第547回例会
Rotary E-club of HYOGO
2026年8月3日開会
8月は会員増強・新クラブ結成推進月間です
はじめの点鐘
ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「君が代」と「手に手つないで」です。元気よく歌いましょう。
- ♪ 君が代Open or Close
君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
巌(いわお)となりて
苔(こけ)のむすまで - ♪ 手に手つないでOpen or Close
一、手に手つないでつくる友の輪
輪に輪つないでつくる友垣
手に手 輪に輪
ひろがれ まわれ 一つの心に
おゝロータリアン おゝロータリアン
ニ、手に手つないでつくる友の輪
輪に輪つないでつくる友垣
手に手 輪に輪
ひろがれ まわれ世界と共に
おゝロータリアン おゝロータリアン
会長の時間
会長の時間 第4回
職業奉仕とは、自分の仕事や活動で社会を少し良くすること
―社会奉仕の土台にあるもの―

皆様、こんにちは。
前回は、「社会奉仕は、仲間を知ることから始まる」というテーマでお届けしました。
社会奉仕とは、地域や社会の課題に対して、クラブの仲間それぞれが持つ知識や経験、技術、人脈を持ち寄り、力を合わせて解決へ向かうこと。そしてその第一歩は、お互いの仕事や想いを知ることにある――そんなお話でした。
では、その社会奉仕の土台のひとつとなる「職業奉仕」とは、どんな考え方なのでしょうか。
今回は、ロータリーならではのこの「職業奉仕」について、一緒に考えてみたいと思います。
職業奉仕と社会奉仕は何が違うのか
「職業奉仕」という言葉は、ロータリー以外ではあまり耳にしません。
そのため、
「社会奉仕と何が違うの?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
私は、この二つは目指す方向は同じですが、アプローチが違うのだと思っています。
職業奉仕とは、一人ひとりが自分の仕事を通じて社会へ価値を届けること。
一方、社会奉仕とは、その一人ひとりの力を持ち寄り、クラブとして地域や社会の課題解決に取り組むことです。
言い換えれば、
職業奉仕は「自分の仕事から始まる奉仕」。
社会奉仕は「仲間と力を合わせる奉仕」。
職業奉仕という一本一本の木が育ち、それ自体社会奉仕ではありますが、その木々が集まる森も、もっと大きな社会奉仕になる。
私は、そのような関係ではないかと思っています。
自分の仕事を通して誰かを幸せにする
私自身、ロータリーに入会した当初は、「奉仕」と聞くと、地域清掃や募金活動、あるいは海外支援などを思い浮かべていました。
しかし活動を続ける中で気付いたことがあります。
「職業奉仕」とは、特別なことをすることではなく、
「自分の仕事を通して誰かを幸せにすること」
それがロータリーの考える職業奉仕なのではないでしょうか。
仲間の仕事を知ることが、新しい奉仕につながる
前回ご紹介した、社会奉仕委員会の福田充男委員長による会員ショートインタビュー企画も、この関係にわかりやすくスポットを当てて下さっています。
「あなたの仕事は、どのような社会課題の解決につながっていますか。」
「クラブの仲間に協力してほしいことは何ですか。」
この問いを通じて、会員一人ひとりの職業奉仕を知ることができます。
その仕事を知り、その想いを知ることで、
「私なら協力できるかもしれない。」
「こんな方をご紹介できます。」
そんな新しいつながりが生まれます。
職業奉仕を知ることが、やがて社会奉仕へと広がっていく。
私は、この動画企画にそんな大きな価値があると感じています。
利益と奉仕は対立しない
私は仕事柄、多くの中小企業の経営者とお会いします。
「人が採れない。」
「若手が育たない。」
「事業を次の世代へつなげられるだろうか。」
そんな悩みを抱えながらも、社員を守り、お客様に喜ばれ、地域に必要とされる会社を目指して日々努力されています。
その姿を見るたびに思います。
会社を経営することも、社員を育てることも、良い商品やサービスを届けることも、すべて社会を支える大切な仕事です。
もちろん利益を上げることも欠かせません。
利益があるからこそ社員を守り、新しい挑戦ができ、地域へ貢献できます。
だから私は、「利益」と「奉仕」は決して相反するものではないと思っています。
誠実な仕事を積み重ねた結果として利益が生まれ、その利益が社員や会社、地域社会へ還元される。
その好循環こそが、職業奉仕の姿なのではないでしょうか。
四つのテストは、仕事の中で生きる
ロータリーには「四つのテスト」があります。
- 真実かどうか
- みんなに公平か
- 好意と友情を深めるか
- みんなのためになるかどうか
この四つは、例会の中だけで意識するものではありません。
見積書を書くとき。
お客様へ説明するとき。
採用面接をするとき。
部下を指導するとき。
あるいは家族と向き合うとき。
日々の小さな判断の中にこそ、この四つのテストは生きています。
時には、
「ここだけ少しごまかせば楽になるかな…」
と思う場面も、多少(笑)あるかもしれません。
そんな時に、この四つを思い出せる人こそ、長い年月をかけて信頼される人になっていくのでしょう。
私は、信頼とは一日で築かれるものではなく、一つひとつの誠実な行動の積み重ねだと思っています。
ロータリーだから学べること
ロータリーには、実にさまざまな職業の方が集まっています。
だからこそ、ぜひご自身の仕事の話を聞かせてください。
どんな仕事にも、その人だけの経験があります。
どんな仕事にも、社会を支えている誇りがあります。
ある方の話が、誰かの新しい挑戦につながるかもしれません。
ある方の失敗談が、別の誰かを救うかもしれません。
私たちは仕事を競い合う仲間ではありません。
互いの経験を分かち合い、励まし合い、高め合う仲間です。
そこに、ロータリーならではの魅力があります。
今日、誰の役に立てただろう?
私は、「誰かの役に立ちたい」という気持ちは、特別な人だけが持つものではないと思っています。
朝、笑顔で挨拶をすること。
困っている人に一声かけること。
約束を守ること。
相手の立場で考えること。
そんな小さな行動も、立派な職業奉仕です。
その積み重ねが職場を変え、会社を変え、地域を変え、やがて社会を少しずつ良くしていきます。
私たち22名の会員が、それぞれの職場で誠実な仕事を続ければ、22の職場に良い影響が生まれます。
その先には社員や家族、お客様、地域があります。
そう考えると、私たちの職業奉仕は、自分が思っている以上に広く社会へ届いているのではないでしょうか。
今年度のクラブテーマは、「つながりと成長のコミュニティ」です。
職業奉仕とは、その「つながり」の原点です。
仕事を通じて人を幸せにし、その信頼が新しいつながりを生み、やがて社会奉仕へと広がっていく。
そんな循環を、クラブの皆様と一緒に育んでいきたいと思います。
今日一日の終わりに、ほんの少しだけ自分に問いかけてみませんか。
「今日は、仕事を通じて誰の役に立てただろう。」
その問いが、明日の仕事を少し変え、社会を少し良くする第一歩になる。
私は、その積み重ねこそが、ロータリーのいう「職業奉仕」なのだと感じています。
HYOGOロータリーEクラブ
2026-27年度 会長 渡邊 誠
幹事報告
『クラブ・地区支援リソース集』のご案内
国際ロータリー日本事務局 会員増強・体験推進室より、『クラブ・地区支援リソース集』の更新版のご案内が届きました。
今回の更新では、各項目の内容を拡充するとともに、「2.My ROTARY - クラブ・地区の運営(マニュアル)」には、昨年度より刷新された新たな会員候補者管理システムに関する資料を追加しております。
クラブ・地区、そしてロータリー全体の会員増強と公共イメージに関わる重要な内容ですので、あらためてご確認いただけますと幸いです。
委員会報告
社会奉仕委員会 会員インタビュー
社会奉仕委員会では、HYOGOロータリーEクラブ会員の皆様が、それぞれの本業や活動を通してどのように社会課題の解決に取り組んでいるかを紹介するインタビュー企画を始めました。
会員一人ひとりの実践を共有することで、互いに学び合い、応援し合い、必要に応じて協力し合うきっかけになればと願っています。
今回ご登場いただくのは、吉井久美子様です。
ぜひご覧ください。
卓 話
会員増強委員卓話
「紹介したくなるクラブを、一緒につくりませんか。」

皆さん、こんにちは。「会員増強」について、お話ししたいと思います。
「会員増強」と聞くと、
「誰かを勧誘しなければいけない。」
「営業みたいで少し苦手だな。」
そんなイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
私自身も地区の「増強委員」の集まる研修などでクラブ会員数の推移データを、大スクリーンに投影されるのを見ると
「アプローチ人数→興味関心を持ってもらえる人数→成約に至る人数の率を上げるには…どうする?」とか、勧誘セールストークの収斂が大切じゃないのか?…みたいな、まさに営業モードに頭が切り替わりそうになって、ハッとしてしまいます(笑)
私の体験ですが、社会人デビュー時に「ゴリゴリの営業会社」に就職しました(笑)。
6:00台には出社して新聞を読み、朝礼を終えるとエンドレス状態で会社やお店を中心に飛び込み続ける営業を、春夏秋冬毎日実行。
導入研修後にいきなり「売れるまで帰って来るな!」的な洗礼から始まって、素晴らしい成果を出したら壇上で表彰、報奨金と名誉がもらえる。さらにスピーチで舞い上がれる!
‥といった成功時の甘い体験とともに、売れなかったら地獄の日々…という、それはそれは酷い「高低差の扱い」を体験する、いわゆるアメとムチ的マネジメントがベースの「ザ・昭和」のイケイケ営業会社(笑)
そこで20年以上過ごす中で、「目的のためには手段を択ばず」的な手法で成果を出すことの「功/罪」を、痛い程体感して参りました。
日本における2026年の今現在、ロータリーの会員増強にこの「ゴリゴリスタイル⁈」が馴染まないことは痛い程感じております。
もちろん「ゴリ押しで入会いただいて放置する」‥は最悪です(笑)
人が寄り付かず、離れて行く組織化まっしぐらでしょう。
ロータリークラブのような「成長意欲を持ち続ける人が自分を磨きつつ他者利益のために奉仕活動に邁進しよう」という組織において、理想的な会員増強の積極活動とは「人数を増やすこと」ではなく、「仲間との出会いを増やすこと」だと思っています。
無理に入会を勧めることではありません。
まずは自分のクラブを素敵な場所にするための努力をしつつ「こんなロータリーもあるんですよ。」と伝える。
その一言から始まるご縁が、一番自然で、一番ロータリーらしい会員増強ではないでしょうか。
人はクラブではなく、「人」に惹かれて入会する
これまでクラブには何人もの方の入会がありました。
その中で感じたのは、多くの方が「ロータリーという組織に入る」というより、
「この人と一緒に過ごしてみたい。」
「この人達の中なら居場所がある。」
そう思った時に入会を決めているということです。
つまり、私たち一人ひとりがクラブの魅力なのだと思います。
楽しそうに活動している姿。
誰かに温かいコメントをしている姿。
仲間を応援している姿。
マイペースで参加できている姿。
そんな何気ない日常こそが、一番のクラブ紹介になっています。
Eクラブだからこその「ちょうどいい距離感」
HYOGOロータリーEクラブには、今のところですが(笑) 他のクラブにも誇れる魅力があります。
それは、「参加の仕方を自分で選べる」ということです。
私たちには毎週「リアルで集まる例会」はありません。
仲間と直接会えるのは、不定期に開催される親睦会や地区のイベントなどです。
「それでは交流が少ないのでは?」
そう思われることもあります。
でも私は、今の時代とこれからの時代、この"ちょうどいい距離感"こそが大きな価値になると思っています。
- 仕事が忙しい時期もあります。ずっと忙しい人もいます。
- 世界や全国各地を飛び回っている人もいます。
- 家庭を優先したい時もあります。
- 体調や環境によって、ロータリーとの関わり方が変わることもあります。
そんな状態でも、このクラブは(機会は少ないですが)リアルに集まるタイミングに「ずっと参加できていないですね。」とはなりません。
「また参加できる時に、いつでもお待ちしています。」という空気があります。
親睦会などへ積極的に参加する方も素晴らしいし、記事を読み、静かにクラブを支えてくださる方も、同じくらい大切です。
コメントを一つ書くだけでも、その一言に励まされる仲間がいます。
記事を読んでくださるだけでも、その積み重ねがクラブを支えています。
参加のスタイルは違っても、一人ひとりがこのクラブをつくっている大切な仲間なのです。
オンラインだからこそ、お互いを知る
今年度、社会奉仕委員会では福田委員長が、会員一人ひとりの仕事や社会への貢献を紹介するショートインタビュー動画を企画制作してくださっています。
私は、この取り組みにEクラブの未来を感じています。
リアルで毎週会えなくても、お互いを知ることはできます。
「そんな仕事をされていたんですね。」
「今度相談させてください。」
「私にも協力できることがあるかもしれません。」
そんな新しいつながりが少しずつ生まれています。
オンラインだからこそ、一人ひとりにスポットライトを当てられる。
それもEクラブならではの魅力です。
最大の会員増強は、最大の会員維持
私は最近、こんなことを考えるようになりました。
「最大の会員増強は、最大の会員維持ではないか。」
このクラブにいて良かった。
自分のペースで続けられる。
誰かが気に掛けてくれる。
久しぶりに参加しても「お帰りなさい」と迎えてくれる。
そんな安心できる居場所があるからこそ、人は長く所属したいと思います。
そして、自分が居心地の良い場所だからこそ、「こんなクラブがあるんですよ。」と、大切な友人や知人へ紹介したくなるのではないでしょうか。
会員増強は、「勧誘のテクニックを磨くこと」ではありません。
クラブの居心地を、みんなで育てていくことではないでしょうか。
一人の仲間が、未来を変える
今年度のテーマは、「つながりと成長のコミュニティ」です。
一人仲間が増えれば、新しい経験が加わります。
新しい知識が加わります。
新しい価値観が加わります。
そして、その方との出会いによって、私たち自身も成長していきます。
もし皆さんの周りに、
「ロータリーには興味があるけれど、毎週集まるのは難しい。」
「自分のペースで社会とのつながりを持ちたい。」
そんな方がいらっしゃったら、ぜひHYOGOロータリーEクラブのことを思い出してください。
「無理なく続けられるロータリーがありますよ。」
その一言が、新しいご縁につながるかもしれません。
私たちは、参加の多さを競うクラブではありません。
一人ひとりの"つながり方"を尊重し、その人らしい参加を歓迎するクラブです。
そんな居心地の良いコミュニティを、皆さんと一緒に育てながら、未来の仲間との出会いも楽しんでいきたいと思います。
「様子を見たい方」がいらっしゃったら、例会記事を、できればご一緒に見せてあげて下さい。
どんな会員がいるのか会って知りたい方には、クラブ親睦委員会の鹿子木委員長にお願いして親睦会を開催してもらうことも可能でしょう。
今年度会長の私も積極的に参加しますし、幹事の長澤さんもきっと前のめりにご参加いただけるものと確信いたします。
臨時理事会や臨時例会をZoomで開催‥なども、もちろん可能です。
私がこの卓話の場をお借りして最も伝えたいのは、
「HYOGOロータリーEクラブの強みは、ネット上の記事を読むだけの例会スタイルそのものではなく、多様な参加スタイルを認め合う文化にこそある」ということです。
リアル例会がないことを「制約緩和のメリット」として捉えるのではなく、「だからこそ、人生の状況に合わせて長く所属できるクラブ」という価値に転換できればいいなあ、~そう思っております。
新たな仲間との素敵な出会いの場となる「素晴らしいクラブ」を、みんなの力で作って行きましょう!
「素晴らしいクラブ」とは?
個々の奉仕スタイルが尊重されつつ、それぞれの温度感でつながって成長できる場所。
~そう思っています。
全国に、全世界に、ご興味もっていただける仲間がいらっしゃったら、是非一度声をかけていただければ「ありがたや~」です。
みなさんの仲間なら、きっと素敵な方でしょうから。
ごく稀に、お断りするケースがあるのは周知のとおりですので、そこは冷静にみなさん自身がまずはスクリーニングしていただいた上で「奉仕の理想に集える友」の輪を広げて行きましょう~
どうぞ宜しくお願い致します!
2026―2027年度
クラブ増強委員長 渡邊 誠










