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HYOGO ロータリーEクラブは、24時間365日世界中どこからでもメークアップできます。HYOGOロータリーEクラブ |  Rotary E-Club of Hyogo

MAKE UP

第313回例会

Rotary E-club of HYOGO

2021年4月19日開会

4月は母子の健康月間です

はじめの点鐘

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「奉仕の理想」です。元気よく歌いましょう。

  • ♪ 奉仕の理想Open or Close

    奉仕の理想に集いし友よ   御国に捧げん我等の生業
    望むは世界の久遠の平和   めぐる歯車いや輝きて
    永久に栄えよ   我等のロータリー

例会

会長の時間

皆さん、こんにちは。
2020-21年度4月第3回例会、通算第313回例会です。

春もたけなわ、このところ海外スポーツで、日本人の活躍が目立ちますね!
特に先週の、ゴルフの祭典「マスターズ」で、松山英樹選手が日本人初、アジア人初の優勝を成し遂げました!朝5:30から残り9ホール生中継を見てしまい、緊張感あふれる優勝争いにハラハラしっ放しでした(笑)。特に、松山選手が15番ホール、第2打を池ポチャした時は「もしかしたら」と悪夢がよぎりましたが、2位の選手が次の16番ホールで池ポチャと、まさに究極のメンタルの闘いとなりました。争ったこの選手も祖父母が日本人とかで、松山選手に片言?の日本語で話しかけたりして、いい感じでプレーできたのも勝因の一つでしたし、前週の「オーガスタナショナル女子アマ選手権」でも、2680地区にゆかりのある、日本の滝川第二高校の梶谷さんが日本人初の優勝を達成しており、松山選手自身も力をもらったと言っていましたが、これも追い風でしたね。
優勝後、TV解説者の中嶋常幸さんの感極まったコメントに胸が熱くなりましたし、18番のポールを返す際の早藤キャディの「お辞儀」も海外では大きな話題になりました。日本人として、本当に誇りに思える1日でしたね。

先週月曜は、この影響もあって、ちょっと仕事になりませんでしたが、その前日の日曜日は、朝10:30から、米山記念奨学委員会、12:30から、PHD協会奨学生面接、13:30から米山カウンセラーオリエンテーション、14:30から米山奨学生オリエンテーションと、17:30まで、スケジュールがびっしりでした。感染対策もキッチリ行われ、大会場でしたので、マイクを消毒し、次の方に渡すスタッフは、かなりの距離を約100回行ったり来たりと、大変だったと思います。お疲れさまでした。

さて、マイロータリーで見つけた、名古屋中央ローターアクトクラブ会員の小林ジュリエットさんの「緑の散歩道プロジェクト」の記事をご紹介します。
彼女は、小さい頃から、環境とまちづくりに強い関心を持っていたそうです。環境にやさしい街、外を歩きたいと思うような街は、自分だけでなく、大事な家族や友人の幸せにつながると思っているのです。国際ロータリー第2760地区「RAC-1グランプリ」プレゼン大会を実施し、優勝したローターアクトクラブに活動支援金30万円を与える、しかもプレゼンのテーマが「環境のためのロータリー・ローターアクト共同事業」だと聞いた時、すぐに参加したいと思ったそうです。ロータリーファミリーが一丸となり、より良いまちづくりの実現に貢献するという強いミッションを感じたからです。
彼女はフランスから来日して以来、名古屋の夏は暑く、緑が少ないと感じていました。市内に緑を増やせば、市内の風通りが良くなり、日陰が増えることで気温が低下する、また、交通の騒音や大気汚染の減少といった効果が期待できます。
そこで、ロータリーファミリーの力を借りて、街路樹を増やそうと考えました。先ずは、ロータリークラブとの共同作業という事で、ロータリアンの思いを確認しようと思い、共同事業担当である地区ローターアクト委員長の津曲修一郎さんにヒアリングしました。次に名古屋市に相談を持ち掛け、市街路樹の担当者と話し合った結果、市道で植樹するニーズがとても低いとわかりました。そこで、地域社会のニーズを見直すことにし、緑が少なく、かつ植樹が出来そうな道を探しました。国道の歩道にはポケットパークは多いものの、管理されていない場所が多く見られ、雑草も生え、ポイ捨ても多いのです。そこで、小田井駅付近、小・中・高等学校やショッピングモールがあり、歩行者も多い国道302号沿いに決めました。歩いて気持ちの良い道、ポイ捨てされない道づくりを目指し、年中元気に育つ植物、交通の邪魔にならない植物、出来るだけメンテナンスを必要としない植物が相応しいと判断し、「アオキ」という植物を選びました。国道302号を管理している国土交通省(中部地方整備局)にも連絡し、植樹の許可を取りました。そして臨んだ「RAC-1グランプリ」当日、植樹するべき理由と目的、具体的な計画をロータリーファミリーに向けて発表し、優勝することが出来ました。優勝結果が発表されたとき、涙が出るくらい嬉しかったそうです。
「最も奉仕する者、最も報いられる」

目的意識を持って行動すれば、やはり報われる事が多いと感じますね。

クラブテーマ「もっと知って、もっと楽しもう」。今週もよろしくお願いします!
2020-21年度
HYOGOロータリーEクラブ
会長 児玉貴春

例会

幹事報告

宝塚ロータリークラブ例会休会・ 変更のお知らせ

拝啓
時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、5 月の当クラブ例会を下記の通り 変更とさせていただきます。
会員の皆様によろしくお伝え下さいますようお願い申し上げます。
敬具

★2021 年 5 月 3 日(月)→ 休会 定款による
★2021 年 5 月 1 0 日(月)→ 通常 例会
★2021 年 5 月 1 7 日(月)→ 休会
★2021 年 5 月 2 4 日(月)→ 通常 例会
以上
しばらくの間、メークアップをお断りさせて頂いております。
変更になりました場合は、あらためてご連絡させて頂きます。
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〒 665-0845 宝塚栄町1-1-33 宝塚ホテル気付
TEL 0797-87-1151
FAX 0797-87-9833
(例会日: 原則 第 1・3 月曜日 12:30~)

宝塚ロータリークラブ
幹事 安藤 幹根

ガバナー事務所の勤務体制について

いつも大変お世話になっております。
兵庫県のまん延防止等重点措置を受け、当事務所の今後の勤務体制は以下の通りとなります。
担当者が在宅勤務の場合もございますため、引き続き、なるべくメールでのお問い合わせにご協力をお願いいたします。
各位にはご不便をおかけし申し訳ございませんが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

1.勤務体制:事務所と在宅の併用勤務
(原則として非対面業務となります)
2.勤務時間:平日午前10時~午後5時
(時間外については、原則として翌日のご対応となります)
3.対象期間:2021年4月22日(木)から当面の間
4.お問合せ:お電話でのお問い合わせは原則ご遠慮いただき、メールでのお問い合わせにご協力をお願いいたします。
以上

【三木明財団管理委員エレクトより】アフリカ平和コンサートのご案内

謹啓 陽春の候、全国ガバナーエレクトの皆様におかれましては、ますますご清祥にて
お過ごしのこととお喜び申し上げます。平素はロータリー財団に格別のご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。不肖わたくしは、次年度財団管理委員を仰せつかり、あたふたしております。どうぞ厳しいご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2018-20年度RI理事で、副会長を務められたナイジェリアのインカ・ババロラさんから「アフりカ平和コンサート」のご案内が届きましたのでお知らせ致します。アフリカの豊かな文化にふれ、アフリカでの平和構築を支えるこの貴重な機会にぜひご参加頂けますことを願っております。
開催日時は、日本時間4月24日午前0:00~3:00です。
以下のリンクから登録とお支払いができます。
https://www.paybills.ug/index.php/Africa-Peace-Concert.
US50ドル以上のご寄付をお願いできればありがたく思います。コンサートの収益は全額、ロータリーアフリカ平和基金(Rotary Africa Peace Fund)の支援に充てられます。皆様からの参加料のお支払いは、ロータリー財団への寄付として記録されます。ただし、このご寄付はロータリー日本財団の税制優遇処置が受けられないことを申し添えます。
地区やクラブの皆さまにもぜひお声がけ頂き、お一人でも多くの方々のご参加を
お待ちしております。尚、コロナ感染症の蔓延が続く中、お身体くれぐれもご自愛ください。またお目にかかる日を楽しみにしております。
謹白
三木 明(姫路)
ロータリー財団管理委員エレクト(2021 -25 )

ロータリーの友4月号について

『ロータリーの友』地区代表委員の嶋田です。
4月号の抜粋を紹介させて頂きます。

◆横組みのコーナー
(P7)特集 母子の健康月間「日本の母子にできること」
「自己肯定感が高まる性(生)教育を模索」金子会員の活動は素晴らしいと思います。
家庭でも、学校でもきちんと向かい合えないことですが、非常に大切なことだと感じます。
4月1日に性交でクリスマスに出産というわかり易い説明も効果がありそうですね。

(P14)「静岡大学教育連携講座 大学と提携 座学と実習で職業を身近に!」
大学とロータリークラブの連携というのは理想的な取り組みのように感じます。
こんな活動が広がればいいですね。

(P27)連載コミック「ポール・ハリスとロータリー」
今回は、ロータリーの精神が分かるいい話でした。活動にはこんな直接的な効果はないかもしれませんが、地道に続けることが必要だと感じます。

◆縦組みのコーナー
(P4)「SPEECH」0から1をつくる (一社)ロコ・ソラーレ代表理事 本橋麻里氏
テレビでよく見る本橋さんはスポーツに打込むアイドル的なお嬢さんかなと思っていましたが、しっかり地域・故郷のことを考えられていることに感心しました。私達地方に住み活動している者にとっては、このような人たちを盛り上げていかなくてはならないと、痛切に感じました。

(P13)「私の一冊」(+特別版)
今回紹介されている『がんになった緩和ケア医が語る「残り2年」の生き方、考え方』の著者が現役のロータリークラブ会員であることが、意味がありますね。いつものように本の内容には触れられていません。自分で読んで感じることが必要ですね。

(P29)「ロータリー・アット・ワーク」
「PCR検査用安全キャビネットを贈呈」、私達第2680地区の神戸第1・第2グループの活動が記載されています。髙瀬ガバナーの写真も入っています。この活動で少しでも新型コロナに打ち勝つことが出来ますよう期待します。

第2680地区ロータリーの友地区代表委員
嶋田幸直

 

「2021年地区研修・協議会」についてご連絡

謹啓 時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は地区の諸活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、「2021年地区研修・協議会」は既報の通り、全体会議を午後から開催し(次期会長・幹事各位、および関係者のみ会場出席要請)、分科会については中止といたしました。
それに伴い、登録費の見直しを行いましたので下記の通りご連絡いたします。
主な支出といたしまして、午前中のポートピアホールおよび分科会10会場キャンセル料、ポートピアホール午後使用料、本会議ライブ配信に係る費用、分科会のビデオ撮り等の費用が発生いたします。検討いたしました結果、各クラブ5万円の登録費とさせていただきたくご連絡いたします。残念ながらこのような開催方法となりましたが、何卒ご理解・ご協力を賜りますようお願いいたします。
まだご送金がお済みでないクラブは4月22日(木)までにお願いいたします。既にご入金いただいたクラブには差額を返金いたします。
全体会議、10分科会の資料につきましてはデータをダウンロードできるよう準備をいたしております。
当日の全体会議ライブ配信はホームページからご案内いたします。ウェビナー形式での配信となりますので、ご視聴の際にお名前とメールアドレスをご入力ください。
また、既にメールでクラブへお送りしております「2021-22年度地区予算案」承認につきまして、当日出席人数が少ない場合は電子(郵便)投票を行う可能性がございます。その際はご協力の程よろしくお願いいたします。
全体会議のウェビナーはどなたでもご視聴いただけます。地区研修・協議会各分科会出席要請者の皆様もぜひご覧くださいますようお声掛けをお願いいたします。
謹白

1.既にお振込み済の場合のご返金予定日・振込手数料について
5月14日(金)までに地区大会返金の際の口座へ返金予定です。
別口座へのお振込みご希望のクラブは4月26日(月)までにガバナー事務所へメールにてご連絡ください。返金時の振込手数料は地区負担といたします。
2.まだお振込みでない場合のお振込先・振込手数料について
4月22日(木)までにお振込みをお願いします。
振込手数料はクラブ負担でお願いいたします。
三井住友銀行神戸営業部普通預金9791353
国際ロータリー第2680地区一般会計
※お振込みの際は送金名を「A貴クラブ名」とご指定ください
(例)「A イタミ」
3.当日の全体会議視聴方法
地区ホームページトップページに「2021年地区研修・協議会はこちらから」というご案内を用意いたします。そこをクリックしてください。
ウェビナーでの配信となりご視聴の際にお名前とメールアドレスをご入力いただくとご覧いただけます。
当地区ホームページhttps://dist.ri2680.org/
以上

国際ロータリー第2680地区
ガバナー 髙瀬 英夫
ガバナーエレクト吉岡博忠

 

クラブ管理運営委員会からのご連絡(月信10号14ページ掲載)について

いつも大変お世話になっております。
標題につきまして、地区クラブ管理運営委員長より
以下の訂正文をお預かりいたしました。
お目通しの程よろしくお願いいたします。

———————————————
月信10号「クラブ管理運営委員会からのお知らせ(14ページ)」掲載内容で、
「危機管理委員会、戦略計画委員会の両委員会を必ず設置してください。」
との文章がありますが、「必ず」という文言が些か強制的な意味合いにも
聞こえてしまい不適当であったため訂正させていただきます。
地区クラブ管理運営委員会では、「両委員会を設置する事を強く推奨する」
というRIからの意向を受け、地区としましても同様に「強く推奨する」とさせていただきます。

各クラブに於かれましては、会員数によって
RIからの「CLP(クラブリ-ダシッププラン)」に添えない事情もあると思います。
委員会の構成については、【危機管理委員会、戦略計画委員会】名称の委員会を
必ずしも設置出来るわけではありません。
設置できない場合は、委員会の職務分掌「委員会の行うべき業務内容」等にて、
危機管理、戦略計画の内容を含むことを検討して頂きたいと考えております。
以上のことを踏まえて頂き、次年度のクラブ管理運営の協議をお願い致します。

2020-21年度 クラブ管理運営委員長 矢坂 誠徳

例会

委員会報告

お世話になっております。ロータリー米山記念奨学会です。
今月の“ハイライトよねやま”ができあがりましたので、お送りします。
ぜひご覧いただければ幸いです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

▼全文は、こちらよりご覧ください。
http://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight253_pdf.pdf

 

(公財)ロータリー米山記念奨学会ニュース
………………………………………………………………………
★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 253号 ★  2021年4月13日発行
………………………………………………………………………

::今月のトピックス::
——————
・オープンマインドで多様性への理解を
・各地区で奨学生オリエンテーションを開催
・寄付金速報 ― コロナ禍のご支援に感謝 ―
・マレーシア米山学友会がZoom総会を開催
・第4代よねやま親善大使の自己紹介動画

【お知らせ】
タイ米山学友会 総会のご案内

《今月のピックアップ記事》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
各地区で奨学生オリエンテーションを開催
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
新しい奨学生を迎える季節になりました。
今年の奨学生オリエンテーションも新型コロナウイルスの状況に
配慮しながらの開催となっています。
人と人との交流が希薄になりがちな時代ですが、米山奨学生が
ロータリーの活動に親しみ、末永く交流できる基盤づくりを
よろしくお願いいたします。

<第2510地区【北海道】>
大学から在学生へ出された行動指針の基準に沿って、風力計で
換気を確認、CO2濃度も常にチェックするなどホテルの協力
で対策を徹底。300人規模の会場に約70人が参加しました。

<第2770地区【埼玉県】>
会場に集合して開催。今年は確約書の説明と、
奨学生・カウンセラーの顔合わせ、自己紹介をメインとし、
米山記念奨学事業の詳しい説明や、
カウンセラーオリエンテーションは後日Zoomで実施します。

<第2670地区【徳島・香川・愛媛・高知県】>
原則として分区ごとに実施。愛媛分区ではオリエンテーションと
カウンセラー研修を個別に実施。奨学生、カウンセラー、
幹事、事務局職員にも出席いただき、奨学生の心得を説明し
奨学金とバッジを贈呈。クラブ側の事務処理についても十分
説明できたことが個別訪問のメリットでした。
他の3分区は集合形式で開催します。

その他の記事は、ぜひPDF版をご覧ください。
→ http://www.rotary-yoneyama.or.jp/content/uploads/summary/highlight253_pdf.pdf

【お知らせ】
◇タイ米山学友会 総会のご案内
2021年5月15日(土)タイ時間 17:00~(日本時間19:00)
受付として16:30~(日本時間18:30)よりZoom開始
5月8日までに[email protected]へ事前申し込みのこと
以上

※メールアドレスの変更、配信解除などのご希望がございましたら、
お手数ですが、このメールの返信にてお知らせください。
よろしくお願い申し上げます。

…………………………………………………………………………
公益財団法人ロータリー米山記念奨学会
事務局長 柚木裕子
編集担当 野津・峯・大庭
Tel:03-3434-8681  Fax:03-3578-8281
問い合わせメール: [email protected]
米山記念奨学会ホームページ: http://www.rotary-yoneyama.or.jp/ …………………………………………………………………………

例会

卓 話

創造力と発想力で新型コロナから地域社会を守る人びとの行動変化を促し、ビジネスの安全対策基準を導入

ロハンタ・アトゥコララさん(スリランカ、コロンボ・リコネクションズ・ロータリークラブ会員)は無力感に苛まれていました。新型コロナウイルス流行のためスリランカがロックダウンとなった2020年4月、国内の感染拡大を抑えるためにすぐにでも何かを実行したいと感じていました。

「ロックダウンは突然で、うむを言わせぬものでした。行動の自由を制限されるのは辛いものです」とアトゥコララさん。「困っている地域社会を支援することを誇りとする私たちロータリアンにとっては、特にそうです」

しかし、家にこもることにもいいことがある、会員仲間とオンラインでつながる時間と機会が持てるから、とアトゥコララさんは言います。オンラインでのディスカッションでは、コロナウイルスから身を守る方法を人びとに理解してもらうために何ができるか、さまざまなアイデアが飛び交いました。

SNSで安全対策を呼びかける

アトゥコララさんは、クラブと地区のリーダーに連絡し、政府当局と話し合い、ビジネスリーダーからの意見を聞きました。4月末には、新規感染を減らすための行動変化を促す包括的な取り組み、「Stop the Spread」(感染を阻止しよう)を立ち上げました。

人びとに重要な情報を伝える上で、インターアクターが大活躍しています
ロハンタ・アトゥコララさん
コロンボ・リコネクションズ・ロータリークラブ
さらに、スリランカの5千人以上のインターアクターに、このキャンペーンでリーダーシップを発揮し、マスク着用、手洗い、ソーシャルディスタンスといった行動を地域社会で呼びかけるよう働きかけました。これに応えたインターアクターは、感染予防を呼びかけるメッセージや保健省からの最新情報を、毎日のようにSNSに投稿しました。

これに加え、アトゥコララさんは、スリランカのスポーツ省やオリンピック委員会と協力し、有名スポーツ選手を「Stop the Spread」の大使として起用。クリケットとラグビーのスターやオリンピック選手をはじめ、280人以上の選手が、SNSに投稿する動画やコンテンツに協力しました。

「Stop the Spread」ではさらに、安全手順を奨励するために、企業を対象とする認定プロセスを導入。スリランカ規格協会とともに認定制度をつくり、一定の安全ガイドラインを順守する企業を「感染対策の行き届いた環境」として認定しました。この認定を受けるには、マスク着用、検温、ソーシャルディスタンスの義務化といった手順が必要となります。厳しい審査に合格した300近い企業、教育機関、スーパーマーケット、小売り店が認定を受け、客や学生は安心してこれらのビジネスをサポートできるようになりました。

5月初旬にロックダウンが解除された後、インターアクターたちは地域社会の企業や店舗、家庭、交通要所を訪れ、感染予防対策に関する資料を配布。また、学校による安全対策においてもリーダーシップを発揮し、7月初旬の授業再開に貢献しました。

「人びとに重要な情報を伝える上で、インターアクターが大活躍しています」とアトゥコララさん。アトゥコララさんは、スリランカ観光局の責任者および国連においてスリランカの最高ビジネス開発責任者を務めた経験があります。
インターアクトクラブでは、12~18歳の青少年がつながり、地域や世界のリーダーと協力します。スポンサーのロータリークラブとローターアクトクラブからの助言や指導の下、インターアクターがプロジェクトを実施し、リーダーシップスキルを身につけます。

ツールとテクノロジー

スリランカのロータリークラブは、プラスチックパイプを製造するS-lon社、および交通手段を提供しているPickMeと提携して、三輪自転車に取り付け可能な移動手洗い所、2千ユニット近くをつくりました。その目的は、ウイルス感染を防ぐ最も有効な手段のひとつである手洗いを、公共の場で呼びかけることでした。

さらにケラニア・ローターアクトクラブは、症状が出た人や検査結果が陽性だった人を記録できる感染追跡用モバイルアプリ「Track the Spread」を開発。このアプリは、地元の病院や保健センターと統合されており、症状のある人が多いスポットや地域を医療従事者が特定できます。また、このアプリを使ってオンラインでスーパーや薬局、小売り店での買い物や水道光熱費の支払いができ、外出の必要がなくなるため、感染拡大抑止にも一役買っています。「これで地元ビジネスの存続にも貢献できる」とアトゥコララさんは言います。

このアプリは現在、スリランカ国内の保健局での採用のため、同国政府によりテストが行われています。

次なる段階

同国ではワクチン接種が進み、これまでに80万服が接種されています。ロータリークラブも地元保健局と協力し、データ入力など、ワクチン接種会場をサポートしています。

ワクチン接種の取り組みを成功に導くため、クラブは、WHO(世界保健機関)や保健省と協力して、国会議員や宗教・地域社会のリーダー向けにデジタル冊子を作成。印刷可能なこの資料には、各種ワクチンに関する情報、安全対策、コロナワクチンに関する主要メッセージが収められています。

3月半ば現在、確認された新規感染数は88,000件以上、死亡数は530件以上となっています。

「これまでのところ、新型コロナウイルスを追い詰めることができています。しかし、次の目標は、スリランカの人びとに十分にワクチンが行き届くようにすることです」とアトゥコララさんは話します。

この記事は MyROTARY に掲載された記事の引用です。ぜひこちらから全文をご覧ください

例会

おわりの点鐘

例会

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