皆さんこんにちは。
2020-21年度8月第2回例会、通算第282回例会です。

連日35度を超える暑い日が続いていますが、熱中症にくれぐれもお気を付けください。
コロナ感染とも症状が似ているとのことで、応急処置にも時間を要するため、いつも以上に注意が必要です。
先日、知人の薬剤師が開催した、検温、消毒、ソーシャルディスタンスを考慮した健康セミナーに参加しました。血管年齢を測定してくれるというのが一番の動機でしたが（笑）。結果は、実年齢より10歳若いとの結果で、気分良く執筆しています。
健康セミナーの内容は主に血管に関するものでした。血管が固く、厚く、狭くなる動脈硬化は、血管の老化です。「人は血管と共に老いる」ともいわれ、血管の老化は様々な症状の原因となります。日本人の4人に1人が、血管が原因で亡くなるそうです。動脈硬化は加齢や生活習慣の乱れによって進行し、特に50代からはその進行が加速するとのことです。ところが血管の老化が進んでも自覚症状がない為、ある日突然、重大な症状を引き起こします。
セミナーの中で、予防として、食事に関する注意点が役立ちそうだったのでご紹介しましょう。
『おさかなすきやね』が大事です。関西弁で言っているわけではありません。
『お』→お茶～お茶に含まれる「カテキン」は、コレストロール値、血糖値、中性脂肪を下げる他に抗酸化作用あり
『さ』→魚（青み）～魚の油には「DHA」｛EPA｝などの必須脂肪酸が血流を良くする
『か』→海藻～水溶性植物繊維が豊富で、脂肪を排出しコレストロールを下げる
『な』→納豆～「ナットウキナーゼ」が血栓を溶かす
『す』→酢～「クエン酸」は血流改善しサラサラにしてくれる
『き』→きのこ類～「βグルカン」がコレストロールや血糖値を下げる
『や』→野菜類～1日350ｇ摂取が理想。ビタミン、ミネラル、植物繊維を多く含む
『ね』→ねぎ～におい成分「アリシン」が血小板の凝集を抑え、血栓防止効果あり

以上の食事の注意点、当たり前といえば当たり前の事ですが、私は、納豆以外はなんとか自信ありでした。
さて今月は、増強拡大月間です。実はこのセミナー開催の知人は、もう一方の世界的な奉仕団体に所属されてます。ただ仕事が多忙とのことで、月2回例会でも大変と言っていましたので、そういう人のためのＥクラブと売り込んでおきました（笑）。
増強拡大もコロナ禍の影響で、なかなか難しい状況ですが、わかりやすい資料がありましたので、若手会員の研修と自分の復習を兼ねてもう一度、ロータリーの始まりの頃を振りかえってみたいと思います。
ロータリークラブは、20世紀に入ってまだ間もない1905年、米国イリノイ州シカゴの青年弁護士ポール・ハリスが「友情とビジネスを混ぜ合わせたら、友情もビジネスも増えるのではないか」というアイディアを基にして、3人の友人と語り合って発足させたものです。ポールは、同業者間の親睦の難しさを痛感していたので、競争相手とならない友人の輪をつくりだそうと、会員を一業種一人に制限したのです。これが、職業分類制度の始まりです。 これによって、他の会員から商売上の利益を得ることを目的として入会したような人でも、クラブ内の温かい雰囲気に包まれて、利益よりもっと満足できるもの、すなわち「親睦」を見いだすことが出来るようになりました。他の職業の会員と話し合い、友情を育て、互いに協力して地域が抱えるいろいろな課題の解決を支援できるようになったのです。ロータリーの親睦は、単に会員同士が仲良くするというだけではなく、奉仕活動の基礎となるものでした。さらに、共に行う奉仕活動が一層親睦を深めることになりますので、ロータリーは親睦と奉仕の融合の場となったのです。
この職業分類制度によって、会員は、クラブに対しては自己の職業の代表者という責務を負うことになり、また、ロータリアン以外の人に対しては、日常の仕事を通してロータリー精神を普及する責務を負うことになりました。この二つの責務が職業奉仕の基盤となったのです。
現在、規定審議会の決定で、一業種一人でなくても良くなり、もう一方の奉仕団体との差が無くなってきていますので、前述の知人を誘うにも、自クラブ以外では、何をアピールするのか難しい時代になってきていますが、やはり人とのつながり、親睦と友情を深める事が大切なのでしょうね。
クラブテーマ「もっと知って、もっと楽しもう」。それでは、今週もよろしくお願いします！

HYOGOロータリークラブ
会長　児玉貴春

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