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MAKE UP

第422回例会

Rotary E-club of HYOGO

2023年7月31日開会

8月は会員増強・新クラブ結成推進月間です

はじめの点鐘

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「君が代」と「我らの生業」です。元気よく歌いましょう。

  • ♪ 君が代Open or Close

    君が代は
    千代に八千代に
    さざれ石の
    巌(いわお)となりて
    苔(こけ)のむすまで

  • ♪ 我らの生業Open or Close

    一、我等の生業さまざまなれど
    集いて図る心は一つ
    求むるところは平和親睦
    力むるところは向上奉仕
    おゝロータリアン 我等の集い
    二、奉仕に集える我等は望む
    正しき道に果をとるを
    人の世挙りて光を浴みつ
    力を協せて争忌むを
    おゝロータリアン 我等の集い

例会

会長の時間

梅雨も明けて暑くなって来ました。
いよいよ夏本番「太陽の季節到来!」ですね(笑)。
こまめな水分補給や、屋内でも室温調整などが大切な季節になって参りましたが、
一週間、みなさまお元気でお過ごしでしたか?

また、ここ数年コロナ禍で自粛続きだった夏が、今年は大きく解放されたのをひしひしと感じます。コロナ感染がまた増加して来た!というのも耳にしますが、明らかに人の動きの活性が飛行機や新幹線、電車などの混み具合、繁華街の人の多さなどに見られます。

「夏」と言えば、
夏の全国高校野球選手権大会が8月6日から始まりますが、
私の母校(四国)が地方大会を制して、21年ぶりに甲子園出場を決めました!
卒業から40年以上経っておりますが、OBとしては嬉しいものですね~。

高校野球も、ここ数年コロナ禍影響で中止や縮小開催が続き、地方大会含め悔しい想いをした学年がしばらく続いておりましたが、今年の選手のみなさんは、そんな先輩達の想いも引き継ぎながら、熱戦が繰り広げられることでしょう!
母校の応援にもスケジュール調整つけばぜひ行きたいと思います。

さて、巷では大手中古車販売会社の保険不正受給問題や店舗前の植栽が故意に枯らされたのでは?という道路法違反疑惑などの報道が過熱しております。
ロータリーにおいても「危機管理」については重要テーマでありますが、昨今の「コンプライアンス」の問題について書きます。

1. 時代とともに求められるレベルは厳しくなって来た

私は昭和の終盤に社会人になったのですが、その頃と最近では「コンプライアンス」について、世間の捉え方の大きな変化を感じております。

企業や団体・個人に限らず、全般的に厳しくなって来たな~と。

私が就職した当時;1980年代初頭 は、お笑い芸人が軽犯罪で逮捕されたり既婚者が浮気したことなどを「笑いをとるためのネタ」や「キャラ強化」に利用していたり、酔っ払い運転や街頭での立ちションなど、間違いなく法的にアウト!なことが普通に身の回りで起きては、その大半が「見つからなければおとがめなし」の日常でした。

上司がカラオケで歌う十八番が「芸のためぇならぁ~女房も泣かす~それがぁどうした文句があるかぁ~♪」とか、昨今、不倫をして仕事が無くなる芸人や芸能人も多い状態と較べると時代間の差は明らかですね。

また、当時は「飲んだら飲むな」「乗るなら飲むな」といった標語でアラート出しているような実態であり、当時の「緩さ」はそんな事からも計り知れますね。

2. 現在求められるレベルについて

較べて、今世間から求められるのは、「法令遵守」をはるかに超えたレベルです。

「コンプライアンス遵守」という言葉は、
最初は「法令を守ること」というレベルのイメージがありました。
しかしながら、今は上の図が示す通り、
「法令」を守っているというレベルではなく、
「企業倫理・社会規範」に照らしてどうか?というレベルであったり、
世論が大きな渦のようになって来ると「世の中の期待」といった「更に広範囲で予測のしづらい範囲にわたる思考や行動、結果」を求められるようになって来ました。

企業の不祥事が発生して謝罪するいわゆる「謝罪会見」の場などにおいても、

「世の中の期待レベル」を意識せずに
「法令はちゃんと守ってました!」という説明や申し開き

に焦点をあてた記者会見を開いて「炎上」してしまった例が、残念ながらいくつも発生しております。

レベルが変わったタイミングとして象徴的に上げられる事例としては、
2002年大手自動車メーカーのトラック脱輪により通行人が死亡した事故(後に映画にもなっています)が挙げられるのですが、この事故の謝罪会見で「脱輪事故を起こした車両は、法廷に基づく安全性能検査をクリアしていた」という「法令はきちんと守った」ことに焦点をあてた報告をしたところ「法令さえ守っていたら、それでいいのか?亡くなった方はどうなるんだ!」と炎上したのが「転機」として語られております。

明文化されていない「世の中の期待レベル」に沿ったコンプライアンス遵守がスタンダードになっている現状ということで、なかなかハードルの高さを感じますね。

しかしながら、コンプライアンスを守らず不祥事が起きてしまった場合のリスクはどうなのでしょうか?

3.不祥事が起きると、企業や団体の場合どうなるのか?


さらっと挙げるだけでも、重大なリスクがあるのがわかります。

3. 現在、コンプライアンス遵守にとって大切なことをまとめると‥

法律・規制順守、
倫理意識、
透明性、
公正さ、
信頼構築、
リスク管理、
従業員教育、
監視体制、
適切な対応、
改善文化。

‥最低限でもこんな項目が挙げられます。

まずは認識すること。
そして変化を厭わず改善を続ける事
が私たち自身の成長と組織の発展を支えてくれることにつながってゆくものと感じます。

次回、コンプライアンスと密接に関連して昨今重視される「ハラスメント」いついて取り上げてみたいと思います。

みなさま、冒頭にも書きましたが
ご自愛の上、また素敵な一週間をお過ごしください!!

渡辺 誠

例会

幹事報告

地区補助金プロジェクト見学訪問のご案内

拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素はロータリー活動に格別のご尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、このたび当地区にて、ロータリー財団「地区補助金」を活用した下記奉仕プロジェクトが実施されます。折角の価値ある事業を広く各クラブ会員の皆様にもご見学賜りたく、下記の通り、ご案内を申し上げます。各クラブに於ける奉仕プロジェクト立案の好機、並びに会員各位にとっての得難い研鑚機会として頂ければ幸甚に存じます。(プロジェクトの内容や当日運営の詳細については、下記実施クラブ照会先宛にお問い合せ下さい。)

当プロジェクトの見学訪問を希望される場合は、お手数ながら、各クラブから直接、実施クラブ事務局(下記登録先)宛に事前登録下さいますようお願い申し上げます。

敬具

実施クラブ 北条ロータリークラブ
プロジェクト名 プロチームによる小学生バレーボールチームへ技術指導
プロジェクト概要

(140文字以内)

昨年の補助金事業がコロナ禍で中止の為の再申請です。

当地では小学生バレーボールが盛んで、ジュニアバレーボール大会が毎年開催されバレーボールチームの活動が地域の青少年育成に重要な役割を果たしている事から姫路市を地盤に活動しているプロチーム「ヴィクトリーナ姫路」を招聘し、地元の小学生バレーボールチームを対象に、プロのプレーを間近で見て指導をうける機会を提供し技術向上を支援すると共に活動を鼓舞する。

実施日時 2023年8月19日
当日スケジュール 開始時間AⅯ9:00~12:20
実施場所 加西市九会小学校体育館
参加費 無料
人数制限 なし
見学に係る注意事項 特になし
メークアップの可否

 

実施クラブ 尼崎東ロータリークラブ
プロジェクト名 ODA未来クラブ無料塾夏期講座&タブレット教材寄贈
プロジェクト概要

(140文字以内)

尼崎市の中学生小学生を対象とし、講師に学生ボランティア、社会人等を募集、個別指導を行える無料塾・小田地域生涯学習プラザ開放事業を無料学習支援の基礎となるべく開催してまいりました、この活動実績を基に、単年度事業として夏休み期間を利用し夏期特別講習、ODA未来クラブを開催いたします。
実施日時 8月7日(月)17:30~20:45
当日スケジュール プロジェクト名 ODA未来クラブ無料塾夏季講習&タブレット教材寄付

第一回開催概要

日時8月7日月曜日16:00集合 17:30開会 20:45撤収開始21時完全撤収

場所 小田南生涯学習プラザ3階ホール

小田南生涯学習プラザ3階グループ交流室

17:30~17:50

小田南生涯学習プラザタブレット寄贈式

3階ホール

来賓(調整中)

市長、教育長、小田南生涯学習プラザご代表(尼崎地域課所長)

18:00

3階ホール

無料塾開始(見学会)

18:30~19:15

「あまがさきがだいすきっ!」の授業(尼崎歴史教材副読本による模擬授業)

3階グループ交流室

講師 大海昌栄

実施場所 小田南生涯学習プラザ

〒660-0802 尼崎市長洲中遠通1丁目6番10号

参加費 無料
人数制限 90名
見学に係る注意事項 子供の勉強の妨げとならないよう注意が必要
メークアップの可否 メークアップ可
実施クラブ照会先 尼崎東RC事務局       電話06-6411-1200  [email protected]  または

尼崎つばめ学習会 (amagasaki-tsubame.net)

事前登録先 [email protected]
登録締切日 特になし
例会

卓 話

メンタルヘルスの支援に取り組む分野特化型ロータリークラブ

ロータリアンである夫から長年ロータリーへの入会を勧められてきた医師マリベル・コーリー-シャーさんは、多忙のためこの誘いを断ってきました。しかし、メンタルヘルスとウェルネスに焦点を当てたロータリークラブが設立されると聞くや否や、すぐにその機会に飛びつきました。

内科医であるシャーさんは、新型コロナウイルス流行が始まって以来、多くの患者が不安やうつに悩まされているのを目にし、自身も医療従事者として疲弊していました。この新クラブの設立は、彼女にとってまさに絶妙のタイミングでした。現在このクラブの会長を務めているシャーさんは、「クラブでは、自分と同じ関心をもつ人たちと一緒に活動でき、生きがいを感じています」と話します。オンラインで例会を行うこのクラブは、世界中から入会者を受け入れており、メンタルヘルス分野の医療従事者や専門家のほか、この問題に強い関心を抱いている人が会員となっています。

この「メンタルヘルス&ウェルネス・ロータリークラブ」は、この分野に特化した初のロータリークラブとして、米国のメンタルヘルス認知月間にあたる昨年5月に設立されました。そのアイデアの発案者は、第5280地区(米国カリフォルニア州)の2021-22年度ガバナーであるギティ・ジャヴィッドさんです。このような分野特化型のクラブは、世界で増え続けています。

この地区では、ジャヴィッドさんがガバナーとなる前年度に、人身売買問題への取り組みに特化したクラブが既に設立されていました。ガバナーに就任したジャヴィッドさんは、自身が力を注いでいた三つの分野(メンタルヘルス&ウェルネス、環境、LGBTQ+)に着目し、これらに特化したクラブを立ち上げることにしました。

「これまでロータリーに入会しようとしなかった(会員の)配偶者たちも、この分野での取り組みに参加したいと喜んで入会してくれたことは、嬉しいサプライズでした」とジャヴィッドさん。「若い人たちも入会してくれました。コロナ禍ではメンタルヘルスが大きな問題となり、孤独や寂しさを和らげるためにアルコールや薬物に依存する人も少なくありませんでした」。メンタルヘルスに伴う偏見を取り除くことも目標の一つ、とジャヴィッドさんは言います。

メンタルヘルス、特にうつや不安、自殺といった問題に、世界のロータリアンも目を向けています。この新クラブに加え、メンタルヘルス・イニシアチブのロータリー行動グループがあるほか、グレートブリテンおよびアイルランドの国際ロータリーは非営利団体Bipolar UKとパートナーシップを結んでいます。

メンタルヘルス&ウェルネス・ロータリークラブは設立からまだ日が浅い一方で、メンタルヘルス分野を専攻する大学院生に毎年5,000ドルの奨学金を授与するなど、既にイニシアチブを立ち上げています。また、やけどを負った子どもたちを元気づけるためにぬいぐるみやカードが入ったキットを配布したり、ほかのクラブや学校、非営利財団Alex Montoya Foundationと協力してメンタルヘルスとウェルネスに関する学校生徒への啓発を行ったりしています。

クラブが力を注いでいるもう一つの取り組みに、退役軍人の支援団体American Legion地元支部へのサポートがあります。

同クラブ会員である弁護士のマリソル・チアネージョさんは、このプロジェクトの担当窓口となっています。自身もメンタルヘルスの問題に悩んだ経験を持ち、ほかの人の力になりたくてクラブに入会しました。夫は湾岸戦争から帰還した退役軍人であり、American Legion地元支部が抱える切実なニーズについて友人から耳にしたチアネージョさんは、すぐさま支援したいと考えました。

チアネージョさんはこう言います。「支部を存続させるために、事務局スペースの半分は貸し出され、残りの半分は倉庫のように使われ、軍のユニフォームやメダル、記念品が積み上げられていました。地区内のほかのクラブからの支援もあり、きれいにスペースを片付けてリオープンすることができました」。支部事務局は現在、退役軍人の憩いの場となっており、いずれはメンタルヘルスのサポート紹介プログラムを立ち上げる予定です。 チアネージョさんによると、American Legionは現在、この支部の維持をロータリーがどのようにサポートできるかをクラブとともに検討しています。

クラブ会長エレクトであるセラピストのジュディス・ベルドゥスコさんは、このクラブがメンタルヘルスに焦点を当てていることが理由で入会しました。シャーさんと同じく、ベルドゥスコさんもロータリアンである夫から入会を勧められてきました。

継続中のプロジェクトを支援することに加え、ベルドゥスコさんが最も力を注いでいるのは自殺予防です。この問題について啓発し、メンタルヘルスサービスを提供するために、他団体とパートナーを組んでいます。「自分の患者には、危機を感じたら988(米国の自殺予防ホットライン)に電話するよう促しています」

米国疾病対策センター(CDC)によると、米国での自殺の数は、2019年と2020年に減少したものの、2020年から2021年にかけて4パーセント増えました。「問題の大きさに対する人びとの意識を高めたい」とベルドゥスコさんは言います。

コミュニティガーデンがメンタルヘルスの改善に与える影響を調べるため、ベルドゥスコさんはほかの分野特化型クラブやロサンゼルス周辺の自治体と協力し、支援が行き届いていないコミュニティに平穏と希望をもたらすことを目的としたガーデンを作る計画を立てています。

「短期間で多くの活動をしてきました」とベルドゥスコさん。「月に2回、バーチャルで例会を開くと同時に、親睦と奉仕に参加できる機会も作りたいと考えています。メンタルヘルスの影響はすべての人に及びます。私たちのクラブは、仲間を増やし、奉仕活動をしながらつながりを維持できる素晴らしい方法となっています」

本稿は『Rotary』誌2023年4月号に掲載された記事を翻訳・編集したものです。

この卓話は、MyROTARY に掲載された記事の引用です。ぜひこちらから全文をご覧ください

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