第423回例会
Rotary E-club of HYOGO
2023年8月7日開会
8月は会員増強・新クラブ結成推進月間です
はじめの点鐘
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ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「君が代」と「それでこそロータリー」です。元気よく歌いましょう。
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♪ 君が代Open or Close
君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
巌(いわお)となりて
苔(こけ)のむすまで -
♪ それでこそロータリーOpen or Close
一、どこで会っても やあと言おうよ
見つけた時にゃ おいと呼ぼうよ
遠い時には 手を振り合おうよ
それでこそ ローローロータリー
ニ、笑顔 笑顔で 語り合おうよ
心と心で 結び合おうよ
みんな世の為 働らき合おうよ
それでこそ ローローロータリー
三、どこの国にも 友が居るよ
みんな一つの 輪になろうよ
同じ心で 親しみ合おうよ
それでこそ ローローロータリー
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会長の時間
引き続き酷暑が続いております!
一週間、みなさまお元気でお過ごしでしたか?
先週は、ほぼ月に一度ペースで大御所の弁理士の先生を囲んで食事会を行っているのですが、その会食がありました。約3時間、参加者の近況はもちろん、知財の話あり、ラグビーワールドカップの話あり、テニスの4大大会の話あり、その優勝賞金がいかに高額なのか!という話あり…大半の時間笑って、食べて。まあとにかく3時間が一瞬で過ぎて行くようなひとときでした。刺激のあるコミュニケーションと笑い合うことって何事にも代えがたい宝物のように思えます。~おかげさまで沢山元気チャージできました(笑)
さて、前回は世間が騒いでいる大手中古車販売会社のスキャンダルから、昨今の「コンプライアンス」の問題について触れました。
今回は、コンプライアンス関連で近年法律も制定され話題になっている「職場のハラスメント」の話題をお届けします。
1.2019年に法改正がありました!
通称「パワハラ防止法」と言われている法律が2020年6月1日に施行。最初は大企業対象の義務付けで、中小企業には「努力義務」でした。
その後、昨年2022年4月1日から中小事業主に対しても「職場におけるパワーハラスメント防止対策」が「義務付け」されました。
正式名称は「労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律」(労働施策総合推進法) ‥長いタイトルですね(笑)
この通称パワハラ防止法は、「よりよい職場環境を作るための法律」ということです。
一人一人が問題に関する理解と関心を深めるとともに、職場ではお互いが配慮や思いやりをもってコミュニケーションを取ることが非常に重要であります。
2.法改正の背景
そもそも、「パワハラ法改正」の背景としては、労基署への従業員相談窓口におけるパワハラの相談件数が、他の相談内容を含んだ中で最多件数であり、H28年の労働局調査の結果では、過去3年間で「企業がパワハラの相談を受けたことがある」「従業員がパワハラを受けたことがある」との回答がいずれも30%を超える状態であったこと。
そして、「ハラスメント」がメンタルヘルス不調や自殺などとの関連性が高いこと。つまりメンタルヘルス不調や自殺抑止への対策という背景がありました。
3.職場における「パワーハラスメント」の定義
職場における「パワーハラスメント」とは、
以下3つを全て満たすものと言われています。
なお客観的にみて、
業務上必要かつ相当な範囲で行われる適正な業務指示・指導については、該当しません。
「業務上必要かつ相当な範囲で行われる適正な業務指示・指導」は、対象外!ということですが、もやっとして不明瞭!という印象もありますよね。
厚労省の発表では、更に理解を進めるための参考に「パワハラの主なケース」を6つの類型として公表しています。
4.パワーハラスメントの主な種類
職場におけるパワーハラスメントの状況はさまざまです。その中でも代表的な言動の類型としては、以下の6つの類型が示されています
以下の例は優越的な関係を背景として行われたものであることが前提です。
※限定列挙ではありません。…つまり、これらがすべてではありませんが、これらに抵触しているとパワハラ認定されると考えて良いでしょう。
次回、この6類型についての
「パワハラか、否か?」のボーダーラインについて触れてみたいと思います。
例えば「過大な要求」「過小な要求」いずれもパワハラとすれば「適正な要求」とは?
従業員ご本人の認識と管理者・経営者の認識のズレを修正するコミュニケーションが常にできているか?などが重要になって来ますね。
経営者として、リーダーとして過ごされるみなさんには、常にコミュニケーションのブラッシュアップが求められている事と思いますが、次回もご参考いただければ幸いです。
渡辺 誠
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幹事報告
2024年シンガポール国際大会 地区旅行のご案内
地区補助金プロジェクト見学訪問のご案内
拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素はロータリー活動に格別のご尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、このたび当地区にて、ロータリー財団「地区補助金」を活用した下記奉仕プロジェクトが実施されます。折角の価値ある事業を広く各クラブ会員の皆様にもご見学賜りたく、下記の通り、ご案内を申し上げます。各クラブに於ける奉仕プロジェクト立案の好機、並びに会員各位にとっての得難い研鑚機会として頂ければ幸甚に存じます。(プロジェクトの内容や当日運営の詳細については、下記実施クラブ照会先宛にお問い合せ下さい。)
当プロジェクトの見学訪問を希望される場合は、お手数ながら、各クラブから直接、実施クラブ事務局(下記登録先)宛に事前登録下さいますようお願い申し上げます。 敬具
実施クラブ | 西脇ロータリークラブ |
プロジェクト名 | 発達障害児(LD)の特性理解と関わりに関する講演会 |
プロジェクト概要
(140文字以内) |
発達障害には「読み書き」「計算」等基本的な学習の一部に困難をきたす「学習障害」があり、学習障害からくる自己否定、登校拒否等の問題は社会的課題である。そこで保護者・教育関係者を対象にLDの正しい理解と関わり方をそれぞれの視点から再認識して頂くための講演会を開催し、地域教育に貢献する。 |
実施日時 | 2023年12月3日(日)13:00~16:00 |
当日スケジュール | 開場12:30 開会13:00 閉会16:00 |
実施場所 | 西脇市立音楽ホール「アピカホール」(西脇市西脇991) |
参加費 | 無料 |
人数制限 | なし |
見学に係る注意事項 | なし |
メークアップの可否 | 可 |
実施クラブ照会先 | 西脇ロータリークラブ事務局
Tel:0795-22-3901 E-mail:[email protected] |
事前登録先 | 西脇ロータリークラブ |
登録締切日 | なし |
実施クラブ | 相生ロータリークラブ |
プロジェクト名 | 小学校に箏の寄贈と和楽器理解のための講演会 |
プロジェクト概要
(140文字以内) |
R4年度より学習指導要綱に伝統文化理解の視野を広げるため、小学3年以上で和楽器学習が必須となった。相生市との協議により箏が不足しているとの事。そこで箏を寄贈し、教員を含めた市民対象の箏教室を開催し、小学校で箏を活用した教育へと繋げる。 |
実施日時 | 令和5年8月30日(水) 13:15~17:00 |
当日スケジュール | 別添 |
実施場所 | 施設名:相生市文化会館扶桑電通なぎさホール
住 所:相生市相生6丁目1-1 |
参加費 | 無料 |
人数制限 | 定員50名 |
見学に係る注意事項 | 特になし |
メークアップの可否 | 可 |
実施クラブ照会先 | 相生ロータリークラブ |
事前登録先 | 同上 |
登録締切日 | 定員数になった場合若しくは8月20日まで |
実施クラブ | 和田山ロータリークラブ |
プロジェクト名 | 子ども食堂の運営、継続支援共同プロジェクト |
プロジェクト概要
(140文字以内) |
子ども食堂は空腹を満たす為だけでなく、家庭のぬくもりや同じ境遇の子ども達や携わる人々の優しさが集う心の拠り所ですが、物価エネルギー等の高騰により存続も危機的状況です。今後も持続継続の為、備品、調理機材の寄贈、人材、食材の確保、物品提供業者への支援要請を行い一助となるよう協力する。 |
実施日時 | 2023年9月23日(土) |
当日スケジュール | 受 付 10:30
式 典 11:00 ~ 11:30 見 学 11:30 ~ 12:00 試食会 12:00 ~ 12:30 終了時間 13:00 |
実施場所 | たけだスマイル食堂(朝来市和田山町竹田530) |
参加費 | 無 |
人数制限 | 30名 |
見学に係る注意事項 | 会場が狭い為少人数で対応させて頂きます。
見学時にはマスク着用をお願いします。 駐車場も限りがある為参加登録の方へ後日案内致します。 |
メークアップの可否 | 可 |
実施クラブ照会先 | 和田山RC 事務局 電話079-672-5435 |
事前登録先 | 和田山RC [email protected] |
登録締切日 | 2023年9月15日 |
実施クラブ | 姫路西ロータリークラブ |
プロジェクト名 | 姫路西ロータリークラブ杯少年ソフトボール大会 |
プロジェクト概要
(140文字以内) |
少子化の影響によりソフトボールチームや大会数の減少があり、子供たちが練習の成果を発揮する場所がなくなりつつある。大会を開催することで子供たちに競技の場を提供し、達成感や勝つ喜び、負ける悔しさを経験してもらい、より良い人格形成につなげる。 |
実施日時 | 2023年8月27日(日)※雨天予備日 9月3日(日) |
当日スケジュール | 7:30 受付開始
8:00 開会式 会長来賓挨拶 8:30 試合開始 会長始球式 16:30 表彰式・閉会式 |
実施場所 | 姫路市青山グランド・姫路市立青山小学校グランド |
参加費 | 無料 |
人数制限 | 特になし |
見学に係る注意事項 | 酷暑時につき、熱中症対策を |
メークアップの可否 | メークアップ可 |
実施クラブ照会先 | 姫路西ロータリークラブ |
事前登録先 | 同上 |
登録締切日 | 8月25日 |
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卓 話
小さなクラブが実現させた大規模な水プロジェクト
アンデス山脈の高地にある先住民コミュニティは、10年以上もの間、安全な飲み水を待ち望んでいました。
地元の水道局と協力して計画を立てたものの、実行に移すための資金がありませんでした。そんな折、初めてグローバル補助金を申請することに関心を寄せている新しいロータリークラブと出会いました。
コチャパンバ村は、キトから南へ約250キロ、エクアドルの最高峰チンボラソの麓にあります。住民は入浴や洗濯のために1時間かけて移動しなければなりませんでした。週に一度、農作物用の灌漑水域からわずかな水を汲み、それを飲み水として使用していますが、未処理水であるため病気を引き起こす危険があります。
村人たちは水委員会を結成し、水道局との協力の下、山の集水域から水を引き、処理するシステムを設計しましたが、資金不足のため計画は実現できませんでした。一方、約8キロ離れた町グアランダに時折やってくる住民の中に、2019年に結成されたばかりのグアランダ・ロータリークラブのメンバーとのつながりがある人がいました。
「私たちは長年、この問題に取り組んできました。プロジェクトの準備はできていましたが、支援してくれる人がいませんでした」と、コチャパンバに住むドロテオ・サンティリャンさんは話します。「しかし、ロータリークラブの人たちは、水を得ることができるよう手助けしてくれました」
クラブの奉仕委員長であるアルフォンソ・カマチョさんは、「妻は、村の女性たちが水を背負って運ばなければならない様子を見て、『私たちに何かできることはないか』と考え始めました」と話します。
この設立間もないクラブは、ロータリー財団のグローバル補助金を申請したことがありませんでした。しかし、ロータリーのほかの会員から多くのアドバイスを受け、プロジェクトの協同提唱者を見つけて、コチャパンバの人びととともに、133世帯に安全な飲み水を提供するシステムを完成させました。
カマチョさんの妻で、クラブ会計を担当しているヴァージニア・ソトさんは、地元水道局の職員とともに、コチャパンバの水道委員会や地元の人びとと関係を築き、まだ実行されていない水道計画について話をしました。コチャパンバにはすでに水道委員会があったので、この委員会が連絡窓口となり、財務システムを構築して維持費を賄うための料金を設定することができました。
「人助けが好きだから、『私たちならできる』と言ったんです」とカマチョさんは振り返ります。
新しいシステムでは、山の水源から引いた水が処理され、家庭に配水される前に貯水タンクに集められます。クラブは地域社会や水道局のエンジニアと密に協力し、2022年6月にシステムを完成させました。
人助けが好きだから、『私たちならできる』と言ったんです
アルフォンソ・カマチョ
クラブは50,000米ドルの補助金を、設備、備品、プロジェクト管理費に充てました。水道局は技術面の設計と監督を行い、その他の専門知識、地形図、水道メーターやバルブなどの設備や備品を提供しました。
参加した家族は、地域社会での取り決めに従って作業に協力しました。住民たちは交代で、プラスチック製の塩ビ管を通すための溝をたくさん掘り、ロバを使って岩や砂などの資材を山の中腹まで運びました。
灌漑用貯水池も、同じ水源から水を引いています。水はパイプを通って坂を下り、鉄筋コンクリートのタンクに流れ込み、そこで塩素処理されます。その後、パイプを伝って近くの丘にある二つの配水ステーションに運ばれ、その後各家庭へと分岐します。
この補助金プロジェクトは、新しいクラブとしては大きな達成です。「私たちは若いクラブで、何も知りませんでした」とカマチョさん。「My ROTARYや補助金システムの使い方さえ知りませんでした」
「多くのことを尋ね、地域社会と協力しました。また、パストガバナーのフアン・プリンツさんは、つながりを築けるよう手助けしてくれました。何かをしようと決心すれば、必ずできるものです」
第4400地区のパストガバナーで、2021年に死去したプリンツさんは、グアランダのクラブに多大な援助を行いました。カマチョさんとソトさんにクラブ結成を勧め、自身のクラブであるキト-バジェ・インテロセアンニコ・ロータリークラブがスポンサークラブとなりました。その後、プリンツさんとクラブ会員のオッド・ハンセンさんは、グアランダ・ロータリークラブとドイツのベルバート・ロータリークラブを結びつけました。二人は、新型コロナ流行によりバーチャル形式で開催された2020年プロジェクトフェアで、ドイツのクラブ会員と知り合ったのです。
ドイツの会員であるフアン・グレゴリ・イ・リベスさんは、クラブがエクアドルでのグローバル補助金プロジェクトの提唱者になりたいと考えていたものの、適当なものが見つからなかったことを振り返ります。「プリンツさんを通じて、グアランダのクラブと連絡を取ることができました。プロジェクトのための彼らの準備は万全でした。ロータリアンの協力のおかげで、プロジェクトを成功させることができたのです」
このプロジェクトは持続可能なものです。コチャパンバのコミュニティは水道局と協力するエンジニアを雇い、3週間ごとにカマチョさんとエンジニアがシステムをチェックするほか、家庭を訪問して健康と衛生について話し合い、水を節約する方法を指導しています。
コチャパンバでは、処理された水が利用できるようになったことで、病気にかかる人が減ったと報告されています。また、川で洗濯をすることもなくなったため、洗剤による汚染もなくなりました。
小さなグアランダ・ロータリークラブの活動は、まだ始まったばかり。同クラブは新たにグローバル補助金を申請し、ほかの場所にも同様の水システムを設置し、180世帯を支援することを計画しています。
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おわりの点鐘
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