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Rotary E-club of HYOGO

インドでの福山会員のポリオワクチン投与活動

ポリオ投与一日目は四人一組になり、現地ロータリアンの協力のもとGhaziabadの各地ブースに移動・展開しました。9時半にはGhaziabad North Rotary Clubのブースに到着、以降ワクチン投与活動を開始しました。左手の小指の爪のマーキングの有無を確認し、なければ口を開けさせ、2滴ほどワクチンを滴下。 終わったら左手の小指の爪にマジックペンでマーキングします。マーキングが終われば、お菓子やプラスチックのボールをプレゼント。 ブースの位置によっては子供の数が多く、80分で600人ものの子どもたちにワクチン投与するところもありましたが、私達のブースは比較的コンスタントに子どもたちが訪れ、最終的には62名の投与を確認しました。

いよいよNID(National Immunization Day 全国ポリオ免疫接種日)当日は日本チームは朝から2から4人の小グループに分かれて、各地に設置されたワクチン投与ブースに向かいました。 日本チームの活動は休憩を挟み、朝から1時過ぎまで凡そ3から4時間程の活動でしたが、私たちほブースでは、60人を超える子供達にワクチンの投与ができました。 たった2滴のワクチンが子供達をポリオ罹患から守り、彼らの未来を切り拓く子供ができます。子供達の未来を祈りながら、投与を続けました。 個別の活動では市内の大渋滞を抜けてようやく活動を行うスラム地域へ。活動地に到着したのですが、スラムとは事前に聞いてはいたものの、目前に広がるスラム街の景色は想像をはるかに超えてあまりにも酷く、メンバーは一様に息をのんでいました。 以前訪問したタイのスラムと比べてみても、住居はより粗末で環境は劣悪です。一面に広がる廃棄物と鼻腔を強く刺激する悪臭が立ち込めていました。実際の投与活動は、WHOやユニセフの職員である保健婦さんと共に行いました。一軒一軒小さな子供が居ないか声を掛けていき、子供が見つかれば左手小指に投与済みの目印であるマーカーがあるか確認、マーカーがない子供にポリオワクチンを経口投与するという流れです。地道な活動ですが、子供達の未来を切り拓く為の大事な作業です。あっという間に予定した1時間半余りの活動時間は終わってしまいました。 今回の私の知り得た情報と経験を、いかに日本で待っているアクターに伝え、今後の活動に繋げていくかが課題となりそうです。

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