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MAKE UP

第428回例会

Rotary E-club of HYOGO

2023年9月25日開会

9月は基本的教育と識字率向上月間です。

はじめの点鐘

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「四つのテスト」です。元気よく歌いましょう。

例会

会長の時間

毎週、あっという間に時が流れてしまう感覚ですが、皆様お元気でお過ごしでしたでしょうか?歳を重ねるたびに、時間の過ぎる速度が加速している感覚になっております。小学校のころの興味の湧かない授業の一コマは何と長かったことか!(笑)
今週も宜しくお願いいたします。

1. 竹田先生の書かれた記事が「ロータリーの友」9月号に掲載中です。

さて以前にも告知させていただいておりましたが、我々Eクラブ立ち上げ時からお世話になっております竹田契一先生の「読み書きが苦手な子どものために」という記事が、「ロータリーの友 9月号」に5ページにわたってたっぷりと掲載されております。

いわゆる「発達障害」がテーマなのですが、その中でも「幼児期・学童期発達障害児」への支援について書かれております。

・よく見られる三つの発達障害についての整理

・具体的な支援

という構成で、私個人的には「へえー、そうなんだ!」という箇所も多く、
特に私自身、身近に発達障害児がいるわけではないのですが、興味深く読ませて頂きました。

昨今DEIの理解浸透が国際ロータリーでもよく取り上げられており、2680地区においても昨年度からDEI小委員会が立ち上がっておりますが、今回の記事にあるような専門領域の見識に、平素からどれだけ自然に触れられているかによって、私たちの日常生活シーンにおいてDEIを実現する行動がいかに自然にできるかということにつながるものだと感じております。

2. ロータリーという組織って何なのだろう??

話はガラッと変わります(笑)。
8月最終週~9月はじめの週の2週にわたって、地区内の2クラブで記念式典にお招きいただき、歴史を感じる機会がありました。
それぞれ45年、66年にわたって存続されて来たということで。あらためて凄いなあ!と。

民間企業の存続については「企業30年説」という説があります。
…諸説ありますが、日本ではベンチャー企業も含めて起業から3年間で50%、30年で99%の企業が倒産または廃業している。
といった内容なのですが「組織」というと、大小あれども、それぞれに常に課題を持っていて、存続させることはやはり大変な事であります。

「組織」というと、それこそマンションの管理組合や自治会から、企業、各種団体と様々な形態がありますよね?

私が「組織」について想いを巡らせる際には1993年に刊行された
「組織の盛衰」堺屋太一 著 ‎ (PHP研究所刊) を思い出します。

既に30年前の本なのですが、その内容は今もなお変わらず参考になる部分が多く、実に面白い内容です。

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第1章  巨大組織の生成から崩壊まで――三つのケース・スタディー
(1)豊臣家――人事圧力シンドロームと成功体験の失敗
(2)帝国陸海軍――共同体化で滅亡した機能組織
(3)日本石炭産業――「環境への過剰適応」で消滅した巨大産業

第2章 組織とは何か
(1)組織の要素
(2)「良い組織」とは
(3)組織の目的
(4)共同体と機能体
(5)強い機能組織を作った織田信長―― もう一つのケース・スタディー

第3章 組織管理の機能と適材
(1)人間学と組織論
(2)トップの役割
(3)現場指揮者と参謀
(4)得難い補佐役
(5)後継者

第4章 組織の「死に至る病」
(1)機能体の共同体化
(2)環境への過剰適応
(3)成功体験への埋没
(4)組織体質の点検
(5)組織気質の点検

第5章 社会が変わる、組織が変わる
(1)知価革命と組織変化
(2)情報技術の変化
(3)高齢化社会と人事圧力シンドローム

第6章 これからの組織――変革への五つのキーワード
(1)経営環境の大変化
(2)三比主義からの脱却
(3)「価格-利益=コスト」の発想
(4)「利益質」の提言
(5)ヒューマンウェア(対人技術)の確立
(6)経営の理念=あなたの会社の理想像は
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全般にわたって面白いというか、組織を最適化したり改善するための気づきや、発想につながるエピソードが随所にあり、企業や団体を経営したり運営していらっしゃるリーダーの皆様には参考になる本であると思います。
(ちなみに、アマゾンプライムに入られている方は、kindle版が¥0です!)

ロータリーのクラブ運営にあたっては
第2章 組織とは何か の (4)共同体と機能体
に書かれている内容を思い出す場面によく直面します。

共同体は、家族・地域社会・趣味の会など自然発生的なつながりで生まれ、
構成員の満足を目的とした集団であり、
その組織の発展拡大よりも、構成員それぞれの組織に属する目的を満たすのが重要。

機能体は、民間企業に代表されるように、外的な目的を達成する事が目的。
構成員の満足や親交は手段であり、本来の目的は利潤の追求や戦争での勝利、プロジェクトの完成などが重要。

当然、入会の動機や経緯が一人一人違って、会に求める目的意識も一人一人違うロータリーなので
共同体と機能体という、全く目的の違うそれぞれの組織形態を求める人たちが混在しているのを感じます。

また、組織構成メンバー全員がこの違いを理解して動けるかどうか?はまさに組織の盛衰につながるものであると感じております。

「どの山に登るか?」「ゴール設定」といった重要な部分は、しっかり語り合うこと。
その上で、お互いの差異を認め合いながらWIN―WINを本気で求めて行動すること。
そんなことが、私たちの組織であるロータリーの発展に欠かせないものではないでしょうか。

機会があれば、またこのテーマについて触れたく思います。

渡辺 誠

例会

幹事報告

2023-24年度 戦略計画セミナー開催のお知らせ

拝啓 時下ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素はロータリー活動に多大なるご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
早速ではございますが、標記セミナーを下記の通り開催いたします。参加ご登録は、地区関係者、クラブ参加者をクラブ事務局にておとりまとめいただき、地区Web登録システムにて10月15日(日)までにご登録くださいますようお願いいたします。
時節柄くれぐれもご自愛の程、心よりお祈り申し上げます。

日   時: 2023年11月4日(土)登録 10:00
セミナー 10:30~16:00
*昼食は準備いたします。(おひとり様¥1,500円)
お手数ですが、クラブ参加者と地区関係者のご登録、昼食代金のご送金のお取りまとめをお願いいたします。(不要な方は「昼食不要」に☑をお願いします)
送金口座: 三井住友銀行 神戸営業部 普通預金 9791353 国際ロータリー第2680地区 一般会計
*お振込みの際は送金名を「SR貴クラブ名」とご指定ください。
(例)「SRサンダ」
場   所: 神戸駅前研修センター
※三宮研修センターではありませんのでご注意ください。
議   題: クラブのビジョンを作り、見直し、楽しもう
元気なクラブづくりのために!
※後日、戦略計画について予習をしていただけるよう資料を配付予定です。
出席要請者: 【クラブ参加者】
会長、会長エレクト、クラブ戦略計画(またはそれに該当する)委員長
から2名
※ご登録の際、参加備考欄にお役職をご入力ください。
登録送金締切日: 2023年10月15日(日)まで

例会

委員会報告

お世話になっております。ロータリー米山記念奨学会です。

今月の“ハイライトよねやま”ができあがりましたので、お送りします。
ぜひご覧いただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

▼全文は、こちらよりご覧ください。
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight282_pdf.pdf

(公財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
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★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 282号 ★  2023年9月13日発行
………………………………………………………………………

::今月のトピックス::
——————
・理事会と評議員会を開催
・学友の力を母国に還元 「教育プログラム」開催
・まもなく米山月間資料が届きます (9/20発送)
・寄付金速報 ― 10月の米山月間に向けて ―
・モンゴルの地で感じた米山奨学事業の成果

《今月のピックアップ記事》
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学友の力を母国に還元 「教育プログラム」開催
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8月26日、マレーシア米山学友会の主催で、第1回
「MRYA(マレーシア米山学友会)教育プログラム」が
オンラインで開催されました。

このプログラムは、同学友会会員の個々の知識や
技術を社会に還元していくこと、受講者に社会貢献への
意識を高めてもらうことを目的としています。
今回は「日本語をボランティアで教える人材育成」をテーマに、
日本の総合商社で18年勤務し、10年以上にわたって
マレーシアの学生に日本語をボランティアで教えている
経験豊富なチン ワエン サンさん(1994-96/東京国分寺RC)
が講師を担当。参加した20人の受講者に向けて、「どのように
学生の興味を惹くか」「どのように学習意欲を引き出すか」
「どのようにリーディングやスピーキングの技術を習得させるか」など、
日本語を教えるために必要な基礎スキルについて約1時間半の
講義を行いました。

マレーシアの中学・高校には日本語クラブが多数存在しており、
同学友会では、「日本語学習や日本文化への興味関心が強い
学生たちの力になりたい」という思いで精力的に活動を行っています。

その他の記事は、ぜひPDF版をご覧ください。
→ http://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight282_pdf.pdf

以上

…………………………………………………………………………
公益財団法人ロータリー米山記念奨学会
事務局長 柚木裕子
編集担当 長尾
Tel:03-3434-8681  Fax:03-3578-8281
問い合わせメール: [email protected]
米山記念奨学会ホームページ: http://www.rotary-yoneyama.or.jp/
…………………………………………………………………………

例会

卓 話

ハートがあふれるベトナム初のローターアクトクラブ

One Million Lives Saigonローターアクトクラブには、女性のエネルギーが満ちあふれています。というのも、創立会長、会長、副会長が全員女性なのです。これは偶然、それとも意図的でしょうか?その答えは恐らく両方です。

「偶然かもしれません」と話すのは、ロイヤルメルボルン工科大学のホーチミン(サイゴン)キャンパスの学生、チャン・ファン・ドアン・フィンさんです。「でも、ちょっと偏見に聞こえるかもしれませんが、私の学校では女子の方が男子より課外活動に積極的な感じがします」

偶然でないのは、これらの若い女性たちが奉仕に関心を持つようになったきっかけです。それは、幼い頃に両親や恩師が道を示してくれたことです。クラブの中心人物であるハ・ヴォ・グエット・レさんにインスピレーションを与えたのは、高地のダクラク省にある小学校の先生でした。この地域のほとんどの生徒が、少数民族であるエデ族の出身で、支援を必要とする状況にあります。

「奉仕活動に熱心な母を通じて先生に出会いました」とレさん。レさんと数名の友人は、学校に行くために約9~11キロを歩かなければならない生徒たちのために自転車を購入しようとしていたこの先生を助けることにしました。

レさんは次のように話します。「ダクラク省での先生の活動についてもっと知るために、2020年に一度訪れてお話を聞き、赤の他人でも助けたという先生の情熱と献身に心を動かされました。生徒にはいつも本や服をあげたり、自宅で無料で学習指導まで行っています。先生自身も低所得者層に属し、裕福なわけではないにも関わらず、こういった活動をしているのです」

レさんは、支援を必要とする地元の優秀な生徒に学用品や食料を提供するための基金を設立しました。また、さまざまな目的で募金活動を行っているベトナムの若者向け非営利団体のメンバーでもあります。第3350地区のパストガバナーであるジェイソン・リムさんと出会ったとき、ローターアクトクラブの設立を勧められました。

「レさんには、優れたリーダーとなる素質があります」とリムさん。「社会奉仕で重要なのは、どれだけお金があるかではなく、どれだけハート(心)があるかです。彼女は仲間を率いるだけのハートと忍耐力を持っています」

ロータリーからの支援に感謝していると、レさんは話します。「スポンサークラブであるバンコクサイバー・ロータリークラブと、アドバイザー(サイゴン・ロータリークラブ会員)が大きくサポートしてくださいました。2月に加盟認証されたレさんのクラブは、ベトナム初のローターアクトクラブですが、同国ではロータリーが徐々に拡大しています。2021年6月のサイゴン・ロータリークラブとサイゴン・インターナショナル・ロータリークラブを皮切りに、近年、五つのロータリークラブが設立されています。新しいローターアクトクラブを率いる女性たちは、ソーシャルメディアと口コミの両方を巧みに利用しています。チャリティコンサートを開催し、コンサートに携わった学生にローターアクトへの参加を促すなどした結果、クラブを設立してから数カ月以内に会員数は40名を超えました。

クラブが取り組む活動は、安全な水、性教育、母親と子どものための食糧の提供などです。レさんは、近くの小学校の生徒に毎月1,000杯の牛乳を提供するというプロジェクトに特に意欲を感じています。

「私たちは、生徒が学校に通い続けられるよう、十分な食料を届けることに全力を尽くしています」とレさんは言います。

クラブの副会長であるマイ・チャン・クイン・グエンさんは、ベトナムでは物議を醸す話題であるセクハラの撲滅や、性教育の奨励に積極的に取り組んでいます。

「通常、アジアでは、親はセックスについて話したがりません。ですから、子どもや十代の子たちはセックスについて自分たちで知っていくしかないのです。性教育を正常化し、子どもたちに正しい方向を示してあげることが重要です」

グエンさん、レさん、フィンさんは、高校生の時から募金や奉仕活動に携わってきました。

グエンさんは、「以前から多くの課外活動に関わってきましたが、ローターアクトほど明確な使命を持った団体に出会ったことはありません」と話します。クラブについて友人から聞いたというフィンさんは、幼少期から人を助けることに関心がありました。

「両親が奉仕活動に熱心だったので、小さい時から私も興味がありました」とフィンさん。「でも、ただ両親について行くのではなく、自分からもっと積極的に活動したかったんです。まず、生徒会で知的障がいのある学生を支援するための資金を集めることから始めました」

フィンさんはこれらの生徒を支援するためにクラブを設立し、それが後にホーチミン市全体の障がいのある学生を支援する取り組みへと拡大しました。この成功を受け、フィンさんはより幅広い目的でローターアクトクラブと協力することにしました。

「ローターアクトが素晴らしいのは、若者が自分たちで募金活動をし、力を発揮していることです」

世界各地のローターアクトクラブについて

この卓話は MyROTARY に掲載された記事の引用です。ぜひこちらから全文をご覧ください

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