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MAKE UP

第300回例会

Rotary E-club of HYOGO

2021年1月18日開会

1月は職業奉仕月間です

はじめの点鐘

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「手に手つないで」です。元気よく歌いましょう。

  • ♪ 手に手つないでOpen or Close

    一、手に手つないでつくる友の輪
    輪に輪つないでつくる友垣
    手に手 輪に輪
    ひろがれ まわれ 一つの心に
    おゝロータリアン おゝロータリアン
    ニ、手に手つないでつくる友の輪
    輪に輪つないでつくる友垣
    手に手 輪に輪
    ひろがれ まわれ世界と共に
    おゝロータリアン おゝロータリアン

例会

会長の時間

皆さん、こんにちは。
2020-21年度1月第2回例会、記念すべき通算第300回例会です。

このところ寒さが厳しい日々が続いていましたが、ようやく日中は穏やかな気温になってきましたね。ただコロナ感染状況は、関西も緊急事態宣言が発令され、まだまだ終息には時間がかかりそうです。
その影響もあり、東京オリンピック開催も危ぶまれていますが、それに関連しての新聞の記事がありました。ほぼ100年前、大きな戦争と、感染症のパンデミック直後に開催されたオリンピックがあったそうです。1920年夏、日本を含めて29か国から約2600人が参加したベルギーのアントワープ大会です。その前回の1916年のベルリン大会は第一次世界大戦のため近代五輪で初めての中止。戦争中に発生したスペイン風邪は各地で猛威を振るい、世界で少なくとも1000万人以上が亡くなったとされます。ベルギーは大戦でドイツに侵攻され、港町アントワープの町並みは戦禍の跡があちこちに残っていたといわれます。開催決定からわずか1年の準備期間しかなく、財政も乏しく、競技会場の整備も十分ではなかったのですが、それでも大会は開催されました。8年ぶりの五輪でIOC(国際オリンピック委員会)は、人類の団結と平和をテーマに掲げました。開会式で初めてクーベルタン男爵がデザインした五輪旗が入場、掲揚され、平和の象徴としてハトが放たれました。選手宣誓もこの大会からでした。再延期か、中止か、無観客開催か、難しい状況ですが、いずれにせよ、過去を踏まえて意義ある大会になってほしいですね。

さて、今月は「職業奉仕月間」です。ロータリーの友を見返してみると、アーサーF・シェルドンの「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」“He Profits Most Who Serves Best”の解釈について、2680地区田中パストガバナーが書かれたものが興味深かったのでご紹介しましょう。

「炎という原因によって、熱という結果が生まれます。小さな炎にはわずかな熱しか生まれませんが、大きな炎には大量の熱が生まれます。サービスの概念も自然の法則であり、少ないサービスには少ない利益しか得られませんが、大きなサービスを行えば大きな利益が生まれるのです。そして、この法則はあらゆる職業に適用されるのです。原因があって、結果が生まれることを忘れてはなりません。往々にして人が失敗をするのは、この順番を間違えて、先に結果(利益)を得ようとするからです。健全に事業を営むためには、あなたの事業に関連するすべての人たち、すなわち、従業員、取引業者、顧客、商圏の地域社会の人たちのおかげであることを忘れてはなりません。あなたが得た利益をこれらの人々に適切に再配分することが、継続的な事業の発展につながります。良い事業主の下には良い従業員が集まります。良い従業員には顧客は親しみを感じます。すなわち良い事業主と良い従業員のいる事業所には、顧客が集まって繫栄するのです。良好な労働環境を提供するのは事業主の責務であると考えて、適正な報酬を支払うこと。安全、福利厚生、社会保障、快適な生活を保障すること。教育の機会を与えることです。事業主が利益を独占するのではなくて、従業員や取引に関係する人たちと適正に分配することが継続的に利益を得る方法なのです。その代わりに、従業員には、最善を尽くして働くこと。過失を最小限に抑えること。会社の管理運営に協力することが要請されます。価値ある幸福「H」の要素として、他の人々からの愛情や尊敬「L」を受け、曇りのない良心と自尊心「C」を持って、仲間との毎日、取引をした結果として物質的な富「M」すなわち、報酬または利益を得ることは、事業を営む人として、この上ない幸福です。


品質「Q1」、量「Q2」、管理の方法「M」は、物の価値を測る普遍的な基準であり、この三つの要素がそろって、初めて価値ある奉仕「S」をすることが可能になります。すべての事業所には正しい「質・量・管理の方法」が適用されなければなりません。あなたが製造業の良い事業主になろうと思えば、正しい「質・量・管理の方法」で企業経営を進めなければなりません。」
シェルドンの哲学はこの後もまだまだ続きますが、ここまででもこの内容は、今の時代の事業を成功させるのに必須条件だと理解できますね。いつの時代も本質は変わらないことがわかります。

クラブテーマ「もっと知って、もっと楽しもう」。今週もよろしくお願いします!
2020-21年度
HYOGOロータリーEクラブ
会長 児玉貴春

例会

幹事報告

国際ロータリー第2680地区 オンライン新年会のお知らせ

いつもお世話になりありがとうございます。
お陰様で公式訪問も日程通りに終了する事が出来ました。お世話になりました。
改めて皆様にお礼申し上げます。

年が明けましたら、下記の通り、オンライン元年、年度後半のスタートを祝し、
自由参加での開催とさせていただきますが、オンライン新年会を開催し、
各自ご用意頂いた美味しい地酒で乾杯したいと思っております。

1. 1月22日(金) 17:00~18:00
2. 参加予定者
会長・幹事                 142名
ガバナー補佐                 13名
地区委員会、正副小委員長           45名
ガバナー/エレクト/ノミニー/各代表幹事      6名
計               約 200名
3. 次第
・新年の挨拶の後、皆様地域の自慢のお酒で乾杯し、
・分科会形式でグループに分かれ15分の懇親会
・13グループ (ガバナー補佐で進行)
・地区委員会  (齋藤代表幹事で進行)
・再度全員集合し、今年度後半に向けて一致団結を期し、また吉岡エレクトの国際協議会(オンライン)での収穫を祈念してお開き。

日にちが近づきましたらあらためて案内メールをさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

ガバナー 高瀬英夫

職業奉仕月間

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
日本事務局より、
1月の職業奉仕月間について、Pdfファイルをいただいておりますので添付いたします。
ご確認の程よろしくお願いします。

当面の事務局勤務体制および申告用領収証についてのご連絡

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
本年も米山記念奨学事業へのご支援ご厚情を賜りますよう、
何とぞよろしくお願い申し上げます。

さて、すでに報道等でご承知のことと存じますが、
本日、1都3県に緊急事態宣言が再発令されることとなりました。
感染拡大防止のため、また職員の安全確保のため、
当会も当面の間、スタッフの在宅勤務体制を前提に業務を進めてまいります。

つきましては、重ねてのお願いで恐縮ですが、
当会へのお問い合わせは、原則としてメールでご連絡ください。
ご不便をおかけしますが、何とぞご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

【実施期間】 1月末まで ※状況によって延長させていただく場合があります

【期間中の問い合わせ対応】
原則としてメールでお願いいたします。
ご用件によって、下記の各メールアドレス宛てにご連絡ください。
◆寄付金関連: [email protected]
◆奨学生・奨学金関連: [email protected]
◆広報関連: [email protected]
◆その他: [email protected]

FAX: 03-3578-8281

※電話(緊急時のみ):03-3434-8681 平日10:00~16:00

なお、昨年1~12月のご寄付分の申告用領収証の発送は、
1月26日を予定しております。
詳しくは、以下URLをご確認ください。

申告用領収証の送付について(2)

公益財団法人ロータリー米山記念奨学会
理事長  齋藤 直美
事務局長 柚木 裕子

 

御礼ならびに御報告

明けましておめでとうございます。
旧年中は当委員会の活動に多大なご協力を賜り、ありがとうございました。

特に、昨年の暮れにお願いした当地区から提案予定の2022年規定審議委員会(COL)への制定案及び2021年決議審議会への決議案(COR)についての郵便投票は、71クラブ中69のクラブ(97%)からご投票をいただきました。

結果は殆ど満票と言ってよいほどの圧倒的なご支持をいただきましたことをご報告し、心から感謝申し上げます。

既に2022COLへの制定案は昨年12月23日にRI理事会にインターネット送信しております。また、2021CORへの決議案は本年6月末日が期限ですのでそれに合わせて同様に送信する予定でおります。

なお、当委員会の今年度下半期の企画としては、コロナウイルスが落ち着くことが前提条件となりますが、例年どおり4月か5月に立法案検討会を開催して①2020CORの決議内容の説明や②RIの最近の動向などにつきお知らせし、意見交換の場を設けたいと考えておりますので、その節はよろしくお願い申し上げます。

折からのコロナウイルスによる新型肺炎の第3波でクラブ運営にご苦労されていることと思います。各クラブ会員の皆様のご健康が守られますよう祈念しております。
以上
地区規定審議委員会
委員長 工 藤 涼 二

宝塚ロータリークラブ 1.2月例会変更

いつも大変お世話になっております。
1.2月の例会休会予定が変更となりましたので、
急ではありますがご連絡致します。
ご査収の程よろしくお願いいたします。
ーーー*---*---*---
宝塚ロータリークラブ
事務局 篠田
〒665-0845
兵庫県宝塚市栄町1-1-33宝塚ホテル気付
TEL:0797-87-1151
FAX:0797-87-9833
ーーー*---*---*---

ロータリーの友1月号について

『ロータリーの友』地区代表委員の嶋田です。

1月号の抜粋を紹介させて頂きます。

◆横組みのコーナー
(P7)特集 職業奉仕月間「あなたがつくっているものは」
多くの職業が紹介されていて、ロータリークラブの奥深さを感じます。
製造業だけでなくサービス業でも「笑顔」や「文化」をつくっている事が理解出来ます。

(P26)「大人の着こなし図鑑⑦ 礼服(慶事編)」
着用する機会が少ない礼服ですので、
その意味合いが理解できておりませんでしたが、勉強になりました。

(P29)連載コミック「ポール・ハリスとロータリー」
ロータリークラブが互助団体から奉仕団体へ変貌する瞬間の話です。
「人の尊敬と信頼を受けないような団体は長続きするものではない」とは身につまされるような言葉ですね。

(P40)「NEW GENERATION」
石戸谷嶺緒さんの記事にて、ロータリアンの祖父の影響を受けたとありますが、
私も、孫に誇れるような考えを持ちたいと思いました。

◆縦組みのコーナー
(P4)「SPEECH」Being Management人財活性なくして事業承継なし 渡辺雅司氏
人材育成が大切なことが、よく伝わる話です。老舗企業の優秀な跡取りはついつい「セルフ」型のリーダーになるのでしょうね。

(P9)「この人 訪ねて」室賀栄助さん 長野ロータリークラブ
室賀さんも老舗の後継者ですが、既存の事業だけでなく新しい事業展開の考えの苦労が伝わります。

(P28)「ロータリー・アットワーク」
コロナ禍での奉仕活動公園映像を若い世代に配付 神戸垂水ロータリークラブ
当地区の神戸垂水ロータリークラブの活動が掲載されております。
コロナ禍にあっても活動の主旨を曲げずに、より発展した活動をなされております。

第2680地区ロータリーの友地区代表委員
西脇ロータリークラブ
嶋田幸直

会員維持増強ロータリアンサッカー大会延期のご案内

拝啓
日頃より地区運営にご協力いただきまして誠にありがとうございます。
さて、昨年より、コロナの終息を願いながら、関係者の皆様のご協力を頂きサッカー大会の開催に向けて準備を進めてまいりました。
しかしながら、すでに皆様ご承知のとおり、コロナの収まる気配すらなく、首都圏に続き、大阪府、京都府、兵庫県においても1月13日(水)に緊急事態宣言が出されることになりました。
つきましては、非常に残念ですが、2月7日(日)ノエビアスタジアム神戸で開催予定の
ロータリアンサッカー大会を一旦中止することにいたしました。
尚、髙瀬ガバナー年度内において、ロータリアンサッカー大会を開催する環境が
整いました場合は、改めてご案内を差し上げたいと存じます。
何卒、ご理解とご協力を頂きますよう宜しくお願い申し上げます。
敬具

国際ロータリー第2680地区
ガバナー 髙瀬英夫
会員維持増強委員長 宇尾好博

ガバナー事務所 完全在宅勤務への移行について

いつもお世話になっております。
表題の件につきまして、ご連絡差し上げます。

政府より、京都、大阪、兵庫の3府県に緊急事態宣言が発令されることとなりました。
それに伴い、現在ガバナー事務所が行っている出勤・在宅併用勤務を、
完全在宅勤務に移行することといたしました。
各位にはご不便をおかけし申し訳ございませんが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


1.勤務形態: 完全在宅勤務

2.勤務時間: 平日午前10時~午後5時
(時間外については、原則として翌日のご対応となります)

3.対象期間: 2021年1月14日(木) から当面の間

4.連絡方法: 期間中のお電話・FAX・郵便によるご対応が叶いませんので、
以下アドレスへEメールにてご連絡ください。
[email protected]

※MOUにつきましては原本提出が定められておりますので、郵送でお願いします。

5.最新情報: 2680地区ホームページを随時更新しております。

※緊急事態宣言が解除された場合は、感染症拡大状況に応じて、
従前の勤務形態(出勤・在宅併用勤務)を再開する場合があります。

例会

委員会報告

お世話になっております。ロータリー米山記念奨学会です。

2021年最初の“ハイライトよねやま”ができあがりましたので、お送りします。
ぜひご覧いただければ幸いです。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

▼全文は、こちらよりご覧ください。
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight250_pdf.pdf

(公財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
………………………………………………………………………
★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 250号 ★  2021年1月15日発行
………………………………………………………………………

::今月のトピックス::
——————
・2021年の年賀状は学友によるデザイン
・緊急事態宣言の発出を受けて
・内閣府による2回目の立入検査が無事終了
・オンライン交流会で海外学友会からエール
・韓国米山学友会オンライン総会
・寄付金速報 ― 前年度とほぼ同額で推移 ―

【お知らせ】
◇申告用領収証の発送について

《今月のピックアップ記事》
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2021年の年賀状は学友によるデザイン
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当会では、評議員、理事、地区米山記念奨学委員長、奨学生、
日本在住の学友、他団体などへ毎年約4,700枚の年賀状を
送っています。

今年の年賀状は、画家として活躍する米山学友、張 媛媛さん
(2018-19/東京江北RC)によるデザインです。描かれた
「牛頭アマビエ来迎図」は、2021年2月12日~23日まで、
上野の森美術館で開催される張媛媛展でも展示される予定です。

【張媛媛さんより】
丑年ですので、牛の頭を持つアマビエ様に、疫病から皆さまが
守られるよう願いを込めました。鯉は、中国のお正月にしばしば
描かれる縁起物です。2月の個展で原画も見ていただけたら
嬉しいです。2021年が皆さまにとって良い一年になりますように。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
緊急事態宣言の発出を受けて
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、政府は1月7日に
埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県を対象に緊急事態宣言を発出
しました。13日にはさらに栃木県、岐阜県、愛知県、京都府、
大阪府、兵庫県、福岡県にも追加発出し、現在のところ、
11都府県が同宣言下にあります。

今後、対象地域を中心に、昨春同様に例会を休会するクラブが
増えると予想されます。本来、米山奨学生には毎月、世話クラブ
の例会出席時に奨学金を支給していただくことになっていますが、
休会等で直接渡すことができない場合は、銀行振込などで柔軟に
対応いただけますようお願いいたします。各世話クラブには、
1月8日にメールにてお知らせしていますので、ご確認ください。

また、当会事務局もテレワーク推進の要請に従って、当面の間、
出勤する人数を最小限とし、原則、在宅勤務体制で業務を行います。
ご不便をおかけしますが、何とぞご理解のほどお願いいたします。

その他の記事は、ぜひPDF版をご覧ください。
→ http://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight250_pdf.pdf

【お知らせ】

◇申告用領収証の発送について

昨年1年間(1~12月)に特別寄付をしたすべての方、もしくは
普通寄付金の領収証を申請したクラブには、1月末日までに
(確定申告に間に合うように)、認定証の写しが付いた申告用
領収証をロータリークラブ宛に送付します。

以上

※メールアドレスの変更、配信解除などのご希望がございましたら、
お手数ですが、このメールの返信にてお知らせください。
よろしくお願い申し上げます。

…………………………………………………………………………
公益財団法人ロータリー米山記念奨学会
事務局長 柚木裕子
編集担当 野津・峯・大庭
Tel:03-3434-8681  Fax:03-3578-8281
問い合わせメール: [email protected]
米山記念奨学会ホームページ: http://www.rotary-yoneyama.or.jp/
…………………………………………………………………………

例会

卓 話

「四つのテスト」は他人を判断するための道具ではない

FourWayTest論争の多い今日の社会では、政治的・社会的な議論で自分の支持を表明したり、誰かの考えや発言、行動を批判したりするために、ロータリアンが「四つのテスト」を利用することがあります。意見が対立する双方の会員が、互いに「四つのテスト」を使って自分の主張を裏付けたり、相手をおとしめたりすることもあります。ソーシャルメディアでも、「四つのテスト」 に背くと思われることについて意見し、そこにほかの人が意見や侮辱を追加していくといった状況です。

そうすることがロータリーに対する人びとの認識にどのような影響を与えるか、ほとんど考えもしないで。

そこで私は、基本的にこう考えるのです。

「四つのテスト」は鏡。窓ではない。

私たちは 「四つのテスト」 をとおして他人を見るのではなく、自分自身の考え、意見、行動を考えるべきです。このテストは私たちが自分自身について判断するための鏡であって、他人を判断するための窓にしてはいけません。

「ある考え、意見、行動が四つのテストに背くと判断したら、それは間違っていると言明するのがロータリアンの義務だ」という話を私は聞いたことがあります。また、さまざま話題において、論点を支持するために「四つのテスト」が引き合いに出されることがあります(それらの中には支持しがたいものもあります)。さらにネットでは、あらゆる思想や概念を支持するために、大量のいわゆる“事実”で議論の足場を固めるということも行われています。

「四つのテスト」とはそういうものではないと思います。考えをどう評価するかということより、お互いにどのように接するかということを、「四つのテスト」は語っているのだと思います。

もちろん、「四つのテスト」を守ることは簡単ではありません。「言行はこれに照らしてから」とあるように、自分がどのような考えをもっていても、大切なのは、その考えの下にどう行動するかということになります。例えば、「この人は好きじゃない」という思いがある場合、そこで何を行うべきか。私たちは、そういう思いや、自分を満足させるための否定的な行動にでたいという欲を払いのけることができます。逆に、相手に何かを言ったり、ほかの人に考えを伝えることもできます。

この点においてソーシャルメディアは物事を歪めてしまい、自分の考えに同調するコメントであれば、否定的で辛辣、または偽りであっても受け入れられてしまうのです。「四つのテスト」の名の下にそのようなコメントが投稿されたとしたら、それは明らかに公平ではなく、好意と友情を深めることなど絶対に不可能です。

そう考えると、政治的または社会的な物事について論じるときに「四つのテスト」に触れることは、それ自体がこのテストに背くことだと思うのです。人の見解に反対し、非難を浴びせながら、ある立場を支持するために「四つのテスト」を利用することなど決してあってはなりません。

私たちは、すべての友人に「四つのテスト」について学んでもらう必要があります。説き伏せる必要はありません。ロータリーは、非政治的、非宗教的な組織であることを自負しています。だからこそ、ロータリーは政府や宗教団体が踏み入ることができない領域でも活動してくることができたのです。倫理的かつ道徳的な「四つのテスト」を武器に互いを傷つけ、ロータリーの評判を汚すことはやめたいものです。

この卓話は「ロータリーボイス」ブログに投稿された記事の引用です。こちらからぜひ全文をご覧ください

例会

おわりの点鐘

例会

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