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MAKE UP

第355回例会

Rotary E-club of HYOGO

2022年3月14日開会

3月は水と衛生月間です

はじめの点鐘

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「四つのテスト」です。元気よく歌いましょう。

例会

会長の時間

2021-2022 HYOGOロータリーEクラブ会長 堤 万佐子

みなさまこんにちは、今日はホワイトデーですね。バレンタインデーにたくさんチョコをいただいた男性の皆様、お返しはおおめに盛ってされたほうがいいですよ。

さて今月は水と衛生月間ですね。マイロータリーをみると水と衛生についての記事がたくさん載っています。マイロータリーより下記抜粋しています。

安全な水と衛生設備の利用は、すべての人がもつべき権利。なのに、汚染水で病気になる人や命を落とす人が後を絶ちません。未来を担うはずの子どもたちは、水汲みなどの労働によって学校に通えず、つらい境遇を強いられています。
私たちの活動は、井戸を掘るだけではありません。安全な水と衛生設備を提供した上で、衛生や伝染病予防に関する教育も行うことで、コミュニティ全体の生活を改善し、子どもの通学率を高めています。
ロータリーはこんな活動をしています
会員の世界的ネットワークを通じて、世界各地の人びとと協力して教員研修やカリキュラム作成を行うだけでなく、家庭と学校の水・衛生設備の改善を通じて、子ども(特に女子)への教育を改善しています。

日本にすんでいましたらきれいな水が当たり前の水道からでてきますよね。水道の水がそのまま飲める国の方が少ないのではないでしょうか。アメリカに旅行したとき、現地のミネラルウォーターはペプシコーラより高額でした。基本水道水など飲むことはタブーです。私たちは世界で当たり前でない日常の中で暮らしているということに感謝しないといけないと思うのです。

私達にとって水は生きる源です。人体の60%は水分です。体から水分が1%の損失で喉がかわき、2%の損失でめまいや吐き気食欲減退などが現れます。そして10%~12%の損失では筋けいれん、失神、20%の損失では生命の危機になり死に至ります。体の水分が不足すると熱中症、脳梗塞、心筋梗塞などのさまざまな健康障害のリスクの要因になります。逆に水分代謝がうまく機能しなくなると体や臓器のむくれ(浮腫)になり機能不全に陥ります。その方の身体状況に応じた水分摂取が必要です。汚染された水をのむと、たちまち人体に影響があることは想像できます。

年齢を重ねるごとに身体の至る所にメンテナンスを入れなくてはならなくなりましたが、命に関わる大事には至っておりません。これも当たり前ではなく、私がもし他国で生まれていたら健康でいられたかどうかわかりません。感謝の気持ちを行動で移すことができるようにしたいです。皆様もぜひご協力くださいませ。

例会

幹事報告

【地区大会の動画について】

いつもお世話になっております。

3/5~3/6の地区大会では、いろいろとお世話になりありがとうございました。添付にて地区大会お礼状を送付いたします。

なお、本会議の動画は、パスワードなしで当地区ホームページから引き続き年度末(2022年6月30日)まで観ることができます。(開始から約15分後に始まります)

会員様へのご周知をよろしくお願いいたします。

ガバナー事務所 小林

 

【ウクライナへの災害救助基金などについて】

いつもお世話になっております。

深刻化するウクライナでの人道的危機への対応として、ロータリー財団は世界中のロータリー会員が寄付することのできる正式な窓口として、災害救援基金を指定しました。

詳細はMyROTARYの下記記事をご覧ください。↓

https://on.rotary.org/349VWIC

ご寄付はこちらから

https://my.rotary.org/ja/disaster-response-fund

つきましては会員様へのご周知をなにとぞよろしくお願いいたします。

各ロータリークラブ
会長・幹事 様

いつもお世話になっております。ウクライナへの災害救援基金をクラブ単位で寄付する方法を下記のとおりお知らせいたします。

1.クラブがクレジットカードをお持ちでない場合
いつもの財団寄付と同じです。寄付送金明細書を使用ください。
寄付送金明細書の寄付分類欄に「ロータリー災害救援基金」とご記載の上、お振込みいただけましたらお手続きが可能です。
2.ロータリーカード等、クラブがクレジットカードをお持ちの場合
クレジットカードを利用してクラブの寄付(代理寄付)をする場合には、
【寄付・認証 クラブの手引き】

の9・10ページに記載されております手順に沿ってお手続きをお進めいただけますでしょうか。(9-10ページ部分添付します)

詳細は上記手引きに記載しておりますが、写真①の箇所で、【これはクラブまたは会員からの寄付です】チェックを入れていただき、

下部の【クラブからの寄付】を選んでいただきますと代理寄付をすることができます。

上記の場合は、寄付者の情報(住所)に手続きをしている方(今回の場合は事務局様)の情報が自動的に表示されますので、

誤字などがなければそのままお手続きをお進めください。

以上、よろしくお願いいたします。

ガバナー事務所 小林

ガバナー 吉岡博忠

【第5回 職業奉仕勉強会】

お世話になっております。
2022年3月25日(金)17:30~第5回職業奉仕勉強会がオンラインで、下記の通り開催されます。つきましては、大内委員長からのご案内をお送り致しますので、各クラブよりメンバー様へご周知くださいますようお願い申し上げます。
なお、本勉強会に参加ご希望の方は3/17(木)締切までに地区Web管理システムよりご登録ください。
参加ご希望の方には、「ZOOM招待状」と「資料」を後日お送りいたします。
何卒よろしくお願いいたします。

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以下、大内委員長より↓↓

地区職業奉仕委員会の大内です。
新型コロナウイルス・オミクロン株の蔓延状況も高止まりで推移しており、さらにウクライナでは無辜の市民が犠牲となる悲惨な戦禍が勃発しました。心休まる暇の無い毎日です。世界中に一日も早く平安がもたらされることを、只管念じております。
さて、職業奉仕委員会第4回勉強会は2月18日開催、「日本の伝統的実業倫理思想とロータリー」の講演の後、参加者26名の質疑応答、意見表明が活発に行われ、有意義な勉強会となりました。第5回勉強会を下記の要領で開催することとなりました。お知らせいたします。

【第5回 職業奉仕勉強会(ZOOM)のご案内 】
下記の要領で開催いたします。ご参加ください。

勉強会開催要領
日時:2022年3月25日(金)開始 17時30分

終了 19時30分(予定)
場所:ON-LINE (ZOOM)
テーマ:「ロータリーライフの妙味」―揺るぎない職業人を目指して―
チューター  中村尚義PDG

この勉強会は、職業奉仕委員会を中心として開催いたしますが、吉岡博忠ガバナーのご指示により参加資格を委員会関係者に限定せず、地区内の関心をお持ちの皆様にもご参加いただける勉強会です。
皆様のお知り合いや、クラブ内・近隣クラブの参加して欲しい方に、どうかお誘いいただきますようお願いいたします。
なお、当日ご参加される際は、ZOOM表示名を「クラブ名 お名前」にしてご入室ください。「クラブ名 お名前」がない場合、管理者の確認ができませんので、その方の入室をお断りさせていただく場合がございますのでご注意下さい。
※お名前の変更方法は、別添「ZOOM名前変更方法(PC,スマホ)」をご覧下さい。
たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。

大内晋二 拝

例会

委員会報告

本日のゲスト紹介

久留米歯科医師会 会長  首藤俊介(スドウ シュンスケ)様

【プロフィール】
現在:首藤歯科矯正歯科医院 院長

昭和64年  首藤歯科矯正歯科医院開業
平成26年  九州大学大学院歯学府歯学研究院修了
歯学博士号取得
平成25年  久留米歯科医師会 会長就任 現在5期目

例会

卓 話

「COVID-19と歯科医療」

HYOGOロータリーEクラブの皆様今日は。一般社団法人久留米歯科医師会会長の首藤と申します。

今回例会でお話をと言うことですのでCOVID-19と歯科医療と言うことでお話させていただきます。私がCOVID-19のことを知ったのは2019年の12月位に、ニュースで中国において2002年くらいに流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)とは違う新型のウィルスの発症があるという報道でした。。2020年1月中国大連より春節の休暇で帰国した友人から今新型のウィルスの流行が広がっておりマスク、消毒液等が不足しているとの話を聞きました。その後2月に入り日本でも一気にマスクの品薄状態になり入手困難となったことは皆さんもご存じと思います。

病気を引き起こす微生物について少しお話ししたいと思います

自然界には多くの微生物が生息しています。この内ほんの一部が病気を引き起こします。感染症は生物が宿主に付着しその恒常性が乱された場合発症し、感染の結果起こる病気を感染症と呼びます。

病原体は大きさや構造により寄生虫、真菌、細菌、ウィルスなどに分類されます。COVID―19などのウィルスは遺伝子の本体である核酸をタンパク質の殻が覆うだけの単純な構造をしており、細菌の大きさが直径1~5μmなのに対して直径0.002~03μmしかありません。

COVID—19の原因となるSARS-CoV-2は人に感染するコロナウイルスとして、229E、OC3,NL63,HKU-1、重症呼吸器症候群(SAES)の病原体SARS-CoV、中東呼吸器症候群(NERS)の病原体MERS-CoVに次いで出現しました。

SARS-CoV-2によって引き起こされる感染症の名称がCOVID-19です。

歯科医院は患者さんの歯の切削、補綴物(詰め物)の調整、研磨等で唾液を含め周囲にそれらが飛散します。また一見健康そうであっても基礎疾患を持った方、自分で気付かず肝炎ウィルス、HIVウィルス等を持っている方もおられます。COVID-19もその一つになりました。感染が広がった2020年3月には、歯科医院の受診は感染リスクが高いとの一部報道がなされ、患者さんの受診抑制がおこり、医科の小児科、皮膚科とともに患者さんの来院が減少しました。これは先進国に比して診療報酬の低い日本の医療機関に深刻な経営危機を招きました。皆様も報道等でお聞きになられてと思いますが閉鎖した医療機関もありますし、COVID-19の患者さんを受入れ、一般病棟を縮小、閉鎖した病院が経営困難で破綻した例もあります。

歯科医院の診療では、歯の切削時等に飛沫が飛散する為、従来診療に際しマスク、グローブ、防護眼鏡等を使用しています。また医院に多少の違いはありますが使い捨ての紙コップ、紙エプロン等を使用し、基本的な器具は全て高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)で滅菌し患者さんごとに個別に包装して使用しています。診療後には歯科用治療椅子の周辺をアルコールで清拭していましたが、現在はより消毒効果の高い次亜塩素酸ナトリウムを併用使用しています。感染確率が高い、クラスターが発生する言われた歯科医院では結局クラスターは発生せず、厚生労働省も歯科医院の従来からの感染対策を再認識したようです。また診療する際には患者さんと対話することによりその日の体調等を確認して診療に入ります。患者さんの基礎疾患等も把握しておりますので体調変化に対しても気づきやすいと思います。

現在はマスク、紙エプロン、紙コップ等の消耗品、アルコール、次亜塩素酸ナトリウム等の消毒液は入手がしやすくなり、グローブ等の入荷状況も改善して来ておりますが、価格につては通常の倍近くしております。マスクの価格が通常の10倍でしかも入荷しない状況に比べかなり状態は良くはなっていますが、衛生関係消耗品のコストは以前に比してかなり上昇しています。医療機関においては感染対策、衛生面において削ることのできない必要経費ですので日本歯科医師会では現在厚生労働省にその対策をお願いしているところです。

COVID-19の感染拡大により、外来患者さんの受診抑制が起こったことはお話しましたが、高齢化社会の進展に伴い、以前は高齢者を病院で看取るということが一般的でしたが、介護保険制度の創設により、病院、施設より在宅への流れが国の方針として示され、地域包括ケアと言う言葉をお聞きになったことがあると思います。在宅での看取り、それ以前の介護施設等での在宅への生活の回復支援等が整備されてきています。まだ不十分ではありますが、その一環として、歯科医師による訪問歯科診療も行われていますがCOVID-19の感染拡大後、施設、居宅への訪問が一時制限されました。その結果口腔内の清掃状態不良により雑菌が口腔内に繁殖し肺炎を引き起こしたり、虫歯の進行で噛む能力が低下し認知症が進行したりという例がありました。現在では口腔内の状況がよいと肺炎のリスクは低下し、在院日数も減少することが統計から明らかにされ一般病院でも訪問歯科診療の受け入れ、職員として歯科衛生士を採用するようになってきています。

COVID-19にかかわらず口腔は体内への入り口です。その口腔内を清潔に保つことが健康への第一歩と信じわれわれ歯科医師は日々診療しております。コロナ渦ではありますが安心して歯科医院を受診し、健康寿命の延伸を図っていただければと思っております。

一般社団法人久留米歯科医師会会長   首藤 俊介

例会

おわりの点鐘

例会

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