第336回例会
Rotary E-club of HYOGO
2021年10月18日開会
10月は地域社会の経済発展月間です
はじめの点鐘
ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「手に手つないで」です。元気よく歌いましょう。
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♪ 手に手つないでOpen or Close
一、手に手つないでつくる友の輪
輪に輪つないでつくる友垣
手に手 輪に輪
ひろがれ まわれ 一つの心に
おゝロータリアン おゝロータリアン
ニ、手に手つないでつくる友の輪
輪に輪つないでつくる友垣
手に手 輪に輪
ひろがれ まわれ世界と共に
おゝロータリアン おゝロータリアン
会長の時間
皆様こんにちは、10月は米山月間ですね。私は宝塚武庫川ロータリ-クラブにお伺いしたとき例会で、米山奨学生が奨学金をうけている光景を数回体験しています。コロナ前に米山奨学生の方と宝塚武庫川ロータリー会員の数名で会食をした記憶は今でもいい思い出です。
米山の奨学生をお世話するのはリアル例会をおこなっているクラブのイメージがありましたが、米山のHPをみておりましたら、福山ロータリーEクラブで奨学生をお世話した記事が載っておりましたので、皆様にご紹介したいと思います。
福山ロータリー E クラブ 2710 (第 2710 地区) カウンセラー 池田 潤治 さん
ロータリーの友:2015年6月号
世話クラブまでの道のり ヴィーちゃんとの出会いは、今思えば偶然ではなく必 然でした。私が非常勤講師を務める広島県福山市の福山 YMCA国際ビジネス専門学校で、チューターとして担 当した留学生が、ヴィーちゃんでした。ベトナムから誰 も知らない福山に来て苦労していたと思いますが、「私 には目標があるので、どんなにつらくても耐えます」と 熱く語る彼女は、とても人間力にあふれた留学生でした。 彼女が米山奨学生に合格したと聞いた時、私はクラブ 理事会で頭を下げ、「世話クラブになって、私にカウン セラーをやらせてほしい」と頼みました。すぐに賛同は 得られましたが、そこから先は難航しました。E クラブ が世話クラブになるという前例がなく、地区にも戸惑い があったのでしょう。しかし、粘り強く交渉を重ねた結 果、近隣の福山南ロータリークラブ(RC)にサブ世話 クラブとして協力してもらうことで、ようやく世話クラ ブとして認めてもらうことができました。 奨学生との交流で変わる会員の意識 E クラブは例会をインターネット上で行うため、ヴィ ーちゃんとの交流や奨学金の授与は、理事会や懇親会、奉仕活動などの機会を利用。今年 3 月にロータリーデーと して行った東日本大震災復興支援のライブイベントでは、一緒のステージに立って絆を深めました。また、彼女にはいろいろなクラブを知ってもらいたい と、福山南RCをはじめ近隣のクラブを一緒に訪問し、 そこで奨学金を渡してもらうようにしました。いろいろ E クラブで初めての米山奨学生 なクラブを見ることで、彼女のロータリーに対する理解 も深まりましたし、同時にそれらのクラブで、E クラブ に対する理解を深めてもらうことができたと思います。 会員の意識も確実に変わりました。ヴィーちゃんを通 じて、みんなが留学生というものを理解し、米山記念奨 学事業への理解も進みました。新しい会員にとっては、 ロータリーの楽しさや魅力を知るきっかけになったよう です。仕事とクラブとの両立に悩んでいた会員が、彼女 との交流でロータリー活動の面白さに目覚め、生き生き と取り組むようになった例もありました。私自身、親の 介護で退会したロータリーへの復帰を決めたのは、また 米山に関わりたいとの思いからでした。カウンセラーを 務めたこの一年は、かけがえのない時間でした。 E クラブとして、モデルを確立したい 努力が実を結び、ヴィーちゃんは今春、横浜国立大学経 営学部に合格しました。クラブでは送別会を開き、旅立ち を祝いました。彼女には今後もロータリーと交流を続け、 将来はロータリアンになってほしいと考えています。 クラブでは4月から、2 人目の米山奨学生を受け入れ ています。E クラブの形はさまざまですが、世話クラブ として一つのモデルを確立したいと思います。それが、 米山記念奨学事業への理解を促すことにつながれば、こ んなにうれしいことはありません。私は今、米山の支援 をはじめロータリーの活動を、心から楽しんでいます。 公益財団法人ロータリー米山記念奨学会 ロータリー日本国内全地区合同プロジェクト 福山ロータリー E クラブ 2710 (第 2710 地区) カウンセラー 池田 潤治 さん ステージに立つヴィーさんと池田さん “よねやま” から広がる新しい世界 ⑧ THE ROTARY-NO-TOMO 2015 VOL.63 NO.6 平成 27 年 6 月号 ロータリーの友 27 E クラブとして初めて、米山奨学生の世話クラブに手を挙げた福山ロータリー E クラブ 2710。奨学生となった、レ・ ゴック・バオ・ヴィーさんは、支援してくれる会員の気持ちに応えたいと努力し、見事、第一志望の大学に合格。 彼女との交流は、同時に会員の奉仕の意識を変えていったそうです。カウンセラーを務めた池田潤治会員が「かけ がえのない時間」という奨学生との一年間を、思い出とともに二人に語っていただきました。
Eクラブはじめての奨学生うけいれで大変努力されたことがうかがえますが、出会いの喜びがつたわってくる記事だと思いました。HYOGOロータリーEクラブもこれから成長するにあたり、挑戦をしていくことができればと思います。
幹事報告
【日本経済新聞社【10月22日朝刊全国版】一面広告掲載についてのお知らせ】
来る10月22日に表記の通り、一面広告が掲載されます。
委員会報告
HYOGOロータリーEクラブ 御中
お世話になっております。ロータリー米山記念奨学会です。
今月の“ハイライトよねやま”ができあがりましたので、お送りします。
ぜひご覧いただければ幸いです。今後ともよろしくお願い申し上げます。
▼全文は、こちらよりご覧ください。
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight259_pdf.pdf
(公財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
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★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 259号 ★ 2021年10月13日発行
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::今月のトピックス::
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・米山月間の由来
・動画で理解促進を ― YouTubeページのご案内 ―
・寄付金速報 ― 米山月間へご協力ください ―
・道路のゴミ拾いで再始動 ― 第2770地区学友会 ―
・大学学長に就任した米山学友
《今月のピックアップ記事》
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大学学長に就任した米山学友
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現在、京都精華大学の学長を務める米山学友のウスビ・サコさん
(マリ/1992-94/京都北RC、現在同クラブ会員)。
高校卒業後、中国の北京語言大学、南京東南大学を経て来日した
経歴の持ち主で、専門は空間人類学。2001年に同大教員として
着任し、2018年4月より学長に就任しました。
最近は、著書や新聞寄稿、ニュース番組のコメンテーターとして、
日本社会や若者へ多様性や共生の在り方を問うメッセージを
発信しています。
今年6月24日の日経新聞「交遊抄」で、ウスビ・サコさんの寄稿
が掲載されました。タイトルは「低姿勢な父」。
父とは、ウスビ・サコさんの奨学生時代のカウンセラー、
小野内会員のことです。
「お金をもらいにクラブに行くと“世話人”なる男性が現れた。
家まで送ると言い、車の後部座席のドアを開けてくれる。この
奨学金は運転手までつくのかと感心した」。後に日本人女性と
結婚する際も、小野内会員が実父かのように口添えしてくれた
エピソードを経て、「マリでは企業の重役は車の後部座席の
ドアを開けたりはしない。でも、地元の名士である小野内さんは
院生の私にそうしてくれた」「私も今は学長という職にあるが、
誰に対しても低姿勢でフラットに接したい」という文で結ばれて
います。
サコさんのように、多くの米山奨学生はカウンセラーや
ロータリアンの振る舞いから学びます。コロナ禍が落ち着き、
この事業の真髄である交流が各地で再開されることを願わずには
いられません。
その他の記事は、ぜひPDF版をご覧ください。
→ http://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight259_pdf.pdf
卓 話
おわりの点鐘
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