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HYOGO ロータリーEクラブは、24時間365日世界中どこからでもメークアップできます。HYOGOロータリーEクラブ |  Rotary E-Club of Hyogo

MAKE UP

第453回例会

Rotary E-club of HYOGO

2024年4月8日開会

4月は環境月間です

はじめの点鐘

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「R-O-T-A-R-Y」です。元気よく歌いましょう。

  • ♪ R-O-T-A-R-YOpen or Close

    R-O-T-A-R-Y
    That spells Rotary;
    R-O-T-A-R-Y
    Is known on land and sea;
    From North to South,from East to West;
    He profits most who serves the best;
    R-O-T-A-R-Y
    That spells Rotary.
    R-O-T-A-R-Y
    That spells Rotary;
    R-O-T-A-R-Y
    Is one great family;
    Where friend-ship binds for man’s up-lift.
    Where each one strives his best to give,
    R-O-T-A-R-Y
    That spells Rotary.

例会

会長の時間

クラブの皆様、メークアップゲストの皆様こんにちは!
すっかり春めいてきて
関西でもようやく桜が見頃になって来ましたね。

また何度も何度も桜の季節を楽しみたい!と心底思うのですが
2年前に脳梗塞を患ってから、そうやって何度も季節を楽しむためには
やはり「健康」であることが大切に感じます。

最近では「予防医療」についての話題を耳にすることも多い中で
気になる本を見つけました。

Amazonの解説によると、
著者は、
ハーバード大学の公衆衛生大学院の社会行動科学部で、
日本人女性として初めて、
人がより健康で幸せに生きるための方法について
研究・実践するためにパブリックヘルス(公衆衛生)
の博士号を取りました。

同時に、ニューヨークに本社があり、
世界100カ国以上の国に支社がある広告会社に14年勤務。

現在は、自身の会社を起業し、
実務と研究を続けながら、
国際機関や自治体、企業に向けて
健康関連の施策の戦略開発やコンサルティング、
そして研究活動を行っています。

‥とあります。

【長生きするための健康習慣の身につけ方】

まず目に飛び込んで来た言葉が

「健康法を知っているだけでは健康にはなれません。」

本当に正しいとされている健康法を、
行動に移して、日々自然に続けるためには
「技術が必要」だという展開!

そのとおりですね笑

最先端のエビデンスをもとに「健康になるための技術」として
「食事」
「運動」
「習慣」
「ストレス」
「睡眠」
「感情」
「認知」
について書かれています。

これらのテーマで書かれている健康本は
たくさん出ていますが、
この本には、何をしたら良いのかはもちろんのこと、

◆健康のための習慣づくりに欠かせない考え方、

◆悪習慣を断ち切るためのコツ、

◆健康習慣をスムーズに身に着けるための感情との付き合い方、

などが、
行動科学やヘルスコミュニケーションのエビデンスに基づいて、
丁寧に解説されています。

今まで、健康のために何かをやめたい・始めたいと思ってもできなかった人、
健康のために何からどのように始めたら良いのかわからない人、
家族や友人などの身近な人が良い健康習慣を
身に着けるための後押しをしたい人など、
健康で元気に日々を過ごしたい、すべての人に有効です。

本の情報ボリュームは凄いですが
「エビデンス」についての著者の見解と
日本人の全体傾向などを読んだ上で
上記7項目中、
自分の興味関心のある個所を読むだけで
自分自身主体的になって
「どう取り組むか」を考えるための
きっかけとして大変有効な本だと感じました。

ここにある「健康になる技術」とは、
「健康でいるために必要なことを実践するスキル」を指していて、
健康になるために何をどのように行ったら良いのか、
自分の環境や特性(弱点・強み)に合わせて実践する技術‥ということです。

世の中にはありとあらゆる健康情報があふれていますが、
その中から「真」の健康法を見極めて
継続実践する技術が必要!
どうしたら健康に悪い習慣をやめ、
よい習慣を身に付けることができるのか、
科学的な根拠(エビデンス)に基づいて解説したのがこの本です。

よくある著者の個人的な経験や持論、
専門家個人の意見などではなく、
「エビデンス(科学的根拠)」にもとづく
健康に関する情報が集められています。

Amazonによる商品の説明+++++++++++++
著者について
林  英恵(はやし・はなえ)
パブリックヘルスストラテジスト・公衆衛生学者
(行動科学・ヘルスコミュニケーション・社会疫学)
Down to Earth 株式会社 代表取締役
慶應義塾大学
グローバルリサーチインスティテュート特任准教授。
東京大学・東京医科歯科大学非常勤講師
1979年千葉県生まれ。
2004年早稲田大学社会科学部卒業、
2006年ボストン大学教育大学院修士課程、
2012年ハーバード大学公衆衛生大学院修士を経て、
2016年同大学院社会行動科学部にて
博士号取得 (Doctor of Science:
科学博士・学部で同学部の博士号取得は日本人女性初)。
専門は、行動科学・ヘルスコミュニケーション、
および社会疫学。
一人でも多くの人が与えられた寿命を
幸せに全うできる社会を作ることが使命。

2007年から2020年まで、
外資系広告会社であるマッキャンヘルスで
戦略プランナーとして本社ニューヨーク・ロンドン・東京にて勤務。
ニューヨークでの勤務中に博士号を取得した。
東京ではパブリックヘルス部門を立ち上げ、
マッキャンパブリックヘルス アジアパシフィックディレクター
として勤務後、独立。
2020年Down to Earth(ダウン トゥー アース)株式会社を設立。
会社名の「Down to Earth」は、
英語で「実践的な、親しみやすい」という意味を持つ単語で、
学問と実践の世界をつなぐことをミッションにしている。

現在は、「社会の仕組み」を変えるために、
国際機関や政府、自治体、企業などの
健康プログラムの戦略開発やブランディング、
経営戦略のコンサルティング・リサーチなどを行なっている。
特に、ビジネスにおいては健康増進や環境などの社会課題と
ビジネスの成功の両方を目指す
戦略・事業開発やブランディングを専門とする。

加えて、現在「個人の行動」を変えるための
ライフスタイルブランド設立準備中。

2018年、アメリカのジョン・ロックフェラー3世が設立した
アジアソサエティ(本部・ニューヨーク)が選ぶ、
アジア太平洋地域のヤングリーダー「Asia 21 Young Leaders」に選出。
また、2020年、アメリカの元アイゼンハワー大統領設立の
アイゼンハワー財団(本部・フィラデルフィア)が選ぶ
「Global Women’s Leadership Fellow」に唯一の日本人として選ばれる。
両組織において現在も同フェローとして国際的な活動を続ける。

著書に、『命の格差は止められるか
ハーバード日本人教授の、世界が注目する授業』(小学館)
をプロデュース。

著書に『それでもあきらめない ハーバードが私に教えてくれたこと』(あさ出版)がある。
出版社 ‏ : ‎ ダイヤモンド社 (2023/3/1)
発売日 ‏ : ‎ 2023/3/1
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 496ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4478102295
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4478102299
寸法 ‏ : ‎ 21 x 14.8 x 2 cm
+++++++++++++++++++++++++

良い時候、
桜を見ながら読書なども良いと思います。

興味ある方は是非!

それでは、また素晴らしい一週間をお過ごしください!

渡辺 誠

例会

幹事報告

文字が小さく見づらい方、スマートフォンの方はこちらからご覧ください

 

2024年国際ロータリー決議審議会への決議案募集について

拝啓
陽春の候、貴クラブにおかれましては、精力的に活動されていることと思います。
平素は、当委員会の活動にご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
御承知のように国際ロータリーでは、決議審議会(COR)は毎年10月~11月(期間未公表)にオンライン開催されています。
2024年決議審議会への決議案提出期限は2024年6月末となります。
つきましては、各クラブから2024年決議審議会に向けての決議案を募集いたしますので、国際ロータリーへの要望等をお願いします。
なお地区への提出期限は2024年5月15日とします。
また参考案件として過去に当地区から提出した決議案例文を別添いたします。

≪参考≫ 決議審議会と決議案について
決議審議会は、毎年オンラインで開催され、決議案と緊急制定案への投票が行われます。決議案とは、組織規定文書に記載されている事柄の範囲外で、RI理事会またはロータリー財団管理委員会による決定を求めるものです。
また、決議案は、地域的または運営的な事柄に関するものより、ロータリー世界に影響を与えるものが理想とされます。
緊急制定案とは、RI理事会により提案され、組織規定文書に変更を加えることを目的としています。次回の規定審議会(3年に1度開催)まで待てないと理事会が判断した場合に提出されます。
≪参照文献≫My ROTARY⇒情報&リソース⇒方針と手続
https://my.rotary.org/ja/learning-reference/about-rotary/councils
※組織規定文書とはRI定款・RI細則・標準RC定款をさします。

決議案例文
① ロータリークラブの元会長などのシニア会員が率先して新会員や若い会員に対して例会での交流を図ったり奉仕活動の機会を与えたりするように 地区ガバナーを対して推奨通達をおこなうよう国際ロータリー理事会に要請する件
原案者  〇〇ロータリークラブ
比較的シニア会員(会長経験者等)はクラブ運営について無関心になり協力的でなくなることがみられる。新会員や若い会員(以降新会員等とする)にとってロータリーは未知の世界である。ロータリーの知識を提供するのはやはりシニア会員の責務である。年齢差などで新会員等は例会場が当初居心地の悪いところと感じているのは少なくないはず、シニア会員のバックアップで新会員等は居心地のいい、楽しい例会と感じると数年で退会することもなくなるであろう。これら新会員等は次の新会員を連れてくる原動力になり会員増強の活性化につながっていくと思われます。故に国際ロータリー理事会はロータリークラブ内のシニア会員が新会員に対して例会での交流を図ったり奉仕活動の機会を与えたりするように地区ガバナーを通じて推奨通達するものである
趣旨及び効果
シニア会員は新会員等に対して例会や奉仕活動の場面において「入会してよかった」と思うようなフォローができれば新会員の会員増強の火をつけることができます。
またシニア会員は同世代の会員同士の交流から幅広い世代の交流ができるので今まで以上に例会が楽しくなります。例会が楽しくなると例会に出席する、例会に出席すると幅広い年齢層の会員と交流ができるとなり退会防止につながります。すなわち会員維持増強が実現できる循環ができ更なるクラブの活性化が計ることができる。

② 国際ロータリーに対し、各地区に地区規定審議委員会を設置することを推奨するよう要請する件
原案者  〇〇ロータリークラブ
趣旨及び効果
現在、全世界の各地区ないし各クラブから、制定案ないし決議案が提案され、規定審議会ないし決議審議会において審議されている。その審議に際しては、各地区から選出されたただ1名の代表議員が1票の投票権を持ち、規定審議会では3年に1度一堂に会して、決議審議では毎年電子投票により決議されている。
制定案及び決議案の作成に際しては、各地区内のクラブからの提案を募集する手続及びそれらについて地区内の意見をまとめる手続が必要であるところ、これらを一人の代表議員に委ねることは大きな負担であると思われる。
また、全世界の各地区および各クラブから提案された多くの制定案や決議案を各地区で審議し、意見を取りまとめる手続についても、これを代表議員のみの責任とすることは、やはり過重な負担となるおそれが否めない。のみならず、各クラブの会長、幹事においても、RI定款・細則・クラブ標準定款に精通しているとは言い難い現状を踏まえると、規定審議会や決議審議会における審議内容についての周知啓蒙を担当する部署が必要であると思われる。
そこで、これらの各提案作成や審議及び周知啓蒙について担当する地区規定審議委員会を各地区内に設けることが望ましい。
もっとも、各地区の自主性も尊重すべきは当然であるので、地区規定審議委員会を必須の委員会とまでするのは相当とは思われず、任意の委員会として国際ロータリー(理事会)からの推奨にとどめるべきである。同様に、ガバナーないし代表議員と地区規定審議委員会との組織上ないし権限上の関係の整理も含めて、各地区の判断に委ねるべきである。
各地区にこの委員会を設置して、規定審議会及び決議審議会が開催される都度、その提案事項の作成や提案された事項について審議することは、国際ロータリーの定款及び細則並びに推奨クラブ定款及び細則等についての理解を深めることになり、ひいては各クラブ及び各会員に国際ロータリーを身近なものと感じさせることに資するものと考える。以上

最後に委員長からひとこと
参考例文では大量の文面があり驚かれるかもしれませんが、難しく考えないでください。
①例文は一昨年採択されたものですが、クラブ内の元会長が入会浅の会員との交流が希薄になるケースが多いと見受けられるところからの会員増強と会員維持に関する提案です。
②例文は当地区では規定審議委員会が構成されていますが多くの他地区では存在すらないこと、また審議会が開催される事に審議会代表議員の負担が多くなること懸念した提案です。これは昨年残念ながら却下されました。
日頃、ロータリーやクラブライフで思うことをお書き頂きましたら、決議案のヒントが見えてくると思います。ちょっとロータリーについて考えてみてはいかがでしょうか。うまく文章がかけなくても大丈夫です。委員会の方で校正いたします。思いの丈を、正義感をもってお書きください。この決議案でロータリーを変えることも可能です。どうぞよろしくお願いします。
最後にこの決議案は各ロータリークラブ及び地区から提案ができます。
以上

例会

卓 話

「鉄の肺」の中で70年間生きたポール・アレクサンダーさんを偲ぶ

米国テキサス州出身で、人生の大半を「鉄の肺」の中で生きたポール・アレクサンダーさんが3月11日、78歳で亡くなりました。アレクサンダーさんは1952年、6歳の時にポリオに罹患し、首から下がまひして自力で呼吸ができなくなりました。法律の学位を取得し、司法試験に合格し、一時はダラスで弁護士として活躍しました。また、短い期間でしたがロータリーEクラブの会員でもありました。

以下は、2015年にロータリーが発行したアレクサンダーさんに関する記事です。

ポリオを患い、「鉄の肺」の中で生きている人なら、ロータリーのことを知っているだろうと思うでしょう。しかし、ポール・アレクサンダーさんの場合、自分の体をまひさせたポリオの根絶にロータリーが取り組んでいると知ったのは、今年初め、テキサス州のダンカンビルでのあるビジネス会合で、一人のロータリー会員と知り合った時でした。

「“ポリオを根絶する”という考えに圧倒されました。これまで長年、ロータリーのこの活動について知らなかったんです」と、ダラスの弁護士アレクサンダーさんは話します。「まさに自分にふさわしい団体だと思いました」

アレクサンダーさんは、米国でポリオが大流行した1950年代後半、6歳の時に罹患し、病院で命を落としかけました。医師は、アレクサンダーさんが呼吸していないことに気づき、すぐさま鉄の肺の中に入れました。鉄の肺は、頭部以外の全身を覆い、空気圧を調整して強制的に肺が空気を吸い込み、吐くようにする金属製の気密タンクです。アレクサンダーさんは、ポリオによるまひで鉄の肺を利用する、世界で少人数の一人です。ポリオワクチンが1960年代初めに普及した後、約300キロのこのタンクのニーズは劇的に低下しました。

10月、アレクサンダーさんは、ゲイリー C.K. ホァン国際ロータリー会長がオンラインで出席した入会式で、第5810地区ロータリーEクラブに入会しました。自身の経験についての本を執筆しているアレクサンダーさんは、ポリオ根絶の大切さを伝えるために活動したいと考えています。

鉄の肺からの解放
アレクサンダーさんは10年間、鉄の肺からも家からも外に出ることはありませんでした。しかし、努力を重ね、自力で肺に空気を送り込むことができるようになり、8時間までは車いすで動き回れるようになりました。

「家の外に出た最初の日は最高でした。生活が大きく改善しました」とアレクサンダーさんは振り返ります。

テキサス大学に行くことを決意し、キャンパスに引っ越して、看護助手の助けを借りて授業を受けながら学位を取得。その後、法律の学位も取得して司法試験に合格し、民法・刑法の弁護士となりました。

頭の側にはパソコンのキーボードとタッチトーンの電話があり、口にくわえたプラスチックの棒で操作します。裁判所に出かける際は、助手が同行します。まれに、自宅から遠く離れた場所に出かけることもあり、車輪付きの鉄の肺は目的地まで輸送されます。

失われていたロータリーとのつながり
アレクサンダーさんの父親は1960年代にダラス・ロータリークラブの会長でしたが、アレクサンダーさんはそのことを覚えていないと言います。ロータリーを知ったのは、ダンカンビルの会員であるペラルタさんと出会ったことがきっかけでした。ぺラルタさんからアレクサンダーさんについて聞いた第5810地区ガバナーのビル・デンディさんは、妻が制作しているポリオ根絶の動画に出演してほしいとすぐにアレクサンダーさんに依頼しました。アレクサンダーさんはこれに同意し、地区のEクラブの会員たちがインタビューを撮影しました。

デンディさんはこう言います。「撮影後も毎週アレクサンダーさんを訪ねました。ある日、彼にロータリーへの入会を勧めたんです。自分が貢献できるか分からないと言われましたが、オンラインで例会を開くEクラブなら問題なく参加できると説得しました」

ロータリーに入会して以来、アレクサンダーさんはダラスのロータリーのコミュニティで人気の講演者となりました。すでに二つの大きな行事で講演し、地区大会でも講演する予定となっています。車椅子用スロープの建設プロジェクトを実施しているワクサハチ・ロータリークラブは、鉄の肺を病院や長期の旅行先に運ぶと聞いて、アレクサンダーさんのために新しいスロープを作りました。

最近、電話での会話でアレクサンダーさんはこう言いました。「ロータリーの一員であることは私にとって非常に重要です。とても楽しく、いろいろなアイデアについて夜も寝ないで考えてしまうくらいです。人生で多くの人たちに出会いました。思いやりのある人がこんなにたくさんいるとは思ってもいませんでした」

— 2024年3月

この卓話は、MyROTARY に掲載された記事の引用です。ぜひこちらから全文をご覧ください。

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