第518回例会
Rotary E-club of HYOGO
2025年11月24日開会
11月はロータリー財団月間です
はじめの点鐘
ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「我らの生業」です。元気よく歌いましょう。
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♪ 我らの生業Open or Close
一、我等の生業さまざまなれど
集いて図る心は一つ
求むるところは平和親睦
力むるところは向上奉仕
おゝロータリアン 我等の集い
二、奉仕に集える我等は望む
正しき道に果をとるを
人の世挙りて光を浴みつ
力を協せて争忌むを
おゝロータリアン 我等の集い
会長の時間
皆さん、こんにちは。HYOGOロータリーEクラブ会長の長澤です。
11月24日、第518回例会の会長の時間です。
11月も最終週に入り、寒さも増して、いよいよ師走の雰囲気が出てきましたが、今回はその12月の取組みについて書かせていただきました。
先日、ロータリー財団からいただいたメールより『ギビングチューズデー』について。私も初めて知った取組みでしたので、ここでご紹介させていただきます。
ギビングチューズデー(寄付の火曜日)とは・・・
https://www.givingtuesday.jp/
2012年に誕生した、人のために行動することを奨励する日です。それ以来、この運動は、何億人もの人々に寄付や協力、そして寛大さを称賛するよう鼓舞し、年間を通した世界的な運動へと成長しました。
今年は12月2日火曜日がギビングチューズデーに定められています。
ロータリー財団としても、この日に寄付を呼び掛けております。
世界中の人びとが寄付を行うこの日は、すべてのロータリー会員にとって大きなインパクトをもたらす機会と捉えて、ファンドレイジング、寄付者の参加、オンライン寄付でギビングチューズデーに最も大きな成果を上げた3クラブを表彰いたします。
年次基金(シェア)へのご寄付は、地域社会や世界中でロータリー会員が情熱を傾けているプロジェクトを実現するための資金となります。
ポリオプラスへのご寄付は、ワクチンの運搬や子どもたちへの予防接種に役立てられます。
https://my.rotary.org/ja/giving-tuesday
クラブとしての計画などはできておりませんが、Eクラブでもできる取り組みでもありますので、次年度以降、奉仕活動に取り入れてもいいかもしれません。
来る12月5日火曜日、カレンダーに印を入れておきましょう。

今週もご参加ありがとうございました。今週も宜しくお願いします。
幹事報告
第46回 RYLAセミナー開催のお知らせ
(Rotary Youth Leadership Awards ロータリー青少年指導者養成プログラム)
2025年11月19日
9月にお送りしました第46回 RYLAセミナーのご案内につきまして、パンフレットと申込書が出来上がりましたので、お送りいたします。
近年、SNSの普及、家庭や学校での孤立、将来への不安など、青少年を取り巻く環境は年々複雑さを増しており、そのような環境においてどのように社会と関わっていけばよいのかを、様々なリーダーから学べる機会をこのセミナーでは提供しています。
つきましては、貴クラブの青少年奉仕事業の一環として、ぜひ受講生のご推薦を賜りますようお願い申し上げます。
併せて、同送の受講生受入れのお願いにつきましても、ご協力をいただければ幸甚に存じます。
開催概要
開催日時
2026年3月12日(木) 午後2時(集合)~3月15日(日) 午後1時(解散)
開催場所
国民宿舎 小豆島
香川県小豆郡小豆島町池田1500-4
TEL 0879-75-1115
参加資格
①国際ロータリー第2680地区(兵庫県)、第2670地区(四国4県)のロータリークラブから推薦を受けた満20歳以上(2026年3月12日現在)の青少年
②全期間受講することが必須です。なお、本セミナーの受講は2回までとします。
★会員の子女、事業所の社員、職員を積極的にご推薦ください。
参加費用
受講生
50,000円(推薦クラブ、もしくはスポンサークラブの負担。但し、現地までの交通費は受講生負担とする。)
見学ロータリアン
登録料5,000円+一泊につき15,000円もしくは日帰り10,000円を加算
申込方法
別紙申込書を地区事務所へお送りください。
申込期日
2026年1月末日(事前案内記載2025年12月中旬から変更)
RYLAとは
RYLAは1960年5月にオーストラリア・クイーンズランド州で発祥し、1971年に国際ロータリーによって正式に採用されたプログラムで、現在では、ロータリーのプログラムの中で最も顕著かつ急速に発展しているプログラムの一つとなっています。
リーダーシップを発揮したい、自分の可能性を広げたい、世界を変えたい…。そんな考えを実現するための第一歩となるのが、「ロータリー青少年指導者養成プログラム(RYLA)」です。地区が実施するこのプログラムで、若い人たちが新しい友人をつくり、楽しみながらリーダーシップのスキルを磨いています。
国際ロータリーの理事会は、以下を盛り込んだコアカリキュラム(中核となる科目)を推奨しています。
1. コミュニケーションスキル、対立への対処法、倫理的かつ戦略的に問題に対処する能力など、リーダーシップの基本を学ぶ
2. 自分自身に、またチームのメンバーとして変化を起こす能力を高める
3. 行動を起こし、地元地域や世界の問題に取り組む方法を知る
4. 地元地域におけるロータリーのインパクトとロータリーを通じて得られる機会を理解する
(国際ロータリー章典 41.060.5. より)
当地区のRYLAセミナープログラムの5つの特色
① 高いレベルの講義と討論
② キャビンタイム(親睦とその熟成)
③ 自由と自律
④ 小豆島の自然
⑤ カウンセラーシステム
恵まれた自然のなかで、テーマに基づく講義・キャビンタイム・思索の時間・バズセッション・フォーラムなどを通して、学び、語り合い、考えていただきます。
District Office / Rotary International District2680
TEL +81-78-304-2680 FAX +81-78-304-2681 E-mail:[email protected]
卓 話
<はじめに>
このたびロータリーEクラブに参加する機会をいただき、感謝しております。
自己紹介を兼ねて、これまでの取り組みと現在の仕事について述べさせていただきます。
<基本プロフィール>
1966年生まれ。現在は沖縄と東京の二拠点で生活しています。
株式会社パラウェイの代表として、リーダー育成や組織開発に携わっています。
北海道文教大学の客員教授、沖縄県名護市の教育アドバイザーとしても活動しています。
家族は、結婚して35年になりますアメリカ人の妻と息子、娘の4人です。
息子は米国の研究機関で研究者として働き、娘は東京で通訳および異文化コミュニケーションを教えています。
<リーダー育成という軸>
仕事の中心には、一貫して「リーダー育成」があります。
これまで、企業経営者、管理職、国際機関・NGOのリーダーなど、延べ4,000人ほどの方々の成長に関わってきました。
世界での経験を通じて明確なのは、ビジネスや社会の成果は、最終的には“ひと”によって決まる という点です。
私が考えるリーダーシップは、「個人・集団・組織を現在地(A)から望ましい状態(B)へと感化して動かすこと」と定義しています。
ここには外的行動だけでなく、内的な認識の変化や成長も含まれます。リーダーシップとは「ひとをつくる営み」だと考えています。
この理解は、ドラッカーから直接学んだマネジメント思想とも深く一致します。
ドラッカーはマネジメントを、人間を起点とし、強みを成果に結びつけるための実践知と捉えていました。
世界各地の現場での経験は、この視点の確かさを繰り返し確認する時間でもありました。
こうした経験を重ねる中で私は、地域の発展も同じく“ひと”によって決まる という確信を持つようになりました。
名護市で教育アドバイザーとして学校現場に関わっているのは、その延長線上です。
学校教育は地域の未来を担う人を育てる場であり、リーダーシップは人を誘導するテクニックや一部の権力者が身に付ける帝王学のようなものではなく、人を理解し、力を引き出すためのだれでも持つべき教養(リベラルアーツ) として重要だと考えています。
世界の現場と地域の教育は、規模は違っても同じ構造を持っています。
いずれも「ひと」を中心に据えることで初めて前へ進むことができます。
<「引き紡ぐ」というこれからの役割>
還暦を前に、自分の役割として意識するようになった言葉があります。
それが、私自身の造語である 「引き紡ぐ」 という概念です。
世界で受け取ってきた知恵や学びは、先人から引き継いだ「横糸」。
私自身の経験や文脈は、私固有の「縦糸」。
今後は、この横糸を丁寧に引き継ぎ、縦糸を紡ぎ、それを次の世代へ渡していく。
その循環をつくることを、自分の役割として捉えています。
<ロータリーとの接点>
ロータリーへの参加は、ビジネスパートナーであり米国大学院の大先輩でもある
福田充男さまのご紹介がきっかけでした。
沖縄と東京の二拠点生活に加え、国内外の移動も一定量あるため、
従来型の例会への参加は難しい状況があります。
Eクラブであれば、無理なく継続的に関わることができます。
ロータリーが大切にしている 「四つのテスト」 は、人を理解し、互いを尊重しながら協働するという私が大切にしてきた価値観とも一致しています。
判断や行動の質を確かめる基準として、今後の実践にも活かしていきたいと考えています。
<おわりに>
世界でも地域でも、中心にあるのは「ひと」をどう理解し、どう育てるかという問いでした。
Eクラブという場で、皆さまの取り組みや考え方に触れながら、私にできる範囲はわずかですが、何か貢献できればと願っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
HYOGOロータリーEクラブ 髙澤 健
おわりの点鐘
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