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HYOGO ロータリーEクラブは、24時間365日世界中どこからでもメークアップできます。HYOGOロータリーEクラブ |  Rotary E-Club of Hyogo

MAKE UP

第440回例会

Rotary E-club of HYOGO

2023年12月25日開会

12月は疾病予防と治療月間です

はじめの点鐘

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「四つのテスト」です。元気よく歌いましょう。

例会

会長の時間

2023年最後の例会となりました!
☆次週は元旦にて休会予定です。

今年度も折り返しですが、
あっという間の半年間。

Eクラブ会員仲間の皆様には行き届かないことばかりで‥、
それらを咎めだてもせずお付き合いいただいて
ありがとうございます。

また2023年7月以降、
2680地区の他クラブや、
全国のいろいろな地域のクラブからも
当EクラブのWEB例会へメイクアップいただいた
多数の皆様、ありがとうございます。

コメントやアドバイスなども含め、
元気や勇気をたくさんいただきました。
心より御礼申し上げます!

さて、「来年の事を言うと鬼が笑う」という諺??もありますが、
何故「鬼が笑うのか?」

諸説ある中で

◆予測の不確実性
来年のことは誰にもわからないという考えから、
未来に関する確信を持って語ることは、
不確実なものに過信しているとみなされます。
そのため、鬼(人間の愚かさを嘲笑う存在として象徴されることが多い)が
その楽観的な予測を笑うという意味です。

◆謙虚さの重要性
日本文化では謙虚さが重要な価値とされており、
自分の計画や予測が必ずしも正しいとは限らない
‥という意識があるので、笑われる。

◆文化的な背景
日本では古くから、
人間の力が自然や運命の前では限られているという考えが根強く、
これが諺にも反映されています。
未来を予測しようとすることは、
しばしばその限界を超えようとする傲慢な行為
とみなされることがあります。
その傲慢さを笑われる!

‥といったところがその所以かと思います。

あえて、そんな「鬼に笑われること」を念頭に置きながらも
2024年の話をいたします。

2024年、年明けにこの例会をチェック頂いた方には
最適なテーマと存じますが 笑笑。

【2024年】

いきなりですが干支は「甲辰:きのえたつ」です。

(何を隠そう、私 実は2024年5月の誕生日で60歳!
還暦でございます。そんなことはさておいて・・)

干支や風水系の話題は
会員の上野秀男大先生
※陰陽師の家系!
がたいへん造詣深く、
上野さんを差し置いてここに記すのは
かなり腰が引けるのですが、
触れさせていただきます。
※上野さん、ミステイクあればご指摘くださいね(笑)

「きのえたつ」とは、
日本の干支(えと)の一つで、
「甲辰(こうしん)」に相当します。

日本の干支は、
中国の伝統的な干支の体系を元にしており、
60年周期で回る組み合わせです。

この体系では、
10の天干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と
12の地支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)
が組み合わされています。

「きのえたつ」の「きのえ」は
天干の最初の甲を指し、

「たつ」は地支の辰を指します。
辰は龍を象徴しています。

したがって、「きのえたつ」は、「甲辰」、
すなわち木の元素(甲)と龍(辰)の年を意味します。

「木(甲)」は五行思想の木元素を示し、
「成長、発展、春、創造性」などの意味があります。

「辰」は、伝説の生き物である龍を象徴し、
「変化と可能性」の意味を持っています。

…ということは
「成長、発展、春、創造性」×「変化と可能性」です。

ポジティブに、変化を厭わずチャレンジする事が
ワクワクする結果につながりそうな印象を受けますね。

【どんな事が予定されている年なのか?】

以下、2024年に予定されている事をピックアップしてみます。

■日程がわかっているもの

・1月1日:新NISA制度が開始予定
・7月3日:新紙幣が発行開始予定
・8月2日~18日:フランス パリで夏季オリンピックが開催予定
・8月28日~9月8日:フランス パリで夏季パラリンピックが開催予定
・10月10日、11月14日・19日:サッカー日本代表戦 FIFAワールドカップ2026アジア3次予選が開催予定。会場は未定、対戦相手は未定
・11月5日::アメリカで大統領選挙が実施予定

■日程未定

・現行紙幣、1万円札、5千円札、千円札のデザインが一新され2024年度上期をめどに使用開始予定
・2024年度末に運転免許証とマイナンバーカードの一体化について運用が始まる予定
・大阪市北区「大阪新阪急ホテル(1964年築)」2024年度末ごろ営業終了後建物解体予定
・うめきた2期地区開発事業敷地内、北街区賃貸棟の最上階を含む10-25階に「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」が2024年度上期に開業予定
・うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」に「阪急阪神ホテルズ」の運営するライフスタイルホテル「ホテル阪急グランレスパイア大阪」が2024年度下期に開業予定
・京都市三条河原町に「ヒルトン京都」ホテルが開業予定
・京都市左京区岡崎の老舗料亭「京都岡崎つる家」の敷地内IHG最高級ブランドの「リージェント京都」ホテルが開業予定
・奈良市にある国の重要文化財である旧奈良少年刑務所が「監獄ホテル(仮称)」として星野リゾートにより開業予定
・沖縄県宮古島にローズウッド ホテルズ&リゾーツの「ローズウッド 宮古島」ホテルが開業予定
・JAXAの宇宙飛行士、油井亀美也飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)に約半年間の滞在が開始予定

■日程未定(海外)

・APEC首脳会議2024がペルーで開催予定
・「国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)」がオーストラリアで開催予定
・IOC総会が開催予定 2030年冬季オリンピックの開催地が決定する予定
・サッカー「2030 FIFAワールドカップ(2030 FIFA World Cup)」がFIFA総会で開催予定地を選定予定
・秋冬:EU加盟国、欧州議会域内のスマホ等電子機器の充電端子をUSBタイプC(USB-C)以外の機器の販売が禁止される予定。apple社のiPhoneの対応が注目される。
・フィリピンの首都マニラにオークラ ニッコー ホテルズが運営する「ホテルオークラマニラ ベイショア」が開業予定
・ホテルオークラがカンボジア プノンペンに「オークラ プレステージ プノンペン」を開業予定

参考:
2024年の出来事イベント開業開催予定トレンドカレンダー

2024年の出来事イベント開業開催予定トレンドカレンダー

↑ここには、大型商業施設(ショッピングモールや宿泊リゾートなど)の開業・閉鎖予定も含め豊富な情報がございました。

【「変化を楽しむ」がカギになりそうです】

変化を楽しむことは、
日々をより豊かで充実したものにするための
まさに重要な「スキル」だと実感します。

変化は避けがたいものであり、
それを受け入れ、
活用する方法を学ぶことで、
不確実な状況でも柔軟に対応し、
新しいチャンスを見いだすことができます。

【変化を楽しむためのいくつかの方法】

1. ポジティブなマインドセットを持つ

変化を機会として捉え、
新しい経験や学びのチャンスと考える!
「困難や未知の状況」も
「成長のためのステップ」として受け入れます。

2. 柔軟性を身につける

予期しない変化に対しても柔軟に対応することが重要です。
計画を立てる際に、
変更や調整が必要になる可能性を考慮に入れたいものです。

3. 新しいことを学ぶ

変化は新しいスキルや知識を身につける機会です。
未知のことに挑戦することで、
自己の可能性を広げることができます。
私事ですが、今年還暦を迎えるにあたり
もっともっと学び、チャレンジをしたいです。

4. 適応能力を高める

状況が変わることを受け入れ、
それに適応する方法を見つけることで、
ストレス耐性が高まります。
臨床心理学やコミュニケーション能力開発など
目に見えない思考や感情などについて
知識とスキルを得ることで高まるものと思われます。

5. 感謝の気持ちを持つ

変化の中で得られるものに感謝し、
小さな成功や進歩を祝うこと!
今の瞬間に生きて無事に過ごせている事自体
奇跡のような事かと思います。

些細なことにイラっと来たり
不平不満を言っている瞬間の自分が
日常随所に現れて
しばしば はっと我に返りますが(笑)
無事に生きていられるありがたさを忘れず
感謝モードに入ってい続けられるようにしたいです。

6. ネットワークを活用する

ロータリーの仲間、友人、家族、同僚との関係を大切にし、
変化に対処する際にサポートや助言を求めることも
変化対応への大切な武器だと思います。

7. 自己反省

変化を経験することで、
自分自身について深く理解する機会が得られます。
自己反省を通じて、自分の強みや改善点を見つけ出したいものです。

8. 健康を維持する

身体的、精神的健康は、変化に対する耐性を保つには重要です。
バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけ
変化に向かい続けたいです。

2023年も変化の多い年でしたが、
2024年、引き続き変化対応を楽しみつつ
成長や進化のために積極的に行動できる年にして行きたいです。

引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。

渡辺 誠

例会

幹事報告

第1回ポリオ・キャップチャレンジ ご協力のお願い

歳晩の候、貴クラブにおかれましてはますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。また、平素より当地区ローターアクトクラブに格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、このたび姫路ローターアクトクラブ主催で第1回ポリオ・キャップチャレンジを開催する運びとなりました。
チャレンジ背景といたしまして、国際ロータリーが長年行っているポリオ撲滅運動は発症数が99%減少しており、ポリオがもうすぐ撲滅するという段階にきております。そうしたことを当地区のローターアクター全体で認知するとともにロータリアン、インターアクターを始めとしたロータリーファミリー全体を巻き込むことで、よりたくさんの人にポリオについて考えていただく機会にしたいと思い、計画させていただきました。
つきましては、ロータリークラブの皆様にご案内の上ご協力いただけますと幸いです。

1.イベント名
第1回ポリオ・キャップチャレンジ
2.目 的
1.キャップの回収を通して、世界の子供たちへポリオをはじめとした様々なワクチンを届ける
2.身近なものを通して、ロータリーファミリー全体で社会問題や環境問題に触れるきっかけ作りを行う
3. 2680地区ローターアクター、インターアクターに対して、長年にわたって国際ロータリーが力を注いでいる活動であるポリオ撲滅運動の認知度向上
3.内 容
市販のペットボトルのキャップを集め、リサイクル過程で得た資金をポリオワクチン代として寄付いたします
4.日 程
2023年12月25日(月)〜2024年3月31日(日)
※3月31日まではキャップの回収・保管をしていただき、期間終了後に受け取りに伺います。
キャップの受け取りに関しましては姫路ローターアクトクラブより別途ご連絡させていただきます
5.ご注意点
※ご協力いただける方は、Eクラブのメッセンジャーグループまでご連絡をお願いいたします。登録がない場合キャップの受け取りができない可能性がございます。
※各ロータリークラブの例会にお伺いしキャップの回収をさせていただく場合がございます。
ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。
5.お問い合わせ E-mail:[email protected]
(担当者 姫路ローターアクトクラブ幹事 中村雅基)

例会

卓 話

社会奉仕セミナー報告~ロータリアンに知って欲しい青年期発達障害の特性理解

皆さんこんにちは!12月に入っても初旬は暖かい日々が続いていましたが、中旬以降、一気に真冬になった気がします。本年度の漢字も「税」に決まり、3月のWBC日本優勝での大谷翔平選手の活躍で始まり、藤井八冠誕生に沸き、大谷翔平選手のプロスポーツ最高の10年1000億円超えの契約で終わろうとしています。なかなかインパクトのある1年でしたね。
さて今月初め、12/2に社会奉仕セミナーを受けてきました。その中から社会奉仕小委員会の竹田圭一委員の発表をご報告したいと思います。

まず初めに、日本識字率は99%と言われていますが、「読み書き」に障害を持つ子供たちが6.5%もいるということに驚きました。いわゆる学習障害ですが、その前の段階「ディスクレシア」という読み書き障害、読字障害、難読症といわれるものです。
「読み」と「書き」のつまずき、それに関して「困っていること」は以下の通りでした。
★「読み」のつまずき
・たどり読みになる
・読み誤る
・文字や言葉を抜かして読む
・行を飛ばす、同じ行の頭に戻る
・読んでも意味が分からない
・文章になると意味が分からない
★「書き」のつまずき。
・文字を思い出せない
・文字の形を誤る
・文字の選択を誤る
・字の大きさ、形が整わない
・行が乱れる
・文字、単語が抜ける
・文章が書けない、作文が書けない
★困っていること
・文字の興味を示さない
・単語だけを並べて話す
・宿題に時間がかかり過ぎる
・音読がスムーズに出来ない
・書いた文字のバランスが悪い
・先生の指示が分からない
・本は読むが内容の理解が出来ない
・学校から帰るとへとへとに疲れる

そして、コミュニケーションスキルとしての聞く力、見る力の障害、音韻認識の障害、視機能の障害も学習障害に含まれます。
★聞こえているのに聞き取れない聴覚情報処理障害の疑い
・聞き返しや聞き誤りが多い(聴覚識別)
・雑音があると聞き取りが悪い
・口頭で言われると理解しにくい(記銘力)
・早口、小さい声が苦手、苦手な音がある
・長い話は注意力が持たない(聴覚的注意力)
・視覚情報の方が理解しやすい(視覚優位)
・相手の話を聞いていないように見える

★視機能や視覚認知の問題
<視機能の問題>
・うまく視点を動かせない
・寄り目が出来ない
・ピントが合わせられない
・立体的に物を見られない
<視覚認知の問題>
・ピントを合わせられない形を正確にとらえられない
・目と手を連動して動かせられない

以上のような問題に対していろいろな工夫が紹介されていました。
★読み:苦手に合わせて工夫
・読みやすい定規→飛ばし読みを防ぐ黄色のスリット
・文節や言葉のまとまり毎に区切りを入れて読みやすくする
・読み仮名をふる
・音読の練習に絵本を使う(絵をヒントに内容がイメージできる)
・ICTの技術を使う→タブレット
・読みやすい色、明るさ、UDフォントの活用

そして次に表題の青年期発達障害の特性理解として、ASD(自閉症スペクトラム症)の例を挙げられていました。
★自閉症スペクトラム症(ASD)の代表的な3つの特性(+4つ目)
1.社会性(対人関係)の特性
・空気が読めない
2.言語・コミュニケーションの特性
・冗談が分からない、語用論の障害
3.こだわりなどの特異的特性(想像力の特性)
・変更がパニック
・他人の立場が想像できない
(4.感覚の障害)
・聴覚過敏、触覚過敏が多い
・騒がしいところが嫌い
・匂いに敏感で調味料の配合が分かる
・光の感受性が強い、まぶしく感じる
★ASDの青年期の特徴①
1.一人で好きな活動をする
2.相手の感情を直感的に察するのが苦手
3.暗黙のルール、付き合いの微妙なマナーが分からない
4.自分の行動が他の人の目にどう映るか気にならない
5.自分の考えが相手に伝わっているかどうか無頓着
6.流行にあまり興味がない
7.目線の合わせ方が不適切
8.その場の話題とずれた発言が多い
9.婉曲な表現、皮肉を取り間違える
★ASDの青年期の特徴②
10.自分の思うように仕切りたがる
11.特定の分野に精通している
12.自分の欠点を指摘されると逆恨みをする
13.周りが見えず自分の意見に固執しやすい
14.自分が通らないとパニックを起こしやすい
15.「適当」「いいかげんさ」がわからない」
16.やらねば気が済まない本人独特の約束事がある
17.「こだわり」が多い

以上の特性を挙げられ、特に印象に残ったのが以下の項目です。
★誘導尋問に弱い
・今に反応する傾向。将来の自分に不利になることより、目の前にいる人を「喜ばしてあげる」傾向があり、幼稚園、小学校時代から瞬間反応型が多く、「おまえやったんやろう」
「はいやりました」のようになんでも「yes」と答え,冤罪になりやすい

確か数年前に病院で起きた事件で、容疑者として取り調べられた看護師がこの事例(冤罪)だった事を思い出しました。社会に理解が進んでない数年前だとこのような事例が多発していたと考えられます。
そして竹田先生(ここからはEクラブの特別顧問としての竹田先生と呼ばせて頂きます)によれば、保護者の抑うつの問題を挙げられ、ASDでない子供の母親が抑うつ状態になる割合は10%、ASDのある子供を持つ母親の場合は40%にもなるとも。毎日の子供の「こだわり」に付き合うことに疲れ、パニックにおろおろしストレスが増幅してしまうそうです。周りからも「しつけがなっていない」「お母さんしっかりして」と責められたりもします。そしてどんどん自信を無くしてしまうのです。
竹田先生はここで必要な一言をかけてくださいと仰います。「お母さん、よく頑張ったね」
そして自ら助けを求める子に育てる必要性を述べられました。
★メタ認知能力は自己理解の基礎
・「メタ」は高いレベル(高次)
・認知(知覚、記憶、学習、思考など)することをより高いレベルから客観的にとらえる
・自分の得意、不得意を知っている
・何が出来て何が出来ないかを知っている
・「自分はミスを起こしやすいので気を付ける」「もう一度テストは見直そう」
・認知作用の状態を判断するために蓄えられた課題、自己、方略についての知識

竹田先生は、最後に発達障害の最新研究として、視覚運動処理能力、眼球運動のコントロールなどが、読み書きなどに重要な役割を果たすと述べられ、「コーン-ロッドメガネによる反応」を紹介、ものの見方。考え方が変わることにより発達課題が解消していくとも述べられました。
今後、益々研究が進み、社会全体の理解が進むことを願ってこの報告を終わります。
良いお年をお迎えください。ありがとうございました。

HYOGOロータリーEクラブ  児玉貴春

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おわりの点鐘

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