第52回例会
Rotary E-club of HYOGO
2015年4月27日開会
4月29日は2015年地区研修・協議会です
はじめの点鐘
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ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「それでこそロータリー」です。元気よく歌いましょう。
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♪ それでこそロータリーOpen or Close
一、どこで会っても やあと言おうよ
見つけた時にゃ おいと呼ぼうよ
遠い時には 手を振り合おうよ
それでこそ ローローロータリー
ニ、笑顔 笑顔で 語り合おうよ
心と心で 結び合おうよ
みんな世の為 働らき合おうよ
それでこそ ローローロータリー
三、どこの国にも 友が居るよ
みんな一つの 輪になろうよ
同じ心で 親しみ合おうよ
それでこそ ローローロータリー
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会長の時間
みなさんこんにちわ
みなさん「世界遺産」はご存じかと思いますが、実は3つに分類されて登録されるようです。
「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」の3つだそうです。
先日、明治日本の産業革命遺産23施設の「文化遺産」への登録を、ユネスコの諮問機関の国際記念物遺跡会議がユネスコに勧告したというニュースが新聞等で紹介されていました。
今NHKの大河ドラマでやっている山口県の松下村塾や軍艦島の愛称で有名な端島炭鉱など幕末から明治にかけての重工業施設を中心とした明治日本の産業革命遺産23施設が1つにまとめて世界遺産に申請したものだそうです。
複数のものを1つにまとめて登録できるんだ!?という事にも驚きですが、こういった日本の文化を伝えられるようなものが後世に語り継がれていくということは大切だと思います。
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幹事報告
2015年地区研修・協議会
日時4月 29日 (水), 10:00 ~ 17:00
場所神戸ポートピアホテル
- 【 日 時 】 9:00~登録開始 10:00~17:00(閉会予定) ※午前 本会議、午後 分科会の予定 ※昼食をご用意いたします
- 【 会 場 】神戸ポートピアホテル・ホール(TEL 078-302-1111)
- 【出席義務者】 2015-16年度会長(クラブ会長要覧をご持参下さい)幹事(クラブ幹事要覧をご持参下さい)クラブ奉仕・増強・拡大・職業奉仕・青少年奉仕・社会奉仕・国際奉仕・ロータリー財団・米山奨学の各委員長
ご欠席の場合には代理の方を、また貴クラブに上記委員会がない場合も、必ず担当会員のご出席をいただきますようお願いいたします
地区からのご連絡
地区研修委員会より「研修出前セミナー」で使用いたしましたロータリー検定の問題と解答がとどいています。ぜひおためしください。
[RIJO-FAQ] 第4回会員増強ウェビナー:会員の積極的参加と会員維持
RI米国本部の会員増強部署より下記ウェビナーのご案内を関係各位にお送りしておりますが、一人でも多くの方にご参加いただけるようRIJO-FAQを通じてもご案内差し上げる次第で¯す。
第4回会員増強ウェビナー:会員の積極的参加と会員維持
2015年4月28日(火)午前9~10時
4月28日(火)の午前9~10時に、「会員の積極的参加と会員維持」に的を絞ったウェビナー(オンラインでの研修セミナー)を実施したします。国際ロータリーでは今年度、会員増強に関する全5回のウェビ ナーを実施しており、第4回となる今回のウェビナーでは、日本のロータリー会員2名にパネリストとなっていただき、以下の主題についてお話しいただきます。
- 既存会員の積極的参加と会員維持
- 新会員の積極的参加と会員維持
新会員とベテラン会員を含むすべての会員が積極的に参加しているクラブほど、高い会員維持率が保たれる傾向があります。日本のロータリークラブによる、日本のロータリアンのための会員維持アイデアを学ぶために、ぜひ本ウェビナーにご参加ください。
ご登録は、下記リンクをクリックし、お名前とメールアドレスを入力してください(登録画面では、米国時間が表示される場合があることにご留意ください)。
登録後、確認メールが届きます。ウェビナー当日は確認メールに表示されたリンクをクリックするだけです。
https://attendee.gotowebinar.com/register/4523688070221940481
ウェビナーとは、インターネットを利用したオンライン研修システムで、どなたでも無料でご参加いただけます。パソコンの画面と音声を利用しますので、特別な設備やソフトウェアは不要です。
パネリスト紹介
安満良明様
加治木ロータリークラブ(鹿児島県)
ロータリーコーディネーター
岩永信昭様
長崎北東ロータリークラブ(長崎県)
ロータリー公共イメージコーディネーター
これまでの会員増強ウェビナーの録画もご覧ください
- 第1回:会員増強、今こそ行動のとき
- 第2回:認識と現実の違い、クラブ評価とビジョン
- 第3回:革新的なクラブへのステップ
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委員会報告
今週は、4月19日 ポール・ハリスの生誕日にちなんで、大門会員による卓話です。
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卓 話
ロータリーの創始者 ポール・ハリスについて
クラブ奉仕委員長 大門 浩史
本日の卓話は『ロータリーの創始者 ポール・ハリスについて』になります。
HYOGOロータリーEクラブの皆様はポール・ハリスについてどの程度の知識があるでしょうか?
恥ずかしながら私は、ロータリーの創始者であり、シカゴで弁護士をしていたことくらいしかすぐに答えられませんでした。そんな不勉強な私が今回の卓話をさせて頂くにあたり、ポール・ハリス著『My Road to Rotary』 と田中毅著 『ロータリー歴史探訪』の二冊を読んでみました。するとポール・ハリスの少年期からのことが記してあり、とても興味深かったので今回はポール・ハリスの少年期からロータリークラブ設立までをクローズアップしていきたいと思います。
ポール・ハリスの少年期
ポール・ハリスは1868年4月19日ウィスコンシン州ラシーンに生まれました。父はドラッグ・ストアを経営している傍らで、著述や発明やいろいろな事業に興味を示す多芸な人でしたが、一獲千金を追うあまり、自分の本業を堅実に営むことができないたちでした。母は、裕福な家庭に生まれたことも手伝って金銭感覚に疎く家計が火の車でもメイドを雇っていました。不安定な収入と放漫な支出の結果、ついに破産と一家離散となります。ポールと兄のセシルはバーモント州ウォーリングフォードで農園を経営している祖父母のもとに預けられることになりました。その後何年か経って祖父の援助により父の事業が再建され、家族が一緒に生活できたものの、父は破産を繰り返し、その度にポールは祖父母に預けられるという生活が繰り返されました。両親の愛情にこそ恵まれなかったものの、厳格であり、かつ愛情あふれる祖父母に見守られながらポールは少年時代を過ごしたのです。
ポール・ハリスの学生生活
ポールの学生生活は、成績は極めて優秀であったにもかかわらず、向こう見ずで喧嘩早く、学校嫌いという性分により、二度の放校処分を受けることになります。このうち二度目のバーモント大学の放校処分はその後、大学側が処分に誤りがあったことを認め、学位を授与されていますが、この放校処分がポールの人生観に大きな変化を与えるきっかけとなりました。自分の自由奔放な性格が祖父母に悲しみを与えたことを反省し、祖父母の信頼に応えるため勉学に勤しむようになりました。その後、祖父母との死別を経てアイオワ大学法律学部を1891年6月に卒業し、同時に弁護士試験にも合格します。
五年間の愚行
アイオワ大学の卒業式で先輩がのべた『法学部の卒業生は小さな町に行って五年ほどは愚行を重ね、それから後に自分が選んだ町で開業するほうがいい』という言葉を受け、ポールは五年間の放浪の旅へと出ることを決意します。五年間をかけアメリカ全土を新聞記者・果樹園労働者・講師・舞台俳優など様々な職につきながら巡り、大理石会社の買い付け代理人としてスコットランド・アイルランド・ベルギー・イタリアなどヨーロッパ各地を見聞することになるのです。当初の計画の五年間が迫り大理石会社を辞め、シカゴに定住し弁護士事務所を開設したのは1896年2月27日のことでした。
弁護士開業
シカゴで弁護士事務所を開業し、1898年には共同事務所を開設するに至りました。この頃にはシカゴ法曹協会やプレス・クラブの会員になったことから交友関係は広がり、多くの友人が出来ましたが故郷のウォーリングフォードにおける友情には及ばなかったようです。1900年のとある夏の日、ポールは友人と夕食を取った後、友人と散歩をしていると、友人はすれ違う人々に親しげに声をかけて、ポールに紹介してくれました。これを見てポールは故郷の自分の村を思い出しました。そのときにこのシカゴで様々な職業から一人ずつ、お互いの意見を広く許しあえるような人を選び出し、親睦関係をつくれないものだろうかと思い至るのでした。しかし漠然としたアイディアに過ぎなかったのですぐさま実行に移されることなく、慎重に検討が重ねられ、ついに1905年を迎えることになります。
ロータリークラブの発足
1905年2月23日ポールはシルベスター・ショール、ガスターバス・ローア、ハイラム・ショーレーの3人を集め会合を行い、職業の異なった実業人のクラブを作り、そのクラブを地元のさまざまな仕事や職業を反映したものにするという構想を打ち明けました。ポールのこの構想は満場一致で賛同されました。ここにロータリークラブの最初の会合が開かれたのです。
以上に大まかにポール・ハリスの少年期からロータリークラブ発足までをまとめてみましたが、ここで私が感じたのは、ポール・ハリスがロータリークラブに求めたものは、この少年時代を過ごした村のような相互扶助の関係だったということと、『一業種に一人』という職業分類はポール・ハリス自身が五年間で様々な職についた経験がなければ思いつかないアイディアだということでした。
私は両親ともにロータリアンなので、幼いころからロータリークラブは身近な存在だったのですが、ロータリーの創設や職業分類については全く疑問を持たずロータリーはそういうものだと漠然と捉えていたことに気づかされました。今回の卓話で自分自身のロータリーに関する知識の無さを痛感したのでこれからはもっとしっかり学んでいこうと思います。
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おわりの点鐘
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