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MAKE UP

第487回例会

Rotary E-club of HYOGO

2025年2月10日開会

2月は平和構築と紛争予防月間です

はじめの点鐘

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「それでこそロータリー」です。元気よく歌いましょう。

  • ♪ それでこそロータリーOpen or Close

    一、どこで会っても やあと言おうよ
    見つけた時にゃ おいと呼ぼうよ
    遠い時には 手を振り合おうよ
    それでこそ ローローロータリー
    ニ、笑顔 笑顔で 語り合おうよ
    心と心で 結び合おうよ
    みんな世の為 働らき合おうよ
    それでこそ ローローロータリー
    三、どこの国にも 友が居るよ
    みんな一つの 輪になろうよ
    同じ心で 親しみ合おうよ
    それでこそ ローローロータリー

例会

会長の時間

皆さん今日は!先週は「平和と紛争予防/ 紛争解決」に因み、カントの平和思想を少し紹介しましたが、そのなかで使用した「消極的平和」「積極的平和」という言葉は、ノルウェーの平和研究の先駆者であるヨハン・ガルトゥング(1930‐2024)が確立した概念です。ガルトゥングは、戦争や暴力がない状態を「消極的平和」、貧困、抑圧、差別など構造的暴力のない状態を「積極的平和」と定義しています。

カントが『永遠平和のために(Zum Ewigen Frieden)』にて述べた本来的平和実現のための政治的ならびに道徳的条件とは、ここでいう構造的暴力のない状態になることいったわけですが、ガルトゥングは、そのためには、平和を促進する経済発展や制度、社会の姿勢への持続可能な投資が必要であると考えていました。

カントやガルトゥングの思想を読み解いていく中で私の心に浮かんだのは、かつて深川純一先生(伊丹RC)が常々言われていた「ロータリー運動とは倫理運動」であるという言葉です。

深川先生は、本来個人の利益を追求するはずの職業は、利他的な奉仕と結びつかないのですが、様々な奉仕団体の中で唯一この二者を結びつけたのがロータリーであると言います。深川先生は人間の行動パターンを「打算の世界」と「愛情の世界」と大別し、前者では「人間が等価交換の原則の下に常に何らかの価値を求めて打算によって行動する」だけですが、後者では「人間関係が精算されないで、常に人と人とが或るものによって因縁づけられている世界、色々な出会いがいつまでも尊重されて行く世界」であり「そのような関係の中から尊敬と信頼が生まれて来る」とします。その上で、ロータリーは商業的な取引においても、単なる金銭的な打算ではなく、双方が敬意をもった関係を築ける倫理的な取引を求めており、そうすることで、自ずから職業は栄えていくというのです。すなわち相互に尊重する社会の発展と個々の経済上の成功の原理の上に、ロータリーの職業奉仕と職業倫理の考えが成立しているとします。

このように考えると、カントが『永遠平和のために(Zum Ewigen Frieden)』で述べた真の平和の実現のための条件のひとつである道徳的条件「人に対する敵意のない状況の構築」は、まさしく世界のロータリーが職業奉仕のなかでも克服すべき、あるいは克服できる課題ではないかと私は考えます。また、ガルトゥングの「積極的平和」のための構造的暴力の根絶も、職業奉仕を含めたロータリーの推進する倫理運動の中で解消しうる内容が多々含まれています。前回の挨拶で「ロータリーの職業奉仕の推進こそ、畢竟もっとも基礎的な平和への道である」と述べましたのも、この思いがあったからです。

さて、今回は平和構築と職業奉仕についての関係について少し述べさせていただきましたが、私自身の職業奉仕の在り方を振り返ってみると、まだまだ至らぬところばかりです。これを機会にもう一度ロータリーの精神に立ち返り、倫理的な職業奉仕の実践に努めたいと考えています。

例会

幹事報告

第45回RYLAセミナー開催のお知らせ

(Rotary Youth Leadership Awards
ロータリー青少年指導者養成プログラム)

時下ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。平素は地区事業にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、本年度もRYLAセミナーを下記の通り開催する運びとなりました。
今年度で45回目となる本セミナーも、コロナ前同様、第2670地区との共催となります。
また、セミナー会場も従来の『YMCA余島野外活動センター』から『国民宿舎小豆島』と変更になります。RYLAの聖地である余島を一望できるロケーションの施設で、当地区独自のRYLA精神を受け継ぎながらも新たな場所で再スタートをさせていただきます。
つきましては、各クラブの皆様には青少年奉仕事業の一環として受講生の推薦をお願いするところであります。
なお、RYLAセミナーの詳細をお知りになりたい場合は、地区事務所までメールにてお問い合わせ下さい。

開催日時:2025年3月20日(木-祝) 午後2時(現地集合)
~3月23日(日) 午後1時(現地解散)
開催場所:国民宿舎小豆島
香川県小豆郡小豆島町池田1500-4
TEL 0879-75-1115

当地区のRYLAセミナーでは
・質の高い講義
・テーマに対して深夜まで続く受講生同士の討議
・慌ただしく追われる生活の中、独りきりで波の音を聞きながら思索にふける静かな時間

いつもの生活では経験が出来ない4日間がここにはあります。
○参加資格
①国際ロータリー第2670地区(四国4県)、第2680地区(兵庫県)
のロータリークラブから推薦を受けた満20歳以上(2025年3月19日現在)の成年
②全期間受講することが必須です。なお、本セミナーの受講は2回までとします。
○参加費用:受講生:50,000円
(推薦クラブの負担。但し、現地までの交通費は受講生負担とする。)
ロータリアン:登録料5,000円の他に1泊につき15,000円もしくは日帰り10,000円を加算

RYLAとは
リーダーシップを発揮したい、自分の可能性を広げたい、世界を変えたい……。
そんな考えを実現するための第一歩となるのが、「ロータリー青少年指導者養成プログラム(RYLA)」です。地区が実施するこのプログラムで、若い人たちが新しい友人をつくり、楽しみながらリーダーシップのスキルを磨いています。
RYLAは1960年5月にオーストラリア・クイーンズランド州で発祥し、1971年に国際ロータリーによって正式に採用されたプログラムで、現在では、ロータリーのプログラムの中で最も顕著かつ急速に発展しているプログラムの一つとなっています。
国際ロータリーの理事会は、以下を盛り込んだコアカリキュラム(中核となる科目)を推奨しています。

  • リーダーシップの基本
  • 良きリーダーシップの倫理
  • 効果的なリーダーシップにおけるコミュニケーション・スキルの重要性
  • 問題解決と対決管理
  • ロータリーとは何か、ロータリーは地域社会のために何を行っているのか
  • 自信と自尊心の育成
  • 地域社会と国際社会の一員としての要素

2025年 会長エレクト研修セミナー(PETS)のご案内

拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素はロータリー活動に格別のご尽力を賜りまして、厚く御礼申し上げます。
さて、標記セミナーを下記の通り開催いたします。つきましては、2月21日(金)までにクラブ事務局より地区Web管理システムへご登録いただき登録費の送金をお願いいたします。
時節柄くれぐれもご自愛のほど祈念申し上げます。

1.日時:2025年3月16日(日) <セミナー>13:00~17:30(受付12:30~)
<懇親会>18:00~20:00
2.場所:ホテルモントレ姫路 3階「ルチェルナ」
3.出席義務者:会長エレクト
4.登録方法:地区Web管理システムよりご登録ください。
5.登録締切:2月21日(金)
事前研修のお願い:マイロータリーラーニングセンターより、「クラブ会長の基本」「クラブ会長(中級)」の受講をお願いいたします。

例会

卓 話

アナウンサーの発声と一般の人の発声との違い

鈴木松美

アナウンサーの発声と一般の人の発声にはいくつかの違いがあります。主に以下の点が異なります。

1. 呼吸法

アナウンサー: 腹式呼吸を使い、安定した発声ができるようにしています。これにより長時間話しても声が疲れにくく、響きやすくなります。

一般の人: 胸式呼吸が中心の人が多く、息が浅くなりがちで、長く話すと声がかすれたり疲れたりしやすくなります。

2. 発声の仕方

アナウンサー: 声帯を効率的に使い、響きのあるクリアな声を出します。共鳴を意識して口腔・鼻腔・胸郭を使うことで、聞き取りやすい声を作ります。

一般の人: 声帯を十分に使えていないことが多く、声がこもったり、不安定になったりすることがあります。

3. 滑舌

アナウンサー: 明瞭な発音を心がけ、母音・子音の区別をはっきりさせています。特に「サ行」「タ行」「ラ行」など、聞き取りにくくなりがちな音を明確に発音します。

一般の人: 日常会話では滑舌をそこまで意識しないため、モゴモゴしたり、語尾が不明瞭になったりすることがあります。

4. 声の高さとトーン

アナウンサー: 適度な高さと抑揚を意識し、聞きやすく心地よいトーンを保ちます。感情表現をコントロールし、情報を正しく伝えることを重視します。

一般の人: 感情によって声の高さが変わりやすく、無意識に早口になったり、単調になったりしやすいです。

5. リズムと間の取り方

アナウンサー: 一定のリズムで話し、適切な間を取ることで聞き手にとって理解しやすい話し方をします。

一般の人: 話すスピードや間の取り方が一定でないことが多く、早口になったり、間が不自然になったりすることがあります。

例会

おわりの点鐘

例会

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