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MAKE UP

第307回例会

Rotary E-club of HYOGO

2021年3月8日開会

3月は水と衛生月間です

はじめの点鐘

はじめの点鐘

ロータリーソング

SAA: 今週のロータリーソングは、「手に手つないで」です。元気よく歌いましょう。

  • ♪ 手に手つないでOpen or Close

    一、手に手つないでつくる友の輪
    輪に輪つないでつくる友垣
    手に手 輪に輪
    ひろがれ まわれ 一つの心に
    おゝロータリアン おゝロータリアン
    ニ、手に手つないでつくる友の輪
    輪に輪つないでつくる友垣
    手に手 輪に輪
    ひろがれ まわれ世界と共に
    おゝロータリアン おゝロータリアン

例会

会長の時間

皆さん、こんにちは。
2020-21年度3月第2回例会、通算第307回例会です。

いよいよ春らしくなってきましたね。朝晩はまだひんやりですが、個人的には、これ以上最高気温は上がらないで欲しいです(笑)。
さて、昨日3/7、2680地区の2020-21年度地区大会が、「次の100(飛躍)年に向けてビジョンを語り、掲げよう」の大会テーマのもと、ハイブリッド型で開催されました。
まず13時からの「会長幹事会」では、高瀬ガバナーが、「本年度は、オンライン元年として、過去にない記憶に残る地区大会になったと思います。少しやせ我慢ですが。」と述べられたのが印象的でした。
その後、13:30~本会議スタート、「響(ひびき)」という和太鼓チームの迫力ある演奏からのオープニングとなりました。

その本会議の中でも、高瀬ガバナーは、「出来ないことを嘆くより、出来ることを楽しんでやっていこうではありませんか」と力強いメッセージを出されていました。
そして15:30~読売ジャイアンツのコーチに就任された桑田真澄氏の講演が始まります。
「試練は人を磨く」をテーマに、同席されたアナウンサーの方との対談形式で進められます。当日も札幌でのオープン戦だったにもかかわらず、前からの約束であるからと、原監督に許可をもらってこの講演に来られたことに、あらためて、桑田氏の誠実な人柄を感じました。
話は過去にさかのぼり、今では考えられない、殴られるのが当たり前?という「昭和の野球」に、小学生のころから疑問を持っていたそうで、ジャイアンツからの投手コーチの要請を受けて、ある日、「コーチ(指導者)」の本来の意味を調べると、「伴走者」という事を知り、以降「一緒に考えて、選手がその方法を知って出来るようになる」ということを大切にしているそうです。
「試練」は「つらい、悲しい、苦しい」ではなく、字の通り、「練習して、挑戦して、試すこと」とも語られていました。
続いて、PL学園に、中学NO1ピッチャーとして入部したにもかかわらず、同じ投手で4番候補の清原選手のあまりにも並外れた体格、バッティングの飛距離、守備力などにショックを受けて、通用しないから辞めると母親に伝えたところ、「絶対にあきらめたらいけない。必ず何か方法があるから。」という言葉で、PL学園を辞めずに済んで今があること。
そして、自信を無くしていたプロ入り1年目、嫌々参加したアリゾナキャンプで2軍監督にすすめられて見たグランドキャニオンでの雄大な自然に、やるだけはやってからやめようと気持ちが切り替わり、翌年、沢村賞を取るまでになったこと。
「自分に勝てない者は、相手にも勝てない。」このように、小さな自分の目標を少しずつでも達成することが大事であること。
現役時代、マウンド上で、独り言をつぶやく姿が印象的でしたが、不安との闘い、自分への鼓舞だったとも語られていました。
引退後、大学院でスポーツを科学的に学ばれただけあって、非常に具体的に分かりやすく指導されていることも感じます。
若い人に伝えたいこととして、「試練」「挫折」を恐れずに。礼儀を重んじ、道具を大切にすること。(桑田氏)自分の人生は、まだ6回表ぐらい。野球と同じように、人生は9回裏まである。まだまだ気を抜かず、頑張らないといけないとも語られていました。
自身の「試練」や「挫折」を、いろいろな方法を考えて乗り越えてきたお話、とてもリアルで参考になる素晴らしい講演でした。2680地区初のオンライン地区大会に華を添えて頂きありがとうございました。

クラブテーマ「もっと知って、もっと楽しもう」。今週もよろしくお願いします!
2020-21年度
HYOGOロータリーEクラブ
会長 児玉貴春

例会

幹事報告

2021-22年度(吉岡ガバナー年度)地区補助金申請 締切日の変更について

いつもお世話になっております。

来たる3月18日(木)は、
2021-22年度(吉岡ガバナー年度)地区補助金プロジェクト申請の
締切日となっておりますが、
新型コロナウィルスの緊急事態宣言期間だったため、
クラブ例会・クラブ理事会を中止しているクラブが
多いことと存じます。

つきましては、
2021-22年度(吉岡ガバナー年度)地区補助金申請は、
3月18日(木)を第1次締切としますが、
申請が間に合わない場合は、
4月8日(木)を第2次締切日に設定させていただきます。
但し、その場合も3月18日(木)までに申請予定がある旨を
ガバナー事務所宛てにご連絡頂きますよう、
よろしくお願いします。

なお、先日メール連絡いたしましたが、
2020-21年度(高瀬ガバナー年度)地区補助金臨時費等(新型コロナウイルス対応)は
第1次締切(2月18日)におきまして
予算総額に達しましたので申請受付を終了しましたことを
再度ご連絡いたします。

国際ロータリー第2680地区
ガバナー       高瀬 英夫
ガバナーエレクト   吉岡 博忠
ロータリー財団委員長 丸尾 研一
社会奉仕委員長    矢野 宗司

例会

卓 話

ポリオ担当チームが新型コロナウイルスへの対応を支援

ポリオ根絶プログラムではこれまで、ポリオウイルスの特定やワクチン配布キャンペーンを通じて大規模なインフラを築いてきました。各国のポリオ根絶担当チームは、このインフラを新型コロナウイルス(COVID-19)への対応に活用することで、感染リスクにさらされやすい人、特にポリオ常在国の人びとを新型コロナウイルスから守るべく支援に乗り出しています。パキスタンやナイジェリアといった国では、何十年ものポリオ根絶活動の経験が、政府による新型ウイルス対策の支援に役立てられています。

パキスタン

パキスタンのポリオ根絶プログラムは、ウイルス感染経路の特定や地域社会への働きかけにおいてほかのどの保健プログラムよりも豊富な経験を有しています。パキスタン政府による新型コロナウイルスへの対応と対策にあたり、ポリオ根絶チームは力強い支援を提供できる立場にあります。

同国では現在、ポリオ根絶チームが特にサーベイランス(監視)と認識向上に力を入れて援助にあたっています。政府と密に協力しながら、チームは新型ウイルスの監視にあたる280人の保健当局者を3週間で研修したほか、ポリオのデータ管理システムと統合させた新たなデータシステムの開発を支援しました。研修を受けた人がほかの人を研修する、という仕組みにより、6260人以上もの保健従事者が研修を受け、通常のポリオ監視に加えて新型コロナウイルスの監視も行っています。この取り組みは、新型ウイルスの感染が続く限り行われます。

政府とWHO緊急チームの補足戦力となるポリオ根絶チームは、新型コロナウイルスの感染経路の特定や6カ所の研究所における検査の改善にも協力し、感染者数の急増や旅行者の経路特定に備えて研修を受けています。イスラマバードにあるポリオ地域研究所でも、高まる需要に応えて新型コロナウイルス検査の技術的サポートが行われています。
これまでにない新型の感染症であるため、ポリオ担当スタッフらは、健康リスクに関する正確な情報を広く伝えるとともに、懸念する人びとの声に耳を傾けています。パキスタン政府が以前に設置したポリオの全国ヘルプラインは、現在、新型コロナウイルスに関する情報発信にも活用されています。最初の感染者が報告された後、ポリオチームはこのヘルプラインの活用をすぐに開始。SNSなどポリオ予防接種の周知に使われていた手段は、現在、新型コロナウイルスに関する正しい情報の拡散に使われています。また、テレビCMも放映されています。今後もチームがさらに多くの人を研修し、ウイルス拡散抑止のメッセージを広げていきます。

アフガニスタン

現在、ポリオ根絶プログラムで急性弛緩性まひ(AFP)の報告を行っている地域ボランティアたちは、ポリオだけでなく、新型コロナウイルスの感染防止のために手洗いの推進も行っています。同様に、UNICEF(国連児童基金)もそのネットワークを通じて手洗いや衛生に関する情報を拡散しています。

現地のスタッフは、AFPの子どもを確認するために定期的に保健施設を訪問する際、新型コロナウイルスの感染の疑いがある人を確認し、報告しています。また、ポリオプログラムのスタッフが研修を行い、新型コロナウイルスに関する保健従事者の対応力を高めています。

アフガニスタンのWHOポリオチームは現在、同国政府が主導する幅広い新型コロナウイルス対策との連携を図るための拠点を設けています。また、地域レベルのポリオチームが、公共保健大臣や非政府団体、その他のパートナー団体と密に協力しながら、新型コロナウイルス対策を強化しています。

ナイジェリア

「現場で政府をサポートするようWHOが一番最初に連絡したのはポリオ担当チームだった」と話すのは、ナイジェリアのWHOポリオチーム責任者、フィオナ・ブラカさんです。
新型コロナウイルスの感染例が2件報告されているオグン州とラゴス州では、WHOのポリオプログラムの医療スタッフ50人以上が、長年にわたるポリオウイルスとの闘いで学んだ知識を生かし、感染抑止に全力で取り組んでいます。これらのスタッフは、統合されたサーベイランス、接触の追跡、データ収集と分析にあたっています。米国疾病対策センター(CDC)が支援する「Stop Transmission of Polio(ポリオ感染抑止)プログラム」に携わる公共保健専門家らは、そのスキルを新型コロナウイルスの調査に役立てています。
通常はポリオ根絶活動の調整を行っているWHOの現地事務局は、新型コロナウイルス対策の拠点としてもその機能を拡大させています。また、新型ウイルス対応のために電話や車両、運営サポートも提供しています。

新型コロナウイルスの感染者が報告されていない州では、ポリオ担当スタッフが備えを支援しているほか、ポリオ根絶活動のインフラがウイルス監視の強化に役立てられています。ポリオ担当スタッフらは政府関係者と密に協力し、新型コロナウイルス対応のプロトコルについての研修を支援し、ウイルスに関する住民への情報提供を行っています。また、感染の危険にある現場の保健従事者を研修する特別な取り組みも行われています。

ポリオ常在国以外

世界ポリオ根絶推進活動(GPEI)の一環であるStop Transmission of Polio(ポリオ感染抑止)プログラムで研修を受けた人たちが、世界13カ国で新型コロナウイルスの対策と対応を積極的に支援しています。普段はポリオ発生への対応にあたっているWHOのアフリカ地域事務局の緊急対応チームも、アンゴラ、カメルーン、中央アフリカ共和国といった国での対策を援助しています。このほかの事務局のポリオ担当スタッフも、新型ウイルスの抑止と対応にあたるスタッフをサポートする準備を進めています。

ポリオ根絶活動において、私たちは伝染病がもたらす悲惨な影響を目にしてきました。この経験を踏まえ、新型コロナウイルスの軽減と拡大抑止のために、これまで培ってきた知識とリソースを投入して各国の保健システムを全力で支援するとともに、引き続き連携してポリオ根絶活動を続けていきます。

新型コロナウイルスに関する最新情報と勧告はWHOのウェブサイトをご参照ください。

この卓話は、endpolio.org に掲載された記事の引用です。ぜひこちらから全文をご覧ください

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