第182回例会
Rotary E-club of HYOGO
2018年4月9日開会
4月は母子の健康月間です。
はじめの点鐘
ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「四つのテスト」です。元気よく歌いましょう。
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♪ 四つのテストOpen or Close
真実か どうか
みんなに 公平か
好意と友情を深めるか
みんなのためになるかどうか
会長の時間
今週は2017-18年度、第33例会・通算182例会です。
4月7日宝塚ホテル・宝寿の間にて開かれました、宝塚中ロータリークラブ創立25周年記念例会に私と堤幹事・上野会員と出席させていただきました。
記念講演は、ピアニスト辻井伸行さんのお母様・辻井いつ子さんのお話でしたが、実践されてきた「子供をよく観察し、信じ、固定概念に当てはめず才能の芽を伸ばす教育」に大変感動し、共感致しました。
何故なら私ごとなのですが、今年ちょうど娘が受験でした。
娘は満遍なく点数を取る事が苦手な子だったので、それならばと小さい頃から海外で学ぶ事が目標だったので、大好きな英語を思いっきり伸ばす方針へ切り替えたのです。その途端、その教科だけでなく他の教科も一気に伸び、希望していた進路へ進む事ができました。
できない事を埋めようとしていた頃はヤル気もなかなか出なかったのですが、長所や得意・好きな事を思いっきり伸ばすことは、子供自身が自信をつけ「目標に向かって進む力」をも強化するという事を目の当たりにする経験になりました。
それは子供だけでなく、大人にも通ずるように感じます。
さて、最後に「親ばか力」(辻井いつ子著・アスコム刊)より【「親ばか力」で才能を引き出す10の法則】を掲載させていただき、今週の会長の時間としたいと思います。
それでは、今週もどうぞ素敵な一週間を…
吉井久美子
幹事報告
①月間リソースのご案内 母子の健康月間 (別紙あり)
②ガバナーノミニー・デジグネートの宣言(別紙あり)
③2018年地区研修・協議会登録についてご確認のお願い(別紙あり)
ロータリークラブ御中
お世話になっております。
2018年地区研修・協議会のご登録一覧を添付いたします。
2シートに分かれています。(尼崎~神戸第2G、東播第1~但馬)
ご確認いただき、間違い・変更等ございましたら4月13日までに
ご連絡いただきますようお願いいたします。
オレンジの方は代理の方、グリーンの方は変更可能性のある方です。
変更の可能性のある方や現在、空欄のあるクラブも
4月13日までには決定の上ご連絡をお願いいたします。
委員会報告
2018-19年度地区運営方針の一つに「My ROTARYへの登録率が50%以上になるよう推進するとともに、ロータリアンのロータリー並びにRIや地区への関心を高め、「ワン・ロータリー」を推進する」という目標がありました。
3月18日時点での HYOGO ロータリーEクラブの My ROTARY への登録率は 60% で、当2680地区では2番目でした。(4月9日現在70%です)
Web上で活動する当クラブにとって、100% でないのは大変残念な結果です。
My ROTARY に登録することで、ロータリー活動するための様々な情報を得ることができ、本業の役に立つ情報も得られるかと思います。
登録に10分もかかりませんので、ぜひ登録をお願いします!
卓 話
人材育成の仕事をしていると4月は一年で最も忙しい時期です。私の専門はCS(customer satisfaction)ですが、この時期だけは多くの新入社員研修に駆り出され、全国各地で新社会人にお会いします。毎年大手の研究機関からその年の新社会人の特徴が発表されます。
今年の新人は「SNSを駆使したチームパシュートタイプ」。冬季オリンピックで金メダルを獲得した女子チームパシュートの活躍はまだ記憶に新しいですよね。2018年の新社会人は、小人数のグループでSNSを使い情報交換し、スピーディーにゴールを目指しチームで成果を出す、のが特徴とのことです。言い換えると周囲の様子見をしながら目立たず行動する、やや主体性に欠けた傾向があると言えるのかもしれません。
さて、その私ですが、新年度が始まったばかりの4月3日に、自身3冊目の拙著「ビジネスマナー 基本の基本」をPHP文庫さんから出版させていただきました。時節柄どの書店も店頭の手に取りやすい場所に平積みしてくださっていて、書店の前を通るたびに感慨に浸っています。また、今回はじめて「文庫」を世に出して改めて気づいたことですが、文庫本は書店だけでなく、駅や空港の売店やキオスクにも置かれているということです。近いうちに、駅売店で自分がおにぎりを買っている横で、自著をお買い上げくださっている人に出会うかもしれないというワクワクした期待感でここ数日を過ごしています。
フリーランスで活動している人や、専門分野で仕事をしている人の中には、自分のメソッドや経験、研究結果を書籍にまとめたいとお考えの方もいらっしゃることでしょう。
ここからは、どうすれば「本を出せるのか」、私の拙い経験からそのエッセンスを以下にお伝えさせていただきます。
出版社や編プロとの人間関係を築く
これは私の書籍を担当してくれた編集者から聞いたことですが、出版社には毎日のように書きあがった原稿が届くそうです。ですが、なかなかその全てに目を通す時間は無く、いつも申し訳なく思っているとのことでした。少し冷めたい言い方かもしれませんが、どこの誰だかわからない人の原稿を読む時間はなく、また、出版社としては、知らない人を世に出すリスクは負えないということだと私は理解しています。
従って、もし出版関係の人と出会う機会があれば、ゆっくり時間をかけて自分を知ってもらい良い人間関係を築くことが大切だと思います。
自分の活動を広く発信する
まさに、SNSやブログで自分が持っているスキルや情報を惜しみなくどんどん発信するということです。私の周囲で、実際にフィットネスや美容関係等の実用書を出版された人達がこれにあたります。出版社は常に著者を探しています。本一冊分のネタがある。著者に「書く」力があるか(実用書だと名文である必要はありません)。多くの人の役に立つ情報であるか。等のことがわかれば、出版社側からある日突然オファーがあるというケースです。
自分のファンをつくる
いざ作ったものの、売れないでは出版社としては見当違いになってしまいます。一体、何人の人が買ってくれるのか?!インスタグラムのフォローワーの数やブログの閲覧数、顧客数、メディアの露出量等がその目安になります。これは初版の印刷部数とも関係する重要なポイントだと思います。ちなみに、私の場合、インスタのフォローワー数はお恥ずかしい程少なくて、メディア取材の実績が功を成したようです。
以上、好きに書かせていただきましたが、これは全ての人に当てはまることではありませんし、あくまでも私が感じたことにすぎません。
稀に、高額な出版セミナーに参加し、ようやく出版にこぎつけた・・・という人の話を聞くことがあります。たくさんお金があるならそれもひとつの手段としてアリなのかもしれませんが、それでは本を出すことが目的になってしまっているようで、少し寂しい気もします。
最後に、出版に興味のない人にとってはどうでもよい様なお話しだったかもしれませんが、面白可笑しくお読みいただけましたら幸いです。
高岡よしみ
人材育成コンサルタント
株式会社ファヴリオ代表取締役
大手ホテルに勤務し接客サービスのスキルとホスピタリティマインドを身に付ける。その後、ファッションモデルに転身し、東京コレクションや海外有名ブランドのファッションショーに出演。ハイエンドの舞台で身につけた審美眼と、ホテル時代の経験を生かし、接客サービス業を中心にブランディングや店舗再生等のコンサルティングを手がける。
人材育成の分野では有名企業、一流ブランド、ホテル他各種サービス業に向けてビジネスマナー研修、接客接遇研修、顧客満足研修等を行う。お客さまに喜ばれ、やりがいを持って働くスタッフを増やし、企業イメージの向上、売上向上に貢献することを使命とし日々活動を続けている。趣味はホテル巡り。世界中のラグジュアリーホテルを訪れ、紀行の執筆も行う。
一般社団法人 日本姿勢と歩き方協会代表理事兼務
おわりの点鐘
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