HYOGO ロータリーEクラブは、24時間365日世界中どこからでもメークアップできます。Rotary E-club of HYOGO

MAKE UP

第554回例会

Rotary E-club of HYOGO

2026年10月5日開会

10月は地域社会の経済発展月間です

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「君が代」と「それでこそロータリー」です。元気よく歌いましょう。

  • ♪ 君が代Open or Close

    君が代は
    千代に八千代に
    さざれ石の
    巌(いわお)となりて
    苔(こけ)のむすまで

  • ♪ それでこそロータリーOpen or Close

    一、どこで会っても やあと言おうよ
    見つけた時にゃ おいと呼ぼうよ
    遠い時には 手を振り合おうよ
    それでこそ ローローロータリー
    ニ、笑顔 笑顔で 語り合おうよ
    心と心で 結び合おうよ
    みんな世の為 働らき合おうよ
    それでこそ ローローロータリー
    三、どこの国にも 友が居るよ
    みんな一つの 輪になろうよ
    同じ心で 親しみ合おうよ
    それでこそ ローローロータリー

会長の時間

会長の時間 第11回

「それぞれの、ふるさと」

水彩画風のイラスト。中央で年齢や国籍の異なる人々がテーブルを囲み、ふるさとの風景を描いた冊子とノートパソコンを前に語り合っている。周囲には山あいの田園、港町、太鼓台の祭り、都会の街並み、家族の食卓、帰郷を迎える場面が描かれている。

皆様、こんにちは。

1週間元気でお過ごしでしたか?

さて、1か月弱前の9月12日「2680地区 阪神第三グループの会長幹事会」が柏原で開催されました。今年度の会長同士の顔合わせは事前研修を入れて3度目で、情報共有や相互理解も回を重ねる度に進んでおります。

そこで共有された情報の中に、毎年一度「阪神第三グループ」において、各クラブ持ち回りで開催されている「インターシティミーティング※通称IM(アイエム)」の本年度の企画について大見(おおみ)ガバナー補佐より発表がありました。

ちなみにIMとは:近隣のロータリークラブが集まり、親睦と情報交換を通じて、奉仕への理解を深める会合で、当クラブは阪神第三グループのIMに毎年クラブ経費から全員分の参加費を支出・登録して参加できる方が現地に集まっております。

4期前の藤原一秀会長期に、当クラブでは初めて主催の立場でIMを開催して各方面からご好評をいただいた実績もございます。実行委員長を務めた児玉貴春会員は「生涯最大の感動体験だった」とおっしゃっています。当時の話をすると、つい最近も感涙を流されておりました!!ほんとですよ。

本年度の阪神第三グループのIMでは、「ふるさと」をテーマとする冊子づくりを企画されています。

→IMは、2027年2月7日(日)ユニトピアささやまにて開催予定。

近年のIMでは、各クラブからパネラーが出て、その年のIMテーマについて壇上でディスカッションを展開して行く形式や、ゲストスピーカーによる講演をメインに学ぶ―といった機会が多かったですが、今回は「冊子」を作ってクラブが在籍する地域の自慢を集め、それを共有することで相互理解やシナジー強化を進めよう~ との意図から、この企画を決められたそうです。

そこで我々Eクラブに目を向けますと、皆様ご存知の通り当クラブ会員の「ふるさと」は地図上の阪神第三Gや2680地区領域をはるかに超えており、都道府県どころか国も超えて広がっておりますので、どのようにまとめるのかが悩ましいくらい膨大なリソースがあります(笑)

‥ということで、大変面白いテーマ「ふるさと」を考える機会をいただきました。

この言葉を前に、私たちHYOGOロータリーEクラブなら、どのような思いを届けられるだろうか?と考えています。

阪神第三グループの各地域に根ざす、他のクラブの皆様にとって「ふるさと」は、日々の暮らしや仕事、クラブの奉仕活動とも深く結びついた存在が多いでしょう。

‥更にクラブメンバーの多くの方が、地域にご自身たちやひょっとしたらご先祖代々の「暮らし・想い出」などが重なって存在しているケースもあるかも知れません。地域の変化を見つめ、学校や事業所、住民の方々との信頼を育てながら、活動を積み重ねてこられていることもあるでしょう。

「地域の人が困ったときに相談できる相手がいる。」

その安心を支えてきた奉仕の歩みには、私たちも学ばせていただきたいことがたくさんあります。

一方私たちのクラブには、地区外で暮らす会員や、外国籍の会員もいます。

‥というよりもむしろ2680地区に在住経験や勤務経験もない会員が半数を超えておりますので、同じ地域に集まることを前提とせず、ロータリーへの思いや人との縁を通じてつながっているというのが当クラブの実情です。

そうした会員構成だからこそ、「ふるさと」というテーマに、異なる土地で育まれた記憶や、複数の地域に愛着を持つ人の視点を添えられるのではないかと思うのです。

ふるさとは 人によって違う

「ふるさとはどこですか」と尋ねられたとき、すぐに一つの地名を答えられる人もいれば、少し考える人もいるでしょう。

生まれた町、育った町、長く働いた町、家族と暮らす町。

自分を育ててくれた土地と、今自分が誰かを支えている土地が違うこともあります。

国を越えて暮らす方には、故国への思いと、日本で築いてきた日常への愛着が、ともにあるかもしれません。

もちろん、外国籍だからといって、その方のふるさとを国籍だけで決めることはできません。どの場所を懐かしく思い、どの人とのつながりを大切にしているかは、ご本人の言葉で聞いてこそ分かるものです。

ふるさとは、地図上の場所に加えて、「自分を覚えていてくれる人がいる」「帰れば迎えてくれる」「この場所の未来を気にかけている」という関係の中にもあるのでしょう。そう考えると、一人の中に、ふるさとがいくつあってもよいのだと思います。

当クラブとしては、会員を一つの地域に当てはめるより、それぞれがそれぞれの「ふるさとを大切に思う理由」を語れるようにしたいものです。

その物語には、ふるさとの本質が気づきとして得られるかも知れません。

地域自慢には その人の大切なものが表れる

とはいえ、難しく構える必要はありません。「うちの町の魚はおいしい」「この祭りだけは、毎年帰りたくなる」「夕方の山の色が何とも言えない」。そんな地域自慢もよいでしょう。

食べ物の話になると、普段は控えめな方まで急に力が入ります(笑)。

「一度食べてみてください」と言いながら、心の中では「できれば二度、三度」と思っているかもしれません。そんな熱量も「ふるさと」への愛情の表れです。

そして、もう一歩踏み込んで聞いてみたいのです。

「なぜ、それが好きなのですか」と。

名物の味の向こうには、家族で囲んだ食卓があるかもしれません。

祭りの思い出には、準備に汗を流した近所の人がいるかもしれません。

自慢の風景には、その景色を守ってきた人々の仕事があるかもしれません。

そうした話を聞くことで、私たちは土地を知ると同時に、仲間を知ります。

肩書や職業だけでは分からない、その人の喜びや感謝、大切にしているものに触れられる。地域自慢は、相互理解を深める入口にもなるのです。

外からのまなざしで 兵庫の魅力を伝える

私たちが阪神第三グループ地区の皆様に提供できる価値の一つは、兵庫を外から見たときの魅力を言葉にすることではないでしょうか。

長く暮らしていると、見慣れた景色や日常の習慣は、当たり前になっていきます。ところが、ほかの地域で育った人や、異なる文化の中で暮らしてきた人には、それが新鮮に映ることがあります。町並みや産業だけでなく、地域の方の声のかけ方、行事への関わり方、困っている人への気づかいにも、心を動かされるかもしれません。

冊子の原稿には、当地区グループ外がふるさとである会員の「私のふるさと」とともに、「私が出会った兵庫の魅力」を添えるのもアリかも知れません。「地元の方には普通のことかもしれませんが、私はここに感動しました」という声は、その地域の方が、自分たちの暮らしや活動の価値を再発見する助けになると思います。

自慢の先に 守りたいものを聞く

地域自慢を奉仕につなげるには、「好きなもの」の次に、
「これからも残したいもの」を聞いてみるのもよいのでは?と思います。

「祭りを続けたいけれど、担い手が減っている」

「子どもたちに地元の仕事を知ってほしい」

「地域で暮らす外国人にも、行事に参加してもらいたい」

など、大切にしているものを語ると、その地域の願いや困りごとも見えてきます。

私自身、高校卒業まで愛媛県の東の端で育ちましたが、子どもの頃から10月の秋祭りの時期には「太鼓台」という「だんじり」や「山車」のようなもの※下の写真参照 を町内の人が集まって数日間にわたって地域中をひいてまわり、その間地域の多くの企業はお休み!!最終日の最後には地域の神社に各地域の「太鼓台」が何台も大集合して盛大に祭りを祝うという大きなイベントがありまして、今もなお続いておりますが、時代の流れと共に高齢化が進行して、メインで活動する体力のある大人の数が不足して来ているといった課題も郷里の友人たちからは聞こえて来ております。

神社の境内に並ぶ2台の太鼓台。金色の龍の刺繍と黒い房飾りの付いた山車を、揃いの法被を着た担ぎ手たちが囲んでいる。

そこを離れて既に40年。全く参加できておりませんが、SNSに友人がこの「太鼓台」運行を支えて盛り上がる写真が挙がっているのを見て懐かしいというより継続している事に嬉しさや子どもの頃のワクワクした気持ちを思い起こしたり・・。

このように一人ひとりに、ふるさとの自慢、それを支える人、未来に残したいもの、協力してもらえたらうれしいことなどを、自分の言葉で紹介していただくのもアリですよね。

観光案内に、人の営みと未来への思いも加わります。

読んだ人が「うちの地域にも同じ課題がある」「この工夫は参考になる」「その相談なら、知っている人を紹介できる」と感じれば、この冊子づくりきっかけの情報交換、交流や協力の入口になります。

遠い町の話が、自分の地域を考える材料にもなりそうです。

地域の経験と 会員の専門性をつなぐ

例えば、地域の高校生に仕事の話を届ける活動なら、地元クラブの皆様が築いてこられた学校との関係に、地区外の会員の職業経験を加えられるかもしれません。

生徒たちは、身近な仕事と、ほかの地域の仕事の両方に触れ、自分の将来を考える機会を持てます。

祭りや地域活動の発信を手伝う、別の地域の取り組みを紹介する、オンラインで相談の場を設けるなど、協力の形はさまざまです。各地の事情を知る方と、経験や専門性を持つ方が出会えば、具体的な工夫を一緒に考えられます。

出発点は、現地で活動している方の声
「何に困り、どのような協力を望んでいるのか」を聞き、
まず小さく試して、役立ったかを確かめる。

地域への敬意を持って関わることが、次の協力につながると思います。

仲間のふるさとを 気にかける

ふるさとの話を聞いた後では、
同じ地名のニュースも、少し違って見えるようになるでしょう。

この夏、大きな災害ニュースもありましたが、
「あの会員が紹介してくれた町だ」「あの景色は大丈夫だろうか」。

土地に人の顔が重なることで、関心が生まれます。

その関心は、訪問や学び合い、地域の活動への協力につながるかもしれません。

災害などが起きたときにも、必要な情報を確かめ、
相手が望む支援を考える動機になるでしょう。

仲間のふるさとを知ることには、
奉仕の対象を、顔の見える存在として受け止める意味があると思います。

私たちHYOGOロータリーEクラブは、兵庫の地区に属する仲間として、そのつながりを大切にしながら、会員それぞれの地域や文化、職業経験を持ち寄っていきたいと考えています。各地域で積み重ねられてきた奉仕に学び、私たちが持つ縁や知恵が役立つ場面では、進んで協力できるクラブでありたいものです。

今回の「ふるさと」というテーマは、その一歩を踏み出すよい機会です。

皆様の大切な場所と、そこにいる人のことを、ぜひ聞かせてください。

一人のふるさとを、ほかの仲間も気にかけるようになる。
そうした関係が、兵庫の各地へ、さらに地区や国を越えて広がっていけば、
集まった「地域自慢」は、
これからの奉仕を育てる物語になるのではないでしょうか。

後日、クラブのメッセンジャーで皆様に「ふるさと」アンケートを同報致します。

積極的にご回答いただければ幸いです。

おそらく、いただいたものをそのまま地区へ出すことはできないかと思うので提出分は編集しますが、クラブ例会記事では全てを公開させていただきたく思っております。

アンケートに沿って、奮って皆様の「ふるさと自慢」のご返信をお願いいたします。

それでは、また素晴らしい一週間をお過ごしください!

HYOGOロータリーEクラブ
2026-2027 会長 渡邊 誠

幹事報告

2026-27年度ガバナー月信4号 データ配信のお知らせ

国際ロータリー第2680地区 地区事務所より、ご案内が届きました。

この度、「ガバナー月信4号」を、地区ホームページに公開いたしましたのでご案内申し上げます。

閲覧用URLは下記のとおりです。

2026-27年度 ガバナー月信№4(PDF)

国際ロータリー第2680地区 地区事務所
〒650-0046 兵庫県神戸市中央区港島中町6-10-1 神戸ポートピアホテル 本館722号室
TEL 078-304-2680 FAX 078-304-2681
E-mail [email protected]


第6期RLI(ロータリー・リーダーシップ研究会)パートⅠ 開催のご案内

国際ロータリー第2680地区ガバナー 矢坂 誠徳、RLI委員会 委員長 太田 叶子より、2026年10月2日付でご案内が届きました。

例年実施して参りましたRLI公式プログラムについて、本年度もRLIパートⅠの開催準備が整いましたので、ご案内申し上げます。

RLI(ロータリー・リーダーシップ研究会)は、世界中の多くの地区が取り入れているロータリーの意識向上のためのプログラムです。会員一人ひとりがリーダーシップ意識を高めることにより、一層ロータリー精神を理解でき、クラブ内での快活な語り合いを通して自己研鑽し、クラブ活性に結びつける研修です。このプログラムで採用されている、ファシリテーション手法はクラブ内や会社、地域社会等の色々な会合でも活用できます。また、ロータリーの新たな学びの手法であるラーニングモデルの一つでもあります。クラブ会長、クラブ・ラーニングファシリテーターに於かれましては、幅広い会員がRLIに参加できますようにクラブ会員の推薦をお願い申し上げます。

RLIはパートⅠ(11月14日)・パートⅡ(1月30日)・パートⅢ(4月3日)のコースでワンセットになっています。既にパートⅡ・パートⅢなどを修了され、パートⅠが未修了の方にもご案内をお願いします。多くの方のご参加をお待ちしておりますが、会場の部屋数の制限がございますので、お早めに参加登録の手続きをお願いいたします。

RLIパートⅠ 開催内容

  • 日程:2026年11月14日(土)
  • 受付:9:00 開会:9:30 終了:17:00予定
  • 場所:神戸国際会議場 4階 401,404,405,406
  • 定員:40名(受付順とし定員数に達した時点で締め切りいたします)
  • 形式:小人数(6〜10名程度)でのディスカッションを50分間で6セッション行います。
  • 対象:今年度のクラブ・ラーニングファシリテーター、会長エレクト、次年度幹事予定者、その他ロータリアンとしてのスキルアップを期する方ならどなたでも歓迎いたします。ロータリー歴は一切問いません。
    ※ただし1クラブ3名までとしてください。

参加費・送金について

参加費:計6,500円/人(内訳は下記)

  • パートⅠ参加費:5,000円/人(昼食・飲料費含む)
  • RLI参加者テキスト代:1,500円/冊
    ※テキストは当日配布しますので、パートⅠ研修に必要な部分は事前にメールにて参加者に配信します。
  • 申込・送金期限:2026年10月23日(金)
  • 申込方法:Googleフォーム(地区より配布された案内文書をご確認ください)

・振込手数料についてはご負担願います。
・振込名義は"RLI+クラブ名"の表記をお願いいたします。(例:RLI ヒメジヒガシ)
・振込はクラブ単位でまとめて(テキスト代共)期日までに送金をお願いいたします。

RLIパートⅠ研修会 参加申込フォームについて

ご登録に関しましては、Googleフォームからお申込みをお願い致します。
また、お申込みは事務局様がお取りまとめの上、一括にてご入力をお願いします。

フォームについてのご質問等は下記連絡先へ
地区事務所:[email protected]

RLIパートⅠセッションカリキュラム

パートⅠでのディスカッションの内容は、6セッションがありカリキュラムは次の通りです。

セッション1 ロータリーにおけるリーダーシップ

セッションの目標

  • リーダーシップの特徴を探る。
  • リーダーシップのスタイルを見直す。
  • 自分のリーダーシップスタイルが、クラブ内のほかのリーダーやロータリークラブのニーズとどのように関係があるかを検討する。

セッション2 私のロータリー世界

セッションの目標

  • ロータリーの使命について議論する。
  • ロータリーの組織構造について理解する。
  • ロータリーの組織は、ロータリアンとしての私をどのように支えているかを考える。
  • ロータリーのビジョンと戦略優先項目を理解する。

セッション3 倫理と職業奉仕

セッション目標

  • ロータリーの指導原則に含まれる倫理観を学ぶ。
  • 私たちが共有できる価値観は何か。
  • これらの価値観が、自分自身や自クラブとどのような関わりがあるか。

セッション4 財団Ⅰ 私たちの財団

セッション目標

  • ロータリーの財団の使命、プログラム、および資金調達について理解する。
  • ロータリー財団の重要性と価値について議論する。
  • ロータリアンがロータリー財団(TRF)へ寄付をする必要性。

セッション5 会員の参加を促す

セッション目標

  • クラブ会員にロータリー活動の参加を促すことの重要性。
  • 会員の参加を促す方法を探る。
  • あなたにとってのロータリーの魅力を確認する。

セッション6 奉仕プロジェクトを創造する

セッション目標

  • あなたのクラブの奉仕プロジェクトをどのように立案し、遂行することができるかを学ぶ。
  • 奉仕プロジェクトの成功を評価する方法を学ぶ。

当日タイムスケジュール

9:00登録開始
9:30開会 全体会議
10:00〜10:50セッション1(50分)
11:00〜11:50セッション2(50分)
11:50〜12:30昼食
12:30〜13:20セッション3(50分)
13:30〜14:20セッション4(50分)
14:30〜15:20セッション5(50分)
15:30〜16:20セッション6(50分)
全体会議場に移動
16:20修了証・卒業証授与 講評
16:50閉会

今後の予定

パートⅠご参加の方は引続き下記研修会にご参加ください。

RLIパートⅡ

  • 日時:2027年1月30日(土) 9:00受付開始 9:30〜17:00
  • 場所:神戸国際会議場 4階 401,404,405,406

RLIパートⅢ

  • 日時:2027年4月3日(土) 9:00受付開始 9:30〜17:00(終了後、懇親会を予定)
  • 場所:神戸国際会議場 4階 401,404,405,406

グローバル補助金(人道的プロジェクト)「フィリピン・ナボタス市 教育支援グローバル補助金事業」(尼崎東RC提唱)へのご協力のお願い

国際ロータリー第2680地区ガバナー 矢坂 誠徳、国際奉仕委員長 有川 裕之より、2026年10月2日付でご案内が届きました。

標記のとおり、尼崎東ロータリークラブ提唱のグローバル補助金(人道的プロジェクト)が、国際奉仕小委員会による審査を通過し、現在、補助金小委員会にて最終審査を行っている状況です。本プロジェクトの総事業費は52,240ドル(約825万円 1ドル=158円換算)と予定されております。誠に恐縮ではございますが趣旨をご理解いただき、何卒格別のご高配を賜りますよう伏してお願い申し上げます。

貴クラブにおいて、プロジェクト内容をご検討いただき、可能なら協同提唱クラブとして、ご協力をお願い申し上げます。
つきましては、10月30日(金)までに、返信用紙を地区事務所までご返信いただきますよう、よろしくお願いいたします。

  1. 返信方法:共同提唱ご協力のお願い文書のご回答フォームにご記入の上、メールにて地区事務所までご返信ください。
    協力ありの場合:参加するにチェックを入れ、拠出金額(ドル)をご記入ください(下記2のとおり手数料を含めた金額にしてください)
    協力なしの場合:参加しませんにチェックを入れ、ご返信ください。
  2. 現金拠出金額:グローバル補助金への現金拠出金をロータリー財団に送る際には、5%の手数料が必要となっております。つきましては、現金拠出額の入力欄には、手数料を含む合計額をご入力ください。金額は必ず米ドルでお願いいたします。日本円でのご記入は不可とさせていただきます。
    例:100ドルの拠出の場合→1口100ドル手数料(5%)5ドル、合計105ドルとご記入ください。
  3. 入金方法や入金日:後日、別途通知いたします。

共同提唱ご協力のお願い(尼崎東ロータリークラブ)

国際ロータリー第2680地区ガバナー 矢坂 誠徳、国際奉仕委員長 有川 裕之、尼崎東ロータリークラブ 国際奉仕委員長 石本 一也より(2026年10月2日付)

このたび当クラブでは、国際奉仕事業の一環として、フィリピン・ノースベイイーストロータリークラブとの共同による教育支援事業を実施する運びとなりました。
本プロジェクトの対象地であるフィリピン・ナボタス市は、依然として貧困課題を抱えており、子どもたちの学習環境も十分に整っていない状況にあります。そこで当クラブでは、ロータリーの重点分野である「教育」に焦点を当て、学習環境の改善を目的とした支援を計画いたしました。
本プロジェクトでは、現地の公立小学校に対し、モニターやプリンター等の資機材を寄贈し教育環境を整え、さらに、教員および保護者を対象としたデジタルリテラシー向上研修を実施し、地域全体の教育力向上を目指します。

教員には、デジタル教材の作成方法やオンライン教材の活用方法を学ぶ機会を提供し、授業の質の向上を図ります。また保護者には、基本的なコンピュータ操作やインターネット活用に関する研修を行い、家庭での学習支援体制の強化につなげます。

さらに、研修マニュアルの整備や継続的なモニタリングを実施することで、一過性の支援にとどまらず、持続可能な教育環境の構築を目指してまいります。

本プロジェクトへのご参画は、子どもたちの学習環境の改善にとどまらず、地域全体のデジタル教育基盤の強化にもつながるものと考えております。また、地区クラブが連携して国際奉仕活動を推進する好事例となることも期待されます。

近年、当地区におけるグローバル補助金事業は減少傾向にある中、地区内のロータリアンが連携し、国際社会の一員として責任ある奉仕活動を実践したいと考えております。

本プロジェクトの総事業費は52,240ドル(約825万円)を予定しております。誠に恐縮ではございますが趣旨をご理解いただき、何卒格別のご高配を賜りますよう伏してお願い申し上げます。

<事業概要>

名称フィリピン・ナボタス市 教育支援グローバル補助金事業
対象地フィリピン・ナボタス市 カピトバハヤン小学校
内容教育資機材(モニター、プリンター等)の寄贈による学習環境の整備及び、教員に対する学習メソッドの提供
事業規模総額 52,240ドル(約825万円)
(2680地区・クラブで約6,930ドルの負担予定です)
実施時期2026年12月から2027年2月頃(予定)
実施国側共同提唱クラブフィリピン・ノースベイイーストロータリークラブ

※なお、プロジェクトが財団不承認の場合は拠出不要となりますことご了承下さい
※ご入金方法等につきましてはロータリー財団承認後、別途通知いたします

ご回答フォーム

フィリピン・教育支援グローバル補助金事業(GG2691840 尼崎東RC提唱)共同提唱クラブとして「参加します」「参加しません」のいずれかをご回答ください。

  • ご回答期限:2026年10月30日(金)までにお願いいたします
  • 拠出金:1口 100ドル × 口数
  • 手数料(5%):拠出金100ドルにつき別途5%の手数料5ドルがかかります

本件に関するお問い合わせ先
尼崎東ロータリークラブ事務局 06-6411-1200 mail:[email protected]
クラブ国際奉仕委員会委員長 石本一也 090-3355-8446 mail:[email protected]

概要説明

1.プロジェクトの目的

本プロジェクトは、依然として貧困課題を抱えて子どもたちの学習環境も十分に整っていないフィリピン・ナボタス市の公立小学校における教育環境の改善と、児童の読み書き・算数能力の向上を目的としています。50台のスマートテレビを教室に導入し、デジタル教材を活用した授業を可能にするとともに、ノートパソコン、プリンター、インク、用紙などの教育・印刷環境を整備します。
また、教員を対象として、スマートテレビの効果的な活用、授業計画、形成的評価、個別指導、さらに教育現場におけるAIの倫理的・適切な活用について研修を実施します。

2.実施時期

2026年12月から2027年2月頃(予定)

3.主な受益者

  • 児童・生徒:約4,132名
  • 教員:約144名
  • 保護者・家族および地域の児童・生徒:2,000名以上

特に、1〜3年生の読み書き能力の向上を重点的な成果目標とし、対象児童の基礎的な読解力・算数能力の改善を目指します。

4.主な内容

  • スマートテレビ50台の設置
  • ノートパソコン12台の整備
  • プリンター等の教育・事務機器の整備
  • インク・用紙等の教材・消耗品の提供
  • 教員・保護者向け研修の実施
  • デジタル機器およびAIを活用した教育方法の普及
  • 学校を中心とした継続的なメンタリングとモデル授業の実施
  • プロジェクトの成果について定期的なモニタリング・評価

5.地域との連携

カピトバハヤン小学校、校長、教員、保護者、地方自治体、教育省地方事務所などと連携してプロジェクトを実施します。
プロジェクト終了後は、カピトバハヤン小学校が整備された機器の管理・維持および教育活動の継続を担当します。購入した機器・物品についても、同校が所有・管理します。

6.ロータリーの役割

実施国側:RC North Bay East(RID3800)

  • ホストクラブとして補助金を受領・管理
  • プロジェクトの実施・資金管理
  • 機材・備品の調達
  • 進捗および成果のモニタリング
  • ロータリー財団への報告

援助国側:RC Amagasaki East(RID2680)

  • 国際パートナーとしてプロジェクトを支援
  • プロジェクト内容・実施状況の確認
  • DDFおよびクラブ資金による支援
  • 現地クラブとの継続的な連絡・協議
  • 必要に応じた現地訪問およびロータリー財団との調整

7.予算・調達資金

申請書上のプロジェクト予算は、約US$52,240(約825万円 1ドル=158円換算)を予定しています。主な費用は、スマートテレビ、ノートパソコン、プリンター、インク、用紙、研修費、プロジェクト運営費など。

調達資金として、

RID3800 DDFUS$5,000
RID2680 DDFUS$19,800
Rotary Club North Bay EastUS$1,000+US$50(5%)=US$1,050
Rotary Club Amagasaki EastUS$6,600+US$330(5%)=US$6,930
グローバル補助金 WF からの上乗せUS$19,840

8.期待される成果

本プロジェクトを通じて、児童がより質の高いデジタル教育を受けられる環境を整備し、特に低学年児童の読み書き・読解力・算数能力の向上を目指します。

また、教員がデジタル機器やAIを適切に活用できる能力を身につけ、プロジェクト終了後も学校自身が教育活動を継続・発展させられる体制を構築することを目指します。


『第42回 インターアクト年次大会』登録のご案内

国際ロータリー第2680地区ガバナー 矢坂 誠徳、インターアクト委員会委員長 横山 裕行、【主管】神戸学院大学附属中学高等学校IAC 会長 仲 穂香、【共同主管】神戸中ロータリークラブ会長 山本 裕一郎より、2026年9月吉日付でご案内が届きました。

このたび、第42回インターアクト地区年次大会を下記のとおり開催いたしますので、ご案内申し上げます。
今回の大会テーマは「Think Together!! Build the Future!!」とし、インターアクター同士の交流の場であるとともに、インターアクターがさらに成長できる機会となることを願っております。
つきましては、一人でも多くの皆様にご参加いただけますようご案内申し上げます。

  1. 大会テーマ:「Think Together!! Build the Future!!」
  2. 講演テーマ:「みんなで考えるカンボジアの未来」
    講演者 江田 英里香(えだ えりか)氏
  3. 日時:2026年11月15日(日)
    受付開始:10:00/開会:10:30/解散:16:00予定
  4. 場所:神戸学院大学ポートアイランド第2キャンパス S11B(メイン会場)
    〒650-0045 兵庫県神戸市中央区港島1丁目3−11
  5. 登録:各クラブにて取りまとめていただき、登録申込書に必要事項をご記入の上、FAXおよびE-mailにてご返信ください。
    FAX:078-265-6152 E-mail:[email protected]
  • 登録料:5,000円(ロータリアン・顧問)/2,000円(インターアクター・ローターアクター)
  • 登録先:神戸中ロータリークラブ
  • 登録締切:10月15日(木)
  • 振込締切:10月22日

※振込締切後のご返金は致しかねますのでご了承ください。

【お願い】

  • 昼食は準備いたします。※アレルギー対応については別途相談(下記神戸中RC事務局まで連絡願います)
  • 駐車場スペースはありませんので、公共交通機関のご利用にご協力お願いします。

電車
JR神戸線「三ノ宮駅」、阪急・阪神「神戸三宮駅」、神戸市営地下鉄「三宮駅」から神戸新交通ポートライナー「みなとじま(キャンパス前)駅」下車、西へ徒歩約6分。
山陽新幹線「新神戸駅」から神戸市営地下鉄で「三宮駅」まで。神戸市営地下鉄「三宮駅」から、神戸新交通ポートライナー「みなとじま(キャンパス前)駅」下車、西へ徒歩約6分。

バス
JR神戸線「三ノ宮駅」、阪急・阪神「神戸三宮駅」、神戸市営地下鉄「三宮駅」から「ポーアイキャンパス行」バスで約14分。「ポーアイキャンパス」下車。

遠方から大型バスで来場される場合は、神戸学院大学附属中高グランド駐車場にご案内します。(徒歩で10分程度の距離あり、事前に下記神戸中RC事務局あてご連絡ください)

【問合せ先】神戸中ロータリークラブ 事務局
〒651-0094 神戸市中央区琴ノ緒町5-3-5-307
TEL:078-265-6151 FAX:078-265-6152 E-mail:[email protected]


クラブ運営アプリ・合同操作説明会(2026年10月)

国際ロータリー第2680地区 クラブ管理運営委員会 DX小委員会より、ご案内が届きました。

例会案内・出欠確認・会員情報を、ひとつに。
会員用アプリと管理画面を使い、日々のクラブ運営を体験します。

  • 対象:会長・幹事・理事・事務局員、アプリ運用担当者。これから担当する方、DXに関心のある方も歓迎。
  • 導入が決まっていないクラブも参加できます。

両日とも、8月・9月の操作説明会と同じ内容です。ご都合のよい日程をお選びください。

日時会場申込締切
10月13日(火)
15:00〜17:00
東神戸センタービル W棟3階 3S4会議室
神戸市東灘区本山南町8丁目6-26
10月11日(日)
10月28日(水)
10:00〜12:00
中央区文化センター 会議室1003
神戸市中央区東町115
10月26日(月)

内容

  1. 知る:会員用アプリと管理画面の役割がわかる
  2. 操作する:会員の招待・案内配信・出欠管理を体験
  3. 相談する:自クラブでの始め方や運用方法を相談

参加のご案内

  • 各クラブ2〜3名目安
  • 持ち物:スマートフォン・ノートPC
    ※管理画面の操作体験にノートPCが必要です。

お申込みと同時に、操作用アカウントの発行手続きを進めます。
席数に限りがございます。定員に達した場合は、次回開催をご案内します。
お申込み方法は地区より配布された案内文書をご確認ください。

主催:国際ロータリー第2680地区 クラブ管理運営委員会 DX小委員会
問合せ:小野欣昭 [email protected]

委員会報告

社会奉仕委員会 会員インタビュー

社会奉仕委員会では、HYOGOロータリーEクラブ会員の皆様が、それぞれの本業や活動を通してどのように社会課題の解決に取り組んでいるかを紹介するインタビュー企画を始めました。

会員一人ひとりの実践を共有することで、互いに学び合い、応援し合い、必要に応じて協力し合うきっかけになればと願っています。

今回ご登場いただくのは、福田 充男様です。

ぜひご覧ください。

関連リンク

卓 話

経済の発展を、地域の未来につなぐ

HYOGOロータリーEクラブ
髙澤 健

お金が増えることと、地域が豊かになること

沖縄県知事選の後、沖縄振興予算を増額する方向で調整に入ったとの報道がありました。地域の課題に取り組むための予算が確保されることに、私も期待しています。

同時に、経営支援や教育アドバイザーとしての活動、国際交流を通して沖縄に関わる中で、考えさせられることがあります。

入ってくるお金が増えることは、そこで暮らす人々の豊かさや、その地域の発展に、どのようにつながるのでしょうか。

「経済と地域社会の発展」というお題をいただき、私はこのつながりを考えてみたいと思います。

経済活動が仕事や所得を生み、暮らしを支える。その関係は欠かせません。しかし、予算や投資、売上が増えたという数字だけでは、その地域で誰の暮らしが支えられ、どのような未来が開かれたのかまでは分からない。それが、沖縄での活動を通して感じていることです。

入る、残る、そして回る

沖縄の経済を語るときに、「ザル経済」という言葉が使われます。地域にお金が入っても、その多くが地域外へ流れてしまう状態です。

国内外から多くの観光客が訪れ、宿泊や飲食、買い物にお金を使っても、仕入れや利益の行き先によって、地元に残るものは変わります。地域で経済活動が行われていることと、地域の経済が育っていることは、分けて考える必要があります。

もちろん、外から来た企業や人が悪いという話ではありません。地域外との取引も、投資も、人との出会いも必要です。私自身、国際交流や富裕層の誘致を通して、外とのつながりをつくろうとしています。

問いたいのは、そこで生まれたお金が、その後どこへ向かうかです。

地元の人の所得になる。地元の商店や事業者への支払いになる。その売上が、さらに別の仕事や所得を支える。そして、新しい商品や事業、人への投資に使われる。

お金が地元に残るだけでなく、血流のように社会の中を巡り、次の価値創造へ流れることが大切なのだと思います。

私がサンフランシスコやニューヨークのビジネス街を見て感じたのも、富が集まることと、暮らしを支える経済が回ることの違いでした。富裕層の暮らしも、飲食や清掃など、さまざまな人の仕事によって成り立っています。その人たちが暮らせず、日常の商いが成り立ちにくくなる街を、豊かになったと言えるのだろうか。そんな疑問が残りました。

地域社会の発展を考えるなら、お金の量とともに、その流れにも目を向けたいのです。

雇用とともに、地元の事業が育つか

地域に雇用が生まれることは重要です。最低賃金が上昇することも大切です。ただ、雇用が確保されたことだけで、地域経済の将来まで見通せるわけではありません。

2018年度、文部科学省委託の観光人材育成に関する事業で行われた名護市の高校生保護者へのアンケートでは、子どもに就いてほしい業種として、観光業を選んだ回答は0%でした。

当時の高校生たちは、今では社会に出る年齢になっています。何人が名護市や沖縄県で観光業に就いているのでしょうか。

私は、名護市のある有名リゾートホテルで、新入社員の顔ぶれを見る機会がありました。そのとき、県内出身者はわずかで、名護市出身者は一人もいませんでした。

アンケートの結果と、このホテルの一例だけで、理由や傾向を決めつけることはできません。それでも、沖縄の重要な産業が、回答した親たちにとって子どもの将来として選ばれていなかったこと。そして、私が見た新入社員の中に地元出身者がいなかったこと。この二つの経験は、今も私に問いを残しています。

また、関わりを持つ離島では、進学のために島を出る子どもに「戻ってくるな」と伝えるという話もよく聞きます。島には仕事がないから、外で人生を築いてほしい。子どもの幸せを願う気持ちから出る言葉です。

親の願いを責めることはできません。だからこそ、地元で暮らす未来も選べるようにするには、何が必要かを考えたいのです。

ここで私が特に目を向けたいのは、地元の人が稼ぐことのできる事業が興ることです。

既存の仕事を支えるとともに、地域の人が新しい商品やサービスを生み、顧客を得て、事業を営む。その所得や利益が地域の取引を支え、次の挑戦に使われる。雇用される道に加えて、仕事を生み出す道も育っていくことが、循環をつくるうえで必要ではないでしょうか。

地域の価値を見いだす担い手

そのためには、地域の人が、地元にある価値を見いだすことも大切だと思います。

地域で当たり前になっている文化や食、自然、環境が、外の人にとっては得難い価値を持つことがあります。「灯台もと暗し」で、自分たちには見えにくい宝もあります。

私は国際交流を、イベントや一過性の往来で終わらせず、「人流から物流へ、そして金流へ」つなげたいと考えています。

交流を通して、地元の有形無形の資産が海外で評価される。訪れた人が、自分たちには当たり前だったものに魅力を感じる。そうした出会いが、自分の持つ宝に光を当てる機会になります。

私が関わる交流でも、地域の人がその価値を再発見する場面に出会います。そこから、何を、誰に、どのように届けるかを考え、商品やサービス、取引や仕事へつなげていきたいのです。

日本の食文化やアニメ、漫画、ゲーム、歴史的建造物、工業製品などにも、外からの評価を通して、私たち自身がその価値を見直す経験があります。地域にも、まだ十分に見えていない可能性があるのではないでしょうか。

一方、沖縄の人たちに「主体性がない」「能力がない」といった心ない言葉が向けられることもあります。しかし、地域のお金が外へ流れる問題を、そこに暮らす人の性質や能力のせいにして、済ませてよいのでしょうか。

世界の貧困問題に取り組むNGOのリーダー研修に関わった際、貧困を考えるには、お金だけでなく、貧困に苦しむ人々の尊厳に目を向ける必要があると教えられました。

生活を支える所得は不可欠です。同時に、自分には価値がない、自分にはできないと感じ続ける状態も、見過ごせません。

自分自身にも、地域にも可能性がある。それに気づき、試してみる経験を持てること。その思いが、私が名護市や離島の教育支援に関わる理由の一つです。

教育が直ちに売上や所得を生むわけではありません。それでも、地域の未来をつくる担い手が育つことは、経済の循環を考える際にも欠かせないと思っています。

四つのテストを、自分たちの仕事へ

ここまで挙げたことは、沖縄の課題のすべてを説明するものでも、その解決策を示すものでもありません。

ただ、地域にお金を呼び込むこととともに、そのお金が暮らしと次の価値創造へ回ること。そして、その担い手が育ち、力を発揮する機会があること。この二つにも、目を向けたいのです。

同じ問いは、私たちの暮らす地域にもあるのではないでしょうか。

私たちロータリアンには、さまざまな職業経験と、人とのつながりがあります。地域で新しい事業を始めようとする人の話を聞く。専門知識を持ち寄る。顧客や協働相手につなぐ。小さく試す機会をつくる。それぞれの場所で、できることがあると思います。

そのとき、ロータリーの「四つのテスト」に戻りたいと思います。

真実かどうか。
みんなに公平か。
好意と友情を深めるか。
みんなのためになるかどうか。

経済活動の数字とともに、地域の人の現実を見ているか。その成果は、地域を支える人の暮らしにも届いているか。地元の人と外から来た人が、信頼して協働できる関係を育てているか。そして「みんな」の中に、次の世代も含めているか。

地域の将来を、一人で背負うべきではないでしょう。日々の仕事や出会いの中で、自分が関われる一つの挑戦を支える。その積み重ねが、暮らしと仕事を将来にわたって支えられる社会へつながっていくのだと思います。

私たちの職業経験とつながりを、地域の人が新しい価値を生む挑戦に生かす。その事業が、地域の暮らしを支え、さらに次の挑戦を生む循環を、一緒につくっていく。

与えられた場所で、私もその一部分を担っていきたいと思います。

おわりの点鐘