第291回例会
Rotary E-club of HYOGO
2020年10月26日開会
10月は地域社会の経済発展月間です
はじめの点鐘

ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「四つのテスト」です。元気よく歌いましょう。
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♪ 四つのテストOpen or Close
真実か どうか
みんなに 公平か
好意と友情を深めるか
みんなのためになるかどうか

会長の時間
皆さんこんにちは。
2020-21年度10月第4回例会、通算第291回例会です。
最近めっきり寒くなってきました。雨が降る度に、秋が深まってきているような気がする今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
先日、あるニュースで、対戦型ゲームの腕前を競う「eスポーツ」が、高校の部活動で、競技人口が急増していると知り驚きました。確かにパリ五輪での採用も取りざたされているので、当然といえば当然かもしれません。2680地区では、例年開催される発達障害のセミナーの中でも、ゲーム障害が取り扱われただけに、そのあたり気になるところですが、依存症対策として専属のチームドクターも置く高校も岡山に既にあり、練習時間も平日3時間。土日祝日5時間までに限定し、顧問の先生もやり過ぎに目を光らせているそうです。
既に全国大会もあり、5000人以上の参加があるとのこと。今後は、「ゲーム甲子園」みたいになっていくのでしょうね。
今年、1978-79年度国際ロータリー会長のクレム・レヌーフ氏が99歳で逝去された配信がありましたが、世界的ポリオ根絶運動をロータリーの最優先目標へと押し上げることに貢献された方と知りました。
レヌーフ氏は、ナンバー・ロータリークラブ(豪:クイーンズランド州)の70年来の会員でした。RI理事、財団管理委員、地区ガバナー、RI委員長、国際協議会討論リーダーを歴任されました。1979年前半、フィリピンから帰国する飛行機の中で、天然痘の根絶に関する雑誌記事を目にしました。そこで、ロータリーの新しい「保健、飢餓追放および人間性尊重(3H)補助金」を使ってほかの疾病を根絶できないか考えました。3H補助金は、複数のクラブや地区が協同するロータリープロジェクトを初めて可能にするものでした。レヌーフ氏は、米国メリーランド州の地区ガバナーであり、アメリカ国立衛生研究所感染症所長だった友人、ジョン・セバー氏に相談しました。セバー氏は、1950~60年代にポリオワクチンを開発したジョナス・ソーク博士と⑦アルバート・セービン博士の友人でもありました。セバー氏は、リサーチを行った上で、ロータリーが疾病の根絶に取り組むならポリオが最適であると述べました。「クレムはそこで、ロータリーによる世界的プロジェクトとしてポリオ根絶に目を向けるようになった」と、2010-11年度国際ロータリー会長のレイ・クリンギンスミス氏は回顧します。1979年11月、RI」理事会は3-Hプログラムの主要目標としてポリオ根絶を掲げることに同意しました。
ポリオ根絶活動の初期段階における募金で大きな役割を果したレヌーフ氏について、クリンギンスミス氏は次のように述べています。「募金を集めるため、クレムは会員一人あたり約15ドルを奉仕プロジェクトに寄付するようクラブに呼びかけ、その結果700万ドルという驚くべき金額が」集まりました。その資金の一部はフィリピンでの最初のポリオ予防接種活動に充てられました。その成果は目に見えるものでした」
1985年、ロータリーは「ポリオプラス」プログラムを立ち上げ、これが各国政府、世界保健機関、米国疾病対策センター、UNICEFとのパートナーシップである「世界ポリオ根絶推進活動」へと発展しました。
レヌーフ氏は、ポリオプラスへの卓越した貢献が称えられ、ポリオプラス・パイオニア賞を受賞したほか、超我の奉仕賞、ロータリー財団功労表彰と、特別功労賞を受賞。また、ロータリー財団ベネファクター、メジャードナー、ポールハリス・ソサエティと遺贈友の会の会員でした。レヌーフ氏は寡黙ながら、生まれながらのリーダーだった、とクリンギンスミス氏は述べます。「クレムはいつも、若いロータリアンを親切にサポートしていました。私がロータリーでの道を歩む機会を与えてくれたのもクレムでした。クレムと彼のチームによる尽力がなければ、ロータリーが現在の地位を確立することは出来なかったでしょう」
現在の、アフリカ地域のポリオ根絶も、レヌーフ氏たちの行動がなければなかったとしたら、と考えると、いかに偉大な功績を残したかがわかります。
クラブテーマ「もっと知って、もっと楽しもう」。今週もよろしくお願いします!
2020-21年度
HYOGOロータリーEクラブ
会長 児玉貴春

幹事報告
My ROTARYのリニューアルに伴う修正中の問題について
2021-22年度 補助金管理セミナーのご案内
地区補助金プロジェクト見学訪問のご案内

卓 話
いつもありがとうございます。今年度、米山委員をさせていただいております、長澤友滋ともうします。10月は米山月間とされております。なぜ10月なのか?調べてみると・・・
過去、米山梅吉翁の命日(4月28日)にちなんで、4月に“米山週間”が設けられていたが、、米山奨学会の理事会、評議員会(8月末)の直後で、事業報告書など最新の資料を提供できる時期にあたるから、ということで10月になったとのこと。事務的な理由で特別な由縁のある月ではないのですが、米山奨学事業を考える機会のひとつとして定められています。
今年度はコロナ禍の影響で活動が制限される中、7月に米山セミナーがオンラインで開催されました。オンライン上で奨学生の皆さんが自己紹介をしてくださいました。様々な影響を受けていらっしゃいましたが、皆さん一様に前向きで元気な御姿でこちらが勇気をいただきました。
まだまだ私も米山奨学事業について不勉強なのですが、10月の米山月間を改めて学ぶ機会として事業全体のことをまとめた資料をご紹介します。
“1ヶ月のタバコ代を節約して、留学生支援に”というスローガンで、1952年に東京ロータリー・クラブで始められたこの運動が今に繋がっているとのこと。我々も事業の事を知って、本事業への奉仕をしてまいりましょう。

おわりの点鐘

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