menu

HYOGO ロータリーEクラブは、24時間365日世界中どこからでもメークアップできます。HYOGOロータリーEクラブ |  Rotary E-Club of Hyogo

MAKE UP

第87回例会

Rotary E-club of HYOGO

2016年2月22日開会

3月12日および13日に地区大会が神戸ポートピアホテルにて開催されます。

はじめの点鐘

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「手に手つないで」です。元気よく歌いましょう。

  • ♪ 手に手つないでOpen or Close

    一、手に手つないでつくる友の輪
    輪に輪つないでつくる友垣
    手に手 輪に輪
    ひろがれ まわれ 一つの心に
    おゝロータリアン おゝロータリアン
    ニ、手に手つないでつくる友の輪
    輪に輪つないでつくる友垣
    手に手 輪に輪
    ひろがれ まわれ世界と共に
    おゝロータリアン おゝロータリアン

例会

会長の時間

2月も半ばを過ぎると新年の抱負も何処へやらという感じですが、気を引き締めて参ります。

この頃よく耳にする言葉に『倫理』や『倫理観』があります。

大辞林 第三版では、「人として守るべき道。道徳。モラル。」デジタル大辞泉では、「人として守り行うべき道。善悪・正邪の判断において普遍的な規準となるもの。道徳。モラル。(―にもとる行為)(―観)(政治―)とあります。」ここに最も重要な要素として道徳があります。

同じく大辞林 第三版にて道徳とは、「ある社会で,人々がそれによって善悪・正邪を判断し,正しく行為するための規範の総体。法律と違い外的強制力としてではなく,個々人の内面的原理として働くものをいい,また宗教と異なって超越者との関係ではなく人間相互の関係を規定するもの。」現代人にこの言い回しで納得する人がどれほどいるでしょうか?また、人として守るべき道とは・・・。

では、ロータリアンにおける『倫理』とは、わたくしの意見ではありますが、「ロータリーの日常の知識」に書かれています物語、『大いなる岩の顔』がまさしく道徳だと思います。

アーネスト少年は、毎日岩と対峙することで自然の懐の大きさに触れ、自分の精神は磨かれ口から出る言葉は、真実の言葉として人の心を打ち、全ての人々を包み込み、温かい愛情に満ち溢れている。これは、哲学ともいえるでしょう。 また、東洋では、「道・徳」を説く老子の学に於いても哲学です。

日本では、やはり武士道。鎌倉時代より農民が政権を握り武士となり、当時の倫理観の基本に「恥な行為はご法度」というものでした。良いことをする、人のためにする、公のためにという日本人の基礎となる時代だったと思います。まず第一歩は、自分を理解することから始める。仏教でいうとこの悟りですね。

皆さまは、『十牛図(じゅうぎゅうず)』をご存知でしょうか?自分を知るための道筋をつけてくれる十枚の図のみで構成された絵です。1から10までの絵にはテーマがあります。決して仏教の教えのみではなくまぎれもなく、東洋哲学ですので、少し説明を記しておきます。

  1. 尋牛(じんぎゅう) – 牛を捜そうと志すこと。悟りを探すがどこにいるかわからず途方にくれた姿。
  2. 見跡(けんせき) – 牛の足跡を見出すこと。足跡とは悟りの境地の痕跡。
  3. 見牛(けんぎゅう) – 牛の姿をかいまみること。優れた師に出会い「悟り」が少しばかり見えた状態。
  4. 得牛(とくぎゅう) – 力づくで牛をつかまえること。何とか悟りの実態を得たものの、いまだ自分のものになっていない姿。
  5. 牧牛(ぼくぎゅう) – 牛をてなづけること。悟りを自分のものにする行為。
  6. 騎牛帰家(きぎゅうきか) – 牛の背に乗り家へむかうこと。悟りがようやく得られて世間に戻る姿。
  7. 忘牛存人(ぼうぎゅうぞんにん) – 家にもどり牛のことも忘れること。牛はいなくなったが、逃げたのではなく自身の中にあることに気づく。
  8. 人牛倶忘(にんぎゅうぐぼう) – すべてが忘れさられ、無に帰一すること。悟りを得た自身も特別な存在ではなく本来の自然な姿に気づく。
  9. 返本還源(へんぽんげんげん) – 原初の自然の美しさがあらわれてくること。悟りとはこのような自然の中にあることを表す。
  10. 入鄽垂手(にってんすいしゅ) – まちへ。悟りを得た自身(童子から布袋和尚の姿になっている)が街へ出て、別の童子と遊ぶ姿を描き、人を導くことを表す。

※10.は、描き手の禅僧が違えば、家族や友人と和気あいあいと話をして酒を酌み交わす絵もあります。(描く側も、10.は解釈が違います。)

また、「悟り」とありますが、自身の心とすれば解り易くなります。 童子が牛を探すストーリーですが、『十牛図(じゅうぎゅうず)』はこのように理解しなさいというものではなく、見るものが考え理解して育てるものだと思います。私自身も、見るたびに発見をします。終わりがないのです。

特に9・10は、私たちにはすごく理解しやすい部分だと思います。 自を律してこそ公の意識になり、個々の強い精神になる、先に記した『大いなる岩の顔』と『十牛図(じゅうぎゅうず)』は見るたびに自分は何かを教えてくれるのでしょう。わたしは非常に親近感を覚えます。

例会

幹事報告

4月2日(土)に開催の、阪神第3グループIMです。Eクラブ会員の皆様ご参加をお願いいたします。

ガバナーノミニー・デジグネートのお知らせ。

例会

委員会報告

今週の卓話は、安丸会員による職業奉仕のお話です。

例会

卓 話

スマートフォンの方、文字が小さくて見づらい方は、こちらからご覧ください。

例会

おわりの点鐘

例会

この例会に共感された方は、「いいね」をお願い致します。

MAKE UP(メイクアップ)する