第490回例会
Rotary E-club of HYOGO
2025年3月10日開会
3月は水と衛生月間です
はじめの点鐘

ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「我らの生業」です。元気よく歌いましょう。
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♪ 我らの生業Open or Close
一、我等の生業さまざまなれど
集いて図る心は一つ
求むるところは平和親睦
力むるところは向上奉仕
おゝロータリアン 我等の集い
二、奉仕に集える我等は望む
正しき道に果をとるを
人の世挙りて光を浴みつ
力を協せて争忌むを
おゝロータリアン 我等の集い

会長の時間
皆さんこんにちは!3月1日(土)2日(日)は地区年次大会でした。私は、1日目は会長・幹事会と青少年奉仕プログラム関係者(インターアクト、ローターアクト、RYLA、米山学友、ROTEX、財団奨学生、PHD等)のロータリーファミリーの集いに、2日目は本会議・懇親会と参加いたしました。
会長・幹事会では、地区会計担当より地区会計についての説明がありました。各特別会計は順調に運営されている一方で、一般会計に関しては現在会員一人当たり25,000円余りを分担していますが、地区の会員数が減少している中で地区大会や研修会などの運営費や固定費はそれほど変わらないので、次年度繰越金が近年急速に目減りしている旨報告がありました。今後改革の必要性があることをうかがわせるものでした。
本会議では、RIや地区の現状報告がありましたが、やはり強く心に残ったのは元NHKワシントン支局長で、外交ジャーナリスト・作家としてご活躍の手嶋龍一氏による記念講演でした。「トランプ再登場の国際政局を読み解く~日米同盟の今後と台湾・ウクライナ危機~」と題するご講演は、本地区大会直前の2月28日(金)に、トランプ米大統領とゼレンスキーウクライナ大統領の会談が決裂したニュースが世界を震撼させていましたので、大変タイムリーなものとなりました。
手嶋氏は大変詳しく、ウクライナ戦争が始まった経緯やこれまでの推移、外交上の各国の駆け引きについて解説されましたが、特に強調されていたのは、我々日本に住むものが気を付けなければいけないのは、安全保障の観点から、遠いヨーロッパで起きていてもウクライナの戦争は決して他人事ではないということでした。
手嶋氏は、中国の習近平国家主席はウクライナ戦争の停戦を、欧米主導ではなく北京での和平会議で導きたいと考えており、それは国際的な影響力を強めてから悲願である「一つの中国」=台湾の武力統一を実現する野望があるからと指摘します。そのために中国はロシアに接近し、これまでロシアが曖昧にしてきた「台湾は中国の一部であり独立を認めない」との立場を認めさせ、その代わりに中国は「ウクライナ4州はロシア領である」というロシアの主張を受け入れています。お互いの核心的利益を認め合うことで、対アメリカの協力体制を築いているというのです。
さらに手嶋氏は、ウクライナ戦争が無事停戦に導かれた後は、アメリカは東アジア重視外交にシフトしますが、トランプ政権がプーチン政権に歩み寄っている現状は、日本の安全保障にきわめて憂慮すべき状況であり、そのため決して中国主導でウクライナ和平を実現させるのではなく、日本も多いに関わるべきであることを強調されていました。
本会議では各種表彰もありましたが、大変有難いことに当HYOGOロータリーEクラブは「多様化クラブ賞」を受賞いたしました。阪神第3グループのIMでも、当クラブは地区で早くから多様化に取り組み、最も多様性に富むことをアピールしておりましたが、それを認めていただいたということであるかと思います。そしてこれは2014年の当クラブ設立以来、会員一人一人がこれまで努力してきた賜物に他なりません。皆様ありがとうございます。
最後の懇親会では、先週のIMに引き続き会員が顔を突き合わせて、今後のEクラブ運営やプロジェクトについてのアイデアを話し合い、大いに盛り上がりました。本年度は親睦も研修も大いに進み、矢坂ガバナーのご人徳のにじみ出た、ハートウォーミングで大変有意義な年次大会であったかと思います。ロータリアンとしてこのような機会に恵まれたことに感謝したいと思います。

幹事報告
職業奉仕勉強会のご案内
平素は、地区職業奉仕委員会の活動に、ご理解とご協力を賜りましてありがとうございます。
さて、下記の要領にて職業奉仕勉強会を開催いたします。11月10日のセミナーにはご参加をいただきありがとうございました。その折には奉仕の理想(理念)について深く勉強いたしましたが、今回は、初期ロータリーからロータリー哲学(ロータリーの基本であり職業奉仕の根本)の深化していく様を勉強したいと思います。
委員長様はじめ、入会3年までの方々に是非ご参加いただきたいと希望しております。今回の勉強会は、委員会内勉強会の延長としての公開勉強会でありますので、至らぬところが多々あるかと思いますが、どうかお許しをいただきたいと思います。
開催日間近のご案内になり、委員長様には何かとお世話になりますが、どうかよろしくご参加をお願い申し上げます。
記
日 時: 2025年3月20日(木・祝) 春分の日 15:00~17:30(受付 14:30~)
場 所: 神戸三宮東急REIホテル 3F「ボールルーム」
講 師: 赤穂 哲 職業奉仕委員会委員(姫路南RC)
登録締切: 3月17日(月)まで
時間割:
15:00 開会・説明 副委員長 不動 正章 (洲本)
15:05 ご挨拶 委員長 冨田 博重 (柏原)
15:15 講話 委員 赤穂 哲 (姫路南)
16:20 休憩
16:30 テーブルディスカッション
17:15 講評 パストガバナー 中村 尚義 (洲本)
17:30 閉会 副委員長 不動 正章 (洲本)
以上1
訃報
前略 篠山ロータリークラブクラブ会員 河合 迪雄 様(1990-91年度会長) が昨日3月9日(日)午後20時40分、享年100歳にてご逝去されました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。なお、通夜·葬儀ならびに告別式は下記の通り執り行われます。謹んでお知らせいたします。
草々
記
主: 河合 岳雄 様
日 時: 3月 11日(火) 午後19時00分
場 所: ご自宅 身内のみ
葬儀 · 告別式:
日 時: 3月 12日(水)午後13時00分
場 所: セレフ葬祭会館 丹波篠山市味間南 294-1
令和7年 3月 10日
篠山ロータリークラブ
会長 井本 季伸
幹事 月森 一延

委員会報告

卓 話
ロータリーEクラブとの出会い
〜自己紹介〜 小久保美代
皆さま、こんにちは。
本日はこのような貴重な機会をいただき、心より感謝申し上げます。小久保美代と申します。まだ入会したばかりの新参者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
私は大阪で生まれ育ち、結婚を機に兵庫県へ移り住んで30年になります。3人の子どもを育て、それぞれが社会人として自立し、立派に成長してくれたことをとても誇りに思っています。仕事と両立しながら子育てをしてきましたが、4年前、子育てが一段落したタイミングで、長年の夢だったサロンを伊丹市で開業しました。
しかし、ここ数年の社会情勢は目まぐるしく変化し、決して順風満帆ではありませんでした。試行錯誤を繰り返しながらも、お客様の笑顔や「ありがとう」の言葉に励まされ、歩みを止めることなく今日まで続けてくることができました。
振り返ると、私がここまで来られたのは、家族や友人、ビジネスの先輩方、そして支えてくださった多くの方々のおかげです。これまでのご縁に、心から感謝しています。
そして今、私は「これまでいただいた恩を、どのように社会にお返しできるのか」を考えるようになりました。そんな中で出会ったのが、ロータリークラブの「職業奉仕」という理念です。自分の仕事を通じて社会に貢献するという考え方に深く共感し、ロータリーEクラブとのご縁をいただいたことは、私にとって大きな希望となっています。
私はこれまで、美容と健康を通じて人々の心と体を癒し、前向きな気持ちを持っていただけるよう努めてきました。今後は、職業奉仕の精神を大切にしながら、「美と健康を通じた自己肯定感の向上」や「人生の質を高めるサポート」を、より多くの方々に届けていきたいと考えています。
また、これからの社会を担う若い世代への支援にも力を入れていきたいと思っています。私自身、多くの方々に支えられてここまで歩んできました。まだまだ学ぶことも多いですが、その恩を、今度は未来を担う若者たちに返していきたい。例えば、女性の独立支援や、健康・美容業界を志す方々へのアドバイス、キャリア支援などを通じて、次世代の成長をサポートできればと考えています。
ロータリークラブには、社会貢献を実践するための素晴らしい仲間とコミュニティがあります。私一人ではできないことも、皆さまと共に取り組むことで大きな力になると確信しています。ロータリアンとしての誇りを持ち、「進化とチャレンジ」の精神で、自分にできる形の貢献を実践していきたいと思います。
これからも学び続けながら、皆さまと共に成長し、社会のために力を尽くしていければと願っています。どうぞよろしくお願いいたします。

おわりの点鐘

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