第352回例会
Rotary E-club of HYOGO
2022年2月28日開会
2月は平和構築と紛争予防月間です
はじめの点鐘
ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「それでこそロータリー」です。元気よく歌いましょう。
- ♪ それでこそロータリーOpen or Close
一、どこで会っても やあと言おうよ
見つけた時にゃ おいと呼ぼうよ
遠い時には 手を振り合おうよ
それでこそ ローローロータリー
ニ、笑顔 笑顔で 語り合おうよ
心と心で 結び合おうよ
みんな世の為 働らき合おうよ
それでこそ ローローロータリー
三、どこの国にも 友が居るよ
みんな一つの 輪になろうよ
同じ心で 親しみ合おうよ
それでこそ ローローロータリー
会長の時間
HYOGOロータリーEクラブ 会長 堤万佐子
皆様こんにちは、2月最後の例会です。2月は平和と紛争予防 / 紛争解決月間です。世界中のロータリアンが世界平和を願う中、ロシア軍がウクライナに侵攻したとのニュースが入ってきています。すでに多くの死者・負傷者が出ていると報道されています。
理学療法の臨床にもどって1年以上たちます。病院や施設で私が関わる患者様はほとんど80歳以上の高齢者です。本来リハビリテーションは障害のある方々の機能回復を目指すのですが、日本の社会背景は高齢化社会となり、社会のNeedsに併せてリハビリテーションイコール高齢者となりつつあります。
リハビリテーションという言葉はいつ頃から使われているかご存じでしょうか。
「リハビリテーション(Rehabilitation)」という言葉は、中世のヨーロッパで生まれたものです。そのきっかけとなった人物が、フランスの英雄として知られるジャンヌ・ダルクです。
彼女は「魔女である」と、1431年に火あぶりの刑に処せられました。しかしジャンヌ・ダルクの死後、彼女の罪の有無をめぐって、再び裁判が行われます。結果、1456年、ローマ教皇が「ジャンヌ・ダルクは無罪である」と判決を下しました。このときの裁判は「リハビリテーション裁判」と呼ばれ、初めてリハビリテーションという言葉が使われました。
リ(re)は「再び」、ハビリス(habilis)はラテン語の形容詞で「適した、ふさわしい」、ーション(-ation)は「~すること」という意味があります。ジャンヌ・ダルクの無実が証明されたことは、「再び適したものにする」「再びふさわしいものにする」ということで、そう命名されたのです。これがリハビリテーションの語源で現在医療につかわれるようになりました。
現在のリハビリテーションには3の主な職種があります。理学療法 作業療法 言語聴覚療法です。私は理学療法士ですが、世界の歴史をみても理学療法が先駆的に発展しました。理学療法が大きく発展したのは第一次世界大戦時のアメリカであるといわれています。戦争による傷病者に対するリハビリの必要から技術者が育成されるようになりました。その後ポリオ流行により動かなくなった手足の麻痺の治療を行うために大きく発展します。
リハビリテーションの発展には戦争など、その時代の社会情勢が大きく関わってきました。
日本の高齢化社会に対してのリハビリテーションは歴史的にみても、近年になってからだといえます。つまり第二次世界大戦後、日本は世界に誇る長寿国となることができたということは平和だったということがいえるかと思います。
今私は施設勤務で高齢の入所者とリハビリテーションを行っています。人生の最期に近い高齢者がほとんどです。人間らしく最期をむかえるということはご本人・家族・スタッフも大変努力が必要で、楽ではないと思っていました。しかし、砲弾で命を落とす人々が世界には多くいると思うと、老年になり最期を看取られる環境にあることは幸せなのではないかと感じています。
ウクライナ側、ロシア側も多くの方々が命を落とすことになると思います。唯々生き抜いてほしいと願うばかりです。生きてさえいてくだされば、近くにいる医療者が必ず支援してくれると信じています。
幹事報告
地区大会 事前配付資料の送付および当日のオンライン参加・ライブ配信視聴方法について
謹啓 春暖の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は地区の諸活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、来たる3月5日(土)~6日(日)開催の地区大会につきまして、下記のとおりお知らせいたしますので、会員の皆様への事前配付資料のご送付、およびオンライン参加・視聴方法のご周知をよろしくお願いいたします。
なお、2月28日(月)に、地区大会プログラム冊子が月信9号と同送で貴クラブに到着いたします。お手数をおかけいたしますが、会員様へ配付いただき、当日は、地区大会プログラム冊子をお手元にご準備いただいてご参加されますようご周知の程よろしくお願いいたします。
委員会報告
プログラム委員会より
3月の予定です。 月間テーマ「水と衛生月間」
3月 5日(土)6日(日) 第2600地区 地区大会(オンライン)
3月 7日(月) 上野会員 卓話
3月14日(月) 久留米歯科医師会会長 卓話「COVID-19と歯科医療」
3月21日(月) 祭日休会
3月28日(月) 幾波会員 卓話
よろしくお願いいたします。 プログラム委員長 山内
卓 話
「積極的平和」が教える持続可能な平和づくり
ロータリー積極的平和アカデミーを卒業したロータリアン、パトリシアさんが、奉仕プロジェクトを通じて「積極的平和」のコンセプトを実践する方法を説明します。

「和平」とは紛争を止めることであり、「平和維持」とは交渉をすることです。一方、「平和構築(平和づくり)」とは安全保障の環境を築き、医療や教育、水といった生活基盤を通じて幸福な状況を作り出すことを指します。ロータリー平和フェローであり シャーロット・ロータリークラブ(米国)に所属するパトリシア・シェーファーさんはNewGen Peacebuildersの事務局長として、高校生や大学生にこのように教えています。シェーファーさんはAlliance for Peacebuildingの平和教育のシニア研究員でもあります。
最近、平和フェローシップの経験を足がかりに初のロータリー積極的平和アクティベーター(推進者)の一人となったシェーファーさん。このネットワークを通じて、プロジェクトを通して平和構築に携わり、地域社会でこの活動を実践したいと考えるロータリアンとつながることができます。ロータリーは、経済平和研究所(IEP)との戦略的パートナーシップにより、2022年までに世界の6地域で150人のロータリー積極的平和アクティベーターを養成したいと考えています。
「積極的平和」とは?
積極的平和の8つの要素
- 政府が十分に機能していること
- ビジネス環境が良好であること
- 他者の人権を受け入れること
- 隣国との関係が良好であること
- 情報の流通が自由に行われること
- 人的資本のレベルが高いこと
- 腐敗/汚職のレベルが低いこと
- 資源が公平に配分されること
世界平和度指数(2020年6月)
ヨハン・ガルトゥング博士(ノルウェーの社会学者、「平和学の父」として知られる)は、人びとは「平和」とは「暴力の削減・最小化」、すなわち悪を一掃することであると考えるよう教育されているという考えを提唱しました。しかし、持続可能な平和の実現には、すべての人が幸福になるという状況を作り出すことが必要とされます。IEPの「積極的平和」とは、研究に裏付けられた8つの要素が一体となってより平和な社会を生み出すという枠組みです。8つすべての要素が重要であり、体系的な考え方ですが、IEPはその中でも最も脆弱だと思われる1~2つの要素に注目すべきであると唱えています。これらの要素を、平和プロジェクトを立案するための基礎とすることができます。
積極的平和のアクティベーター(推進者)とは?
北米には現在26人の積極的平和アクティベーターがおり、今後も30人のグループが中南米でトレーニンを受けることになっています。その多くがロータリー平和フェローであり、 ロータリアンである人もいれば、 IEPの大使を務めている人もいます。ロータリアンとはどのような人びとか私はこの3つすべてに該当します。積極的平和アクティベーターの役割は、積極的平和とIEPの8つの要素を人びとに知ってもらい、この概念を実行に移す方法を伝えることです。そのため私たちはロータリークラブや大会で講演し、積極的平和の枠組みを組み込んで活動しています。私の場合、一連の研修サミットを共同企画することで、2021年にロータリアンが地域社会でこのイベントを実施できるよう援助しています。
積極的平和のアクティベーターになった理由は?
ロータリーの平和構築の歴史は1914年にまでさかのぼります。これまでに1,300人以上を輩出してきたロータリー平和フェロープログラムでは、平和教育の分野で非常に大きな実績を残してきました。もう一つの大きなチャンスは、ロータリアンは平和構築というテーマで地域社会とつながることができ、また共通の枠組み、そして共通の言葉と平和の考え方を生かせるということです。
ロータリアンはこの活動にどうかかわることができるか?
簡単にできることの一つに、IEPが提唱する積極的平和の枠組みについて、ロータリー積極的平和アカデミーで学ぶこと(無料)が挙げられます。バーチャルや対面式の研修ワークショップでは、積極的平和の8つの要素を、実施中のプロジェクトに応用する方法について学ぶことができます。例えば「基本的教育と識字率向上」や「水と衛生」の活動に取り組んでいる場合、あなたなら8つの要素の視点からその活動をどのように捉えますか?プロジェクトをこのような角度から捉えることは斬新だと言えます。これこそが優れた奉仕プロジェクトを行い、積極的平和アクティベーターになる方法です。
この数カ月、世界のあらゆる地域社会がコロナ禍で悲痛な思いをしており、多大なストレスを強いられています。また米国では現在、人種差別問題を巡る衝突の影響も見られます。積極的平和の8つの要素が果たす役割は、危機的状況が発生しても、それに立ち向かうことのできる強くて回復力のある地域社会を作り出すことです。










