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HYOGO ロータリーEクラブは、24時間365日世界中どこからでもメークアップできます。HYOGOロータリーEクラブ |  Rotary E-Club of Hyogo

MAKE UP

第427回例会

Rotary E-club of HYOGO

2023年9月11日開会

9月は基本的教育と識字率向上月間です。

はじめの点鐘

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「それでこそロータリー」です。元気よく歌いましょう。

  • ♪ それでこそロータリーOpen or Close

    一、どこで会っても やあと言おうよ
    見つけた時にゃ おいと呼ぼうよ
    遠い時には 手を振り合おうよ
    それでこそ ローローロータリー
    ニ、笑顔 笑顔で 語り合おうよ
    心と心で 結び合おうよ
    みんな世の為 働らき合おうよ
    それでこそ ローローロータリー
    三、どこの国にも 友が居るよ
    みんな一つの 輪になろうよ
    同じ心で 親しみ合おうよ
    それでこそ ローローロータリー

例会

会長の時間

皆様、一週間お元気でお過ごしでしたでしょうか?

毎週、全国様々なところからメイクアップしていただけるゲストの皆様がいらっしゃって、大変うれしく思っております。あらためて心より御礼申し上げます。

当クラブは2680地区の阪神第3グループに属しておりますが、「Eクラブ」として立ち上がった特性もあり、チャーター当時のメンバー構成から現在のメンバー構成に至るまで、会員の約半数は阪神第3グループの地域外在住者という構成で活動して来ております。

前回の卓話でIMレポートしていただいた山内会員は九州在住です。
本年度会長を務めさせていただいている私自身も、実は大阪府吹田市在住であります。
九州に較べると、全く近場ではありますが(笑)

「吹田市」と言えば、「万博記念公園」がございます。私の住まいから車で20分前後の距離ですので、季節を感じる折々の自然に触れて散策することで心身ともにリフレッシュできるので、休日に利用させていただく機会がよくあります。

「万博記念公園」と言えば、
1970年に開催された万国博覧会の会場だった跡地が公園と商業施設になっており、
太陽の塔など、開催当時の建造物の一部や記録が今もなお随所に残っております。
中でもシンボルとして有名なのが「太陽の塔」です。
その「太陽の塔」の、てっぺんで黄金に輝く顔。実は現在のものは2代目の顔なんです!

初代の顔は?というと、傷んで修理~保管されていたそうですが、
園内のEXPO‘70パビリオン内に増設された会場での展示公開が8月から始まりました。

1.初代黄金の顔

※顔の直径は10.6メートル。もっと大きく見えますが・・。すぐ近くで撮影もOK!

2.日本万国博覧会の概要  →当時の記録です。
:太陽の塔オフィシャルサイトhttps://taiyounotou-expo70.jp/ より

・会期 1970年3月15日(日曜日)から9月13日(日曜日)までの開催 183日間
・テーマ 「人類の進歩と調和」(Progress and Harmony for Mankind)
・海外参加 76カ国、4国際機関、1政庁(香港)、アメリカ3州、カナダ3州、
アメリカ2都市・2企業、ドイツ1都市
・国内参加 32団体、展示施設32施設
(日本政府、日本万国博覧会地方公共団体出展準備委員会、
2公共企業体、28民間企業等)
・入場者数 6421万8770人

・1日の最高入場者:83万6千人 ※9月5日(土)に記録

・平均入場者数:35万人

・会場面積 330ha(甲子園球場約83個分)

・入場料 大人(23歳以上):800円
青年(15~22歳):600円
小人(4~14歳):400円
※当時の平均月収は5万円

・万博のシンボルマークのデザイン 大高 猛氏

★2010年開催の上海万博開催まで、万博における最多入場者数の記録をキープしていたそうです。

3.EXPO‘70から私たちの日常へ広がったもの

館内展示ではさらっと↓のイラストが展示されているのですが、
日本で暮らす私たちのQOLを上げるのに大きな影響を与えてくれたことを実感します。

1970年大阪万博から普及したものは‥
・動く歩道
・リニアモーターカー (まだこれからではありますが)
・エアードーム (幕面構造のパビリオン:東京ドームなど)
・電気自動車・自転車
・イヤレスフォン・テレビ電話
・電波時計
・ウォシュレット
・ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)
・ファストフード
・缶コーヒー
・ブルガリアヨーグルト
・シャチハタ
・ピクトグラム

4.EXPO‘70パビリオン内には当時の展示物が沢山!

今回のいわゆる目玉は「太陽の塔の初代の顔を展示したよ!」ということですが、
岡本太郎さんのデザインした造形物が黄金の顔以外にも館内で沢山展示されていたり、
ほかにも当時の最先端技術とか、
70年当時の立ち位置から最大仰角を睨んだ未来デザインなどの
「物や言葉」があちこちに溢れ返っています。
※ちなみに、1970年の万博テーマは『人類の進歩と調和』でした。

写真やジオラマ・展示物など、経年劣化で褪色しているものもあるけれど、
それらの芯から湧き出るオーラはちゃんとそこに存在していて、
観ているだけで背筋がピンと伸び、元気が出ました。

(1970年の『気』というか、オーラのようなものが、50年を越えて今もなお強烈に放たれています。)

5.‥そして、2025年大阪・関西万博へ!

その1970年の万博から55年ぶりに開催される
2025大阪・関西万博開催まで600日を切りました。

巷では期待やら不安やら、様々なニュースが盛り上がる中、
先日、当クラブの吉井久美子さんが「協賛企業」として建設工事中の舞洲会場を視察。
その姿が夕方のニュース番組でしっかり拾われて ON AIR! されておりました。

100人前後いそうな視察団の中で、しかもそこで何人かがランダムに取材されている中で、しっかりON AIRされるというこの引きの強さ!相変わらず持ってます、吉井さん(笑)。

2025大阪・関西万博もぜひ大盛況で、後世に元気や勇気を拡げ伝える博覧会になりますように!!

開催までにEXPO‘70パビリオン観ておくと、倍以上楽しめると思いますよ。

渡辺  誠

例会

幹事報告

クラブ幹事 運営方針

幹事 長澤友滋

2023-2024のHYOGOロータリーEクラブ 幹事の運営方針でございます。

 

【基本的任務】

  • 渡邊会長の運営方針のもと、円滑なクラブ運営を執り行う。クラブ活動、会員の活動の活性化に寄与する
  • 2680地区、阪神第3グループとクラブ、クラブ会員との橋渡し役をする。円滑のコミュニケーションを実現し、活動の活性化につなげる

【重点目標】

  • 渡邊会長の運営方針の運営を執り行い、クラブ活動、会員の活動の活性化に寄与する
  • 2680地区、阪神第3グループとクラブ、クラブ会員との橋渡し役を担い、円滑のコミュニケーションを実現し、活動の活性化につなげる

 

【具体的活動】

  • 年4回の阪神第3グループ、会長幹事会への出席
  • 例会時の幹事報告
  • ガバナー公式訪問例会の開催
  • クラブ10周年行事の開催

2023年9月|基本的教育と識字率向上月間リソース

文字が小さく見づらい方、スマートフォンの方はこちらからご覧ください

例会

卓 話

「種ライブラリ」がもたらす豊かな実り

市民による種の交換を通じて生態系の多様性と花粉媒介昆虫を守り、低所得者の食卓をうるおす

小さな一粒の種でも大きな力を持っている。「種ライブラリ」の活動を行っているロータリークラブなら、そのことを知っています。市民が庭にまくことのできる種を無料で配布するこの活動を通じて、地元コミュニティは大きな「収穫」を得ています。

普通のライブラリ(図書館)のように、市民が集い、学びを促すという役割を果たしていますが、それだけではありません。地元の生態系の多様性を高め、絶滅危機下にある花粉媒介昆虫を支え、低所得の人たちの食料確保にも一役買っていま

「種ライブラリのよい点は、地元に根ざしていること」と話すのは、ピーボディ・ロータリークラブ(米国マサチューセッツ州)会員のアル・ヘイデンさんです。「トマトはスーパーのプラスチック袋に入って実るものではないことを、子どもたちに見せることができます。スマホばかり見ているこの時代、家庭菜園を通じて家族の絆を深めるきっかけにもなります」。ヘイデンさんのクラブは、500米ドルを寄付して3カ所の地元図書館に種ライブラリを設置し、今年はそこで6千袋もの種を配布しました。

ウィートン・ロータリークラブ(米国イリノイ州)では昨年、ウィートン公立図書館内に昨年小さな種ライブラリを設置しました。図書館の屋外スペースを一新した際に、クラブ会員である館長のベッツィー・アダモウスキーさんが思いついたアイデアです。

「図書館にきれいな庭ができたので、そこも学びのスペースにしたいと考えました」とアダモウスキーさん。第6440地区社会奉仕委員長である彼女は、古いカード目録棚を再利用して屋内で種を保存している図書館があることを知り、このコンセプトを屋外に応用しました。

アダモウスキーさんのクラブは、ほかの多くのクラブのようにLittle Free Libraries(歩道沿いや公共の場所に設置され、人びとが本を寄贈したり、借りたりできる屋根付きの小さなボックス)の活動も行っていました。そこで、「本ではなく、種のライブラリを作ったらどうかと考えたんです」

種の所蔵を増やすため、クラブの仲間であるコートニー・デトリックさんとともにイリノイ大学の園芸専門家養成の講座にかけあい、種を無料で提供してもらいました。環境保全に重要な生態系の多様性を高めるため、講師たちが種の選定も手伝ってくれました。

種ライブラリのお披露目セレモニーでリボンカットを行い、会員と市民を招いて昼食会を開くなど、市民向けの広報にも力を入れました。また、地元の園芸団体と協力して、種の保存方法に関するワークショップと種の交換会を開催し、種ライブラリを市民たちが維持していくための方法を指導しました。

「冬には種を屋内にしまう必要があると思っていましたが、種に詳しい方々によると、カビや害虫を避けるために種は冷所で保管する必要があるそうです」。そこでテドリックさんは、冬ではなく夏の暑い日に種を屋内に入れるようにしています。

ウィートン・ロータリークラブ(米国イリノイ州)が地元の公共図書館の庭に設置した無料の種ライブラリ。

種を入手できる場所

  • Seed Savers Exchangeは、遺伝的に多様な種子を購入する場所の一つです。同団体が運営する種バンクには20,000以上の品種が含まれています。また、世界中の種交換者をつなぐための支援も行っています。「参加すれば、種を寄付してくれる人が大勢いることがわかります」と、「Harvest Against Hunger」の種ライブラリの設置に携わったアネスタシア・グレイさんは言います。ただし、侵入性のある植物である可能性について地元の専門家に相談することもお忘れなく。
  • 国によっては、種会社が種パッケージに製造年ラベルを付けています。種の発芽率は時間の経過とともに減少するため、一定期間を過ぎた種の販売は認められていません。しかし、そのような種も発芽する可能性が十分にあるため、それらを寄付したり、大幅な割引で提供している販売業者もあります。グレイさんは、園芸シーズンの終わりにホームセンターや園芸店、スーパーに行き、種の割引や無料提供があるかどうかを確認することを勧めています。「大手の種配給業者ではなく、小さめの店で聞いてみることから始めるとよいでしょう」
  • 多くの大学には、無料で種を提供している農業プログラムがあります。 米国にあるそのようなプログラムのリストはこちらをご覧ください。または、インターネットで「free seeds」(種の無料配布)と国名を検索することもできます(例えば、英国にはこちらのようなサイトがあります)。
  • グレイさんは、初心者用に種ライブラリ設置のガイドを作っています。

一方、グリーンベイ・ロータリークラブ(米国ウィスコンシン州)が設置した種ライブラリでは、市民からの種の寄贈を断っています。侵襲性のある植物と知らずに種を寄贈してしまう可能性があるからです。「専門団体と協力することがとても大事」だとクラブ会員のサラ・サグデンさんは言います。このクラブでは、サグデンさんが館長を務めるブラウン郡図書館に種ライブラリを設置しました。

「ウィスコンシン大学園芸専門家コースの人たちの専門知識のおかげで助かっています」とサグデンさん。「私たちに必要なのは、ウィスコンシンの気候でも育つ種です。アラバマ州のような暖かい土地と違い、ここの園芸シーズンは短いですから」

種ライブラリの多くは、蝶やミツバチなど花粉媒介昆虫が好む植物(ひまわりやトウワタ)の種を提供しています。これらの昆虫がいなければ、食用植物の多くは実をつけることができません。近年、殺虫剤の使用や病気、生息地の減少といった理由で、花粉媒介昆虫の数は大幅に減少しています。

種ライブラリの恩恵は、食用植物全般に限らず、市民の毎日の食べ物の確保にもつながっています。シアトル(米国ワシントン州)では、ロータリー第5030地区が運営する「Harvest Against Hunger」プログラムが種ライブラリを2カ所に設置し、食糧バンクの利用者が自分で野菜を栽培できるようにしています。

「Harvest Against Hunger」のパートナー団体代表を務めるデイビッド・ボバニックさん(シアトル・ロータリークラブ会員)によると、同団体が実施した調査で、種の提供が市民に大きな恩恵を与えていることがわかっています。

シアトルには多くの移民が住んでいますが、アブラナ、ゴーヤ、唐辛子、ハラペーニョ、ステムレタス、カラードグリーンなど、母国の野菜を入手するのは簡単ではありません。

「シアトルの食料支援団体は、こうした多様なグループのための食べ物を確保しようとしています」とボバニックさん。「慣れ親しんだ食文化の野菜を栽培できる方法を見つけてあげることは、こうした人びとにとって大きな意味があります」

人気のある植物は、地域ごとに(または町ごとに)異なります。ピーボディ(米マサチューセッツ州)では、3カ所の種ライブラリで種の需要がそれぞれに異なっています。栽培用の土地がどのくらいあるかが町によって違うからです。

「市内中心部では都市型の園芸が行われていますが、市の南部では大きな庭付きの住宅で園芸ができます」とヘイデンさん。「多様な種を提供することで、すべての市民が何らかの形で園芸を楽しめるようにしています」

ロータリー会員によるこのほかの環境保護の取り組みもご覧ください。

この卓話は、MyROTARY に掲載された記事の引用です。ぜひこちらから全文をご覧ください

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おわりの点鐘

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