第491回例会
Rotary E-club of HYOGO
2025年3月17日開会
3月は水と衛生月間です
はじめの点鐘

ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「それでこそロータリー」です。元気よく歌いましょう。
-
♪ それでこそロータリーOpen or Close
一、どこで会っても やあと言おうよ
見つけた時にゃ おいと呼ぼうよ
遠い時には 手を振り合おうよ
それでこそ ローローロータリー
ニ、笑顔 笑顔で 語り合おうよ
心と心で 結び合おうよ
みんな世の為 働らき合おうよ
それでこそ ローローロータリー
三、どこの国にも 友が居るよ
みんな一つの 輪になろうよ
同じ心で 親しみ合おうよ
それでこそ ローローロータリー

会長の時間
皆さんこんにちは!先々週はIM、先週は年次大会と地区行事関連の話題が続きましたのが、3月は「水と衛生月間」となっていますので、本日は水に因んだお話をしたいと思います。
当クラブでは、水といえば専門家の吉井会員がいらっしゃいますが、私が大好きな水に関係する言葉に「上善若水」があります。これは中国・春秋戦国時代の思想家とされる老子の言葉で、『老子道徳経』の第8章の一説に以下のように出てきます。
「上善若水。水善利万物、而不争。処衆人之所悪。故幾於道。(上善は水の若し。水は万物を善く利して、而も争わず。衆人の悪む(にくむ)所に居る。故に道に幾し(ちかし)。)」
現代語訳としては「最も理想的な生き方は、水のように生きる事である。水は万物に恵みをもたらしながらも他と争うことはない。また、人々が忌み避けるような低い場所に落ち着いていく。それゆえに「道(タオ)」に近い。」といったところでしょうか。
ここで言う老子の「道(タオ)」とは、孔子の言う「道(みち)」とは一般には区別されます。老子の「道(タオ)」は「万物を生み出す原理・宇宙自然の普遍的法則」を指し、孔子の「道(みち)」は周代の封建制を前提とした「人為的な政治道徳律」を指します。老子は、人為的なものはすべて不完全であるという考えから、当時の社会について「大道廃、有仁義。(大道廃れて仁義あり)」即ち本来的な「道(タオ)」が忘れ去られ、偽りの仁義といった儒家の道徳律がはびこっていると批判し、「無為自然=人為を捨てた道(タオ)と一体化した生き方」を説いたわけです。
(先日、関西将棋会館で行われていた順位戦のネット中継を見ていると、御上段の間に飾られた永世名人の掛け軸が映っており「天法道(天は道に法(のっと)り)」(十四世名人木村義雄書)「地法天(地は天に法り)」(十五世名人大山康晴書)「人法地(人は地に法り)」(十六世名人中原誠書)「道法自然(道は自然に法る)」(十七世名人谷川浩司書)と揮毫されていました。この四幅は『老子道徳経』の第二十五章から抜き出されたものですが、端的に老子の世界観を表していると思います。)
「上善若水」の一節は様々な分野での人生訓として語られていますが、ロータリーの哲学に関しても「水善利万物、而不争。処衆人之所悪。」の在り方とは「超我の奉仕」の精神そのものではないかと思います。
ところで、「上善若水」が大好きな言葉と言いながらも、毎日他と衝突し苦悶のうちに生きている私は、水のように生きるにはまだまだ修行が足りません。現世で少しでも実現できるように努力したいと思います。

幹事報告
国際ロータリー第2680地区ローターアクト 2024-2025年度地区行事 指導者育成セミナーのご案内
拝啓 向春の候、皆様におかれましては益々ご活躍のことと拝察いたします。
さて、この度、淡路ローターアクトクラブ・豊岡ローターアクトクラブ・加古川中央ローターアクトクラブの合同ホストにより下記の日程で「指導者育成セミナー」を開催することとなりました。次年度に向けたクラブ運営について学び合う場をホスト一同準備しております。
諸事ご多用の事とは存じますが、皆様のご参加を賜りますようご案内申し上げます。
敬具
記
【日 時】
2025年4月12日(土)
13:00 受付開始
13:30 開会式
13:45 第1部 奥田様による卓話「ローターアクターに知識・知恵を全て渡す」
14:50 休憩
15:00 第2部 部門会
16:00 閉会式
16:30 終了
【会 場】
加古川商工会議所 B1中会議室(〒675-0064 兵庫県加古川市加古川町溝之口800)
【登録料】
RC・RAC:1,500円
当日現地払いでお願いいたします。おつりが出ないようにご準備ください。
【登録締切】
2025年3月29日(土)
【交通アクセス】
以下、加古川商工会議所HP引用
・JR加古川駅より南東へ徒歩5分
・お車でお越しの場合は地下駐車場をご利用ください
※最大42台(高さ制限2m)
※うち1台は障がい者等専用
「令和7年大船渡市大規模山林火災」災害支援ご協力のお願い
拝啓 時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
さて、2月に岩手県大船渡市で大規模な山林火災が発生し、平成以降最大の山林火災の被害を及ぼしました。現在も焼失や停電により大きな被害が出ていることから、2520地区 佐藤 剛ガバナーより、3月にガバナー会を通じて支援要請が届いております。2680地区としましても義援金を取りまとめ支援を行いたく、皆様のご協力の程よろしくお願い申し上げます。
なお、各ロータリークラブ様、各ローターアクトクラブ様におかれては、ツインクラブ、友好提携クラブ等でつながる先もあろうかと存じます。その際はクラブ会長・幹事の皆様のご判断で、直接ご送金いただいても結構です。何卒、上記の趣旨をご理解頂き、会員各位の温かいご支援をお願いいたします。
被災された方々に心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。
敬具
甲子園ロータリークラブ60周年ご案内状
The Rotary Club of Koshien
国際ロータリー第2680地区 甲子園ロータリークラブ
創立60周年記念例会のご案内
<60年の感謝を未来へ —— 広がる親睦>
謹啓 早春の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、このたび私ども甲子園ロータリークラブは、お蔭様をもちまして本年5月に創立60周年を迎えることとなりました。これもひとえに皆様からの温かいご支援とご厚情の賜物であり、心より感謝申し上げます。
つきましては、日頃のご厚意に感謝し、記念例会を下記の通り、開催する運びとなりました。当日は、クラブの歴史を振り返りながら、皆様と親睦を深めるとともに、ロータリークラブへの理解をさらに深めていただける機会となれば幸いに存じます。
ご多忙中のところ恐縮ではございますが、ぜひご出席賜りますようご案内申し上げます。
謹白
記
【日 時】
2025年5月17日(土)17時 開会
講演の部 17時~17時50分
懇親の部 18時~20時
【場 所】
宝塚ホテル 1階「宝寿の間」
宝塚市栄町1丁目1番33号
電話:0797-87-1151
【登録料】
15,000円
クラブにておまとめ頂き、お振込みお願い致します。
【お返事】
準備の都合上、4月18日(金)までにe-mailにてご返信下さい。
RLI(ロータリー・リーダーシップ研究会)パートⅢ開催のご案内
拝啓 早春の候、貴クラブの皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は地区活動にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、昨年11月17日のRLIパートⅠ、2月11日のRLIパートⅡに続き、パートⅢの開催準備が整いましたので、ご案内申し上げます。
RLI(ロータリー・リーダーシップ研究会)は、世界中の多くの地区が取り入れているロータリーの意識向上のためのプログラムです。会員一人ひとりがリーダーシップ意識を高めることにより、一層ロータリー精神を理解でき、クラブ内での快活な語り合いを通して自己研鑽し、クラブ活性に結びつける研修です。このプログラムで採用されている、ファシリテーション手法はクラブ内や会社、地域社会等の色々な会合でも活用できます。また、ロータリーの新たな学びの手法であるラーニングモデルの一つでもあります。クラブ会長、クラブ・ラーニングファシリテーターに於かれましては、幅広い会員がRLIに参加できますようにクラブ会員の推薦をお願い申し上げます。
RLIはパートⅠ(11月17日)・パートⅡ(2月11日)・パートⅢ(4月20日)のコースでワンセットになっています。既にパートⅠ・パートⅡなどを修了され、パートⅢが未修了の方にもご案内をお願いします。多くの方のご参加をお待ちしておりますが、会場の部屋数の制限がございますので、お早めに参加登録の手続きをお願いいたします。
敬具
詳細は次ページから
RLIパートⅢ 開催内容
日 程:
2025年4月20日(日祝)
受 付:9:00 開会:9:30 終了:17:00(18:00~懇親会)
場 所:
神戸国際会議場(アクセス 神戸コンベンションセンター(神戸国際会議場、神戸国際展示場))
定 員:
40名(受付順とし定員数に達した時点で締め切りいたします)
形 式:
小人数(6~10名程度)でのディスカッションを50分間で6セッション行います。
対 象:
今年度のクラブ・ラーニングファシリテーター、会長エレクト、次年度幹事予定者、その他ロータリアンとしてのスキルアップを期する方ならどなたでも歓迎いたします。ロータリー歴は一切問いません。※ただし1クラブ3名までとしてください。
懇親会場:
神戸ポートピアホテル 布引・北野 (希望者のみ)
参加費:計6,500円/人 もしくは 5,000円/人(内訳は下記)
・パートⅢ参加費:5,000円/人 (昼食・飲料費含む)
・RLI参加者テキスト代:1,500円/冊(今年度から新版となりました)
※テキストをお持ちでない方(未購入の方)は当日配布いたします。パートⅢ研修に必要な部分は事前にメールにて配信します。
※今年度パートⅠ,Ⅱに参加されテキストをお持ちの方は、テキスト代はご不要です。
懇親会費:9,500円/人 (希望者のみ。当日会場にてお支払いください)
申込期限:
2025年4月4日(金)
RLIパートⅢセッションカリキュラムの説明
セッション1 ロータリーの機会
セッションの目標 国際ロータリー(RI)の常設プログラムを知りましょう。国際ロータリーのプログラムに参加することであなたや、あなたのクラブにはどのような変化がうまれるか考える。あなたのそれぞれのプログラムに参加した経験を話し合う。それらに参加することは国際ロータリーの使命とどのように適合するのでしょうか。
セッション2 効果的なリーダーシップ戦略
セッションの目標
グループの中での指導力やコミュニケーション能力を向上させる
目標や提案に対する支援を勝ち取ることができる方法を確認する
セッション3 ロータリー財団Ⅲ 国際奉仕
セッション目標 国際奉仕の機会について学ぶ。私たちの職業上のスキルを国際奉仕プロジェクトに活用する。国際奉仕に関するアイディアを探求する。
セッション4 公共イメージと広報
セッション目標
ロータリーとクラブ会員や所属ロータリークラブに関する公共イメージと広報の違いについて議論する。
広報戦略によって、所属するクラブがどのようなメリットを得られるかを探求する。
自クラブが広報しようとする対象の人々を確認し、その人々に対して、どうしたら効果的に広報できるかを考える。
セッション5 規定審議会・決議審議会
セッション目標 規定審議会(COL)と決議審議会(COR)の意義と仕組みを理解する。
セッション6 変化をもたらす
セッション目標 他の後輩ロータリアンのために、RLI参加者としてRLIの経験を改善するためにはどのようなことができますか?RLIの議論の中から出たアイディアを、ロータリークラブ、他の市民団体、社会生活、あるいは職業において、どのように利用することができるでしょうか?あなたの経験からRLIプログラムの強み弱みを分析し、RLI改善のための提言をしてください。
このように、RLIパートⅢのセッションカリキュラムは、ロータリーの機会、リーダーシップ戦略、国際奉仕、公共イメージと広報、規定審議会・決議審議会、変化をもたらすといったテーマに分かれています。各セッションの目標に基づいて、ディスカッションが行われます1。

委員会報告
お世話になっております。ロータリー米山記念奨学会です。
今月の“ハイライトよねやま”ができあがりましたので、お送りします。
ぜひご覧いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
▼全文は、こちらよりご覧ください。
https://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight300_pdf.pdf
(公財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
………………………………………………………………………
★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 300号 ★ 2025年3月13日発行
………………………………………………………………………
::今月のトピックス::
——————
・【訃報】 小沢一彦名誉理事長 逝去
・ 4人目の紺綬褒章受章者が誕生
・ 寄付金速報 ― やや低調傾向に ―
・ マレーシア米山学友会 総会開催
・ タイ米山学友会 総会開催
・ ベトナムの子どもたちに自転車を 第2620地区学友会
《今月のピックアップ記事》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4人目の紺綬褒章受章者が誕生
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
国際ロータリー第2770地区岩槻東ロータリークラブの杉田政男氏が、昨年12月21日付で
紺綬褒章を受章されました。
紺綬褒章は公益のために私財を寄付し、その功績が顕著な個人や団体に対し、天皇陛下から
授与される褒章です。当財団では 2018 年 9 月に公益団体認定を受けて以来、4人目の受章者と
なりました。
杉田氏は2003年2月に日本赤十字社へ多額の寄附をした功績により初めて紺綬褒章を受章されて
おり、今回、異なる支援先として当財団へご寄付いただきました。
杉田氏は今回の受章について、「ロータリーで学んだ社会奉仕の精神に基づき、日本で学ぶ
外国人留学生を支援する事業に賛同し、一人でも多くの学生を受け入れることを望んでいます」
と述べられています。
心より感謝とお祝いを申し上げます。
その他の記事は、ぜひPDF版をご覧ください。
→ https://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight300_pdf.pdf
以上
※メールアドレスの変更、配信解除などのご希望がございましたら、
お手数ですが、このメールの返信にてお知らせください。
よろしくお願い申し上げます。
…………………………………………………………………………
公益財団法人ロータリー米山記念奨学会
事務局長 峯 純子
編集担当 長尾
Tel:03-3434-8681 Fax:03-3578-8281
問い合わせメール: [email protected]
米山記念奨学会ホームページ: https://www.rotary-yoneyama.or.jp/
…………………………………………………………………………

卓 話
【積極的平和】
いつもありがとうございます。本日の卓話を担当いたします。HYOGOロータリーEクラブの長澤友滋です。
少し前のお話になりますが12月8日(日)神戸ポートピアホテルで開催されました『補助金管理セミナー』に出席してきました。今回は当日のお話を卓話として書かせていただきます。
各補助金の概要、申請の仕方、注意点など実務的な内容がメインのテーマではありましたが、ここではロータリー財団管理委員会委員の三木明様の講話『ロータリー財団の使命』のお話を書かせてもらいます。
ロータリーの7つの重点活動の一つが『平和の推進』です。一口に『平和』といっても色々な意味や言葉があると知りました。
『平和』とは・・・戦いや争いがなくおだやかな状態
『和平』とは・・・紛争を止めること
『平和維持』とは・・・交渉をすること
ヨハン・ガルトゥング博士(ノルウェーの社会学者、「平和学の父」)は、人びとは「平和」とは「暴力の削減・最小化」、すなわち悪を一掃することであると考えるよう教育されているという考えを提唱しました。しかし、悪を生み出す根本は何か?それは貧困、医療、教育、水といった環境面も一方で存在すると思います。それらを解決するべくロータリーでは『積極的平和』の推進という行動があることを教えていただきました。
『積極的平和』とは・・・持続可能な平和の実現
https://www.rotary.org/ja/rotarys-positive-peace-academy-teaches-sustainable-peacebuilding
ロータリー、ロータリアンは戦争には参画できませんが、何かできることはないか、波及させることはできないか?と考え、行動に移していく必要があります。
その一つが『ロータリー平和センター』
ロータリーには7つの平和センターがあります。
https://www.rotary.org/ja/seven-centers-peace
机上の空論でなく、我々ロータリー会員は行動によって平和構築のニーズに応えているべく『今日のリーダーを強化し 明日のリーダーを育てる』活動をされてます。
日本のセンターは東京の国際基督教大学にあります。国際基督教大学への補助金はロータリアン一人あたり年間15円!。約8万人=120万円(年間15円も初めて知りました)。
今回のお話で平和について、『積極的平和』という意味、平和への関わり方も考えさせられました。微力ながら平和にも寄与できていることを感じつつ、年15円をもっと増やすことで、明日のリーダーを育成することも可能であることに気づきました。
補助金セミナーに参加することで知らなかったことを知ることができ、基金などの用途の内容も知ることができ勉強になりました。今後も微力ながらロータリアンとして活動をとおして、社会の一員として職業を通して社会奉仕できるよう取り組んでいこうと思います。機会をありがとうございました。

おわりの点鐘

この例会に共感された方は、「いいね」をお願い致します。