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MAKE UP

第444回例会

Rotary E-club of HYOGO

2024年2月5日開会

2月は平和構築と紛争予防月間です

はじめの点鐘

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「君が代」と「R-O-T-A-R-Y」です。元気よく歌いましょう。

  • ♪ 君が代Open or Close

    君が代は
    千代に八千代に
    さざれ石の
    巌(いわお)となりて
    苔(こけ)のむすまで

  • ♪ R-O-T-A-R-YOpen or Close

    R-O-T-A-R-Y
    That spells Rotary;
    R-O-T-A-R-Y
    Is known on land and sea;
    From North to South,from East to West;
    He profits most who serves the best;
    R-O-T-A-R-Y
    That spells Rotary.
    R-O-T-A-R-Y
    That spells Rotary;
    R-O-T-A-R-Y
    Is one great family;
    Where friend-ship binds for man’s up-lift.
    Where each one strives his best to give,
    R-O-T-A-R-Y
    That spells Rotary.

例会

会長の時間

Eクラブの皆さま、メイクアップでお越しいただいた皆さま、
あっという間に1月が終わり2月になってしまいましたが
いかがお過ごしでしたか?

ゲストとしてメイクアップいただいている皆さま
いつも本当にありがとうございます!

さて、皆さま
お気づきでしょうか?

今回は当クラブ始まって以来
なんと「444回目」の例会なのです!!

数字のインパクトとしては
100とか300とか、
500とか1000とか‥のようなキリの良い方が
○○回記念!
と言ってしっくり来る感覚もありますが、
「ゾロ目」のインパクトも
個人的には感じておりまして(笑)
「444」について
ちょっと調べてみました。

【すべての事象はニュートラル‥なんですが。】

もう10年以上前になりますが
日本において国際TA心理学の教育資格を
10番目に取得された
臨床心理士の豊田直子先生から教わった
臨床心理学視点のお話があります。

メンタルヘルスの健やかさを保つ基本のスタンスとして
「全ての事象はニュートラル」「意味づけしてるのは自分自身」
という事をわかっておくのが大事・・とのお話でした。

つまり、
テーブルに置いているコップに
半分の水が入っていたとして

「半分の水が入っている事」だけがニュートラルな事実であり
「あと半分しかないじゃないか!残念!」と思うか
「まだ半分もあってラッキー!」と思うかは、
私達が自分で判断した後付けの意味である。

喜んだり、残念がったりするのは自分で判断した結果であり
世の中で起きているすべての事はニュートラルに起きている
‥という事です。

それなのに「444回」に意味づけをしてここに文章を書こうとしている
私がいます(笑)。

わかっちゃいるけど444回目なんです(笑)
‥あえて調べてしまうのを我慢できませんでした。
「ヒマか??」と聞かれそうですが、そうでもないんですよ(笑)

【数字に意味ってあるの?】

ちょっと調べると「数秘術」というカテゴリがありました。

数秘術(Numerology)は、
数字が持つとされる
象徴的または神秘的な意味に焦点を当てた
信念体系とのことです。

数秘術では
数字が個人の運命、性格、
生活の出来事、
さらには宇宙全体の秩序と密接に関連している
と考えられているそうです。

数秘術は、
古代文明から現代に至るまで
世界中のさまざまな文化に見られ、
特に西洋の神秘主義や東洋の哲学において
重要な役割を果たして来たとのことです。

数秘術の基本的なアイデアは、
生年月日や名前などの個人的な情報を数値に変換し、
これらの数値が持つ意味を解釈することにあります。

例えば、生年月日から算出される
「*ライフパスナンバー」は、
個人の性格や人生の道を表すとされています。

*ライフパスナンバーの計算方法
ライフパスナンバーを計算するには、
個人の生年月日の数字をそれぞれ単一の数字に単純化
(つまり、一桁の数字になるまで加算)します。
具体的な計算手順は以下の通りです。

生年月日の数字を個別に加算します(年、月、日)。
それぞれの合計が一桁の数字になるまで加算を続けます。
最終的に得られる数が、
その人のライフパスナンバーとなります。

例:誰かが1990年1月23日に生まれた場合、
ライフパスナンバーは
1 + 9 + 9 + 0 + 1 + 2 + 3  = 25  →  2 + 5 = 7
と計算でき、
その人のライフパスナンバーは7になります。

また、アルファベットの各文字に割り当てられた数値を使用して、
名前からも様々な数値を導き出し、それらを解釈します。

数秘術は科学的な根拠に基づいているわけではなく、
その効果や有効性については意見が分かれています。

一部の人々は数秘術を
自己理解やスピリチュアルな探求のツールとして使用していますが、
他の人々はそれを迷信や擬似科学と見なしてもいます。

それにもかかわらず、
数秘術は多くの人々にとって興味深い主題であり、
個人的な洞察や哲学的な探求のための一つの手段となっています。

【数秘術における数字の解釈】

数秘術において、
各数字は独自のエネルギー、特性、振動を持つとされ、
これらが人間の性格や運命に深い影響を及ぼすと考えられています。
以下に、それぞれの数字が持つ一般的な意味を紹介します

1 新しい始まり、リーダーシップ、独立性を象徴します。
自己主導性と野心が特徴です。
2 パートナーシップ、調和、感受性を表します。
協力と平和の追求がキーワードです。
3 コミュニケーション、表現力、創造性を意味します。
社交性と楽観主義が際立ちます。
4 安定性、堅実さ、実用性を象徴します。
信頼性と努力を重んじる特性があります。
5 変化、自由、冒険を表します。
適応性と柔軟性がこの数のエネルギーです。
6 家庭愛、責任、ケアを意味します。
愛情深さとバランスが重要な要素です。
7 精神的探求、内省、知恵を象徴します。
分析的思考と深い洞察力が特徴です。
8 物質的成功、力、実行力を表します。
野心と経済的な豊かさへの志向があります。
9 人道主義、終了、普遍的な愛を意味します。
終わりと新しい始まりのサイクルを象徴します。
0は直接的な属性やエネルギーを持つわけではなく、
むしろ他の数字のエネルギーを強化し、
意味を増幅させる役割を果たします。

【数秘術におけるゾロ目】

数秘術では、同じ数字が繰り返されることで、
その数字のエネルギーが強化され、
より強力な影響を持つと考えられています。

ちなみに「444」は、
++++++++++++++++++++++++++++++++
444‥安定と堅固な基盤の上に築かれたものの成長を象徴しています。
物理的な世界での保護と安心感を示し、
あなたが正しい道を歩んでいること、
恐れることなく目標に向かって進んでいることを示唆しています。
++++++++++++++++++++++++++++++++
ということでした。
‥なんだか、ほっとするような
勇気を与えてもらったような
そんな気がします。

日本では4とか9とかを
やや忌み嫌うような傾向がありますが、
とらえ方ひとつで面白いですね。

ともあれ444回、共に迎えたクラブメンバーの皆さま
ありがとうございます!!
引き続きよろしくお願いいたします。

【クラブメンバーの皆さまへ業務連絡!!】
さて、話は変わって
今月終盤2月22日に、
Eクラブ10周年を記念して
九州は山内範蔵師匠のところへ伺い
18:00よりハイブリッド例会を開催します。

現地へ行かない方も是非ご参加ください!

Eクラブメンバーで
事前アンケートをまだいただいていない方
ご多忙な皆さまにお手数おかけして申し訳ありませんが、
Facebookのクラブメンバースレッドに数回
アンケートフォーマットをUPしておりますので
ご記入いただいて、
そのままスレッドへ上げていただくか、
私あて、またはプログラム委員長の上野さんのところまで
ポチっと送信してくださいね!
アンケートは相互理解促進と親睦を深めるために
クラブ内限定で共有させていただきます。

ご不明な点は
気軽に私までお問合せくださいね!

宜しくお願い申し上げます!!

では、また素敵な1週間をお過ごしください~

例会

幹事報告

文字が小さく見づらい方、スマートフォンの方はこちらからご覧ください

例会

委員会報告

HYOGOロータリーEクラブ サーバー刷新のお知らせ

2015年より稼動しておりました当クラブのサーバーですが、老朽化に伴い、2月1日より新環境へ刷新致しました。

新環境はマイクロソフトのクラウドサービスを利用しており、今までより更に快適にご利用いただけるようになりました。
セキュリティも大幅に向上しておりますので、みなさまにも引続き、安心してご利用いただけます。

ぜひニコニコ箱などもご利用ください。

Webマスター 大河内健太郎

例会

卓 話

平和と紛争月間~地政学で見る世界の紛争

皆さんこんにちは!2月に入って、寒さが厳しくなって本格的な冬になった気がします。
さて、平和と紛争月間ということで、前から気になっていた「地政学」に関してご紹介したいと思います。

はじめに、現在ではネットで海外のニュースに触れる機会も大幅に増え、国際情勢がずいぶん身近になりました。世界が身近になってグローバル化が進み、教養としての重要度を増しているのが、地球全体をマクロな視点でとらえ、世界各国の動向を分析する地政学です。
地政学とは、「国の地理的条件をもとに、他国との関係性や国際社会での行動を考える」アプローチと言われています。地政学の本質は、世界をマクロでとらえるものとされていますが、ここではミクロな視点で見てみましょう。

地政学における国際情勢の研究では「ある国やエリアを誰がどのように支配するか」が非常に重要なポイントです。地政学的に、支配するのに最も効率がよく効果的なのが「道」と「要所」を手に入れること。現在、国が存続するには、他国から石油や電子部品を輸入することは必須です。こういった物流は山や海などの地理的条件が限られるため、通行できる「道」を必ず通ります。つまり「道」を奪われると物流が破綻し、国の存続が危うくなります。さらに「道」を奪うといっても全体を監視する必要はなく、必ず通る「要所」だけを見張れば物流をコントロールでき、支配につながるのです。例えば、海に囲まれ大軍が押し寄せるリスクが少ない日本と、内陸国で常に攻め込まれるリスクのあるウズベキスタンでは、防衛戦略は異なります。

地政学の最大のメリットは、自国を優位な状況に置きながら、相手国をコントロールするための視点を得られること。地政学を活用すれば、リスクの高い「戦争で領土を奪う」ことをしなくても「相手国から原料を安値で買う」など経済的なコントロールを考えることが可能になります。また国家のふるまいは「利益」「名誉」「恐怖」などリアルな本能の部分が関わっています。イデオロギーを排除し、地理的な側面から国家のふるまいを検証する地政学を学べば、国の本音を見抜くことが可能なのです。

前述の相手をコントロールするための重要な考え方が「バランス・オブ・パワー」です。
「バランス・オブ・パワー」とは、日本語では「勢力均衡」。突出した強国をつくらず、勢力を同等にして秩序を保つという国際関係のメカニズムです。この「バランス・オブ・パワー」で世界を制覇したのが大英帝国、昔のイギリスです。イギリスは世界中の国と戦って勝利したわけではなく、無敵艦隊を誇るスペインや、ナポレオンのいるフランスなど、ユーラシア大陸で強大な勢力が登場した時のみ、周辺国と協力しながら戦い、世界を制覇しました。さらにアメリカは、冷戦以降、常にこの「バランス・オブ・パワー」を意識した対外戦略を展開しています。

次に地政学の基礎的な概念である「ランドパワー」、「シーパワー」を見ていきましょう。
「ランドパワー」とは、ユーラシア大陸にある大陸国家で、ロシアやフランス、ドイツなどが分類されます。「シーパワー」とは、国境の多くを海に囲まれた海洋国家のことで、日本やイギリス、大きな島国ともいえるアメリカなどを指します。
人類の歴史では、大きな力を持ったランドパワーの国がさらなるパワーを求めて海洋へ進出すると、自らのフィールドを守るシーパワーの国と衝突する、という流れを何度も繰り返しています。つまり大きな国際紛争は、常にランドパワーとシーパワーのせめぎあいなのです。もう一つ歴史から浮かび上がるポイントが“ランドパワーとシーパワーは両立できない″ということ。例えば、ローマ帝国はランドパワーの大国でしたが、海洋進出をして国力が低下し、崩壊。また、日本の敗戦も太平洋の支配に加え、中国内陸部への進出を目論み、シーとランドの両立を目指して失敗したと地政学ではとらえられます。近年でも、ベトナム戦争でアメリカが撤退したのは、シーパワーの国が大陸内部に進み過ぎたためと考えられます。

次に地球上の領域に関する重要な概念が、「ハートランド」と「リムランド」です。「ハートランド」とは、文字通りユーラシア大陸の心臓部で、現在のロシアのあたり。寒冷で雨量が少なく、平坦な平野が多いエリアです。一方「リムランド」は主にユーラシア大陸の海岸線に沿った沿岸部で、温暖で雨量が多く、経済活動が盛んなエリアです。世界の多くがこの場所にあり、人口が集中しています。他国に影響を持つにはこのエリアの支配が重要です。
ハートランドとリムランド、シーパワーとランドパワーの関係を見ると、内陸部であるハートランドの国は必然的にランドパワーに分類され、沿岸部のリムランドの国はシーパワーの影響が大きいでしょう。歴史上、厳しい環境のハートランドの国は、豊かなリムランドにたびたび侵攻しており、リムランドの国と衝突しています。つまり地政学的には、リムランドは「ハートランドのランドパワー」と「周辺のシーパワー」という勢力同士の国際紛争の起こる場所なのです。

ここまでざっくりと「地政学」の概要をご紹介してきましたが、今後ますます混迷を極める冷酷な国際社会を紐解き、状況を冷静に分析するための有力なツールこそが「地政学」と言われています。これを身につけることで、自分たちに都合の良い安易な理想論や平和論に流されず、広い視野で、論理的に、背景にある思惑をも含め、世界そのものをとらえる能力を養っていきたいですね。今回はこの辺で。

ありがとうございました。

HYOGOロータリーEクラブ 児玉貴春

例会

おわりの点鐘

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