第538回例会
Rotary E-club of HYOGO
2026年5月18日開会
5月は青少年奉仕月間です
はじめの点鐘
ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「我らの生業」です。元気よく歌いましょう。
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♪ 我らの生業Open or Close
一、我等の生業さまざまなれど
集いて図る心は一つ
求むるところは平和親睦
力むるところは向上奉仕
おゝロータリアン 我等の集い
二、奉仕に集える我等は望む
正しき道に果をとるを
人の世挙りて光を浴みつ
力を協せて争忌むを
おゝロータリアン 我等の集い
会長の時間
皆さん、こんにちは。HYOGOロータリーEクラブ会長の長澤です。
5月18日、第538回例会の会長の時間です。
先週、お知らせしました通り、Eクラブ今年度最後?の親睦会が5月14日に開催されました。
今回9名の会員と2名のゲストをお迎えしての会となりました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!ご参加できなかった皆様、またの機会を宜しくお願いします!
Eクラブに興味をもっていただきました2名のゲストを中心に、お互いの自己紹介を交えてロータリークラブについてや、奉仕活動のアイデア、職業に関するお話と、みんなで熱く(アルコールの勢いもあって?)語りました。
熱すぎて、会の最後まで全員の自己紹介が終わらない・・・というアクシデントもありながら楽しい会となりました。
やはり、このようなかしこまった場ではなく、ざっくばらんな会の方が、面白いアイデア、考えがでますね。貴重な時間となりました。
そして、新年度を迎えるにあたって、新しい仲間が増えることを願っております!
では今週も宜しくお願いします。

幹事報告
ハイライトよねやま 314号
公益財団法人ロータリー米山記念奨学会
公益財団法人ロータリー米山記念奨学会より、「ハイライトよねやま」314号(2026年5月13日発行)が届きましたのでご案内いたします。
今月のトピックス
- 「受けた恩を次世代へ」 米山学友からの高額寄付
- 博士号取得状況
- 寄付金速報 ― 今年度も残り1カ月半 ―
- 同じクラブから2人同時に紺綬褒章受章
- 米山奨学生を連れて奉仕活動へ
- 米山学友がロータリー入会、そしてカウンセラーに
今月のピックアップ記事:米山奨学生を連れて奉仕活動へ
2月28日から3月3日にかけて、第2590地区横浜鶴見北RC会員を中心とする16人が、同クラブの米山奨学生の母国であるマレーシア・ペナン島を訪問しました。現地では、障がい者就労支援施設を訪問し、活動資金を寄付したほか、バティック染めなどの活動を視察し、参加者も製作を体験。また、滞在中にはマレーシア米山学友会の学友たちとの夕食会が開催され、翌週に控えていた同学友会総会へのお祝いを手渡すとともに、各地で活躍する学友たちの近況に耳を傾けました。
同クラブでは毎年、米山奨学生や学友と共に行う奉仕活動を継続しています。かつて世話をしたベトナムやタイの米山学友とも深い縁が続いており、現地での奉仕活動や、災害時の支援を学友に託すなど、強い信頼関係を築いているそうです。
参加した石渡宏衛会員は、「学友を介して、現地で本当に支援を必要としている方々に直接会うことができます。共に活動することでクラブ内の米山奨学事業への理解もより一層深まっています」と語り、学友と行う国際奉仕の意義を再確認する機会となりました。
その他の記事は、ぜひPDF版をご覧ください。
全文(PDF)
ハイライトよねやま 314号(PDF)
ロータリー米山記念奨学会ホームページ
https://www.rotary-yoneyama.or.jp/
卓 話
「資源」をめぐる経済事情
HYOGOロータリーEクラブ会員 児玉 貴春
皆さんこんにちは。5月中旬だというのにもう25度超えの夏日が多くなってきましたね。
さて、過去に「地政学」や「地経学」について卓話を書いてきましたが、それと関連して、一番のキーポイントとなる「資源」について少し掘り下げてみたいと思います。
世界は歴史を振り返っても資源を利用することで発展してきました。18世紀半ばは産業革命での「石炭」、20世紀にはいると「石油」、現在は再生可能エネルギー(「太陽光」「風力」「バイオマス」「水力」)などへの転換期でしょうか。人類は安定的に資源確保のために争奪戦を繰り広げてきました。第二次世界大戦は、資源の乏しい日本やドイツが、資源豊富なアメリカやイギリスに挑み敗北した資源戦争とも言われています。
これまで人類は、化石燃料で大きな経済発展を遂げましたが、その影響で地球温暖化という問題に直面し、現在、世界は「脱炭素社会」を目指しています。「脱炭素」とは温暖化の原因とされる二酸化炭素、メタンガス、フロンガスなどの温室効果ガスの排出量を実質0にするいわゆる「カーボンニュートラル」です。2015年COP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)で採択されたパリ協定により、先進国、発展途上国共に実現目標としました。
前置きはこの辺にして、まずは資源をざっくり大きく分類してみると以下のようになります。
資源の分類
エネルギー資源(日常生活や経済活動に不可欠なエネルギー源)
- 化石燃料 → 石油・石炭・天然ガス
- 非化石燃料 → 太陽光・水力・風力・バイオマス・地熱
- 原子エネルギー → 原子力(ウラン)・核融合(ヘリウム)
鉱物資源
- ベースメタル → 鉄・銅・アルミニウム
- レアメタル※1 → リチウム・ニッケル・コバルトなど
食料資源(人間が摂取して栄養となる資源)
- 米、小麦、トウモロコシ(三大穀物)
- 水産資源(魚介類)
土地資源(人間が住む場所、それに付随する資源)
- 土地
- 森林、水※2(淡水)
人的資源(社会の発展に貢献する様々な職業人)
- 人材※3
※1 鉱物資源の中の「レアメタル」について
「レアメタル」とは、希少金属の意味。31鉱種あるレアメタルのうち、光磁気ディスクに使われる「ガドリニウム」、プリンター印字ヘッドなどに使われる「テルビウム」、医療用レーザーに使われる「イットリウム」など17種類の元素(希土類)をまとめて「レアアース」と呼ばれます。主に、テレビ、パソコン、スマートフォン、EV車などの製造に不可欠で、需要が年々高まり産出量が少なく、抽出も困難なため、生産国の偏在性が高くなっています。このように様々な分野で必要なため「産業ビタミン」とも呼ばれます。国別生産シェアでも、全体の60%近くを中国が占めています。特に日本は中国への依存が高く、2009年では86%が中国からの輸入でした(その後、ベトナム、フランス、マレーシア、アメリカからの輸入量を増やし、60%まで下がりました)。
現在、高市首相の発言から中国からの輸入も制限されているようですが、南鳥島沖のレアアース泥を調査し2030年ごろ?に実用化できるよう進められているようです。
※2 土地資源の中の「水」について
地球上に14億k㎥存在する水のうち、生活用水に使える「淡水」は2.5%しかなく、しかもその約7割が極地の氷河、約3割が地下水で、人類が日常的に使える水は0.01%しか残っていません。20世紀は石油をめぐる紛争の時代と言われましたが、21世紀は水をめぐる紛争の時代になると警告する識者もいます。実際、ナイル川流域のタンザニア・エチオピア・エジプト、ヨルダン川流域のイスラエル・ヨルダン・パレスチナ、アムダリヤ川・シルダリヤ川流域のカザフスタン・ウズベキスタン、メコン川流域の東南アジア諸国などは大河の水をめぐってもめており、武力紛争への発展が懸念されています。
また世界人口の増加にともない、2050年には中国、インド、地中海沿岸、中東、中央アジア、オーストラリア、アメリカ大陸西部などを中心に、世界人口の約40%が水不足に苦しむと予想されています。新しい動きとしては、イスラエルでは再生水、海水淡水化の技術開発を進めたり、UAEでは、レーザー照射するドローンでの雨を降らせる方法を開発するなどイノベーションによる水不足対策も進みつつあります。
※3 人的資源の中の「人材」について
現在、高齢化の波は日本だけでなく、欧米諸国や中国をはじめとするアジア諸国にもひろがっており、2040年には約88億人のうち65才以上が13億人を占めるという予測もあります。その結果、労働者不足が進み、単純労働者から医師、ITエンジニア、研究者などの高度人材の争奪戦も指摘されています。アメリカがその点でもリードしており、ノーベル賞受賞者の3人に1人は外国人であり、中国も「千人計画」という海外からの科学分野を中心にハイレベル人材の招致計画を推進しています。逆にロシアは、ウクライナ侵攻以降、ITエンジニアを中心に20〜30万人の国外流出が続き将来に暗雲が立ち込めています。
この分野もAIの普及と活かし方によっては、今後に大きく影響すると思います。
SDGs との関係
ざっくり資源を分類してみましたが、ここでSDGsとの関係も見てみましょう。
まずSDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年9月に国連サミットで採択された貧困、不平等、格差、気候変動といった様々な問題を解決し、より良い世界を作るために設定された17の目標です。この中の「目標12」は、「つくる責任 つかう責任」というもので、12.2では、「2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する」となっています。
原油、天然ガス、石炭などの化石燃料は、このまま使い続けていればいずれ枯渇する日がやってきます。また食料不足で飢餓に苦しんでいる人がいるにもかかわらず、先進国の「食品ロス」と呼ばれる廃棄もまだまだ続いています。
ちなみに日本の2022年の達成状況は、「目標12」に関しては最低レベル「達成に程遠い」となっています(163か国中19位)。
資源を無駄にせず、次の世代、そのまた次の世代へとつなげていく必要が、私たちに求められています。資源の乏しい日本の生き残る道は、「フィジカルAI」とも言われていますが、精密な技術を活かして、少子化社会に新しい希望をもたらせて欲しいですね。今回はこの辺で。ありがとうございました。
おわりの点鐘
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