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MAKE UP

第28回例会

Rotary E-club of HYOGO

2014年10月6日開会

10月13日 宝塚武庫川ロータリークラブ主催 少年少女ちびっこ野球大会が開催されます

はじめの点鐘

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「君が代」と「四つのテスト」です。元気よく歌いましょう。

例会

会長の時間

みなさんこんにちわ。

 

今、この原稿を書きながら台風第18号の影響が無いか心配いたしておりますが、大事にならないことをお祈りいたしております。

 

さて、つい先日、富山県に行ってまいりました。

 

みなさんは富山といえば何を思い出されるでしょうか?

 

駅の売店ではケロリンという桶(オケ)が売られていたりと富山の名物ともいえる「富山の薬売り」も有名です。

 

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また、富山湾があることで、多くの海産物にも恵まれており、特に氷見港ではひみ寒ぶりと氷見イワシは絶品の味ともいえます。

 

今!話題になっているのは北陸新幹線を思い浮かべる方も多いかもしれません。

東京⇔富山がなんと2時間8分と従来は3時間以上かかっていたのだから60分以上も早くなるといいます。

それに合わせて、富山駅は今まさに!駅開発が急ピッチで進められていました。

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しかし、なんといっても日本の屋根ともいわれる立山連邦や黒部渓谷の黒部ダムなどでもよく知られている地域です。

 

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その黒部ダムは日本を代表するダムの一つで、ダムの高さ(堤高)は186mで日本一だといいます。

昔、学校の授業でも出てきたので覚えておられる方もおられるかもしれませんが、このダムの建設目的は何かをご存じでしょうか?

 

それは、水力発電です。

今でも多くの電力を作り続けており、貴重なクリーンエネルギーとして利用されているそうです。

 

また、機会があれば行かれてみてはいかがでしょうか。

例会

幹事報告

今週の幹事報告を掲載します

例会

委員会報告

今週の卓話は、堤会員による「ロータリーにおける職業奉仕とは」です

例会

卓 話

ロータリーにおける職業奉仕とは

 

職業奉仕委員長 堤 万佐子

 

今回、職業奉仕について卓話を通して考える機会をいただきましたので、未熟ではありますが述べさせていただきます。ロータリークラブにおける職業奉仕については、Eクラブ設立時に竹田契一先生からオリエンテーションで教えていただいていましたが、文章でまとめるということは理解していないと難しいなと感じています。参考資料をロータリージャパンから取り寄せて読んで、悪戦苦闘している次第です。

 

「職業奉仕とは」を理解するうえで、大切な考え方がいくつかありますが、そのなかの1つが、奉仕の理想です。奉仕の理想とは相手の身になっての言動、すなわち単に職業の成功ばかりではなく、より良い社会をつくるのに大切な心情で、あらゆる生活の場にこの奉仕の理想をもって行動することが住みよい社会を作る道である(「ロータリー入門 2014~2015 」前原 勝樹p30引用)と述べられています。

 

前回の卓話で福山社会奉仕委員長がロータリー誕生の背景について述べ下さっていました。「今の自分があるのは、ご先祖さまがあってのおかげ」ではありませんが、今のEロータリーにまで繋がっているのは、つないでくださった方々がいらっしゃるからだと思いますので、私の卓話でも設立からの流れにふれておきたいと思います。ロータリーが1905年にポール・ハリスを中心にできたことは、ご周知されていると思います。ポール・ハリスは弁護士で年若くシカゴで開業していました。彼の仕事は大いに繁盛していましたが、とても寂しい日々をおくっていました。毎日ポール・ハリスに相談に来るのは利欲のために大なり小なり、嘘をついてくる人が多かったのです。とても純真なポール・ハリスは随分淋しい気持ちになり、心温まる、気の許せる心の友を求めていました。そんなあるとき、数人の市民と話し合う機会がありました。集まった人は職業がみな違いながらも、気さくに楽しく話せたことで、ポール・ハリスは思いつきました。一業一人という線で会員を集めればきっと楽しいクラブができる。これがロータリークラブの設立の動機です。(「ロータリー入門 2014~2015」参照)

 

ポール・ハリスがそんなに淋しくなるくらい、利欲のために嘘を付く人が多い町と時代だったのかなと、私はふと思いましたので、ウィキペディアで調べてみました。私のシカゴのイメージはアル・カポネと音楽に金融街ですが、アル・カポネは1899年生まれで、シカゴに移ったのは1920年なので、ロータリー創立から、もう少し後になってからからでした。

 

シカゴは鉄道・運河の交通の要で、主要産業は農業でした。とりわけ小麦を東部の都市に送り出す穀物の集積地として発展し、世界有数の先物取引であるシカゴ商品取引所が作られました。1871年にシカゴ大火によって、ほとんどの公共建築が焼け落ち、家を失った人は10万人に上ったと言われています。しかしこれがシカゴ計画都市化の市場となり、摩天楼設立ラッシュとなりました。1893年のシカゴ万国博覧会では、工業力と先進性を誇示する技術が多数披露されました。1900年には人口170万人に達し、ニューヨークに次ぐアメリカの第二の大都市になりました。殺伐とした人口の多い大都市で、おそらく同業者はライバルであったでしょう。気楽に話したいお酒の場などでも、同職種がいると気が抜けなかったと思います。一業一人のロータリー会員は他人とは思えないほど親睦の間柄となり、困ったことは相談しあう、ついには会員同士の取引やサービスの提供となって、実利的にも便利な存在となりました。

 

しかし、ここに転機がきました。1908年、アーサー・F・シェルドンの入会です。シェルドンは職業奉仕の概念をロータリーにもたらした人物です。彼は「こんな仲間の利益ばかり考えている会は永続しない」とロータリーに警告します。

 

当時のシカゴを見渡したところ、金の亡者の集まりで、商業道徳は退廃し、被害は消費者が防衛する状態でした。自分の利益しか考えなかった商業者は消費者から敬遠され破産倒産が相次いでいました。そのような中にも尚、商売繁盛を続ける商家のあることにシェルドンは気づきました。成功の秘密はその相手の身になって励むことでした。

 

シェルドンは1868年生まれで、ミシガン大学の経営学部で販売学を専攻し、修士課程をトップの成績で卒業しました。1880年代はまだ広告はすべて虚偽か誇大広告、口からでまかせ、ぼったくり商法が普通であったので、シェルドンはパイオニア的存在だったようです。

シェルドンはHe Profits Most Who Serves Bestのサービス概念を、彼のビジネススクールの方針としていました。彼はどんな手段を講じても、富をえたものが成功者としてもてはやされた19世紀の利己的な経営手段を批判しました。自分だけが儲けようとする商売から脱して、商売とは他人に対してサービスをすることを力説しました。実業人を成功に導く方法は利益を他人(従業員、取引先、下請け業者、顧客、同業者など)とシェアするというサービス学を遵守することであると説きその理念を端的に表す言葉として「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる:He Profits Most Who Serves Best」を発表しました。現在ではOne Profits Most Who Serves Bestロータリーの標語になっています。

 

シェルドンが職業奉仕の概念をロータリーにもたらした結果、ロータリアンの職場はいずれも活気を取り戻し、成功者もでてきました。この職業奉仕の成果によってロータリアンは大きな信念を持つことができるようになったのです。ロータリアンの企業が職業奉仕理念に基づいた正しい事業経営をし、それによって事業が継続的発展をすることを実証すれば、必ずや他の同業者たちもその経営方法を見習うはずです。それが結果として、業界全体の職業倫理効用に繋がるはずです。これがHe Profits Most Who Serves Bestの真意です(「奉仕理念の提唱者アーサー・フレデリック・シェルドン」田中 毅 参考)

 

ロータリアンはすべて職業をもっています。職業奉仕はロータリーの真髄であり、ロータリーをほかの団体と分かつ要素でもあります。職業は人間が社会生活を営むために必要な業務を分担することであり、その報酬として利潤が与えられるのです。そこには当然のこととして責任とほこりが生まれてきます。同時に職業奉仕の理念はロータリークラブと、その構成員であるロータリアンの企業の存続に大きく関わる問題です。職業奉仕の意義は正にここにあるのです。(「ロータリー入門 2014~2015」参照)

 

1932年、シカゴ・ロータリー・クラブ会員で、1954-55年度に国際ロータリー会長を務めたハーバードJ テイラーにより発案された四つのテストは、責任と誇りを堅持するためのチェックポイントを示したものです。一方、これが彼の企業の存続をはかるための社内訓であったことも有名な事実です。ある動産寸前の会社を立て直す役目を担ったテイラーは、このシンプルな哲学のおかげで、倒産を免れたということです。その後、1934年に国際ロータリーで採用されて以来、「四つのテスト」はロータリアンが倫理的行動を図る上では重要なものさしとして用いられてきました。このテストは、多くの言語に翻訳され、世界中でロータリアンにより推奨されています。(「職業奉仕入門 日本ロータリー)

 

最後になりますが、販売学をシェルドンの言葉に「大学で学んだことは単なる知識であって、販売学の全ては、実社会にでてから学んだことだ。」と語っています。(「奉仕理念の提唱者アーサー・フレデリック・シェルドン」田中 毅 参考)この言葉で実践の大切さを痛感しました。机上の理論ではなく、金銭の寄付だけではなく、職業を通じて実践の奉仕を行う。その意味を今回の卓話を行うことで学ばせていただきました。2680地区では今年度、各地区で5回もの職業奉セミナーが開かれます。それぞれに滝澤ガバナーがご出席されると伺っております。まさに実践の模範であると思いました。

 

長時間にわたり最後まで至らない文章を読んでいただきどうもありがとうございました。

 

ロータリーの標語

 

超我の奉仕(Service above Self)

最もよく奉仕する者、最も多く報いられる(One Profits Most Who Serves Best) 

 

四つのテスト

 

言行はこれに照らしてから

1 真実かどうか

2 みんなに公平か

3 好意と友情を深めるか

4 みんなのためになるかどうか

例会

おわりの点鐘

例会

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