第515回例会
Rotary E-club of HYOGO
2025年10月27日開会
地域社会の経済発展月間
はじめの点鐘
ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「奉仕の理想」です。元気よく歌いましょう。
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♪ 奉仕の理想Open or Close
奉仕の理想に集いし友よ 御国に捧げん我等の生業
望むは世界の久遠の平和 めぐる歯車いや輝きて
永久に栄えよ 我等のロータリー
会長の時間
皆さん、こんにちは。HYOGOロータリーEクラブ会長の長澤です。
10月27日、第515回例会の会長の時間です。
本日10月27日はガバナー公式訪問例会をハイブリッド形式で、リアル会場は神戸元町の貸会議室・ジェムにて開催いたしました。
国際ロータリー第2680地区・ガバナーの城 守様、代表幹事 三木 健義様にご出席いただきました。お忙しい中、ご出席誠にありがとうございました。
Eクラブメンバーは現地リアル参加が7名、ZOOMで2名、合計9名が出席してくれております。ありがとうございました。
ガバナー公式訪問の様子については、締切の関係で後日の例会にてご報告させていただきますとして・・・。
公式訪問前に、会長としてこの半年を振り返ってみました。
Eクラブは創立12年目を迎え、【「友情」と「信頼」で強いクラブになろう】というテーマのもとスタートしました。今年度は近年にないたくさんの新会員5名を迎えることとなり、現在会員数19名となりました。会長年度としては大変嬉しいことではありますが、一方で大変重責であると気持ちを引き締めて挑んでいるところではあります。
具体的方針としては・・・
① 親睦活動・ネットでのコミュニケーションの輪を広げる・・・新入会会員との友情と信頼強化、月1回オンライン理事会・連絡会の活性化、参加者の輪を広げる
② 会員のモチベーションと意欲を喚起し会員増強を図る・・・ゲスト卓話の実施
③ 卓話の充実・・・新会員の自己紹介、既存会員との相互理解、メンバーの成長と理解を深める
④ 地区への関わり・・・地区委員への積極参加
を掲げてスタートしましたが、会員増という勢いをクラブの社会奉仕活動に反映させることが中々できずです。下半期、来期に繋ぐ活動が何かできないか?と取り組んでいきたいと思っております。
ガバナーズレターのガバナーからの「地域社会の経済発展」『米山記念奨学事業』へのメッセージにもありましたが、身近な経済発展、小さくても今できる継続できる平和の種まきといったことはネット上での活動の我々Eクラブでもできることがあると思います。個人としても心の留めて参ります。
年度の後半に入っていきますが、引き続きクラブ運営へのご協力を宜しくお願いします。ありがとうございました。
幹事報告
【2028-29年度ガバナー】ガバナーノミニー・デジグネート候補者のお知らせ
いつもお世話になっております。
地区事務所の前川と申します。
城守ガバナー並びに髙瀬英夫ガバナー指名委員長より、
添付の文書一式をお預かりしておりますので、お送りさせていただきます。
何卒ご確認賜りますようお願い申し上げます。



新「学習トピック」のご案内 & クラブ細則等ご共有のお願い
平素より大変お世話になっております。
クラブ運営の柔軟性を取り入れたクラブ細則や、衛星クラブの細則の実際の例を
ご参考になりたいという日本のクラブ・地区からのお声にお応えし、
この度ラーニングセンターに新たな「学習トピック」が新設されました。
多くのクラブ・地区でご参考頂けますよう、地区内クラブ、関係者へのご共有をお願い申し上げます。
下記URLをクリックし、画面右上の矢印マーク「コンテンツを共有」をクリックしていただくことで、
どなたさまでも、ファイルやURLをアップロードいただけます。
現在はまだ投稿数は少なく、任意ではございますが、該当する細則や参考資料をお持ちのクラブ・地区様は、
投稿に是非ご協力いただけますよう、お願い申し上げます。
学習トピック – 柔軟性を取り入れたクラブ細則の実例
https://my.rotary.org/learn?deep-link=https%3A//learn.rotary.org/members/learn/dashboard/channel/184
学習トピック – 衛星クラブ細則の実例
https://my.rotary.org/learn?deep-link=https%3A//learn.rotary.org/members/learn/dashboard/channel/183
投稿方法のマニュアルを添付しておりますので、ご参考頂ければ幸いです。
また、ラーニングセンターへのアクセス方法のマニュアルは、下記よりダウンロード頂けます。
投稿やラーニングセンターに関するご質問等がございましたら、
ラーニング担当部 [email protected] までご連絡いただけますようお願い申し上げます。
(日本語で結構ですが、会員名とIDは半角英数でお願いします)
その他、柔軟性や衛星クラブについての資料は、下記よりご参照いただけます。
l ロータリー衛星クラブ
Ø 新衛星クラブ:衛星クラブのガイド、衛星クラブに関するよくある質問、
尚、その他のマニュアル・書式等につきましては、
本メール署名下にございます『リソース集』からもダウンロード頂けます。
必要に応じてご活用いただけましたら幸いです。
何卒、よろしくお願いいたします。
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国際ロータリー日本事務局 | クラブ・地区支援室
Tel 03-5439-5800
〒108-0073 東京都港区三田一丁目4-28 | 三田国際ビル24F | 国際ロータリー日本事務局
卓 話
■被災地支援の課題について
福田充男
2011年の東日本大震災の直後から、私は毎月3~6日ほど、宮城県や福島県の被災地に入り、支援活動を続けてきました。現在はそのような頻度ではありませんが、気仙沼市本吉町の福祉施設や南三陸町の観光業者の方々とは、今もご縁が続いています。
これまでの経験を通して感じた「被災地支援を含む援助のあり方」について、アフリカ・ザンビア出身のエコノミスト、ダンビサ・モヨ(以下モヨ)の主張を手がかりに考えてみたいと思います。
被災地支援を含む援助の根本的な課題は、支援する側がしばしば「地元の人を子ども扱いしてしまう」点にあるのではないでしょうか。
モヨは2009年に『DEAD AID: Why Aid is Not Working and How There is Another Way for Africa』を出版しました。翌年には邦訳『援助じゃアフリカは発展しない』(東洋経済新報社)が刊行されました。
その中でモヨは、次のような例を挙げて「本当に有効な援助とは何か」を問いかけています。
「蚊帳をつくる職人がアフリカにいるとしよう。彼は週におよそ500張りの蚊帳を生産し、10名の従業員を雇っている。それぞれの従業員には15名以上の家族を養う責任がある。
どんなに努力しても、マラリア予防のための蚊帳を十分に供給することは難しい。
そこでハリウッドの映画スターが登場し、マラリアが蔓延する地域に10万張りの蚊帳を寄贈しようと呼びかける。多額の寄付が集まり、外国製の蚊帳が現地に配布され、『善行』は成し遂げられる。
しかしその結果、地元市場には外国製の蚊帳があふれ、職人は仕事を失う。10人の従業員も職を失い、150人を超える家族は生活の糧を失う。そして数年後、寄贈された蚊帳は破れ、使いものにならなくなる。」
(『援助じゃアフリカは発展しない』p.61)
映画スターは達成感を覚えたかもしれません。確かに短期的には即効性のある支援でした。
しかし、それが地域の持続的な成長にどれほど貢献したでしょうか。
むしろ、現地にすでにあった「自らの力で立ち上がる機会」を奪ってしまったのです。
モヨは、過去50年の間に富裕国から貧困国へ2兆ドルを超える援助資金が流れたにもかかわらず、援助は持続的な経済成長や貧困削減を実現できなかったと指摘します。
それどころか、援助が「貧困の連鎖」を固定化し、自立的な発展を妨げてきたというのです。
被援助者を「自分の力では立ち上がれない存在」とみなす限り、外部への依存は終わりません。
「相手を一人の大人として尊重する」という人間観が欠けた援助のあり方が、アフリカだけでなく、東北の被災地でも見られたのではないかと感じます。
どんな地域にも、たとえ大きな災害の直後であっても、人的資源をはじめ、すでにそこにある力が必ず存在します。
私たち支援者に求められるのは、その「すでにある力」に光を当て、ともに歩む姿勢です。
地域の人々の情熱と知恵によって、やがてその地域ならではの「豊かさ」と「つながり」が、そこに暮らす「誇り」とともに回復していく。――そんな信頼を抱きながら寄り添うことこそ、支援の本質なのではないでしょうか。
おわりの点鐘
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