menu

HYOGO ロータリーEクラブは、24時間365日世界中どこからでもメークアップできます。HYOGO ロータリーEクラブ |  Rotary E-Club of Hyogo

MAKE UP

第451回例会

Rotary E-club of HYOGO

2024年3月25日開会

3月は水と衛生月間です

はじめの点鐘

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「それでこそロータリー」です。元気よく歌いましょう。

  • ♪ それでこそロータリーOpen or Close

    一、どこで会っても やあと言おうよ
    見つけた時にゃ おいと呼ぼうよ
    遠い時には 手を振り合おうよ
    それでこそ ローローロータリー
    ニ、笑顔 笑顔で 語り合おうよ
    心と心で 結び合おうよ
    みんな世の為 働らき合おうよ
    それでこそ ローローロータリー
    三、どこの国にも 友が居るよ
    みんな一つの 輪になろうよ
    同じ心で 親しみ合おうよ
    それでこそ ローローロータリー

例会

会長の時間

クラブの皆様、メークアップの皆様、
一週間、お元気でお過ごしでしたか?

気が付けば3月も最終週。
今年の4分の一が過ぎようとしています。
早すぎる!
そう感じているのは私だけでしょうか(笑)?

さて、今週はお客様企業先で
「コロナ明けの営業戦略」についてご相談があり
久しぶりに「ランチェスター戦略」のフレームを
参考に活用する機会がありました。

前職での新規顧客開拓時に
マーケティング戦略のひとつとして活用しておりましたが、
10年以上が過ぎ、
リーマンショックやコロナ禍を挟んでもなお
変わらずに使える実感がありましたので、
具体的に今回どんな業界でどう活用したかは
流石に書けないのですが、
「ランチェスター戦略」のさわりについて
ここで情報提供いたします。

【そもそも、ランチェスター戦略って何?】
ランチェスター戦略は、
イギリスの物理学者フレデリック・ランチェスターが提唱した
「軍事戦略の理論」です。

この理論は、第一次世界大戦の期間中に生み出され、
後にビジネスや経済の分野で応用されるようになりました。

「ビジネス領域でのランチェスター戦略」は、
市場のシェア争いや競争戦略の策定に利用されます。
例えば、市場におけるリーダー(大きなシェアを持つもの)は、
その規模の利点を生かして競争を制しやすいとされます。
一方で、新規参入者や小規模な競争者は、
特定のニッチ市場やセグメントに焦点を当てることで数の不利を補い、
成功を収めることが可能です。

【2つの法則】
ランチェスター戦略には「法則」があります。法則の概要は以下の通りです。

◆ランチェスターの第一法則 → 弱者が勝つための法則
「戦闘力」=「武器効率(質)」× 「兵力数(量)」
「局地戦」で勝つ法則。
数的に不利な状況で勝ちに行くには、
戦場においては敵兵が一人ずつしか通れない場所で
敵兵一人を上回る武力で対戦して行く‥と言ったイメージであり
ビジネス上ではニッチ市場へ集中的にアプローチをして行くなどの
手法があります。

◆ランチェスターの第二法則 → 強者が勝ち続けるための法則
「戦闘力」=「武器効率(質)」× 「兵力数(量)の二乗」
「広域戦」で勝つ法則。
同じ武器、腕前の場合の損害量は相手兵力数の2乗となる。
→兵力数が多いほうが圧倒的に有利。

ランチェスターの第二法則をビジネス戦略に置き換えると、
「市場での勝利は、企業の市場シェアの二乗に比例する」と解釈できます。

この法則から導き出される戦略的インサイトは、
市場における競争優位を確立し維持するために、
企業がどのように行動すべきかについての重要な示唆を与えてくれます。

※インサイト:消費者の行動、市場のトレンド、
製品やサービスに関する隠れたニーズや欲求など、
表面的なデータや情報だけでは捉えきれない深層の理解や洞察

そしてランチェスターの第二法則は、
市場シェアを増加させることが
企業の成長と競争力にとって非常に重要であることを示しています。
市場シェアが大きい企業は、その優位性をさらに強化することができ、
小さな市場シェアしか持たない企業は
市場での存在感を高めるためにより多くの努力が必要だということを
示しています。

【コロナ明けにおけるランチェスター戦略の活用法】

コロナ後の市場環境は、
多くの業界で先行きが不透明な状況が続いています。

しかし、このような時期だからこそ、
ランチェスター戦略を含む戦略的な思考が
企業にとってより重要になります。

企業は、変化する市場環境に柔軟に対応し、
持続可能な成長のための戦略を策定する必要があります。

市場のニーズに応え、競争力を高めるためには、
イノベーションの促進、顧客体験の向上、
効率的なオペレーション、
そして適切なデジタル変革の推進が必要です。

これらの取り組みを通じて、
企業はコロナ明けの新しい時代において、
強固な市場地位を確立し、
長期的な成功を実現することができるでしょう。

【ランチェスター戦略の本は数十冊ありますが・・】
興味の湧いた方、こちらお勧めです!

出版社 ‏ : ‎ 日本実業出版社 (2018/3/29)
発売日 ‏ : ‎ 2018/3/29
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 288ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 453405579X
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4534055798
寸法 ‏ : ‎ 13.1 x 1.8 x 18.8 cm

※アマゾンの解説より++++++
◎小さくても、弱くても、勝てます!
弱者が強者に勝つための戦略理論体系、
「ランチェスター戦略」の真髄と、
しっかり儲けて勝ち残るための、
具体的な実戦法(著者は実践と言わず、
あえて“実戦”と言っています)を、
ランチェスター戦略コンサルティングの
第一人者である著者が伝授します。

◎自ら戦場(局所)を定め、集中し、
敵に優る力を投入して勝つ──。
この、ランチェスター戦略の真髄を、
50を超える豊富な事例で示しながら、
個別の戦略・戦術を策定し実行するうえでのポイントはもちろん、
導入の際に生じる課題の解決法まで随所で解説しています。

◎2005年発行のロングセラー
『ランチェスター戦略「弱者逆転」の法則』を、
時代の変化に合わせて全面的に改訂した、
“勝ち残りたい”中小企業経営者・ビジネスリーダー必携の書です。

(本書の構成)
序章 ランチェスター戦略の実戦者たち
第1章 弱者逆転の原理原則
第2章 よみがえる常勝の原理「ランチェスター法則」
第3章 弱者逆転の極意「弱者の戦略vs 強者の戦略」
第4章 ビジネス戦国時代の勢力図「市場占有率」
第5章 戦略の奥義 ランチェスター戦略の三つの結論
第6章 ランチェスター戦略はこう立案し、実戦する
エピローグ “本物”の勝利を得るために

以上、また素晴らしい一週間をお過ごしください。

例会

幹事報告

環境セミナーのご案内

拝啓 春寒の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平素はロータリー活動に多大なるご協力をいただきありがとうございます。
早速ではございますが、4月の環境月間に際し、「共生…持ちつ持たれつ」をメインテーマにした環境セミナーを開催致します。このセミナーは2020年6月ロータリーの重点分野に新たに加えられた「環境」についての知識と情報を提供し、更に出席クラブ間の情報交換もしていただけるようにしています。
今回の出席要請者登録は、今後クラブとして新たに「環境」に関する奉仕事業などを積極的に担っていかれる、ロータリー歴が比較的短い会員の皆さまを推奨しています。そして、次年度に向けて、地区補助金を活用した環境奉仕事業の創出の一助となるセミナーを目指しています。
お手数ですが、出席される方のお名前とクラブ役職名を4月12日(金)までに地区Web管理システムよりご登録下さいますようお願い申し上げます。
敬具

1.【日 時】 2024年4月27日(土) 13:30~16:30(受付13:00~)
【場 所】 神戸ポートピアホテル 南館地下1階「トパーズ」
〒650‐0046 神戸市中央区港島中町6丁目10番1号

2.出席要請者
クラブ会長による人選  登録1~2名

例会

卓 話

三寒四温の候 皆さまにおかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

「三寒四温」というと春の季語のように思いますが、実は冬の季語です。本来使われるはずの冬ではなく、2月の終わりから3月の春先に使われるようになりました。季節の変わり目で日々の気温や体感の変化が大きいとき、寒暖差も大きくなってくるこの時期という感じがピッタリとします。

さて、3月は「水と衛生」月間ということで、防災の観点から【防災のすすめパート3】です。
災害が発生すると、水道管が破損したり、水源が汚染されたりして、安全な飲料水の確保が困難になります。しかしながら、水は人間の生存にとって不可欠な要素です。水は飲むだけでなく、料理や手洗い、衛生管理など日常生活において多岐に渡る用途に使われます。そのため、災害時に十分な水を確保することは極めて重要なことなのです。

また、災害時には衛生管理がさらに重要になります。水が不足すると、手洗いや食品の調理が困難になり、感染症のリスクが高まります。さらに、トイレの設備が機能しなくなると、衛生状態が急速に悪化します。

こうした状況を考慮すると、防災設備としての水と衛生施設は非常に重要です。防災設備としての水は、非常用備蓄水や井戸などがあります。これらは、災害発生時に安全な水の供給を確保し、住民の生存と健康を支援します。また、防災トイレや手洗い場の設置も重要です。これらの施設は、適切な衛生状態を維持し、感染症の拡大を防ぐ役割を果たします。

緊急時には、これらの対策が自身や家族・地域の生存と健康を守るために不可欠です。地域社会全体での協力と準備が、災害に備える上で重要な要素となります。

災害時の水と衛生に備えるための具体的な方法を箇条書きで説明します。

・水の確保と備蓄:
家庭やコミュニティで非常用の備蓄水タンクやボトルウォーターを用意する。
水の定期的な交換と清潔な状態の維持を行う。(長期保存可能な水などは便利です。)
適切な水処理装置や浄水器を用意して、安全な水の確保を計画する。

・衛生用品の備蓄と管理:
石鹸、トイレットペーパー、除菌剤などの衛生用品を備蓄する。衛生用品の劣化や汚染を防ぐため、保管場所を適切に管理する。
・トイレの設置と管理:
災害時に使用できる簡易トイレを備蓄。(災害が起きてから断水は30日以上、仮設トイレ設置には、地区にもよりますが、およそ8日と言われています。)
飲料水の確保と簡易トイレの確保は同じように重要です。自宅避難でのトイレの清掃と除菌を定期的に行い、衛生状態を確保する。

・手洗いと衛生実践:
手洗い設備を整備し、手洗いの重要性を周知する。
水が不足する場合に備えて、安全な消毒液などの代替手段を用意する。

・情報提供と教育:
地域の住民に対して、災害時の衛生対策や手洗いの重要性などを周知する。
災害時の衛生計画や手順を包括的に伝えるための情報提供を行う。
これらの対策を実施することで、災害時における水と衛生の不足に備え、自身と家族、地域の生存と健康を守ることができます。

“自助“ ”共助“ ”協働“ を原則としての備蓄

備蓄は、一人分として最低限3日間分から1週間分と言われています。

ありがとうございました。
防災士 登録No.260240 上野 秀男

※下記にこれまでの情報リンクなどを添付しておきます。

・減災グッズチェックリスト
https://www.dri.ne.jp/useful/checklist/

・防災ポータル
https://www.mlit.go.jp/river/bousai/olympic/prepare01/index.html
・気象庁
https://www.jma.go.jp/jma/index.html
・地震ハザードステーション
https://www.j-shis.bosai.go.jp

・国土交通省 防災ポータル
www.mlit.go.jp

<事業継続計画に関する自治体等のリンク>
・茨木市 中小企業BCP策定について
https://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/sangyo/shoukou/menu/bcp.html

・大田区 簡易版BCPシート
https://www.city.ota.tokyo.jp/sangyo/topics/bcp_sheet.html

例会

おわりの点鐘

例会

この例会に共感された方は、「いいね」をお願い致します。

MAKE UP(メイクアップ)する