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MAKE UP

第123回例会

Rotary E-club of HYOGO

2016年12月5日開会

12月は疾病予防と治療月間です。

はじめの点鐘

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「君が代」と「手に手つないで」です。元気よく歌いましょう。

  • ♪ 君が代Open or Close

    君が代は
    千代に八千代に
    さざれ石の
    巌(いわお)となりて
    苔(こけ)のむすまで

  • ♪ 手に手つないでOpen or Close

    一、手に手つないでつくる友の輪
    輪に輪つないでつくる友垣
    手に手 輪に輪
    ひろがれ まわれ 一つの心に
    おゝロータリアン おゝロータリアン
    ニ、手に手つないでつくる友の輪
    輪に輪つないでつくる友垣
    手に手 輪に輪
    ひろがれ まわれ世界と共に
    おゝロータリアン おゝロータリアン

例会

会長の時間

本日は2016-2017年度第19例会です。さて、12月最初の例会を開始します。会長に就任して、早6か月目になりました。先月はロータリー財団への寄付のお願いばかりをしていました。ご協力頂いた皆様に感謝いたします。引き続きよろしくお願いいたします。

さて、12月は「疾病予防と治療」月間です。活動例をご紹介します。

疾病予防

  •  伝染病の予防方法を教える保健教育プログラムを支援し、予防接種を推進する。
  •  伝染病の予防接種キャンペーンを実施する。

医療の充実

  •  奨学金、補助金、啓発活動を通じて、保健従事者の継続的な教育と研修を支援する。

その他のニーズ

  •  医療が行き届いていない地域で低費用又は無料で医療を提供する。
  •  地域社会の医療インフラの改善。

最後に、定款及び細則等の規定により今月は総会を実施し2017-2018年度の理事、会長エレクトを決めなければなりません。そのために役員・理事指名委員会を設置し会長、副会長、幹事、会計、SAA、理事、会長ノミニーを選考し総会に挑みたいと思います。皆様のご協力よろしくお願いします。

 

引用:2680地区ガバナー月信2016年12月号

例会

幹事報告

①川西ロータリークラブ地区補助金プロジェクト(別紙あり

②第9回国際ロータリー全国RYLA研修会開催の案内(別紙あり

  • Eクラブ内の締め切りは12月14日とさせていただきます。クラブでまとめての入金となっておりますので、出席される方はまず幹事にご連絡をお願いいたします

③疾病予防と治療月間リソースの案内(別紙あり

④アトランタ国際大会二次募集について(別紙あり

  • 希望する会員は幹事までご連絡をお願いいたします
例会

委員会報告

ニコニコ寄付

2か月間まとめてになりましたが、ニコニコ寄付をいただいた会員の皆様の心温まる感想を紹介させていただきます。

 

11

11/8 山内 範蔵会員 (HYOGOロータリーEクラブ)

バドミントンで、腰まわりを痛めたので、整骨院に通いだしました。 でも、移動しながらのジャンピングスマッシュは、やめられませんねー。(笑) そういえば、合間に自宅でやるゴルフスイングがいけなかったのかも・・・。 いずれにせよ、前後のストレッチを入念にしないとだめですよね。

 

11/12 山内 範蔵会員 (HYOGOロータリーEクラブ)

11月11日、室津ガバナー様、卓話ありがとうございました。 また、懇親会も和気あいあいとして、楽しく過ごさせていただきました。 その2次会、贄田さん、行き当たりばったりのバーで、遅くまでお付き合いいただきありがとうございました。 あの店、いい雰囲気で、良かったですよね。

 

10

10/31 大河内 健太郎会員(HYOGOロータリーEクラブ)

Eクラブのサイトを常時SSL化してみたので、テストを兼ねてニコニコです

 

10/22 山内 範蔵会員 (HYOGOロータリーEクラブ)

昨日、堤幹事さん、上野さんにオリエンテーションをしていただきました。またいろいろ教えてください。よろしくお願いいたします。昔の記憶で待ち合わせ場所を決めてて、まったく様変わりしていました。失礼しました。

 

10/9 内野 光智会員(身延ロータリークラブ)

今回もこちらのクラブにて大変有意義なメークをさせて頂きました。心より感謝申し上げます。

10/1 山内 範蔵会員 (HYOGOロータリーEクラブ)

昨日、久留米中央RCの亡くなられた会員さんの「偲ぶ会」に行ってきました。亡くなられた方の娘さん夫婦を呼んで、それぞれ、思い出を面白おかしく発表したり、2次会のワインバー、3次会のカラオケと、楽しい時間を過ごしました。 やっぱり、仲間はいいですね。ほどんどかなり年上の方ばかりですけど。笑

例会

卓 話

疾病予防~インフルエンザについて~

HYOGOロータリーEクラブ 大門 浩史

 

日ごとに寒さが増してくる時期になり、ニュースではインフルエンザの流行が報じられています。今回の卓話は当院に来られる患者様からもよく質問される『インフルエンザ』についてお話ししようと思います。

 

インフルエンザと普通の風邪の違い

一般的に、風邪は様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。

一方、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気で、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。お子様ではまれに急性脳症を、御高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。

 

インフルエンザの感染経路

インフルエンザの主な感染経路は咳やくしゃみの際に口から発生される小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。したがって、飛沫を浴びないようにすればインフルエンザに感染する機会は大きく減少します。言うことは簡単ですが、特に家族や学校のクラスメート等の親しい関係にあって、日常的に一緒にいる機会が多い者同士での飛沫感染を防ぐことは非常に難しいです。また、インフルエンザウイルスに感染した場合、感染者全員が高熱や急性呼吸器症状を呈してインフルエンザと診断されるわけではありません。 たとえ感染していても、全く症状のない(不顕性感染)例や、感冒様症状のみでインフルエンザウイルスに感染していることを本人も周囲も気が付かない軽症の例も少なくありません。

 

インフルエンザの予防

(1)咳やくしゃみを他の人に向けて発しないこと

(2)咳やくしゃみが出るときはできるだけマスクをすること。とっさの咳やくしゃみの際にマスクがない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆い、顔を他の人に向けないこと

(3)鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと等を守ることを心がけてください。

飛沫感染対策ではマスクは重要です。特に感染者がマスクをする方が、感染の拡散を抑える効果は高いと言われています。

4) 外出後の手洗い等

流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、インフルエンザに限らず接触や飛沫感染などを感染経路とする感染症の対策の基本です。インフルエンザウイルスはアルコールによる消毒でも効果が高いですから、アルコール製剤による手指衛生も効果があります。

5) 適度な湿度の保持

空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。

6) 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。

 

インフルエンザの予防接種

当院でもこの時期になると患者様から一番よくされる質問が『予防接種を受けたのにインフルエンザにかかったんだけど効果あるの?』や『予防接種をする必要あるの?』といった質問です。皆様の中にも同様の疑問をお持ちの方もおられると思いますので少し詳しく説明させて頂きます。

インフルエンザにかかる時はインフルエンザウイルスが口や鼻から体の中に入ってくることから始まります。体の中に入ったウイルスは次に細胞に侵入して増殖します。この状態を「感染」といいますが、ワクチンにはこれを完全に抑える働きはありません。

ウイルスが増えると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が起こります。この状態を「発症」といいます。ワクチンには、この発症を抑える効果が一定程度認められています。

発症後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。特に基礎疾患のある方や御高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられています。ワクチンの最も大きな効果は、この重症化を予防する効果です。

 

※平成11年度 厚生労働科学研究費補助金 新興・再興感染症研究事業「インフルエンザワクチンの効果に関する研究(主任研究者:神谷齊(国立療養所三重病院))」の報告では、65歳以上の老人福祉施設・病院に入所している高齢者については34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています。

 

以上のように、インフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありませんが、ある程度の発病を阻止する効果があり、また、たとえかかっても症状が重くなることを阻止する効果があります。ただし、この効果も100%ではないことに御留意ください。

現在国内で用いられている不活化のインフルエンザワクチンは、感染を完全に阻止する効果はありませんが、インフルエンザの発症を予防することや、発症後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。

乳幼児のインフエルエンザワクチンの有効性に関しては、報告によって多少幅がありますが、概ね20~50%の発病防止効果があったと報告されています※。また、乳幼児の重症化予防に関する有効性を示唆する報告も散見されます。(参考:Katayose et al. Vaccine. 2011 Feb 17;29(9):1844-9)

しかし、乳幼児をインフルエンザウイルスの感染から守るためにはワクチン接種に加え、御家族や周囲の大人たちが手洗いや咳エチケットを徹底することや、流行時期は人が多く集まる場所に行かないようにすることなどで、乳幼児がインフルエンザウイルスへ曝露される機会を出来るだけ減らす工夫も大切です。

 

※1.平成14年度 厚生労働科学研究費補助金 新興・再興感染症研究事業「乳幼児に対すインフルエンザワクチンの効果に関する研究(研究代表者:加地正郎(久留米大学))」

※2.平成26年度 厚生労働科学研究費補助金 新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業「ワクチンの有効性・安全性評価とVPD (vaccine preventable diseases)対策への適用に関する分析疫学研究(研究代表者:廣田良夫(医療法人相生会臨床疫学研究センター))

 

まとめ

インフルエンザの予防法は手洗い・うがい・マスクの着用・湿度管理・休養といったきわめて簡単で単純な方法になります。しかし簡単で単純なものほど徹底することが困難だと思います。実際に私も開業するまでは徹底できていませんでした。予防接種に関しては様々な意見があると思いますが、個人的な意見では乳幼児と高齢者、そしてそのような方たちと同居されている方は予防接種を受けたほうが良いと考えています。これからがインフルエンザのピークを迎えますが、上記の予防法を徹底して健康で過ごして頂けたらと思います。

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