていれば、会社には立て直す時間が与えられます。
黒字倒産という言葉があります。利益が出ているのに会社が倒産するのです。会社が存続するために必要なのは、決算書に記載された利益だけではありません。支払うべきときに、支払うことができるかどうかです。
では、お金はたくさんあればよいのでしょうか。もちろん、資金に余裕があることは大切です。しかし、血液をただ体の一か所にため込んでも健康にはなりません。循環してこそ意味があるのはお金も同じです。
会社のお金も、設備投資になり、給与になり、仕入れ代金になり、研究開発費になり、次の売上を生み出すために使われます。支払われたお金は、また別の会社や家庭に流れていきます。
一つの会社の資金繰りの問題が、取引先の資金繰りに影響することもあります。金融は一社だけで完結するものではなく、多くの会社や人々の活動を支える循環の仕組みでもあるのです。
そして、その流れを支えているものの一つが信用です。
銀行がお金を貸す。取引先が支払いを待ってくれる。投資家が資金を提供する。いずれも、相手が約束を守るだろうという信用があって初めて成立することです。
信用が失われれば、それまで流れていたお金が突然流れなくなることがあります。私は金融市場で、リーマンショックを筆頭に、その恐ろしさを何度も見てきました。
ところが私は昨年、自分自身の会社経営を通して、こうしたことを改めて考えさせられました。金融を専門にしているからといって、経営における金融を十分に理解し、実践できているとは限らないことを、身に染みてつきつけられたのです。
会社の経営について反省すべきことはたくさんありました。どこにお金を使うべきだったのか。何を優先すべきだったのか。もっと早く決断できたことはなかったのか。事業を広げることと、会社を持続させることのバランスを、十分に考えていただろうか。何度も何度も何度も自問自答しました。
知識として理解していることと、自分の問題として理解することの間には、ずいぶん距離があるものです。
経営が順調なときには、見えないことがあります。自分の判断が正しかったからうまくいっているのか、それとも周囲の環境や人に恵まれていたからなのか。うまくいっている間は、その違いさえよくわからないことがあります。
思うようにいかなくなって初めて、自分が何に支えられていたのかが見えてくることもあります。
私は昨年、多くの方に助けていただきました。本当に感謝しています。その一方で、考え方を変えなければならないとも思いました。
苦しいとき、私たちはどうしても、誰が助けてくれるだろうか、誰に何をしてもらえるだろうか、と考えます。それは自然なことですし、助けを求めることが間違っているとも思いません。
「誰かに何をしてもらえるかではなく、今、自分には何ができるのか。」
自分が持っている知識や経験で、誰の役に立てるのか。お客様にどのような価値を提供できるのか。自分が引き受けるべき責任は何なのか。そう考えることができるようになって、いろいろなことが好転していきました。
不思議なことに、何をしてもらえるかを考えているときよりも、何ができるかを考えているときの方が、自分の進むべき方向が見えてきますし、喜びもわいてきます。
できないことはいくらでもあります。しかし、できることもあるはずです。
ロータリーに参加していると、さまざまな仕事をされている方に出会います。経営者もいれば、専門職の方もいらっしゃいます。それぞれが異なる経験や知識を持ち、私が知らない世界を知っておられます。
私は、それだけでも大変ありがたいことだと思っています。
何かを教えていただくこともありますし、助けていただくこともあります。一方で、自分にできることがあれば、それを惜しむ必要はありません。
会社のお金を流し続けることは、経営者としての責任です。しかし、お金を流し続けるためには、そもそも自分たちが社会に必要とされる仕事をし続けなければなりません。
何かを提供し、その対価をいただく。そして、そのお金を次の仕事につなげていく。当たり前のことですが、簡単ではありません。今も学んでいる途中です。
みなさまと一緒にたくさんのことを学び、実践していきたいです。










