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MAKE UP

第489回例会

Rotary E-club of HYOGO

2025年3月3日開会

3月は水と衛生月間です

はじめの点鐘

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「君が代」と「四つのテスト」です。元気よく歌いましょう。

例会

会長の時間

皆さんこんにちは!先週2月24日(月・祝)は阪神第3グループのIMが行われました。IMテーマは「ビジョンと行動計画で未来の扉を開こう」です。

今回のIMで基調講演を務められたのは、元財団奨学生で今泉志奈子さんでした。ご専門は英語学で現在は愛媛大学教授として教鞭をとられているのですが、宝塚歌劇の脚本ややアーティストの歌詞やHPの翻訳家としてもご活躍中です。財団奨学生としての経験が、いかに今泉さんの人生の扉を開いたについて、そして次世代の若者の支援の必要性について熱く語っておられました。

またメインプログラムでは、阪神第3グループ所属の各クラブ代表が、戦略計画、奉仕プロジェクト、会員増強についての取り組みについてのディスカッションをRLI方式で行いましたが、ディスカッションを通じて、改めてクラブによって特徴が違うということが再認識しました。

ディスカッションの中で、各クラブの自慢・強みは何か?という質問がありました。その場では当クラブの強みは、地区で最も多様性に富むということと答えました。その一方で、クラブとしての奉仕プロジェクトの実施については、個人奉仕としては各分野で積極的な活動をしていますが、当クラブはWeb上で会合を開いている特質上、団体奉仕活動実施が難しく、他クラブと比べると弱みがあると捉えている旨を述べました。この他、クラブの抱えている課題については、RIの規定の変更により、Eクラブとレギュラークラブの区別が無くなりましたので、私自身は当Hyogo Rotary Eクラブの独自性は何か?レゾンデートルは何か?が問われていると考えている旨発表しています。

ディスカッションの後に、当クラブの親クラブの宝塚武庫川RCの会員であり、設立時のガバナーでもおられる大室PDGともお話をさせていただきました。大室PDGは、私の発言内容について「団体奉仕に弱みがあると考えるのではなく、寧ろ個人奉仕が中心であることを強く訴求すべきでないか?」等のアドバイスをいただきました。これはつまるところ、クラブ設立時の独自性や理念を突き詰める、原点に戻ることも大切であるということではないかと思います。

メインプログラムのあとは、元宝塚花組の美苑えりかさん、日向燦さんのステージもあり、大変華やかな懇親会もあり存分に楽しむこともできましたが、色々と考えさせられ、勉強となったIM参加となりました。このような素晴らしいい機会を与えてくださった、仲内ガバナー補佐ならびにホストクラブの宝塚RCの皆様に大変に感謝したいと思います。

例会

幹事報告

地区補助金プロジェクト一般見学のお知らせ(芦屋川)

拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素はロータリー活動に格別のご尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、このたび当地区にて、ロータリー財団「地区補助金」を活用した下記奉仕プロジェクトが実施されます。折角の価値ある事業を広く各クラブ会員の皆様にもご見学賜りたく、下記の通り、ご案内を申し上げます。各クラブに於ける奉仕プロジェクト立案の好機、並びに会員各位にとっての得難い研鑚機会として頂ければ幸甚に存じます。(プロジェクトの内容や当日運営の詳細については、下記実施クラブ照会先宛にお問い合せ下さい。)
当プロジェクトの見学訪問を希望される場合は、お手数ながら、各クラブから直接、実施クラブ事務局(下記登録先)宛に事前登録下さいますようお願い申し上げます。
敬具

実施クラブ
芦屋川ロータリークラブ

プロジェクト名
映画鑑賞会「降りてゆく生き方」&パネルディスカッション

プロジェクト概要
イベントは、来場者が自己肯定感や「生きる」ということを共に考え、子どもたちが自分の人生に夢や希望を持ち、力強く歩んでいくサポートを目指します。震災から30年、社会の変化に対応し、多様な人々と共に生きることの重要性を理解し、地域全体で支え合う一助となる事を目的とする。

実施日時
2025年3月23日(日)

当日スケジュール
受付12:30
オープニング13:00~甲南高校ブラスバンドアンサンブル部
13:30~15:45開会/第1部映画鑑賞会「降りてゆく生き方」
16:00~17:00パネルディスカッション

実施場所
ルネサンス クラッシックス芦屋ルナ・ホール
芦屋市業平町8-24

参加費
無料

人数制限
500名

見学に係る注意事項
事前申し込み

メークアップの可否

実施クラブ照会先
クラブ事務局 [[email protected]](mailto:[email protected])

事前登録先
芦屋川ロータリークラブ

登録締切日
3月15日

IMお礼状(HYOGOREC)

謹啓
春寒の候、貴クラブにおかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は、当ロータリークラブの活動に格段のご理解ご指導を賜り誠にありがとうございます。
さて、過日の「阪神第3グループIM」には、ご繁忙にもかかわりませず皆様にご臨席いただき、ご指導と教示を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。お陰様で無事IMを終えることができました。ありがとうございました。
何分不慣れのため、不行き届きな点も多々ございましたが、ロータリーの友情と寛容の精神でご容赦いただきますよう、伏してお願い申し上げます。今後とも、当クラブ運営に温かいご指導ご鞭撻ご支援を賜りますよう、切にお願い申し上げます。
末筆ながら、貴クラブ会員様のご健勝・ご活躍をご祈念申し上げます。
謹白

阪神第3グループガバナー補佐 仲内 悦治
阪神第3グループIM実行委員長 竹原 善記
宝塚ロータリークラブ会長 横山 裕行

2680地区 地区大会 ご出席のお礼状(各RC)

謹啓
早春の候、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素はロータリー活動に多大なるご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度は何かとご多用のところ国際ロータリー第2680地区 地区大会にご臨席くださり、誠にありがとうございました。お陰様で多数の皆様のご参加をいただき、無事に終えることができました。これもひとえにご厚情の賜物と心よりお礼申し上げます。
地区大会当日は何かと慌ただしくしていましたので、至らぬ点も多々あったことと存じます。失礼の段、どうぞご容赦いただきましたら幸甚に存じます。
今後とも、益々ロータリー活動へのご理解とご協力をいただきますよう、お願いいたします。
末筆ながら、ますますのご健勝とご活躍を祈念いたしまして、お礼のご挨拶とさせていただきます。
謹白

国際ロータリー第2680地区 ガバナー 矢坂 誠徳
地区大会実行委員長  武井 宏之

例会

卓 話

「水と衛生」について

吉井久美子

本日は「水と衛生」というテーマについてお話しさせていただきます。
ロータリークラブの重点分野のひとつに「水と衛生」があります。ロータリーは世界中で安全な水の確保と衛生環境の向上に取り組んでおり、これによって人々の健康や生活の質が向上し、持続可能な未来へとつながります。
しかし、現実には、汚染された水や不十分な衛生環境が原因で、多くの人々が健康を損ない命を落としています。
今日は、私たちの身近な水の奇跡、そしてロータリークラブにもご縁のある大学の教授のお話も交えながら、生命を育む水と衛生について考えていきたいと思います。

実は私の会社も汚染された水が原因で、年間180万人の子供の命を落としているということを知ったことがきっかけとなり、安心で安全で取扱いが簡単な材料で、全ての人が安全な水にアクセスできることを願い開発が始まりました。

現在も、電気を使わず雨水を飲料として利用できる材料を製作し、災害時に役立つように10年以上保管できる水浄化のための商品の開発に日々邁進しています。
またその材料は公衆衛生にも成果を発揮しお役立ていただいています。

そのような中、水循環について講演させていただく機会があり資料を作成するため検索をしていると、命の源の水について感動するお話をしている方がおられました。
その方は、世界各地にある7つのロータリー平和センターの中の1つ、国際基督大学の吉野輝雄名誉教授でした。
当たり前のように使ってきた「水」ですが、その不思議な特性が、人間や生物、そして植物が命を育むための鍵となっていたのです。

さて、唐突ですがなぜ凍った湖の下のワカサギが凍らないと思いますか?
そんなこと考えたことが無かったのですが、この質問に吉野教授はこのように説明されています。
例えば、水の入ったグラスに氷を入れると沈まずに浮きます。しかし、ほとんどの物質は、固体の方が液体よりも重く沈むのが普通です。しかし水は、固体(氷)になると比重が軽くなり、浮くという特性を持っています。

そのため、湖や海の表面が凍っても、その下には水が存在し、水の中でも一番多い4℃の水が湖底にあるため魚や生き物、水中の植物が生き続けることができます。と

(引用:国際基督大学 吉野輝雄 名誉教授 PPT)

私も実験しましたが、エタノールに氷を入れると沈むのです!驚きました。
氷が浮くことが当たり前と思っていましたが、水が持つこの不思議な性質が、私たちの生命や自然環境と深く関わっていたのです。

また地球は「水の惑星」と呼ばれますが、表面の71%を水が覆っています。しかし水に覆われている星は地球だけです。太陽系の惑星を見てみると、地球がいかに特別な存在かがわかります。

水星:表面温度 約330℃ → 水はすべて蒸発
金星:表面温度 約200℃ → 高温で水は存在しない
火星:表面温度 約-50℃ → 極寒で水は凍りつく

これに対して、地球の平均気温は約15℃。これは太陽との距離がちょうど良かったため、奇跡のように液体として水が存在できました。
さらに、地球の大気には約20%の酸素が含まれており、植物(緑)が光合成を行うことで酸素を生み出しています。これが私たちの生命を支えるエネルギー源となっているのです。

また、太陽の熱によって水は蒸発し、雲「気体」となり、雨「液体」や雪「個体」という三つの状態を自由に行き来しながら大地に降り注ぎます。川や地下水を通じて再び海へと流れ、また循環を繰り返します。この循環があるからこそ、地球上には生命が存在し続けられるのです。またこの大循環の水の総量は、太古の昔から変わっていないと言うのです。

(法政大学文学部地理学教室より引用)

本当に壮大で神秘的で奇跡を感じます。
そして生命も水も太陽も全てのものが愛おしく尊く感じます。
この大循環の中で、私たちは命を育んでいるわけですが、このことを知ると私たち一人一人が身近な暮らしの中で流している水や、捨てているものなども世界をめぐる水循環に影響を及ぼしていると感じ、より自分ごととして行動していくきっかけとなるのではないでしょうか。

さて最後になりましたが、「水と衛生」の中の取り組みである、衛生教育の推進では適切なトイレの整備や手洗い習慣の普及も重要です。ロータリーは、途上国の学校に清潔なトイレを設置し、手洗いの大切さを教える活動を行っています。
これは日本でも同様で、特に子どもたちへの衛生教育を充実させることが、将来的な感染症予防につながります。
水と衛生の問題は、決して遠い国の話ではありません。
私たちも身近なところからも学び実践しながら、ロータリーの「水と衛生」の取り組みに積極的に参加し、私たち一人ひとりができることを考え行動していきましょう。

例会

おわりの点鐘

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