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MAKE UP

第433回例会

Rotary E-club of HYOGO

2023年11月6日開会

11月はロータリー財団月間です

はじめの点鐘

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「君が代」と「それでこそロータリー」です。元気よく歌いましょう。

  • ♪ 君が代Open or Close

    君が代は
    千代に八千代に
    さざれ石の
    巌(いわお)となりて
    苔(こけ)のむすまで

  • ♪ それでこそロータリーOpen or Close

    一、どこで会っても やあと言おうよ
    見つけた時にゃ おいと呼ぼうよ
    遠い時には 手を振り合おうよ
    それでこそ ローローロータリー
    ニ、笑顔 笑顔で 語り合おうよ
    心と心で 結び合おうよ
    みんな世の為 働らき合おうよ
    それでこそ ローローロータリー
    三、どこの国にも 友が居るよ
    みんな一つの 輪になろうよ
    同じ心で 親しみ合おうよ
    それでこそ ローローロータリー

例会

会長の時間

みなさま。3連休はリフレッシュされましたか?
先週も様々な地域から例会メイクアップいただきました。
Eクラブにメイクアップいただいた皆様、ありがとうございました。

先週の「会長の時間」では
食糧危機のテーマを挙げておりましたが、
神戸西神RCの山下様より、
瀬戸内の貧栄養化による漁獲高の減少についてご教示いただきました。

私なりに要約させていただきますと。
+++++++++++++++++++++++++++++++
※瀬戸内の貧栄養化が漁獲高の減少を引き起こしている。

※家庭排水の富栄養化がかつて海の豊かさを保っていたが、
近年の下水処理と河川水の流量減少で瀬戸内が過度に綺麗になった。

※人々の価値観は変わり、今度は豊かな海を望むようになった。

※私達人間はつくづく身勝手なものだ!と感じつつ、
美味しい魚が食べたい釣り人としては
豊かな海を望んでいる。
+++++++++++++++++++++++++++++++
といった内容でした。

たま~に、年1~2回程度 防波堤から釣りをする私も
山下様のご教示には共感させられ、
またそんな問題が身近にあるのを知ることが出来ました。

山下様、ありがとうございました!

1. 今回は「物流クライシス!?」について書きます。

人材の採用~育成、評価、リテンション~代謝の仕事をしております関係で
昨今、私の身近な所では「2024年問題」という言葉が頻出しております。

建設業界や物流業界、医療業界など
「人の力:労働力」が必須な業界には
「採用難」の進行~深刻化が予測でき、リスクも見えているため、
危機感をもってこの問題が語られています。

ここで言う2024年問題とは、
上に挙げましたいずれの業界も「働き方改革関連法」が、
2024年4月に適用スタートとなるために生じる問題の総称です。

周知のとおり、「働き方改革」を進めるため、
大企業では2019年4月から、中小企業では2020年4月から、
それぞれ時間外労働に対する規制が既に強化されました。

しかし、物流・運送業界や建設業界、医療業界などでは、
時間外労働の上限規制の適用が5年間見送られています。
これらが、2024年~2025年にかけて適用開始されるという事なのです。

2.2024年4月に適用される関連法の一部を見てみると・・

・2024年4月 労働基準法
運送業界・建設業界の残業時間の上限が年間960時間に。

・2024年4月 障害者の雇用の促進等に関する法律施行令及び身体障害者補助犬法
障害者の法定雇用率の段階的引き上げ。

・2024年4月 労働基準法
有期労働契約時に、労働条件通知書に契約期間または更新回数の上限の記載が求められる。

・2024年4月 労働契約法
有期労働の契約締結後に更新上限を新たに設ける場合は、上限を設定する理由を労働者に説明することが求められる。

3.人材不足が招く、物流クライシス!?

先述の通り、2024年問題は物流・運送業界に限った危機ではありませんが、
ここでは一例として物流業界にフォーカスします。

物流業界はそもそも人手不足という構造的なウイークポイントを抱えており、
この度の問題が人手不足に更なる拍車をかけてしまうため
「2030年には11.4億トンの荷物が運べなくなる危機が迫っている」
と言われております!

この人手不足という構造ができている背景には、
現状として既にドライバーの高齢化や熟練ドライバーの引退延ばし、
長時間労働にもかかわらず年収がまだまだ低いこと・・などがあります。

そこに加えて、
2024年からドライバーの時間外労働が年間960時間に制限される
「物流の2024年問題」が迫っており、
これが法令違反となると罰則が適用されます。

この制限は労働環境を改善するための措置ですが、
一方ではドライバーの収入減少や
離職者の増加を引き起こす恐れがあります。

2025年には20万人のドライバー不足が予想され、
物流サービス提供が困難になることが懸念されています。

ドライバ―不足は、路線バス業においても同様であり
人材確保の先行き見込みが立たず
廃業に直結する原因になってしまったという
大変つらいニュースも記憶に新しいですね。

4. 柔軟にもがく!そこから糸口を見出す。

私は人材業界で社会人をスタートして、36年。
「人材採用」課題とはずーっと向き合って来ました。

この36年間、人が不足したり、逆に仕事が不足したりといった波は数回ありました。
しかし変わってないのは、

「同業・同規模の企業や団体でも
採用の成功パターンは
その企業や団体によってひとつひとつ異なる」ということ。

また、
「同じ企業でも、
極端な話、採用については1日経てば成功パターンが通用しなくなること」
も何度もありました。

ですので、常にアップデートが必要になります。

「求職者の売り手市場」モードに入ると成功パターンづくりは至難の業になりますが、
今はまさにその状況なので、「柔軟にもがきながら」成功のパターンを作って行かねばならない状況であります。

基本的には

◆「どんな人(経験・能力・年齢層などのスペック × 性格・志向などのタイプ)」が
欲しいかを言語化する  →採用基準づくり

◆そのような人に対してどのようなお勧めポイントがあるのかを整理する。
→自社・自組織の働く上での魅力整理

◆そういった人たちに届く手段を選び実行―といった流れになります。
→採用(調達)手法の選定

という工程をしっかり行うこと。
それが成功パターンづくりに不可欠であります。

特に魅力整理の際に「働く側=求職者側」の視点がどれだけマーケティングできているか?が肝になって来ます。

ここがしっかり実現できている組織ほど「採用成功率は高く、離職も適正」といういわゆる成功パターンを確立されています。

経営の重要資源としては「ヒト・モノ・カネ・情報」と言われますが、
いちばん最初に出て来る「ヒト」を如何に安定確保して行くか?

更に重要なカギになって来ています。

それでは、皆様また元気で素敵な1週間をお過ごしください。

渡辺 誠

例会

幹事報告

社会奉仕セミナーのご案内

拝啓 向寒の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素はロータリー の社会奉仕活動に多大なるご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

早速ではございますが、標記セミナーを下記の通り開催いたします。ご多用中のこと とは存じますが、ご出席いただきますようお願い申し上げます。お手数ですが、参加  される方のお名前等を11月20日(月)までに地区Web管理システムにてご登録     くださいますようお願いいたします。
敬具

日  時: 2023年12月2日(土)13:30~16:00

場  所: 神戸ポートピアホテル 本館地下1階 布引・北野

出席対象: 社会奉仕委員長および社会奉仕担当者のうち1~2名
※地区Web管理システムよりご登録の際、参加備考欄に役職をご入力
ください。

登録締切: 2023年11月20日(月)

例会

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おわりの点鐘

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