第298回例会
Rotary E-club of HYOGO
2020年12月21日開会
12月は疾病予防と治療月間です
はじめの点鐘
ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「我らの生業」です。元気よく歌いましょう。
-
♪ 我らの生業Open or Close
一、我等の生業さまざまなれど
集いて図る心は一つ
求むるところは平和親睦
力むるところは向上奉仕
おゝロータリアン 我等の集い
二、奉仕に集える我等は望む
正しき道に果をとるを
人の世挙りて光を浴みつ
力を協せて争忌むを
おゝロータリアン 我等の集い
会長の時間
皆さんこんにちは。
2020-21年度12月第3回例会、通算第298回例会です。
12月も中盤、このところかなり寒い日が続いていますが、コロナ第3波でゴートゥ―がストップして自粛ムードの中、先週のゴルフ、全米女子オープンで、スランプから復活した渋野選手の活躍に、多少なりともホットな気持ちになりました。
2021年オリンピックが、もし開催されるならば、ぜひ出場して欲しいですね。
さて、この時期で思い出すのは、毎年12月の第2日曜日に行われる「ホノルルマラソン」です。
一番近いところでも20年前ですが、2000年のミレニアムの時に参加したことがあります。この時で3回目。まだそんなに労働環境の良くない?時代でしたから、当時サラリーマンだったので、有休も取らずに、週休を4日固めて言った記憶があります。しかも、先輩に誘われて、走るより観光目的というか気分転換が最大の目的です。その割には、42.195㎞は、きつ過ぎましたが(苦笑)。
マラソン当日、朝5時アラモアナ公園スタートですから、朝4時には公園に約3万人?の人が集まっています。10基以上設置された仮設トイレも長蛇の列です。そしてハワイ市長のスタートの合図と共に大量の花火が打ちあがります。(確かピストルを撃つスターターは、マリナーズの大魔神佐々木投手だったかと記憶)
日本の整然とした9時スタート~17時撤収のマラソン大会と違い、町ぐるみのお祭りイベントなので。かなりムードが違います。沿道の人とも結構ふれあいがあり、バナナをもらう人、薬を塗ってもらう人も見かけました(笑)。また、着ぐるみを着て走る人、鉄下駄で走る人、沿道でドラム演奏での応援も見かけました。とにかく走るのは苦しいのですが、記憶に残る楽しいマラソン大会でした。ぜひ一生に1回は参加されることをおススメします。
さて今週は「ロータリーの友」での「バギオ基金」の記事が印象深かったのでご紹介します。
「バギオ基金」とは、フィリピン・バギオの日系および一般青少年を支援するため、一般財団法人比国育英会バギオ基金によって運営されています。育英資金の提供や日本への留学支援、日比両国の親善友好に寄与しており、後援者からの寄付で成り立っています。
バギオは、フィリピンのルソン島、首都マニラから北へ約250キロ、標高1500メートルの避暑地にあります。1903年、ロータリーが出来る2年前、日本人125人を乗せた東洋汽船の客船、香港丸がフィリピン・マニラ港にいかりを下しました。当時、アメリカ軍の少佐がバギオ山頂に続くベンゲット道路建設の工事責任者として任務にあたっていましたが、難工事のためなかなか進みませんでした。そこで、真面目で勤勉な日本人労働者を募集したもです。
道路は無事完成し、フィリピンに残った日本人は現地の人と結婚するなどしてバギオ近郊にしっかり根を下ろし、各地に豊かな邦人社会を形成しました。
41年、太平洋戦争が始まり、日本軍はフィリピンに上陸、バギオは最後の」激戦地となりました。バギオには日系フィリピン人が大勢いたため、壊滅直前の日本軍は、日本語ができ、日系人である彼らに協力を求めました。日本の敗戦後、この日系フィリピン人たちは、日本軍に協力したことで現地住民の激しい報復と迫害を受け、バギオ山中に逃げ、日系人であることをひた隠しにしてひっそりと暮らしていました。その生活の悲惨さは想像を絶するものでした。
そんな彼らに救済の手を差し伸べたのが、シスターテレジア海野でした。シスター海野は1911年、静岡市生まれ、還暦を機にフィリピンの貧しい人々のために余生をささげるべく、72年、マニラのマリア宣教者フランシスコ修道会に赴任しました。たまたま休暇でバギオへ行く途中、ベンゲット道路開拓に日本人労働者が活躍したこと、そしてその後の彼らの境遇を聞いた彼女は、子孫は今どこでどうしているのだろうと心を痛め、手あたり次第に日系人の消息を尋ね歩き、一人二人とその存在を明らかにしていきました。シスター海野は89年12月31日に亡くなるまで、日系人の子供たちの救済や生活向上、育英に心血を注ぎ、現在は日系人墓地に眠っています。
一人の女性が、気づき、行動し、この基金を作ることが出来ているという事実が、私たちに大きな教訓を与えてくれていますね。
クラブテーマ「もっと知って、もっと楽しもう」。今週もよろしくお願いします!
2020-21年度
HYOGOロータリーEクラブ
会長 児玉貴春
幹事報告
【RAC】第33回全国ローターアクト研修会 の登録のご案内
お世話になっております。
ローターアクトより標記ご案内が届いております。ご登録締切が12/31となっております。
クラブ内でご回覧いただきお取りまとめのうえ、ガバナー事務所までご返信ください。
ガバナー事務所
クラブ管理運営委員会からのお願い
ガバナー 髙瀬 英夫
クラブ管理運営委員長 矢坂 誠徳
Covid-19感染拡大が急速な勢いで広がっています。
クラブ管理運営委員会では、髙瀬ガバナーのご意向を受けて、地区内の各クラブにアンケート調査の提出を毎月お願い致しております。調査のまとめは、各クラブにメール発信するとともに、地区のホームページ及び月信にも掲載しておりますので、ぜひ、クラブ運営の参考として、危機管理の更なる強化にお役立てください。
なお、現在の状況を考えるにあたり、例会の開催・クラブの運営について、11月21日(土)開催のクラブ管理運営セミナーでの矢野 宗司戦略計画委員長(パストガバナー)のお話の中で、特に重要だった点を下記にお伝えいたします。
「2020年4月の国際ロータリー(RI)理事会の決定事項の中に、
ロータリアンの健康と安全を最優先とする。
ロータリーのプログラム・会合・行事の全参加者の健康と安全が何よりも重要である。ウィルス流行のため出席したくないと感じるいかなるロータリー参加者に対しても、直接顔を合わせる会合や行事への出席が義務づけられないものとする。
ロータリーの会合のすべての招集者と運営者は、直接顔を合わせる会合を実施するか否かを決定する際、あらゆる健康上の懸念を考慮することが強く奨励される。
つまり、現在のCOVID-19禍においては、例会をはじめ会合や行事への出席義務が生じないとの判断を国際ロータリー(RI)がしているのです。」
クラブ定款・細則には、会合についての記載がされていますが、現在の感染拡大の現状を十分に踏まえて、例会及び各会合の開催を検討してください。このことについては、「浅木年度の規定審議委員会 工藤涼二委員長」の「新型コロナウィルスと例会運営について」(次ページ)をご一読ください。
例会運営は、従来のフェイス to フェイスの例会開催の場合は、密集をさけての座席配置、検温、手指消毒、マスクの着用を義務づけておられると思いますが、より徹底した換気を心がけてください。それは、必ず窓などを開放するのは当然として、空調設備に換気機能がある会場を使用することが望ましいと考えます。ハイブリッド例会はリアルタイム方式(Zoom等にてリアルタイムの配信)とオンディマンド方式(例会を録画してホームページ等にして配信)があります。上記いずれも例会開催是非の最終判断はクラブの管理主体は細則に定めるところによって構成される理事会ですので、理事会の審議、承認下となります。また会合や行事等のクラブ運営については、危機管理委員会の協議を経て戦略計画委員会がCOVID-19禍においてのクラブ戦略計画を立案して理事会に付託することがクラブ管理運営の基本となります。ただし、地区(髙瀬ガバナー)としては、フェイス to フェイスの例会がロータリークラブにとっては最も望ましいのですが、今後もこのような状況が続けば「ロータリアンの健康と安全を最優先とする」とのRIの理事会決定に基づき、非常時にはオンライン例会(Zoom 等)の開催が望ましいと考えています。(あくまでも推奨)
クラブ内にOM推進委員会を設置することの重要性をご理解いただきますように重ねてお願いいたします。
オンライン例会(Zoom等)の開催についてのお尋ねは、ガバナー事務所を通して、クラブ管理運営委員会内のOM推進小委員会が対応いたします。
ロータリーの友12月号について
『ロータリーの友』地区代表委員の嶋田です。
12月号の抜粋を紹介させて頂きます。
P7.「世界のクラブは今」では、コロナ禍により、多くのクラブで対面形式の会合が開けなくなっている中、世界のロータリークラブはどのように活動しているのか書かれています。対面式の会合を控え、どこもオンラインでの例会が行われているようですね。
P12.今月の特集は「新型コロナに関する影響調査② どうなる?クラブの今後」ということで、アンケート調査の結果が掲載されています。
COVID-19は会員の仕事にも大きな影響を与えているようですね。
支払いをキャッシュレス化されているクラブの紹介がありました。今後、このようなキャッシュレスは普及していくのでしょうね。
P22.「ロータリー国際大会 躍動する台北」では、2021年ロータリー国際大会開催地台北の紹介記事が掲載されています。
台北の歴史や文化など詳しく紹介されています。国際大会が楽しみです。
P34.「バギオ基金 バギオの若者を支援して40年 日比をつなぐバギオ基金」について掲載されています。
今月、バギオ基金への募金の依頼が来ていました。バギオ基金について詳しく存じておりませんでしたが、太平洋戦争において、日系フィリピン人の方々の苦労があったことを知りました。
P44.「大人の着こなし図鑑」
今月のテーマはコートです。西脇に住んでいると、自動車移動が多いため、コートを着る機会があまりないので、たまに東京へ出張したときなどは、コートを忘れそうになります。
P93. SPEECH 「環境中の有害物質の健康に与える影響」ということで、
国際ロータリー第2520地区 第6分区 IM記念講演要旨が掲載されています。
この記事は、かなりショッキングな記事です。私達の生活を考えさせられます。
その中で、食品の調理の仕方によって発生する有害物質等について書かれています。
「焦げる」に注意が必要で、焼き餃子より水餃子、バタートーストよりおむすび、目玉焼きより茶碗蒸し。ポテトチップスは要注意食品だと書かれていますが、個人的にはポテトチップスは好きです。豚肉はおすすめ食品のようです。
2680地区ロータリーの友地区代表委員
西脇ロータリークラブ
嶋田幸直
公式訪問にて配布予定だった資料
お世話になっております。
表題の件につきまして、『★ロータリーからあなたへ』を貴クラブ会員の皆様へ配布していただきますようお願い申し上げます。
『ロータリーカード入会申し込み…』は貴クラブ会長・幹事様へお渡しください。
よろしくお願いいたします。
関本剛会員書籍謹呈のご案内
前略
COVID-19の感染再拡大の中、クラブ運営に日々ご苦労いただいております事、心から
感謝申し上げます。
月信6号(12月)でご紹介いたしました関本剛会員のご著書を送らせていただきます。
NHKニュース番組で放映され、また新聞でも紹介されたためご存じの方もいらっしゃると思います。関本さんは、神戸東ロータリークラブの会員であり、ロータリー財団委員会、
ポリオプラス小委員会の委員を務めておられます。
苛酷な環境に立ち向かわれているロータリアン仲間の思いを感じていただき、会長の時間に会員の皆様にお伝えいただければ幸いです。会員一同心からのエールを送りたいと思います。
早々
D2680 ガバナー 髙瀬英夫
卓 話
【上善如水】
HYOGOロータリーEクラブ 上野 秀男
以前、母との会話の中で、「この先どうなるんだろうね」と言うと「時間は過ぎていくもんだよ」
「覚悟が足らないね」と帰ってきました。
この先どうなるかを心配しながら、コロナ以前の元の生活に戻ることができるのか、母の“時間は過ぎていくもんだよ”、“今までいろんなことが元に戻ったのを見たことないね”と一蹴されました。
私も含め皆さんもこの現実世界で生きています。常に目の前の現実を受け止めて、自身で選択しながら生きているのです。
では、コロナ以前の元の生活とは何でしょうか。自由だった、果たしてそうでしょうか?同じ環境下で仕事をこなして買い物・食事・たまに旅行をする。収入と消費の繰り返し。しかし、それができるのは幸せでもあります。ただこれからは、収入も消費も今までとは違う創造力が必要な感じがします。今までと同じで良いもの悪いものがはっきりする世の中になりそうです。母に言わすと、心の質を変えることだそうです。また、来年は水を意識しなさいと。
老子の言葉に「上善如水」があります。人の生き方を水に例えて理想を見出しています。水は、手で掴むことはできませんが、柔らかくしなやかです。しかし、岩をも砕く力もあります。万物に恵みを与え、争うことなく大海へと流れていきます。しなやかで力ずよく恵みを与える、究極の世界(理想)だということです。最上の善とは、争いを避けて生きること。若いころは、争いを避けるといえば、負けを認めるようでしっくりとはしなかったのですが、今でこそしっくりとします。
確かに水の流れの力で大きな岩や山・土地などを侵食したりします。しかし、手に掴むことはできないのです。争いをやめ、競争をしなければ、もしかすると、今より人間らしく強く生きることができるかもしれません。
現在社会は、競争に明け暮れた社会であり、一生懸命でした。但し受け身の意識下ではかなり迷った人が多い一年だったと思います。
皆様におかれましては、ご自愛専一にて精励くださいますようお願い申し上げます。
おわりの点鐘
この例会に共感された方は、「いいね」をお願い致します。