第261回例会
Rotary E-club of HYOGO
2020年3月9日開会
3月は水と衛生月間です
はじめの点鐘
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ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「それでこそロータリー」です。元気よく歌いましょう。
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♪ それでこそロータリーOpen or Close
一、どこで会っても やあと言おうよ
見つけた時にゃ おいと呼ぼうよ
遠い時には 手を振り合おうよ
それでこそ ローローロータリー
ニ、笑顔 笑顔で 語り合おうよ
心と心で 結び合おうよ
みんな世の為 働らき合おうよ
それでこそ ローローロータリー
三、どこの国にも 友が居るよ
みんな一つの 輪になろうよ
同じ心で 親しみ合おうよ
それでこそ ローローロータリー
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会長の時間
HYOGOロータリーEクラブ会長の長澤友滋です。
いつもありがとうございます。第261回例会でございます。
コロナウイルスの影響で各ロータリーの行事や例会も中止が相次いでます。見えない相手、まだ手の内がわからない相手にどう対処しようか、悩ましい日々です。早く通常の状態に戻って欲しいという願いを強く思うものの、2月26日に政府が発表した『極めて重要な2週間』を今週末で迎えると思うと、まだ終息とはいかないだろうな、というのが本音です。もう少しの間、各人ができる予防とできる生産性ある活動をしっかりやるしかありませんね。
そんな中、とくに影響を受けているのが子供たちなのではないでしょうか?急な休校で軒並み卒業式まで中止になったりで、勉学だけでなく思い出まで作れないことは、本当に残念だろうなと思います。4月に入社予定の大学生たちの話を聞くと、大学でも卒業式は中止とのこと。女性は羽織袴のレンタルや撮影もキャンセル、卒業旅行も謝恩会もキャンセルと、経済的な損失も私の想像外のところまで及んでいることに驚きました。
そんな子供たちですが、マイナスで暗いニュースだけではないのかな?と思わせる様子を街中で見かけました。私は健康維持のため、スポーツジムに通っているのですが、名指しで危険な場所指定されたスポーツジムです。行きたくても行けない状況です。なので週末は周辺を散歩し、公園でちょっとした筋トレをするようにしています。
その公園で目立つのは、
- 部活中止になったから集まってちょっとした練習する体育会系学生
- 兄弟や親子でサッカーやバスケなど運動する家族
- 移動図書館に集まる人たち
が普段より明らかに多いことです。
普段なら、ショッピングセンターや遊園地、家の中でゲームしたいた子たちが運動不足解消で公園に遊びにきたり、不自由な中でも工夫して練習したり。
普段なら当たり前だったことが当たり前じゃない・・・学校って面倒だと思ってたけどなくなると楽しかったことに気づいたり、ゲームより外で遊ぶのも楽しいなと思ったり、家族のコミュニケーションがとれたり・・・新たな発見や気づきを得るチャンスかもしれません。
死者や重篤者が出ている事態をプラスに、とはいかないかもしれませんが、ちまたの生活レベルでは大事なものの捉え方かなと思いました。
先週も書きましたが、景気の『気』は『気分』の『気』でもあるので、職業人としてはなるべくプラスに捉えた行動をしていきたいと思いました。
では、今週もよろしくお願いします。
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幹事報告
第42回RYLAセミナー中止について
前略
この度は、第42回RYLAセミナーに参加の申込みをいただき、また、セミナー運営
にご協力いただきありがとうございます。
さて、今般、新型コロナウイルスが想定以上の感染拡大をしており、厚生労働省等から
もイベント開催に関するメッセージも発表されているところです。当地区でも、RYLA
セミナー開催の可否について検討しましたが、現時点では、セミナー開催に伴う危機管理
上の問題を完全には解決できないという結論になり、3月19日から22日までのセミナ
ー開催については、中止させていただきます。ご予定いただいた皆様には、大変ご迷惑を
おかけしますが、何卒、よろしくお願いいたします。
また既にご送金いただきました登録料の返金に関しましては後日連絡いたしますのでし
ばらくお待ちいただきますようお願いいたします。
第42回RYLAセミナーにつきましては、新型コロナウイルス感染の収束状況を見な
がら、再度、開催時期を検討し、時期をずらしての開催が可能と判断した場合には、改め
てご連絡させていただきます。今回、セミナー参加のお申し込みいただきました受講予定
の皆様には、ご希望の場合、優先的にセミナーにご参加いただけるようにしたいと存じま
す。
以上、皆様には大変ご迷惑をおかけし誠に恐れ入りますが、諸般の事情をご賢察のう
え、何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。
草々
国際ロータリー出版物の販売終了について
早春の候、 皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
国際ロータリー出版物の販売終了につきまして、下記ご連絡申し上げます。
これまで、国際ロータリーより印刷版の資料が出版されておりましたが、ロータリーショップ(オンライン)閉設に伴い、
2020年3月末をもちまして有料/無料、ピンを含むすべての販売を終了とさせていただきます。
2019年手続要覧につきましても、同様に2020年3月末で販売が終了となり、4月以降はすべての冊子版資料がご購入いただけなくなります。
現在、2019年手続要覧の在庫も少なくなってきており、すべての方々へご提供できない可能性がございます。
つきましては、ご購入をご希望される方は、お早めにご注文いただけると幸いです。
尚、誠にお手数おかけいたしますが、本メールを貴地区クラブへもご案内いただければ幸甚です。
急なご連絡となり、誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
宝塚RC休会のおしらせ
いつもお世話になっております。
この度の新型コロナウィルス感染症の拡大予防の為
添付の通り、追加で3月の例会を休会させていただくこととなりましたので
お知らせ致します。
加えて、4月から例会場が変更となりますのでご連絡いたします。
どうぞよろしくお願い致します。
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卓 話
未来の君主と会う
グレン・アダムス
研究グループ交換
昨年春、85歳になられた日本の昭仁天皇(現上皇)が退位されたとき、40年前に皇居で謁見したときの記憶がよみがえってきた。
1978年4月、私はロータリーが派遣する6人の研究グループ交換に参加した。その後にフィラデルフィア地域にある私たちの地区に日本から代表団が派遣される予定になっていた。日本でのロータリーの地位は高く、6週間の滞在中、私たちは一流のもてなしを受けた:宿泊は四つ星ホテル、豪勢な食事、フロントフェンダーに小さな旗のついた黒いリムジンでの移動。農地や工場、東京の築地魚市場(当時は世界最大)、国会議事堂を見学した。昔ながらの船で江戸川下りをしたときには、そこで釣った魚をさばき、油で揚げた料理が昼食だった。最高裁判所では、判事が自分の法服を喜んで私たちに着させてくれた。相撲部屋では、ビールと魚2匹、ワカメ、ハマチの刺身、出汁、豆腐、餅、麺という典型的な力士の昼食をいただいた。
一番思い出深い遠足は、東京からの電車で始まった。集落や田園を走り抜け、山の近くまで来たところで、3台の黒タクに分乗。険しく曲がりくねった道を上った後、ケーブルカーに乗り換えて広大な杉の森を越え、青々とした芦ノ湖で下車。17世紀の船を模した遊覧船で湖を渡った。翌朝の日の出時には、雪を冠した富士山の、息を飲むような情景にうっとりした。
当時はまだ皇太子だった昭仁殿下(父上であった昭和天皇はその後11年間君臨された)との待望の謁見は、皇居内の松材パネルがほどこされた部屋で行われた。皇太子が入室されると、ロータリーのホストの方々が恭しくお辞儀をしたので、皇室マナーの速習講座のごとく、私たちもそれに倣った。昭仁殿下は無地のブルーグレイのスーツと白いシャツ、濃い色のネクタイ姿。英語は流暢だが言葉を慎重に選びながら、穏やかな口調でお話しになった。当時の私の日記にはこう書かれている。「私たちが年齢順に紹介されると、私たち一人ひとりの顔をまっすぐ、ひるまずに見据えられた」
私たちは、漆黒塗のテーブル2台の近くにあった赤い椅子に腰かけた。灰皿が4つ、皇室のマークの入ったマッチ箱、そして銀のトレイの上にたばこのケースが置かれていたが、謁見中に喫煙した人がいたかどうかは覚えていない。対話をしている間、召使いが菓子と緑茶をお盆で運んできたが、その度に皇太子殿下に直接顔を向けることなくお辞儀をした。日本の印象について殿下に尋ねられたので、日本人の礼儀正しさ、東京の清潔さ、見学した歴史スポット、食した日本食について話した。日記にはこう記されている。「皇太子は、終始ほとんど表情を変えることがなかった」
私たちがフィラデルフィアから来たことをご存知だった皇太子殿下は、自身が19歳だった1953年にフィラデルフィアを訪問された時の思い出話をしてくださった。日本人にとっての主な懸念は何だと思われるかと私が尋ねると、伝統、歴史、文化を保存しつつ、それを現代のトレンドやテクノロジーと結びつけることだとお答えになられた。
互いの幸運を祈り、さらにお辞儀をした後で、謁見は終了した。この対話にテーマがあったとしたら、それは現代において古来の慣習を維持すること、つまり、昭仁上皇が繰り返しお使いになった「調和」という言葉がふさわしいだろう。
この記事は『The Rotarian』誌2020年1月号に掲載されたものです。こちらからぜひ全文をご覧ください。
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おわりの点鐘
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