第449回例会
Rotary E-club of HYOGO
2024年3月11日開会
3月は水と衛生月間です
はじめの点鐘
ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「R-O-T-A-R-Y」です。元気よく歌いましょう。
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♪ R-O-T-A-R-YOpen or Close
R-O-T-A-R-Y
That spells Rotary;
R-O-T-A-R-Y
Is known on land and sea;
From North to South,from East to West;
He profits most who serves the best;
R-O-T-A-R-Y
That spells Rotary.
R-O-T-A-R-Y
That spells Rotary;
R-O-T-A-R-Y
Is one great family;
Where friend-ship binds for man’s up-lift.
Where each one strives his best to give,
R-O-T-A-R-Y
That spells Rotary.
会長の時間
クラブメンバーの皆様
メークアップでお越しいただいた皆様
一週間どのようにお過ごしでしたか?
巷ではまさに三寒四温ですが
風邪やインフルエンザ、コロナなど
まだまだ猛威を奮っているようで、
小さなお子様のいらっしゃるご家庭では
お子様同士で感染が止まらないなどの声を
耳にします。
くれぐれもご自愛ください!
さて、今週は
3月2日~3日に行われた
2023-24年度 国際ロータリー第2680地区の
地区大会のご報告を致します。
気温が下がって雨模様でしたが
そんなことはもちろん関係なく
盛会でございました。
1日目は「会長幹事会」
「地区指導者育成セミナー」
「RI会長代理ご夫妻歓迎晩餐会」
に参加いたしました。
会長幹事会では上記のとおり
・安行ガバナ―より、今期これまでのご活動を中心に振り返り進捗ご報告
・丸尾 地区ラーニングファシリテーターよりごあいさつ
の後、決算報告・監査報告・質疑応答・承認が行われました。
地区指導者育成セミナーでは
RI会長代理の中谷研一様による講和がありました。
「ロータリーのDEIー歴史的変遷からみた考察―」
といういわば「旬」のテーマでした。
講和を通じてDEIへの理解深耕ができたことと、
ロータリーがDEIを実現する事は
「組織としての成長発展」を得るための戦略計画に直結する
ということを認識できました。
↑ 2日目のプログラムです
本会議2日目
今年度、安行ガバナ―の掲げる
「真心の行動、慈愛の奉仕、平和に貢献」
というテーマの中の「平和」が強いメッセージとして
盛り込まれた大会だと感じました。
午後からの記念講演
「ロシアとウクライナの戦争は世界をどう変えるのか」
国際政治学者の グレンコ アンドリー氏の
90分に及ぶ講演がまさに象徴的でした。
ウクライナ・キーウ生まれのアンドリー氏の言葉は
自ら流暢な日本語で語られ、
当たり前ながら「一言 一言」が当事者意識の詰まった言葉でした。
講演の内容は
1.10年間の戦争の振り返りと戦争の意義
2.世界への影響
3.なぜ国際社会はウクライナを支援しなければならないのか。
という流れであり、3で語られた、
「ウクライナへの支援は慈善事業ではない。
自国への安全保障への投資だ。」
「もしウクライナが敗北すれば、
独裁国家は必ず次ぎの侵略を起こす。」
という言葉が印象に残りました。
※当日、会場前で販売されていたウクライナ国旗と日の丸に
平和の象徴ハトがデザインされたピンバッジ。
懇親会では参加したEクラブメンバーの胸に光っていました。
今回の主催は三田RCの皆様でした。
ホストクラブ三田RCの柴田茂徳大会実行委員長、
今垣 均会長はじめ大会役員および実行委員のみなさま
盛会おめでとうございます!!
そしてありがとうございました。
渡辺 誠
幹事報告
卓 話
「ギターはいかがですか?」
愛媛県の東端、香川との県境の街で大学進学前まで
暮らしておりました。
中学時代、音楽専科の先生が2人いて、
私達の学年の担当だった先生は音楽の授業で、
クラシックギターを科目に入れて教えてくれました。
それがきっかけで
その後、ずーっと「ギター」を弾いております。
まさか、ギターとこんな長い付き合いになるとは
思いもしませんでした(笑)
中学一年時からバンドを始め、
進学や就職などの節目で解散したり新しいバンドを組んだり
‥を繰り返して来ました。
就職した年から15年ほどは仕事に追われ、時代は「24時間戦えますか?」状態!
この期間は全く余裕が無く、一人でたまに楽器を取り出して弾く程度の
言わばブランク期間でした。
その後、会社の仲間やプライベートでご縁のある方などとの出会いにも恵まれ、
断続的にではありますがバンドを楽しむ機会を得ております。
つい最近は、柏原RCの篠倉会長はじめ、
2680地区内でのギター好きな方との出会いもあり
またまた輪が広がりつつあります(笑)
「クラッシック」「アコースティック」「エレキ」
などギターにもいろいろなものがありますが
それぞれに特徴があり全て好き(笑)なので節操の無い現状ですが、
最近は「アコースティックギター」と言われる
略称「アコギ/エレアコ」、
昔で言う所の「フォークギター」
を弾いていることが最も多いです。
【アコギ!?の歴史】
アコースティックギターの歴史は数百年にわたり、
多様な文化と地域を経て進化してきました。
その起源は正確には定かではありませんが、
古代の弦楽器にそのルーツを見出すことができます。
現代のアコースティックギターに至るまでの発展には、
以下のような主要な時代と変化がありました。
1.古代と中世
・古代文明 ギターの最も初期の「先祖」は、
紀元前の古代エジプト、ギリシャ、ローマ文明に遡ることができるようです。
これらの文明では、リュートやリラといった弦楽器が使用されていたそうです。
・中世 ヨーロッパの中世を通じて、
リュートが非常に人気のある楽器であり続けたそうです。
リュートはギターの直接の先祖ではありませんが、
ギターの発展に大きな影響を与えた楽器の一つと言えるようです。
2.ルネサンスとバロック時代
・15世紀
スペインでは「ビウエラ」という楽器が人気を博し、
これが現代のギターの形状に近い形を持っていました。
↑宮廷画家 アントワーヌ・ぺーヌ(1683年5月23日 – 1757年8月5日)の作品
リュートが描かれている。
↑ビウエラ
名古屋大学 古楽研究会のサイトより
http://orchestra.musicinfo.co.jp/~mvsic/instruments/vihuela.html
・16世紀~17世紀 ルネサンス期には、
より現代的なギターに似た形状の楽器が登場し始めます。
これらの楽器は通常、4組の弦を持っていました。
3.クラシックギターの誕生
・18世紀 ギターは6本の弦を持つようになり、
より大きなボディと強化された構造を持つようになりました。
これがクラシックギターの始まりと見なされています。
・19世紀
スペインのルティエ(弦楽器を製造、修理、調整する職人)だった
アントニオ・デ・トーレス・フェラーがギター製作に革命を起こし、
現代のクラシックギターの基本的な設計を確立しました。
トーレスのデザインは、ボディのサイズを大きくし、
強化された構造と改良された共鳴性を備えていました。
↑アントニオ・デ・トーレス・フェラー作
4.20世紀から現代
・20世紀 ギターはポピュラー音楽の世界で非常に人気があり、
ジャズ、ブルース、ロックなどのジャンルで中心的な役割を果たしました。
また、フォークリバイバルやシンガーソングライター運動においても
重要な楽器となりました。
・現代 アコースティックギターは世界中で愛され、
演奏されています。様々な音楽スタイルで使用され、
その手軽さと表現力の豊かさにより、
多くの人々にとって欠かせない楽器となっています。
このようにアコースティックギターの歴史は、
技術的進化、音楽的発展、そして文化的交流ストーリーと言えます。
それは単なる楽器以上のものであり、人々の感情を表現し、
異なる文化をつなぐ普遍的な言語となっています。
【メンタルヘルスとギター】
今年度、会長の時間で「メンタルヘルス」の話題を
何度か取り上げておりますが、
ギターを練習したり、演奏することも
メンタルヘルスを良好に保つためには役立つと言われております。
※ギターに限らず、楽器や音楽に共通する事が多いですが。
アコースティックギターの演奏は
メンタルヘルスに多くの肯定的な効果をもたらすことができます。
音楽と心の健康との間には深い関連があり、
アコースティックギターを演奏することによって
得られるメリットは以下の通りです。
◆ストレスの軽減
アコースティックギターを演奏することは、心を落ち着かせ、
日常生活のストレスから離れる効果的な方法です。
音楽を演奏する過程で集中力が高まり、
心配事やストレスの原因から一時的に注意が逸れ、
リラクゼーションが促進されます。
◆気分の向上
ギターを演奏することは、
幸福感を高め、ポジティブな感情を促進することができます。
音楽活動はドーパミンのような幸せホルモンの放出を促すことが知られており、
これは気分を高揚させる効果があります。
◆自己表現の促進
アコースティックギターは、
感情や思いを表現する強力なツールとなることができます。
音楽を通じて自分自身を表現することは、
自己理解を深め、感情的な解放を促進することができます。
◆社会的スキルの向上
ギターを通じて音楽を共有することができれば、
他者とのつながりを築き、
社会的サポートネットワークを強化する機会が生まれます。
一緒に音楽を演奏することは、
コミュニケーションスキルを向上させ、
孤独感を減少させることができます。
◆認知機能の向上
ギターを学ぶことは、記憶力、注意力、
そして問題解決スキルを含む「認知機能」を鍛えることができます。
音楽演奏は脳の様々な部分を活性化し、
神経の成長と再結合を促進することが示されています。
◆達成感と自己効力感の向上
新しい曲をマスターしたり、
難しい演奏技術を習得したりすることは、
大きな達成感をもたらし、
自己効力感を高めることができます。
これは自尊心を向上させ、
人生の他の領域での挑戦に対する自信にも繋がります。
☆まとめてみると、アコースティックギターの演奏は、
メンタルヘルスをサポートし、
全体的な幸福感を向上させる効果的な手段になり得ます。
家のどこかにギターが眠っている方、
これからやってみようかな?と思った方、
是非これを機にギターを手に取ってみて下さい!
渡辺 誠
おわりの点鐘
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