第393回例会
Rotary E-club of HYOGO
2023年1月30日開会
1月は職業奉仕月間です
はじめの点鐘
ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「手に手つないで」です。元気よく歌いましょう。
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♪ 手に手つないでOpen or Close
一、手に手つないでつくる友の輪
輪に輪つないでつくる友垣
手に手 輪に輪
ひろがれ まわれ 一つの心に
おゝロータリアン おゝロータリアン
ニ、手に手つないでつくる友の輪
輪に輪つないでつくる友垣
手に手 輪に輪
ひろがれ まわれ世界と共に
おゝロータリアン おゝロータリアン
会長の時間
いよいよ今週末2月4日はEクラブがホストとなるI.M.です
I.M.のプログラムのひとつに、NPO法人SilentVoice 代表理事 尾中友哉さんによる講演「コミュニケーションのモードチェンジ」があります
尾中さんのプロフィールより
「ろう者の両親を持つ耳の聞こえる子どもとして、手話を母語に育つ。ろう者/難聴者の強みが発揮できる仕事や職場を増やす活動、聴覚障害のある子どもたちの教育の選択肢を増やす活動に取り組む。」
NPO法人SilentVoiceのホームページ
https://silentvoice.co.jp/
実は私、聾学校教員の免許を持っています
学生時代は竹田契一先生(宝塚武庫川RC)の研究室でした
赤ちゃんが言語を獲得するプロセスの中で、「聞こえない」困難さがあると発語にも大きく影響すること、「コミュニケーションの手段は音声による会話だけではない」ということなどを学びました
聾学校(現在は聴覚支援学校)に実習に行った時は、生徒同士、生徒と先生は手話で会話してるのですが、手話の全くできない私は逆に寂しい体験をしました
また、コミュニケーション論の授業で「1日声を出してはいけない」という課題があり、ケーキ屋に買い物に行って身振りで注文しようとすると、店員さんは大きな声でゆっくり話してくれました
「聞こえない」のではなく「話せない」なのですが、その違いはふだんの「会話」の中で混同されしまうのだと体験しました
現在、私の職場の就労支援事業所に難聴の方が通所されています
尾中さんは難聴の方の学びの支援から就労の支援もされていますので、今からでも私にできそうなきっかけをいただけたらと期待しています
幹事報告
第 43 回RYLAセミナーのご案内
(Rotary Youth Leadership Awards 青少年指導者養成プログラム)
拝啓 厳寒の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
平素は青少年奉仕プログラムに格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、第 43 回RYLAセミナーの日程・場所・内容等の概要を記載した募集要項とセミナー参加申込書(受講生用とロータリアン用があります)をデータにて配信させていただきます。
RYLAセミナーは、ロータリークラブの皆様のご協力によって成り立っており、従来と変わらぬご協力をいただけましたら、幸甚に存じます。
ローターアクト、青少年交換学友など、他のロータリーファミリーからのご推薦も歓迎いたします。
また、COVID-19対策につきましては、状況に応じ適切な対応を致します。
参加申込書に必要事項をご記入いただき、各クラブにておとりまとめの上、ガバナー事務所へ 2023 年 2 月 10 日(金)までにご返信いただきますよう、お願い申し上げます。
なお、ご不明な点がございましたら、ガバナー事務所までお問い合わせください。
多数のご参加を心よりお待ちしております。よろしくお願いいたします。 敬具
登録締切 2023 年 2 月 10 日(金)
お振込締切 2023 年 2 月 17 日(金
卓 話
体の痛みに負けるべきか勝つべきか
HYOGOロータリーEクラブ 堤万佐子
みなさまこんにちは、もうすぐIMですので準備に追われ自分のことは後回しになっていらっしゃることはないでしょうか。今日は運動器疾患の痛みについてお話したいと思います。
私は病院で理学療法士をしています。
整形外科系 内科系の患者様のリハビリを担当しているのですが、リハビリに訪れる年齢層をみると外来系は50代から内科系は70代以降が多いかなと漠然とした印象をもっております。
私は今50代に突入しております。若い時は50代以降に骨折や筋損傷疼痛性疾患が多くなることが理解できていなかったように思います。もちろん加齢にともない体の組織変性が起こってくることは理解していましたが、実際自分が50代になってくるとよく理解できてきました。
俗にいうと体が堅くなることが原因だと自分の体を通して実感しています。体が固くなるとは実は筋肉が短縮・萎縮していることに原因があります。加齢による筋肉の変性は30代後半から始まっていると言われますが、自覚症状がでてくるのはおそらく40代からだと思います。もう年だから気をつけなくてはとおもっていても、頑張ればなんとかできそうだという思い込みから、無茶をして膝や腰を痛めてしまいます。その痛みを我慢し生活していると、体のあちこちに痛みが出現してくるというご経験はないでしょうか。
人体は痛みを防御しようと体の位置を少しずらして動きます。本来の動きでは使わない部分が強制的に使用されることで、新たな疼痛が出現します。私は痛みの分かち合いと呼んでいます。
自然回復と痛みを体のあちこちで分かち合うことで徐々に痛みは軽減されていくのですが、私の経験上さらに体の痛みが強くなる方がいます。痛みがさらに強くなる方のお話を伺うと、痛みに負けたくないのでつらくても頑張っているとのことです。ことさら男性に多い印象をもっています。痛みを我慢して自己流の運動をしても、痛みは増強するだけだとお伝えした上で、適切な改善方法を提案します。
体の痛みは人体からのメッセージです。体は痛みをだして、病変がありケアが必要だと伝えています。もし体のどこかが痛くなることがありましたら、検査をして病変がないかどうかを確認していただけたらと思います。筋肉痛だけの場合でしたら自然に治ることが多いのですが、関節や骨の場合は早期発見に越したことはないと思います。
今、私は五十肩と慢性腰痛症になりかけていますが、年齢を考慮し動きだす時はゆっくり、運動をするときはストレッチと軽い準備運動をおこなってから取りかかるようにしています。体のどこかに痛みがでたときは頑張り過ぎないようにしています。痛みに負けてあとで勝つ作戦です。自分の体の健康を維持するには年齢を追うごとに一手間時間がかかるのに、40代50代は人生で一番忙しい時ではないかと思います。
自分の時間を持つことが難しい世代ではありますが、人生100年、健康寿命をできるだけ長くもてるように今からしっかり予防しておかなければとも思います。皆様お互いに健康管理がんばりましょう。
おわりの点鐘
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