HYOGO ロータリーEクラブは、24時間365日世界中どこからでもメークアップできます。Rotary E-club of HYOGO

MAKE UP

第548回例会

Rotary E-club of HYOGO

2026年8月10日開会

8月は会員増強・新クラブ結成推進月間です

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「R-O-T-A-R-Y」です。元気よく歌いましょう。

  • ♪ R-O-T-A-R-YOpen or Close

    R-O-T-A-R-Y
    That spells Rotary;
    R-O-T-A-R-Y
    Is known on land and sea;
    From North to South,from East to West;
    He profits most who serves the best;
    R-O-T-A-R-Y
    That spells Rotary.
    R-O-T-A-R-Y
    That spells Rotary;
    R-O-T-A-R-Y
    Is one great family;
    Where friend-ship binds for man’s up-lift.
    Where each one strives his best to give,
    R-O-T-A-R-Y
    That spells Rotary.

会長の時間

会長の時間 第5回

親睦とは何のためにあるのか

「親睦」と「奉仕」の二輪車をロータリアンが漕ぎ、信頼→友情→奉仕→成長の温かな循環が描かれたイラスト

皆様、こんにちは。

お元気でお過ごしでしょうか。

冒頭、この度の熊本の震災で被災された皆様、
影響を受けられている皆様へお見舞い申し上げます。

3年前まで当クラブの会員でいらっしゃった山内会員は
現在も久留米在住でいらっしゃいます。

やはり久留米も結構揺れたそうですが、大丈夫でしたとのことです。

ただ、猛暑で作業中のエアコンやペルチェファンなどの影響から
風邪がなかなか治らないとの事です。

つながりのある方は、またコンタクト取ってください~

さて、今期はこれまで会長の時間では
「国際奉仕」「社会奉仕」「職業奉仕」についてお話ししてきました。

今回は少し視点を変え、「親睦」について考えてみたいと思います。

ロータリークラブには「親睦委員会」があります。

当クラブの今年度においては
鹿子木委員長が迅速かつ積極的に活動してくださっており、
大変感謝しております。

先日、8月3日に社会奉仕委員会の福田委員長企画の
ショート動画鑑賞会とコラボしつつ開催された親睦会も、
新入会員様達との顔合わせも兼ねて、
とても有意義な時間となりました!

あらためてありがとうございました。

親睦の本当の目的とは

さて、「親睦」と聞くと、
「食事会や懇親会を企画する委員会」
という印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、それも大切な役割です。

しかし、ロータリーにおける親睦の目的は、もっと深いところにあります。

それは、
「奉仕を生み出す信頼関係を育むこと」
ではないでしょうか。

同じ奉仕活動でも、お互いをよく知らない関係と、
「この人なら安心して任せられる」
「この人と一緒なら楽しい」
と思える関係では、その成果は大きく変わります。

職業も年齢も経験も異なる仲間が、お互いを理解し信頼し合う。

その積み重ねが、新しいアイデアを生み、助け合いを生み、
より大きな奉仕へとつながっていくのだと考えます。

クラブに居場所があるという安心感

前週の会員増強テーマの卓話と重複する内容ではありますが、
私はこの2年間、会員増強委員と親睦委員を務めさせていただきました。

その中で感じたのは、
会員の皆様がクラブに魅力を感じ続ける理由は、
「イベントが多いから」
ではないということです。

「ここには応援したい仲間がいる。」
「自分のことを気に掛けてくれる人がいる。」
「久しぶりに参加しても温かく迎えてもらえる。」

そんな安心感や居場所こそが、
クラブへの愛着につながっていることを何度も感じました。

だからこそ親睦とは、単なるレクリエーションではなく、
「人と人との距離を 少し 縮める活動」
なのだと思います。

Eクラブだからこその親睦

HYOGOロータリーEクラブは、リアル例会を持たないクラブです。

毎週顔を合わせるわけではありません。

だからこそ、
オンライン例会でのコメント、
一言のメッセージ、
親睦会での会話、
地区行事での再会など、
一つひとつの交流が、とても貴重です。

一方で、Eクラブにはもう一つの大きな魅力があります。

それは、
「自分のペースで参加できること」です。

親睦会への参加は自由です。

コメントを書ける週だけ書けばいい。

記事を読むだけの時期があってもいい。

仕事や家庭を優先しながら、それぞれが無理なくロータリーとつながり続けられる。

私は、この自由さもEクラブならではの大切な価値だと思っています。

だからこそ、
積極的に活動される方も、
静かに見守ってくださる方も、
どちらも大切な仲間です。

参加の形は違っても、
「同じクラブの一員である」
という思いが、私たちをつないでいます。

信頼が友情を育み、友情が奉仕を育てる

もし親睦会などで初めてお会いする方がいらっしゃいましたら、
ぜひ一言、
「最近いかがですか。」
と声を掛けてみてください。

その一言から、新しい友情が始まるかもしれません。

そして、その友情が、やがて新しい奉仕へと育っていくかもしれません。

ロータリーでは、
「親睦と奉仕は車の両輪」
とよく言われます。

奉仕だけでは長続きしません。

親睦だけでもロータリーではありません。

信頼という土台の上に奉仕が育ち、
奉仕を通じてさらに友情が深まる。

そんな
「信頼 → 友情 → 奉仕 → 成長」
という温かな循環を、
今年一年、皆様と一緒につくっていければ幸いです。

どうぞこれからも、それぞれのペースで、
HYOGOロータリーEクラブという
「つながりと成長のコミュニティ」
を共に育ててまいりましょう。

HYOGOロータリーEクラブ
2026-27年度 会長 渡邊 誠

幹事報告

「令和8年熊本地震」災害支援ご協力のお願い

国際ロータリー第2680地区 矢坂誠徳ガバナーより、災害支援へのご協力についてご案内が届きました。

令和8年7月28日に熊本県で発生した震度7の地震災害により甚大な被害が出ていることから、第2720地区 延岡研一ガバナーより、令和8年7月29日付にてガバナー会を通じて支援要請が届いております。第2680地区としましても義援金を取りまとめ支援を行いたく、皆様のご協力の程よろしくお願い申し上げます。

なお、各ロータリークラブ・各ローターアクトクラブにおかれては、ツインクラブ、友好提携クラブ等でつながる先もあろうかと存じます。その際はクラブ会長・幹事の皆様のご判断で、直接ご送金いただいても結構です。

  • ご送金の締切:2026年9月30日(水)
  • ご送金の際:「クラブ名・金額・送金日」をE-mailまたはFAXにてご一報ください
  • 振込先:地区より配布された案内文書をご確認ください

被災された方々に心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

委員会報告

社会奉仕委員会 会員インタビュー

社会奉仕委員会では、HYOGOロータリーEクラブ会員の皆様が、それぞれの本業や活動を通してどのように社会課題の解決に取り組んでいるかを紹介するインタビュー企画を始めました。

会員一人ひとりの実践を共有することで、互いに学び合い、応援し合い、必要に応じて協力し合うきっかけになればと願っています。

今回ご登場いただくのは、村上由紀様です。

ぜひご覧ください。


「献血協力団体」のページを公開しました

HYOGOロータリーEクラブは、日本赤十字社 兵庫県赤十字血液センターの献血協力団体に登録しています(団体コード 37-33809)。このたび、その活動を紹介するページを委員会活動に追加しました。

登録の経緯や、献血の際にお使いいただける「ロータリーEクラブ献血参加カード」についてご案内しています。ぜひご覧ください。

献血協力団体(委員会活動)

卓 話

社会は「半導体」で動いている

HYOGOロータリーEクラブ
児玉貴春

皆さんこんにちは。酷暑真っ只中の8月、年々暑さが厳しくなってきていますね。

この暑さの中で体調の管理も難しいところ、この度の熊本での地震により被災された方に心よりお見舞い申し上げます。熊本と言えば「半導体」のTSMC工場もあり、この卓話と無関係ではありません。一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。

前回の卓話は初春に「資源をめぐる経済事情」を書きましたが、現代において「半導体」はまさに最も注目を集める「もの」でもあります。「地政学」「地経学」的にも最重要かもしれません。いつかはいろいろ調べてみたいと思っていましたのでこの機会に書いてみました。

ちなみに皆さんは今、この文章を「どこで」「何で」で読まれていますか?

電車やバスの中?カフェ?スマホ?パソコン?そのICカードやスマホ、パソコンの中には、すべて「半導体」が組み込まれ、休むことなく動いています。「半導体」は指先ほどの大きさで現代の社会を動かしている「小さな巨人」とも呼ばれます。

そもそも半導体って何?

①一つ目の意味は、電気を通したり通さなかったりする物質。電気を良く通す「導体」と、ほとんど通さない「絶縁体」の中間の性質を持ち、条件によって電気の通りやすさが変わる。その性質を自由に調節できる点が特徴。半導体製品の素材にシリコン、ケイ素など。

②二つ目の意味は、この素材から作られる半導体素子(デバイス)。素子を様々な電子部品と組み合わせると、CPUやメモリなどの製品になる。

基本の半導体素子

①ダイオード→一方向にのみ電気を通す機能を持つ。発電所からの交流の電気を、家電に使える直流に変えるのもダイオードの働き。この他に受け取った電気を光として放出する性質を持ち、LED照明などにも利用。

②トランジスタ→小さな電気信号によって、電流のオン・オフを自在に切り替えるスイッチ機能や弱い電位信号を増幅する機能を持つ。(水道の蛇口のイメージ)

2つに分けると逆にわかりにくいですが、一言でいうと「電気の流れを精密に制御する物質、または電子部品」です。スマホ、パソコン、家電、自動車、産業機械、通信網やインフラなど電気で動く無数の機器に半導体が使われています。市場としては、5G通信やAIの普及で膨大なデータの高速処理が必要になり、市場規模は2030年には現在の2倍、150兆円(1兆ドル)と言われています。

2020年のコロナ禍で世界的な半導体不足が発生し、電子製品の多くが高騰しました。

これらの要因の根底にあるのは、半導体製品の製造が一つの国では完結しないという事実です。この経験から各国はサプライチェーンの強化と国内生産の重要性を再認識します。

半導体産業では、製品メーカーのほか、素材や製造装置、設計ツール等の分野においても少数の企業による寡占市場が形成されていますが、その背景には、高い参入障壁の存在があります。要するに、高度な技術力、製造設備、研究開発に莫大な投資コストがかかるほか、メーカー間のすり合わせもあり、後発企業が容易に模倣できない強固な参入障壁が存在します。

半導体産業の覇権は、時代を象徴する製品の登場とともに移り変わっています。黎明期はアメリカで産業が発展。当初の軍事利用から、「メインフレーム」という大型コンピュータや電卓向け市場が盛況。そして80年代には、価格と品質に優れた日本企業が台頭。「メインフレーム」向けのDRAMで世界のシェアの大半を占めます。しかし90年代に需要の主役がPCに移ると、韓国が安価なPC用DRAMで世界を席巻。現在は、スマホの普及やAIの台頭など高性能のロジック半導体への需要が伸び続け、ファブレスでアメリカ、製造で台湾・韓国を中心とするアジア太平洋がリードしています。

DRAM(ディーラム)とは一時的にデータを置いておく高速な記憶装置。CPUが仕事をするときに、データを素早く出し入れする場所。

<例えるなら>

  • SSD・HDD=本棚(長時間保存)
  • DRAM=作業机(今使うものを広げる)
  • CPU=人の頭脳(計算・判断)

ファブレスとは、工場(Fab)を持たない半導体メーカー。

<例えるなら>

  • ファブレス=半導体を設計する会社→エヌビディア・クアルコムなど
  • ファウンドリー=半導体を製造する会社→TSMC・インテルなど

それでは、日本の状況はどうなのか見ていきましょう。

かつては世界の売上シェアの40%を占める地位を築いていた日本の半導体産業ですが、「素材」「製造装置」の分野では今でも世界トップクラスの強さを誇りますが、半導体製品のシェアは現在10%に満たないところまで落ち込んでいます。しかし近年、国を挙げて産業復興の取り組みが始まっています。海外企業の誘致(TSMC熊本工場)や、先端半導体の開発に取り組む国策企業の「ラピダス」への支援などが進められています。

最近のニュースでは、広島県東広島市が「半導体の街」として脚光を浴びているようです。

もともと、良質な水に恵まれ、日本の「三大酒どころ」の一つとして親しまれてきた東広島市ですが、その水が今、デジタル社会の進展に欠かせない半導体の生産に活かされているのです。東広島市は「半導体の街」へ変化し、人工知能(AI)の変化を支えるのです。

アメリカのマイクロン・テクノロジー社が、東広島市内の工場に約1兆5000億円を投じて、データの一時記憶に使う半導体メモリーの生産を増やす計画です。半導体のサプライチェーン(供給網)を地元に構築し、雇用創出につなげます。総額1兆5000億円の投資のうち、日本政府は最大5360億円を支援します。これにより、県内への経済波及効果は年間約1040億円に達し、直接雇用とサプライヤーや消費拡大による誘発雇用を含めて計4200人の新規雇用が県内で生まれる見込みとのことです。市内では半導体関連企業の進出のほか、デベロッパーによる住宅・ホテルや商業施設の活発化なども期待されているそうです。この期待効果もあってか、東広島市の人口も35年までには、現在の19万8千人から21万人まで増える見通しとのことです。

最近の身近なニュースを挙げてみましたが、もう私たちの身の回りで半導体が使われていないものを探すほうが難しいくらいになっていますね。今後、普及が見込まれる自動運転、介護ロボット、災害予測、遠隔医療なども、半導体の力があってこそ実現していきます。

今回、少しでも半導体についての理解が進んだとしたら幸いです。ありがとうございました。

おわりの点鐘