第512回例会
Rotary E-club of HYOGO
2025年9月29日開会
9月は基本的教育と識字率向上月間です
はじめの点鐘

ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「我らの生業」です。元気よく歌いましょう。
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♪ 我らの生業Open or Close
一、我等の生業さまざまなれど
集いて図る心は一つ
求むるところは平和親睦
力むるところは向上奉仕
おゝロータリアン 我等の集い
二、奉仕に集える我等は望む
正しき道に果をとるを
人の世挙りて光を浴みつ
力を協せて争忌むを
おゝロータリアン 我等の集い

会長の時間
皆さん、こんにちは。HYOGOロータリーEクラブ会長の長澤です。
9月29日、第512回例会の会長の時間です。
9月は祝日の関係で休会が続き、2週間ぶりの例会となりました。せっかく会長の時間の原稿を書くことが習慣化しつつあったのに、一旦リセットされしまいました。締切に追われております。やはり習慣は大事ですね、と実感しております。
さて、先日、9月9日にEクラブの新入会員親睦会を開催しました。リアルで初めてお会いする方々もいらして、話しを弾んで大変楽しい会となりました。ご参加の皆さん、ありがとうございました。
その中で、Eクラブとして課題に上がっていたのが、新入会の会員へのオリエンテーション。ロータリーとは?例会とは?地区とは?・・・など、今までも毎週リアルで会う機会もないので、しっかりとして受け入れ体制、準備が整っていないと感じております。
そこで、会長の時間の中で、折をみてそのような話も交えてみようと思います。
今回は『ロータリーソング』その起源について。
例会ではロータリーソングを合唱します。EクラブもHP上の例会でちゃんとロータリーソングを再生するボタンがありますので、ぜひ再生してみてください。
その始まり、一説によると・・・
ロータリーの創立当初(1905 年)からではなく、ある事件から始まったというのが通説です。
世界最初のロータリークラブは、米国のシカゴクラブ。創立当時のシカゴクラブは、会員同士の「親睦」と「物質的相互扶助」が主たる活動目的でしたが、1907 年、ポール・ハリス は「社会貢献」と「クラブ拡大」を活動目的に追加しました。さらに、1908 年に入会した アーサー・フレデリック・シェルドンが「奉仕」の必要性を強調したため、シカゴクラブは「親睦・互恵派」と「奉仕・拡大派」に分かれてしまい、例会の度に激論が交わされるようになりました。
そんな刺々しい雰囲気を和らげようと、歌好きの会員で「親睦・互恵派」だったハリー・ラグルスは、ある例会で椅子の上に飛び上がり、“さあ、一緒に歌おう”と皆に呼びかけたそうです。その後、例会では ハリーの指揮で歌うことが習慣となり、その習慣が米国の多くのクラブに波及してゆきました。最初の頃は、「Smiles」とか「My Hero」などの大衆的な歌が好んで歌われたそうです。
やはり、歌には力がありますね。自然と楽しくなり、元気になり、仲良くなれる不思議なものだと改めて思いました。
今後もロータリーソングを歌う際には、起源のことも思い出して、歌ってみたいと思います。
では、今週も宜しくお願いします!

幹事報告
地区補助金プロジェクト見学訪問のご案内
拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素はロータリー活動に格別のご尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、このたび当地区にて、ロータリー財団「地区補助金」を活用した下記奉仕プロジェクトが実施されます。折角の価値ある事業を広く各クラブ会員の皆様にもご見学賜りたく、下記の通り、ご案内を申し上げます。各クラブに於ける奉仕プロジェクト立案の好機、並びに会員各位にとっての得難い研鑚機会として頂ければ幸甚に存じます。(プロジェクトの内容や当日運営の詳細については、下記実施クラブ照会先宛にお問い合せ下さい。)
当プロジェクトの見学訪問を希望される場合は、お手数ながら、各クラブから直接、実施クラブ事務局(下記登録先)宛に事前登録下さいますようお願い申し上げます。
実施クラブ * | 姫路東ロータリークラブ |
プロジェクト名 * | 姫路聴覚特別支援学校への「高性能スピーカー」寄贈 |
プロジェクト概要
(140文字以内) |
聴覚障害のある幼児児童生徒が、日々の学習において聴き取りづらさに伴うストレス等から解放され、より集中して授業に取り組めるようにすべく、クリアな音を伝えられる高性能スピーカーを、贈呈式(デモ会)を開催して寄贈する。 |
実施日時 * | 2025年11月12日(水) |
当日スケジュール* | 14:50~15:10 文化祭練習見学
15:30~16:00 贈呈式 |
実施場所 * | 姫路聴覚特別支援学校 体育館
姫路市本町68番地46 |
参加費 | 無料 |
人数制限 | 20名程度 |
見学に係る注意事項 | 幼児児童生徒のプライバシー保護のため写真撮影、SNS等への投稿はご遠慮ください |
メークアップの可否 | 可 |
実施クラブ照会先 | 姫路東RC事務局 |
事前登録先 | 姫路東RC事務局 |
登録締切日 | 2025年10月31日(金) |
実施クラブ * | 南淡路ロータリークラブ |
プロジェクト名 * | 淡路島における南海トラフ地震の脅威に備える講演会 |
プロジェクト概要
(140文字以内) |
淡路島は南海トラフ地震で津波による被害想定が最も高い地域であります。津波の被害が想定される南あわじ市の沿岸部地区の皆さんに、講演会を通じて、実際の防災とまさに震災が起きた時の対応、さらには二次被害に備えた知識を学んで頂く機会を持って頂く。そして、実際に地域の防災に必要な防災グッズなどの寄贈を致します。 |
実施日時 * | 令和7年9月21日 |
当日スケジュール* | 第一部講演会13:30~15:30
第二部グループディスカッション15:50~17:20 |
実施場所 * | 南あわじ市市地区公民館 |
参加費 | 無料 |
人数制限 | 400名 |
見学に係る注意事項 | 撮影禁止 |
メークアップの可否 | 非 |
実施クラブ照会先 | |
事前登録先 | |
登録締切日 |
実施クラブ * | 尼崎北ロータリークラブ |
プロジェクト名 * | 生理の貧困課題についての講演会と生理用品の寄贈 |
プロジェクト概要
(140文字以内) |
女性の健康と尊厳を蝕む生理の貧困課題(経済的理由・職場の無理解・家庭環境など)について、特に職場環境を担う経営者が多数を占めるロータリアンに対し広くアピールし、また一般へも周知を広めるための講演会およびワークショップを開催し、併せて市立小中高校へ常備用生理用品を寄贈する。 |
実施日時 * | 2025年11月22日(土)14:00~16:00 |
当日スケジュール* | 13:30~受付 14:00~16:00講演会 |
実施場所 * | 尼崎商工会議所7階 701会議室
(尼崎市昭和通3-96 電話06-6411-2251) |
参加費 | 無料 |
人数制限 | 100名まで |
見学に係る注意事項 | 特になし |
メークアップの可否 | 可 |
実施クラブ照会先 | 連絡先:尼崎北RC 事務局 電話06-6481-4595 |
事前登録先 | 尼崎北RC:[email protected] |
登録締切日 | 2025年11月14日 |
実施クラブ * | 和田山ロータリークラブ |
プロジェクト名 * | 地元食材と醸造技術のPR 大鍋新調理試食会 |
プロジェクト概要
(140文字以内) |
養豚の経営は危機的状況にあり、養父市特産八鹿豚の生産は現在1軒のみである。
特産品の認知度を高め、地元オーガニック野菜生産者、地元の歴史ある醸造企業や誘致企業と連携し、但馬食材のPRを図る。PR後は地元有名料理長を招聘し、イベントで大鍋料理をふるまい、多くの方に料理を堪能してもらう。 |
実施日時 * | 2025年11月9日(日) |
当日スケジュール* | 10:00~16:00 *大鍋料理ふるまい12:00頃~ |
実施場所 * | やぶ市民交流広場および八木川沿い道路
養父市八鹿町八鹿538番地1 |
参加費 | 無料 |
人数制限 | 無 |
見学に係る注意事項 | 特になし
*駐車場が満車の場合は、養父市役所にお停めください |
メークアップの可否 | 可 |
実施クラブ照会先 | 和田山RC事務局 |
事前登録先 | 和田山RC事務局 メール:[email protected] |
登録締切日 | 2025年10月31日 |
2025-26年度ポリオ根絶チャリティーゴルフコンペ ガバナー杯のご案内
皆様も御存知の通りポリオ根絶まであと少しというところまで来ております。世界から野生型ポリオウイルスを根絶するためにはまだ資金が必要とされております。そのために募金にご協力いただきたく、「ポリオ根絶チャリティーゴルフコンペ」を下記の通りご案内申し上げます。
加古川ゴルフ倶楽部は、兵庫県下で9番目に誕生した株主会員制を採用した日本で最初のゴルフ場で、川奈ホテルゴルフの大島コースなどの設計で知られる大谷光明氏による同氏最後の設計により完成した古い歴史と伝統を持ち、今年で68周年を迎えるゴルフ場です。
この素晴らしいコースで皆様の日頃の鍛錬の結果を存分に発揮し、親睦を深めて楽しんで頂きたいと思っております。
お手数ですが、ご登録は地区Web管理システムにてお願いいたします。
日時
2025年11月10日(月)スタート 午前8時
場所
加古川ゴルフ倶楽部
〒675-1212 兵庫県加古川市上荘町井ノ口925番
TEL:079-428-2111 FAX:079-428-1798
申込組数
先着30組(1組2名もしくは1組4名でお申込み下さい)
競技方法
ショットガン方式ストロークプレー(ダブルペリア方式)
プレー費
19,675円(キャディーフィー・カート代込)メンバーは通常通り
※プレー費、売店代金等は各自精算でお願いします。
個人賞
優勝・準優勝・飛び賞・B.B賞・特別賞
団体賞
優勝・準優勝・3位
プレー時服装
END POLIO NOWポロシャツの着用を是非お願いいたします。
帽子は自由ですが、END POLIO NOW帽子をお持ちの方は着用ください。
登録料
プレー参加:7,000円
内訳:チャリティー費3,000円 昼食・会食費3,000円 賞品費1,000円
※昼食はキャディーマスター室前・OUT,INの茶店の3箇所でおにぎりなどの軽食とお茶を用意しております。
ポリオポロシャツ:5,000円
購入希望者のみ(お持ちでない方は当日ゴルフ場受付でお渡しします)
登録・送金
クラブにてお取りまとめのうえ、送金をお願いいたします。
登録締切
9月30日(火)
注意事項
練習場、レストラン、売店代金等は各自精算でお願いいたします。競技終了後は2階レストランにて表彰式を行う予定です。個人的に飲酒されます方は、お車での来場をご遠慮いただき、乗合せにてご参加いただきますようよろしくお願いいたします。
ロータリー財団・国際奉仕合同セミナーのご案内
テーマ
「ロータリーの未来を築いていくために」
日時
2025年10月25日(土)13:00~16:45
場所
神戸ポートピアホテル 本館地下1階「和楽」
出席対象
クラブ関係:会長、会長エレクト、ロータリー財団委員長、国際奉仕委員長(内3名)
※地区Web管理システムよりご登録ください。参加備考欄に役職も入力ください。
セミナー目的
ロータリーの重点項目「平和構築」を通してロータリー財団・国際奉仕の使命を学ぶ
講師
RI2820地区 新井和雄氏(下館RC)
第2地域ロータリー財団地域コーディネーター
2021-22年度ガバナー
神戸大学大学院 大片祐一氏
医学研究科外科学講座特命准教授 2024-25年度VTTメンバー
RI2510地区 出村知佳子氏(札幌北RC)
第1A地域ロータリー財団地域コーディネーター補佐
2024-25年度ガバナー
登録締切
2025年10月9日(木)
RLI(ロータリー・リーダーシップ研究会)パートⅠ開催のご案内
RLI(ロータリー・リーダーシップ研究会)は、世界中の多くの地区が取り入れているロータリーの意識向上のためのプログラムです。会員一人ひとりがリーダーシップ意識を高めることにより、一層ロータリー精神を理解でき、クラブ内での快活な語り合いを通して自己研鑽し、クラブ活性に結びつける研修です。
このプログラムで採用されている、ファシリテーション手法はクラブ内や会社、地域社会等の色々な会合でも活用できます。また、ロータリーの新たな学びの手法であるラーニングモデルの一つでもあります。
RLIはパートⅠ(11月2日)・パートⅡ(2月28日)・パートⅢ(4月4日)のコースでワンセットになっています。
日程
2025年11月2日(日)
時間
受付:9:00 開会:9:30 終了:17:00予定
場所
神戸国際会議場 4階 401,404,405,406
定員
40名(受付順とし定員数に達した時点で締め切りいたします)
形式
小人数(6~10名程度)でのディスカッションを50分間で6セッション行います。
対象
今年度のクラブ・ラーニングファシリテーター、会長エレクト、次年度幹事予定者、その他ロータリアンとしてのスキルアップを期する方ならどなたでも歓迎いたします。ロータリー歴は一切問いません。
※ただし1クラブ3名までとしてください。
参加費
計6,500円/人
・パートⅠ参加費:5,000円/人(昼食・飲料費含む)
・RLI参加者テキスト代:1,500円/冊
※テキストは当日配布しますので、パートⅠ研修に必要な部分は事前にメールにて参加者に配信します。
申込期限
2025年10月17日(金)
送金期限
2025年10月24日(金)
申込方法
Googleフォーム
今後の予定
RLIパートⅡ:2026年2月28日(土) 9:00受付開始 9:30~17:00
場所:神戸国際会議場 4階 401,404,405,406
RLIパートⅢ:2026年4月4日(土) 9:00受付開始 9:30~17:00(終了後、懇親会を予定)
場所:神戸国際会議場 4階 401,404,405,406
第41回インターアクト年次大会 登録のご案内
大会テーマ
「語り継ごう、涙と笑顔」
講演テーマ
「人生は一度だけ。『笑い』で、最高の人生を」
講演者:森本茂樹氏
日時
2025年11月16日(日) 開場:9:30・受付開始:10:30・開会:11:00・解散16:00予定
※開場から受付時間までにブース準備可能です。
場所
甲南大学 平生記念セミナーハウス
〒658-0051 兵庫県神戸市東灘区住吉本町2丁目29-15
登録
各クラブにて取りまとめていただき、登録申込書に必要事項をご記入の上、FAXおよびE-mailにてご返信ください。
登録料
5,000円(ロータリアン・顧問)
2,000円(インターアクター・ローターアクター)
登録先
芦屋ロータリークラブ
登録締切
10月15日(水)
お願い事項
・昼食は準備いたします。※アレルギー対応については別途相談
・駐車場スペースはありませんので、公共交通機関のご利用にご協力お願いします。
・マイクロバス等大型バスは、六甲アイランドにご案内します。(車で15分程度の距離あり)
・当日欠席校についてもブース(最低1点)の出展お願いします。
・各インターアクトクラブのブース出展ポスターは後日取りまとめ、データを配布予定です。
問合せ先
芦屋ロータリークラブ 事務局
TEL:0797-31-0729 FAX:0797-31-1316
E-mail:[email protected]

委員会報告
お世話になっております。ロータリー米山記念奨学会です。
今月の“ハイライトよねやま”ができあがりましたので、お送りします。
ぜひご覧いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
▼全文は、こちらよりご覧ください。
https://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight306_pdf.pdf
(公財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
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★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 306号 ★ 2025年9月12日発行
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::今月のトピックス::
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★ 今月のトピックス ★
・ 図書館プロジェクトにモンゴル米山学友会が協力
・ 親子三代夏祭りで共に神輿を担ぐ
・ 寄付金速報 ― 10月の米山月間に向けて ―
・ 理事会と評議員会を開催
・ まもなく米山月間資料が届きます (9/22発送)
お知らせ
◆韓国米山学友会総会◆
2025年11月8日(土)ソウルパシフィックホテル開催
詳細未定のため、決まり次第お知らせいたします(前日7日に前夜祭開催予定)
《今月のピックアップ記事》
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図書館プロジェクトにモンゴル米山学友会が協力
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9月1日、モンゴル・ナライハ区の第109番小学校にて「図書館プロジェクト」の
贈呈式が行われました。
このプロジェクトは、同校から「校内に図書館を整備したい」との要望を受け、
モンゴル米山学友会が2023年に始動したものです。
学友会は同年より準備を進め、2024年10月には、学友の世話クラブであった縁から、
第2550地区(栃木)の下野上三川RCが現地を訪問し、30万円を寄付しました。
さらに今年3月には、モンゴル国内の個人支援者の協力により、内装工事や家具・
パソコンの整備が完了しました。しかし、蔵書購入のための予算は依然として
不足していました。
そこで、同学友会はモンゴルを訪問中だった当財団の学友委員である嶋村文男氏に
相談。嶋村氏の紹介により、第2820地区(茨城)の境RCが支援を申し出、8月31日に
現地を訪問のうえ25万円を寄付しました。これにより、必要な蔵書を購入することが
できました。
贈呈式には、約2年にわたりプロジェクトに携わったモンゴル米山学友会をはじめ、
各クラブや学校関係者が出席。子どもたちが笑顔で本を手にする姿に、大きな喜びが
広がりました。
その他の記事は、ぜひPDF版をご覧ください。
→ https://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight306_pdf.pdf
以上
※メールアドレスの変更、配信解除などのご希望がございましたら、
お手数ですが、このメールの返信にてお知らせください。
よろしくお願い申し上げます。
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公益財団法人ロータリー米山記念奨学会
事務局長 峯 純子
編集担当 長尾
Tel:03-3434-8681 Fax:03-3578-8281
問い合わせメール: [email protected]
米山記念奨学会ホームページ: https://www.rotary-yoneyama.or.jp/
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卓 話
水井裕と申します。大阪でココナッツ製品の輸入・製造・販売を行う「株式会社ココウェル」を2004年に創業し、代表を務めております。
私がココナッツに携わるようになったきっかけは、大学時代に留学したフィリピンでの経験でした。環境問題を学ぶために現地を訪れた際、首都マニラ近郊のスモーキーマウンテンというゴミ山で暮らす子どもたちを目の当たりにしました。その現実に衝撃を受け、彼らにインタビューすると、多くの人が農村から都市部に出てきていることがわかりました。農村部では安定した仕事がなく、仕事を求めて都市部に出てくるものの、簡単には職が見つからず、やむを得ずゴミ山に人が集まる状況があることを知りました。
農村部に足を運ぶと、そこにはココナッツが至る所に生育していました。しかし人々はその恵みを十分に活かせていないことに気づき、日本でココナッツを広めることで農村部に仕事を生み出せるのではないかと考えるようになりました。当時、日本ではココナッツから油が採れることすらほとんど知られていない時代であり、同時にココナッツが環境面でも健康面でも大きな可能性を秘めていることを実感しました。
帰国後、フィリピンで製造したココナッツ製品を日本で販売する事業を立ち上げました。最初は小さな会社でしたが、21年をかけて、現在では全国のスーパーや自然食品店での販売に加え、食品メーカーやレストランの原料としてもご利用いただけるようになりました。また、フィリピン農家とのフェアトレードを通じて、現地の貧困削減や教育支援、環境保全にも取り組んでおります。
これからも「ココナッツで世界をやさしく、すこやかに」を新しいビジョンに掲げ、健康・環境・貧困という三つの課題に挑戦し続けてまいります。
ロータリークラブとの出会いは、2024年に小豆島の隣にある余島で開催された青少年指導者育成プログラム「RYLAセミナー」でした。ゲスト講師としてご招待いただき、2日3日を共に過ごさせていただきました。その際、若い世代の成長を真剣に願い、自らの時間と経験を惜しみなく注ぐロータリアンの姿に強い感銘を受けました。単なる研修や講演にとどまらず、対話や生活を共にする中で、奉仕の精神や人づくりに対する熱意が自然に伝わってきたのです。
また、その後の講話に招いていただいた折には、地域社会をより良くしようとする志を持つ仲間として温かく迎え入れていただきました。皆さまと触れ合う中で、「自分もこの輪の中で共に歩み、学び合いながら貢献していきたい」という思いが強まり、入会を決意する大きなきっかけとなりました。
入会にあたり、地域社会や国際社会に貢献する姿勢をさらに磨き、皆さまと共に活動できることを心より楽しみにしております。

おわりの点鐘

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