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MAKE UP

第450回例会

Rotary E-club of HYOGO

2024年3月18日開会

3月は水と衛生月間です

はじめの点鐘

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「我らの生業」です。元気よく歌いましょう。

  • ♪ 我らの生業Open or Close

    一、我等の生業さまざまなれど
    集いて図る心は一つ
    求むるところは平和親睦
    力むるところは向上奉仕
    おゝロータリアン 我等の集い
    二、奉仕に集える我等は望む
    正しき道に果をとるを
    人の世挙りて光を浴みつ
    力を協せて争忌むを
    おゝロータリアン 我等の集い

例会

会長の時間

Eクラブの皆様、メークアップでお越しいただいているゲストの皆様、
一週間お元気でお過ごしでしたでしょうか?

週の前半は気温が低く、後半気温が上がったと思えば花粉も増加!
なかなか悩ましい季節です~。

さて、今週は先週に引き続き3月3日に行われた
2023-24年度 国際ロータリー第2680地区 地区大会での
「環境の保護 紙芝居コンテスト」の報告を致します。

【Eクラブ 会長エレクト福山会員の引率する
滝川中学校・高等学校の作品「わたりどりのたび」が
優勝の栄冠に輝きました!】

そもそも、この紙芝居は
安行ガバナーの掲げる
当地区目標の中のひとつである

「変化を導く
…Be(どうあるべきか)、
Know(自分の強みを知っているか)、
Do(なにをするべきか)、
を使い変化に対応しよう 」

という項目をまさに体現されている活動です。

安行ガバナーの構想としては、
1. 環境の保護をテーマにした紙芝居を
ローターアクト・各学友部門
インターアクト部門
において公募~選考を実施

2. 優秀作品として各部門の優勝、2位、3位を選出し表彰

3. 地域の各学校などを訪問し紙芝居を上演

4. インターアクター、ローターアクターの協力を得ながら
最終的にはウクライナ国花の「ヒマワリの種」を
ローターアクターのアジアンルートで、
戦災地のウクライナへ手渡しで贈る

という大きなものであり、まさに2段階目のレベルを
地区大会で見せていただいたという事になります。

【表彰、実演】

「環境の保護小委員長」の
城 守(じょうまもる)2023-24年度ガバナーノミニーが
司会をされる中、表彰式と実際に受賞された紙芝居を
舞台で上演される形式で進行されました。

↑安行ガバナーと握手

↑表彰

↑受賞者のごあいさつ‥この後、壇上で実際の紙芝居実演がございました。

この表彰式は言わばプロセスであり、
この後の活動「地域での紙芝居実施」
「ウクライナ国花のヒマワリの種のお届け」
などにも引き続き注目して行きたいと思います。

福山先生、おめでとうございました!
受賞までの苦労話やエピソードなど、
またお聞かせいただけるのを楽しみにしております!

それでは皆様、素敵な一週間をお過ごしください!

渡辺 誠

例会

幹事報告

2024年地区研修・協議会のご案内

拝啓 時下ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は地区活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、標記会議を下記の通り開催いたします。ぜひご出席くださいますようお願い申し上げます。
貴ロータリークラブご在籍のパストガバナーと次期ガバナー補佐、および9部門のご出席者のご登録を地区Web管理システムよりお願い申し上げます。パストガバナーと次期ガバナー補佐へのご案内は個別にお送りしておりますが、ご登録は貴クラブよりお願いいたします。(締切4月1日(月)まで)パストガバナーと次期ガバナー補佐各位の分科会は「会長・幹事部門」となりますが、他の分科会へご出席のご希望がございましたら、備考欄に分科会名を必ずご入力ください。
時節柄くれぐれもご自愛の程、心よりお祈り申し上げます。          敬具

【 日 時 】2024年4月29日(月・祝)10:30~16:45(受付10:00~)
※ 昼食をご用意いたします
【 場 所 】神戸ポートピアホテル・ポートピアホール(TEL 078-302-1111)
【出席義務者】2024-25年度
「会長・幹事部門」「クラブ管理運営部門」「職業奉仕部門」
「会員維持増強部門」「青少年奉仕部門」「社会奉仕部門」「国際奉仕部門」
「ロータリー財団部門」「米山記念奨学部門」 の各委員長
(計9部門)※会長・幹事部門は同室開催予定です。
なお、「社会奉仕部門」は「補助金申請・補助金管理マニュアル2023」を
データで確認できる端末、もしくはマニュアル原本をご持参ください。
※ ご欠席の場合には代理の方を、また貴クラブに上記委員会がない場合も、  必ず担当会員のご出席をいただきますようお願いいたします
※ 代理出席の場合は、参加備考欄に「代理」とご入力ください
【 登録料 】100,000円 (会長・幹事部門2名+その他8部門各1名)×10,000円
※ 1部門に複数名登録ご希望の場合は、人数分の登録料が必要となります

例会

卓 話

水の科学を人助けに役立てるエンジニア

人びとの基本的ニーズを満たすためにロータリー奨学生が専門知識を捧げる

ベネズエラの首都カラカスで育ったイシス・メヒアスさんは、都会に住んでいながら自分や近所の人たちが定期的に水を利用できないこと、また、水が利用できてもそれが原因で下痢やほかの病気になる人がいることが納得できませんでした。「この国ではなぜこういうことが起こるのか、理解したいと思いました。科学でその理由がどう説明されるのか興味がありました」

学ぶことの楽しさと科学への情熱は、エンジニアだった父から受け継ぎました。「父から、初めての学生服代を稼ぐために綿を摘む仕事をした話や、筆記具と本を買うために子どもの頃から働いたという話を聞かされました」とメヒアスさん。「父はとても勉強熱心でした」

一家が2001年に移住した米国テキサス州の高校で、メヒアスさんは化学に力を入れて勉強しました。化学は実用性があり、人の役に立つと考えたのです。「水にかかわる道に進むという意識は特にありませんでしたが、人助けがしたい、人権に関する仕事がしたい、必要なものには誰もが平等にアクセスできるようにしたいと考えていました」

ヒューストン大学では、父と同じ道を選び、化学と生体分子工学の学位を取得。 また、国境なき技師団でのボランティア活動も始め、同団体のヒューストン大学支部を共同設立しました。2008年に大学を卒業後、ケニアでの同団体のプロジェクトに3年間携わり、安定した水を病院に供給するための活動を行いました。

イシス・メヒアス

  • 2012-13年度ロータリーグローバル補助金奨学生
  • 2014年、ヒューストン大学で環境工学博士号取得
  • 2014、サンパウロ大学で衛生・環境工学博士号を取得
  • 2016年~現在、ヒューストン・ロータリーEクラブ会員

このプロジェクトのための資金集めを行っていたとき、メヒアスさんはヒューストンのロータリークラブ会員だったビル・デイビスさんと出会いました。「デイビスさんは、ロータリーとは何か、重点分野でどんな活動をしているのかについて教えてくれました。私は夢中で聞き入りました」

メヒアスさんとデイビスさんは協力してグローバル補助金申請書を提出し、ケニアでの水プロジェクト(フィルター、塩素処理システム、予備電力システムの提供)を支えるための補助金61,000ドルを確保しました。この経験で、メヒアスさんは「夢を行動に移すことのできるロータリーのような団体の一員となることの力」を実感しました。

補助金申請書の作成に取り組んでいるとき、メヒアスさんは、自身の将来の計画についてデイビスさんから尋ねられました。メヒアスさんはこう振り返ります。「とても大切な質問でした。人生をどう生きたいのかを真剣に考えました」。ロータリーのグローバル補助金奨学金についてデイビスさんから聞き、そのチャンスに飛びつきました。申請書の提出締切日が迫っていましたが、なんとか奨学金を得ることができました。

ヒューストン大学の大学院から既に入学許可を得ていたメヒアスさんは、大学のアドバイザーに相談し、大学院に在籍すると同時に、奨学金でブラジルのサンパウロ大学に留学する手配を整えました。サンパウロ大学では、環境工学と水処理の分野に専念しました。「なぜ教育を受け続けたいのか、その本当の理由について考えました。博士課程の研究でどのような結果が得られようと、それを最も助けが必要な人たち、つまり、安全な水を利用できない人たちのために活かさなければならないと気づきました。」

2年間にわたるフィールドワークと研究室での研究の結果、メヒアスさんはバクテリアを使って水から金属を除去する安価なバイオフィルターを作りました。また、大学院在学中に、米国テキサスとブラジルのクラブの協力を促したロータリーのプロジェクトにも参加しました。「奨学金の目標は、学業だけでなく、末長い人間関係を築き、ロータリーの活動を広げること」とメヒアスさんは言います。

博士号を取得し、現在は、メヒアスさんいわく「世界最大の持続可能性(サステナビリティ)のコンサルティング会社」であるEnvironmental Resources Management(ERM)で顧問ディレクターを務めています。また、不可欠な水プロジェクトの実施において地域社会やグループを援助する非政府団体、Global Washを自ら設立しました。メヒアスさんはこう説明します。「プランニング、実行、モニタリングで培ってきた経験をほかの人と分かち合いたかったのです。地域社会全体が所有し、続けていくことのできる持続可能なプロジェクトを生み出す必要があります」

現在は、ヒューストン・ロータリーEクラブ会員となり、会長も務めました。Eクラブは、出張の多い生活に合っていると言います。「Eクラブのおかげで、ロータリーの活動を続けることができます。私が会長を務めたときには、数々の素晴らしいプロジェクトを実施できました」

中でも顕著なのは、ベネズエラの都市バルキシメトで感染症の診断と治療を可能とするプロジェクトでした。36,000ドルのグローバル補助金を利用し、バルキシメト-ヌエヴァ・セゴヴィア・ロータリークラブとの密接な協力で実現したこのプロジェクトでは、ヒューストンEクラブが現地の病院とパートナーシップを築きました。その一つが、熱帯病の研究に力を入れる非営利団体Venezuelan Science Incubator(IVC)とのパートナーシップです。

このプロジェクトは、有名な『サイエンス』(Science)誌でも取り上げられました。同誌2022年3月号には、次のように書かれています。『IVCは最近、ロータリー財団の支援の下、ヒューストンに住む環境コンサルタントである共同リーダーのイシス・メヒアスさんが「ベネズエラ初の最先端の分子診断学研究所」と呼ぶ施設をオープンした。(中略)これにより、シャーガス病、ハンセン病、リーシュマニア症、ジカ熱、マヤロ熱、マラリアなど、あらゆる病気を引き起こす病原体の検出が可能となる』

メヒアスさんの活躍はこれだけではありません。水と衛生のロータリー行動グループのアンバサダーとして、水プロジェクトについてクラブと地区に頻繁に助言を行っています。科学の知識を人びとのために役立てたいという少女時代からの情熱、そしてロータリーに対するコミットメントが今、見事に発揮されています。「未来がどうなるかはわかりません」と言うメヒアスさんにとって、一つ確かなことがあります:「死ぬまでロータリアンであり続けます」

この卓話は MyROTARY に掲載された記事の引用です。ぜひこちらから全文をご覧ください

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おわりの点鐘

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