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MAKE UP

第18回例会

Rotary E-club of HYOGO

2014年7月14日開会

Eクラブ連絡会を月1回開催します。次回は8月14日19:00~宝塚ホテルにて

はじめの点鐘

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「それでこそロータリー」です。元気よく歌いましょう。

  • ♪ それでこそロータリーOpen or Close

    一、どこで会っても やあと言おうよ
    見つけた時にゃ おいと呼ぼうよ
    遠い時には 手を振り合おうよ
    それでこそ ローローロータリー
    ニ、笑顔 笑顔で 語り合おうよ
    心と心で 結び合おうよ
    みんな世の為 働らき合おうよ
    それでこそ ローローロータリー
    三、どこの国にも 友が居るよ
    みんな一つの 輪になろうよ
    同じ心で 親しみ合おうよ
    それでこそ ローローロータリー

例会

会長の時間

みなさん東京都の利島村という地域をご存知でしょうか?

先日、プライベートと私の地域活性をライフスタイルしている関係で訪れてきました。

今回で2回目になるのですが、最初に訪れたのは今から3年前の事です。

銀座(東京)の会議室で、利島村の清水君という青年にあったのがキッカケでした。

そこでの、感動を2部に渡ってお話したいと思う。

エピソード1:椿の島“利島”

東京都内の桟橋から大型客船に揺られること約7時間半。

洋上にぽつりと浮かぶ島、それは東京都利島村。

伊豆諸島の一部を成す島で、周囲8㎞の小さな島です。

図2 図3

この島に暮らす住民は約300人。

日本で2番目に人口が少ない自治体(市区町村)です。
※東京都 利島村 人口334人(1740位/1741)
※2013年10月1日 推計人口より

そして、更に驚きなのは、今の人口(約300人)は、この200年~300年間ほとんど変わっていないという!

つまり「過疎化」すらしていない地域なのです。

昨今、日本国内においては“少子高齢化”といった問題を抱えており、

数十年後には人口減少が続き8000人になるとい状況の中で、

“そもそも、過疎化や少子高齢化していない”という。

平均年齢は40才後半から50才前半で、一番多い世代が30才台。

図1
人口の規模の小ささはあれど、どうすればこういう事が起こるのか。

日本は、産業化を進めてきた結果、全国の地方ではその跳ね返りを受け

経済や少子高齢化の問題・悩みを抱えている状況だというのに・・・。

そこで、もう少し島の情報を詳しく調べてみることにした。

この島は豊かな自然の恵みを軸に据え、既に自然発生的に第六次産業を展開しています。

島の最大の特色は何と言っても面積の80%を占める椿林(つばき)

その本数は20万本にもおよぶというから、驚きです。

利島村の椿林の歴史は古く、江戸時代中期には椿油を年貢として納めていたほど。

そして現代においても椿油の生産量は日本一を誇っており、品質も高い評価を得ている。

島では住民のほとんどが椿の畑を所有。

木々の世話を行い、椿の実を収穫し、島内の工場へと出荷している。

まさに「椿の島」といえる。

島の中央にそびえる宮塚山の斜面には地形を利用して作られた段々畑が広がる。

そこには適度な間隔をあけ、椿が整然と植えられていて、素晴らしく美しい。

地肌の茶色と葉の緑色の美しいコントラスト。

木々の根元に目をやると、落ち葉や雑草がほとんど見当たらない。

地面へ自然と落下する椿の実を収穫するため、常に綺麗な状態にしておく必要があるそうだ。

別の椿林には煙がもくもくと立ちこめていた。

そこには腰を折り曲げながら熊手で丁寧に落ち葉を集めるおばあさんの姿が。

火をくべた落ち葉から立ち上る煙は木々の合間を抜け、天高く上ってく光景は島の人々の椿への想いが感じられる光景で、印象深いものでした。

椿の実の収穫量は台風によって大きく左右され、安定的に供給することは難しい。

さらに搾油率(油になる量)は収穫量の約3割ほど。

油の原料としては非常に貴重なものとなっている。

10月頃、台風を無事に乗り切り、収穫された実は天日干しされた後、利島村椿油製油センターへ集荷され、生産ラインに乗せられる。

そして搾油された油は脱酸などの工程を経て、黄金色の美しい椿油となる。

そしてパッケージングされ、「純利島産」椿油として全国へと流通してゆく。

この椿油の販路拡大に奔走するのが利島村のJA職員、清水雄太氏。

Iターンで島へ移住し、現在は利島村と東京、さらには全国を忙しく飛び回る。

おしゃれな椿油のパッケージデザインも彼のアイデアによるものだ。

椿油のみならず、海産物も含め島そのものをPRする営業スタイルは、まさしく「島の営業マン」。

全国各地のイベントへ出展を重ね、椿油は利島の名とともに着実に浸透しつつある。

椿は植樹してから実をつけるまでに30年もの歳月を要する。

一朝一夕で産業化できるものではない。

代々椿畑を守り、受け継いできた先人たちの存在があり、そのバトンを新しい世代の人材がしっかりと受け継いでいる。

今日も利島の山にたなびく煙の麓には、黙々と椿林を手入れする人々の姿がある。

 
椿林では落ち葉に火をくべ、煙が漂う。
冬、島中で椿の花が咲き誇る。

 
秋には椿は実(種)を大地に落とす。落ちた実を収穫、精製し、椿油にする。

 
#次回、第二部につづく

例会

幹事報告

今週の幹事からの報告を掲載します。

例会

委員会報告

先週木曜日の19時に有志が宝塚武庫川ロータロークラブの事務所に集合し、
今後のプログラムについて話し合いを行いました。
会長、幹事、SAA、職業奉仕委員長、社会奉仕委員長の皆さんです。

Eクラブ連絡会

例会

卓 話

今週の卓話は、
「2014-2015年度の地区運営方針と滝澤ガバナーから各委員会に提示された本年度の諮問事項についての解説」です。
このビデオは4月に行われた地区研修協議会でのガバナー報告です。

例会

おわりの点鐘

例会

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