第455回例会
Rotary E-club of HYOGO
2024年4月22日開会
4月は環境月間です
はじめの点鐘
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ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「奉仕の理想」です。元気よく歌いましょう。
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♪ 奉仕の理想Open or Close
奉仕の理想に集いし友よ 御国に捧げん我等の生業
望むは世界の久遠の平和 めぐる歯車いや輝きて
永久に栄えよ 我等のロータリー
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会長の時間
クラブの皆様、メークアップゲストの皆様、
すっかり暖かくなって参りましたね!
一週間いかがお過ごしでしたか?
【今週はます委嘱状のご報告をいたします。】
堤さんへ DEI小委員会 委員
児玉さんへ 米山記念奨学委員会 委員
既に、以前のこのコーナーで
吉井さん、藤原一秀さんに
委嘱状が届いた際にお伝えしましたが、
あらためて再度お伝えいたします。
クラブの会員としましては、
地区委員の未経験者が大半ですので
それぞれの委員がどんな活動をしているのか?
知らないことが多いです。
是非、委員会の様子や内容をクラブに持ち帰って
動画でも文章でも良いのでご教示いただけますように
お願いいたします!
~と言って、お手間を増やすのは心苦しいものの…
同じクラブの会員から
地区で取り組む課題感やそこでのナレッジを
学ぶことができるのは、
最新・重要課題についての「1次情報を得るチャンス」として
たいへん価値のある事であると思います。
是非、よろしくお願いいたします。
【箕面の勝尾寺ってご存知ですか?】
さて、話は変わりまして
先日、箕面の勝尾寺へ行って参りました。
学生の頃から何度も行っているのですが、
数年前、ふらっと立ち寄った際に
クラブ会員の上野さんが偶然いらっしゃった事がありました!
広~い敷地はいつも手入れが行き届いて、
季節ごとの、まさに「花鳥風月」が
至る所で楽しめるお寺なので
上野さんもカメラで境内のいろんな自然などを
撮影、散策していらっしゃるご様子でした。
‥ちなみに、いきなりの余談ですが、
上野さんの写真の腕前は素晴らしいですよ(笑)
【いろ~んな開運スポットも満載のお寺!】
昔から有名なお寺ですので、
ご存知の方も多いと思いますが、
まあ~とにかく見どころ満載で
お参りしながら、
テーマパークにでも来ているかのような
感覚になってしまいます!
↓WEBサイト
https://katsuo-ji-temple.or.jp/
【とにかく広い。八万坪の境内!】
「八万坪」と言ってもあまりピンと来ないかもですが
こんなカンジです↓
↑阪神甲子園球場がすっぽり入る広さですね。
【見どころ満載⁉】
境内マップ
もちろん、「お寺」ですので
本堂があり、霊園があり、
立派な鐘もあります。
ただ、
◆お清め橋
◆弁財天社
◆一願不動尊
◆勝ちダルマ奉納所
から、
◆鯉のエサやり場
まで、「お祓い」にとどまらず
「願掛け」や「癒し~楽しみ」があって
パワーチャージにつながるような場所
になっているのを感じます。
※詳細解説は上記WEBサイトにあります!
「ハレ」や「ケ(穢れ)」といった言葉が
ありますが、「お寺」というと
「ケ」の部分を強く感じることも良くあるのに、
勝尾寺には「ハレ」を感じる仕掛けや
四季折々を感じさせる自然が境内に沢山あります。
私がここへ行くのは
◆大師堂 という建物が一つの目的になっています。
本堂に行く手前に大師堂というお堂があります。
大師堂の「大師」は弘法大師(空海)のことで
このお堂の中には、
弘法大師が開いて回った
「四国八十八か所のお寺」が堂内をぐるっと一周するように、
寺の名前を彫られた石像が「八十八ケ寺分」並んでおり、
足元にはそれぞれのお寺からの砂土が敷いてあって
このお堂の中を一周すると
いわゆる八十八ケ寺の「お砂踏み」ができる
という仕掛けになっております。
私の実家が四国にあり、
四国にある実家の「菩提寺の出張所」に
お参りしているような気持になれる場所が
この八十八ケ寺中にあるため、
亡くなったご先祖の戒名など唱えつつ
ぐるっと一周!
・・というのがお決まりのパターンなのです(笑)
↑堂内「お砂踏み」
↑大師堂外観
【勝尾寺の「ブランド」を感じるキャラクター】
山門を入ると、四季折々の植物が
きちんと手入れされて広がっているのですが、
ひときわ目立つ「イメージキャラクター」が
あちこちにいます。
それは・・・ 至る所にいる「ダルマ」!!
↑おみくじの入れ物がダルマになっています!
木でできていて、ひとつひとつ顔は手描きなので全部違う顔です。
境内いろんなところに。あっちにも、こっちにも!
この「ダルマ」さんは、おみくじの「入れもの」なので、
自分が買った「ダルマ」は、境内に置くのも持ち帰るのもOKです。
【勝尾寺命名の由来とダルマ】
~以下、WEBサイトから引用
建立から百数十年経った平安時代、清和天皇の御世、
当山の6代目座主であった行巡上人が、
病に臥せっておられた帝の玉体安穏を祈ったところ、
その著しい効験に感銘を受けられた清和帝自らが
「この寺の持つ法力は、
この国を治める王(帝)である私に勝った」として、
王に勝った寺、勝王寺(かつ・おう・じ)と命名されました。
しかし、寺側は「王に勝つ」などは余りにも畏れ多いとし、
「王」の字を「尾」に差し替え、
呼び名はそのまま勝尾寺(かつ・おう・じ)と称するようになりました。
現在では、受験、厄除け、病気、スポーツなど
「人生のあらゆ る場面で勝つ寺」として信仰されていますが、
勝尾寺では「勝つ」とは他者を打ち負かすことではなく、
「自分と向き合い、自分の弱い心に打ち勝つ」
という意味に捉えています。
勝尾寺のダルマは願いを叶えてくれる存在ではありません。
願 い事を書き、片目を入れる事で
「自分と向き合い、自分の弱い 心に打ち勝つ」
という自己誓約書にサインをするのです。
そして、その願い事に向け、
1 日 1 日を悔いなく過ごし、
全力を尽くすことで初めて願いが叶うのです。
焦らず努力し続けることが出来れば、
「勝運」を掴み取り、
彼方に望む高みに辿り着くことでしょう。
引用終わり~
↑「勝ちダルマ」‥人生のあらゆる場面で「自分に勝つため」の祈願!
WEBサイトの解説では、
「勝ちダルマ」に1年後の目的・目標を書き込む方法や
日々、アクションプランが実行できたか?できなかったか?
シンプルに○を付けることで進捗を記入するカレンダーがダウンロード可能!
勝ちダルマの「目入れ」や「奉納」の解説まであります。
個人的に達成したいことへの祈願はもちろん、
仕事上で日々の目標管理にも使えそうな「勝ちダルマ」ですね。
個人的には、
ここへ行くと何だか「スッキリ」と明るい気持ちになり
ポジティブに活動意欲が湧いて来るので
お気に入りなのです。
春の行楽シーズン、
ご予定の無い方は、
天気の良い日にぶらっと境内散策など、
お勧めですよ(笑)
では、また一週間お元気で!!
渡辺 誠
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幹事報告
安行英文ガバナー年度 第四回職業奉仕ON-LINE勉強会 のご案内
職業奉仕委員会
委員長 大内晋二(神戸須磨)
桜の便りをまだかまだかと待っておりましたが、漸くいつも通りの桜の花を見ることができました。しかし、そう思っているうちにも散り始めてしまいます。その慌ただしさのわけはいったい何なのでしょうか。何かを悲しんででもいるようです。
ロータリー年度もあとわずか、新年度への準備が始まる頃となりました。皆様にはクラブで地区で何かとお忙しくご活躍のことと存じます。
さて、「職業奉仕ON-LINE勉強会」を下記要領で開催いたしますので、ご案内いたします。
この勉強会は、髙瀨年度、吉岡年度を通してCOVID-19感染拡大のため職業奉仕委員会を対面開催することが困難であったため、委員会有志のON-LINE勉強会としてスタートしました。今回の安行年度第四回勉強会は、通算20回目の開催となります。当初は委員会関係者の非公開勉強会としておりましたが、吉岡ガバナーの指示により、委員会関係外のご希望の方に公開、さらに阪上ガバナーの指示により地区外のロータリアンにも公開することになりました。
ご参加希望の方は、ガバナー事務所職業奉仕委員会担当(金橋さん)宛に、各クラブ事務局より①希望者名、②クラブ名、③ZOOM用メールアドレス を添えてお申込ください。5月13日(月)〆切(厳守)とさせていただきます。お申し込みがない場合、勉強会の円滑な進行とセキュリティを確保するため、入室をお断りいたしますので、ご了承ください。
皆様の多数のご参加をお待ちしております。
(ただし、委員有志の非公式な勉強会ですので、メイクアップの対象とはなりません。)
【安行年度第四回 職業奉仕ON-LINE勉強会 開催要領 】
日時 2024年5月17日(金)開始 18時00分 終了20時00分(予定)
場所 ON-LINE (ZOOM)
テーマ 「決議23-34」(1923年セントルイス国際大会決議34号)
その内容と歴史的意味について
進行役 職業奉仕委員会 大内晋二(神戸須磨)
参加お申込みの方には、「ZOOM招待状」と「資料」を後日メール添付で
送信いたします。
以上
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卓 話
ポリオ根絶活動でのハイテク化されたマッピング
地理的空間テクノロジーで取り残される子どもたちを減らす
昨年、コンゴ共和国でポリオの発生を食い止めるためにワクチン接種員が各地に赴いた際、一軒一軒を回るごとに進捗状況を追跡できる携帯アプリが強力なツールとなりました。携帯電話に搭載されたこの携帯アプリを通じてデータが司令センターに送られ、デジタル地図上で見逃した家がないかどうかを確認でき、現場のチームを効果的に動員することができました。
世界保健機関(WHO)や世界ポリオ根絶推進活動(GPEI)のパートナー団体からの支援を受け、この国は、ポリオ発生を食い止めるための地理的空間追跡と呼ばれる手法のパイオニアとなっています。ミスが起こりやすい手書きの地図に頼る代わりに、対応チームのリーダーは、ワクチン接種員がどこに行ったか、どの家に行けなかったかをピンポイントで把握することができます。ワイヤレス接続が可能であれば、これがリアルタイムで行われます。このようなスピードと正確さは、確実に子どもたち一人ひとりにワクチンを届け、流行を食い止めるために極めて重要となります。
「携帯電話を充電しておき、外出時には必ず追跡装置をオンにすれば、あとはそれをポケットに入れて家々を回るだけです」と、WHOの訓練を受けたワクチン接種員の一人、サンドリーヌ・リナさんは話します。
2023年6月、変種ポリオウイルス1型が発生した際、彼女たちは数百台の携帯電話を持参して街頭に出ました。WHOアフリカ地域は2020年に野生型ポリオウイルスの根絶が証明されましたが、ワクチン由来ポリオウイルスまたは変種ポリオウイルスとして知られる型のポリオは、依然として脅威となっています。このようなケースは、経口ワクチンに含まれる弱毒化された生きたウイルスが、ワクチン接種率の低い地域社会の下水を通して長期間にわたり循環し、潜在的に危険な型に変異した場合にまれに発生します。
このような流行を食い止めるカギは、徹底した予防接種キャンペーンです。地理的空間追跡は、合理的なマップとモデルを生成し、重要な役割を果たします。WHOのアフリカ地域地理的情報システムセンター責任者であるケバ・トゥーレイさんは、「このツールは、予防接種が十分に行われていない集落を特定するのに役立ち、データをダウンロードして活動を導くことができる」と話します。
地区的空間追跡の初期的な技術は2012年からナイジェリアで使用され、これが功を奏し、8年後にこの地域から野生型ポリオウイルスがなくなったという証明につながりました。「これを基に、集落の地図を確実に作成するという革新的なアイデアが生まれた」とトゥーレイさんは話します。これは現在、カメルーンでも使用されています。
コンゴ共和国の保健省が主導した6月の予防接種キャンペーンでは、毎朝約500台のスマートフォンが接種員に配布されました。フィットネストラッカーのように、アプリによって歩数がカウントされ、日付や時間などの詳細と共に地図上に反映されます。接種員はまた、集落名、世帯情報、ワクチン拒否者の理由などのフィールドデータを収集するために携帯電話を使用できます。
このデータは、オペレーションセンターのマネジャーがリアルタイムで監督できるデータベースに供給されます。オンラインのダッシュボードに表示されるマップでは、エリアが緑と赤に色分けされます。「緑色は、ワクチン接種者がこれらの地域を通過したことを示し、赤色は、通過が計画されていたもの実現しなかったことを示す」と、この情報システムの分析者であるデリック・デメベングさんは説明します。
ポリオ発生時の対応が行われた初日の終わりに、首都ブラザビルのオペレーションセンターでは市内のポト・ポト地区の一部がカバーされていないことを確認。その後、朝一番に予防接種員を現地に派遣し、接種を受けていない子どもたちへの対応が行われました。
データを見直し、素早く軌道修正する能力は非常に重要です。以前は、マイクロプランを作成するために、予防接種員が描いた地図に頼らざるを得ませんでした。不正確な情報は避けられず、キャンペーンが終了するまで情報が確認されないことも頻繁にありました。「すべての居住地がどこにあるのかを把握しておかなければならないため、マイクロプランは、ポリオ発生時の対応キャンペーンを準備する上で不可欠な要素です」とトゥーレイさんは指摘します。
公衆衛生上の緊急事態に対応するための疾病マップ作成には長い歴史があります。1854年、英国人医師ジョン・スノーは、ロンドンでコレラが発生した際に、近代疫学におけるマッピングの最も初期の利用法の一つを発案しました。スノーは発生源を探すために、患者と給水ポンプ(汚染水が原因と考えたため)の位置をマッピングしました。その結果、彼は一つのポンプがコレラの主な発生源である可能性が高いことを突き止め、そのポンプを閉鎖したところ、コレラの流行は終息しました。
今日、多くのコンピューター技術を背景に、地理的空間分析は、気象モデリングや販売動向予測から、国防、災害対応、農業まで、あらゆる分野で活躍しています。WHOは、ヘビに噛まれたインドの人びとの救命活動から、90カ国以上への新型コロナワクチンの供給、ポリオ根絶活動に至るまで、世界中の公衆衛生の脅威に対抗するために地理的空間テクノロジーを利用しています。
このテクノロジーは、見過ごされがちな地域社会の人びとに手を差し伸べるために重要であると、GPEIのパートナー団体の一つであるビル&メリンダ・ゲイツ財団の疫学者、ルファロ・サマンガさんは話します。「特にリソースが限られている低・中所得国では、予防接種活動の質を向上させることができるでしょう。こうした追跡システムから得られるリアルタイムのデータによって、見逃されがちな住民の一部を特定することができます」
コンゴ共和国で使われているこの技術の最新バージョンには、多くの改良が加えられています。「軽量で配備が簡単です」と、トゥーレイさんは説明します。「現地情報、特に居住地に関する情報を収集することができ、アウトブレイク時の対応キャンペーン中に収集できた情報はすべて、将来のキャンペーンのためのマイクロプランの更新に使用できます」
デメベングさんによると、この技術は現場での視認性の問題を解決し、監督者が現場の予防接種員をモニタリング、指導、助言できる説明責任のシステムを組み込んでいます。彼らが緊急オペレーションセンターに戻ると、その日の外出の分析が行われます。
コンゴ共和国のプロジェクトは成果を挙げた一方で、情報格差という身近な課題にも直面しました。デジタル・インクルージョンの進展にもかかわらず、世界中で26億人がインターネットに接続できないままであり、最近のある分析によれば、そのうちのかなりの割合がアフリカにいます。
また、強力なインターネット・インフラがないため、地理的空間追跡アプリのリアルタイム・アップロード機能がしばしば中断されました。しかし、このテクノロジーとデータ収集は、ポリオやその他の公衆衛生上の課題を埋めつつあります。
トゥーレイさんとWHOアフリカチームは、ポリオ以外の目的も含め、この追跡システムをアフリカ大陸のほかの場所にも導入する予定です。ただし、新しい技術が導入されても、変わらないことが一つあります。それは、予防接種を受けた子どもたちは皆、指にインクが塗られ、その指を誇らしげに示すことができるということです。
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おわりの点鐘
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