第219回例会
Rotary E-club of HYOGO
2019年3月4日開会
3月は水と衛生月間です
はじめの点鐘

ロータリーソング
SAA: 今週のロータリーソングは、「君が代」と「それでこそロータリー」です。元気よく歌いましょう。

会長の時間
ロータリアンのみなさま、こんにちは。第219回目の例会です。
今月は、水と衛生月間です。 Rotary Japan の SNS で、こんな記事をみつけました。
日本は #トイレ 事情がよいですが、世界には衛生的で安全なトイレが利用できない人が今も大勢います。トイレをつくるだけで人びとの生活がどれほど変わるのでしょうか。ブログ記事でお読みください。 https://t.co/C03X7ttaWa pic.twitter.com/xrzyWY4Mu1
— Rotary International (@RotaryJapan) March 2, 2019
トイレが利用できない、井戸を掘っても衛生的な水が飲めない。家の中にトイレの無い人口は25億人あまり、衛生的な水を飲めない人口は8億人あまりいます。
世界で2番目に多い、子供の死因は下痢だそうです。
HYOGOロータリーEクラブでも、この深刻な問題解決に取り組んでおります。
ぜひ、当クラブの取り組みをご覧ください。
文字が小さく見づらい方、スマートフォンの方はこちらからご覧ください。
幹事報告

委員会報告
2018-19年度地区運営方針の一つに「My ROTARYへの登録率が50%以上になるよう推進するとともに、ロータリアンのロータリー並びにRIや地区への関心を高め、「ワン・ロータリー」を推進する」という目標がありました。
3月18日時点での HYOGO ロータリーEクラブの My ROTARY への登録率は 60% で、当2680地区では2番目でした。(3月4日現在84%です)
Web上で活動する当クラブにとって、100% でないのは大変残念な結果です。
My ROTARY に登録することで、ロータリー活動するための様々な情報を得ることができ、本業の役に立つ情報も得られるかと思います。
登録方法がわからない方は、お気軽に大河内までご連絡ください。

卓 話
予防接種率の急激な低下を食い止めようと 会員が1100万人の子どもへの予防接種に立ち上がる
昨年、ブラジル衛生当局は、ポリオ予防接種率の急激な低下を報告しました。これは、ポリオの大流行の危険をもたらしかねません。これを食い止めようと行動を起こしたのが、ブラジルのロータリークラブです。2カ月間におよぶ大規模な予防接種キャンペーンにより、ブラジルの1100万人以上の子どもが予防接種を受け、接種率の急激な低下に歯止めがかかりました。

ブラジル政府によると、国内の300以上の市町村で、インフルエンザ、はしか、ポリオの予防接種率が低下しており、保健省はこれを「非常に深刻な状況」と警告していました。
国内でははしかが大流行し、最終的に1,500人以上が罹患したことから、保健当局はポリオウイルスの再発生も懸念していました。そこで、少なくとも1歳から5歳までの子どもの95パーセントに予防接種を行うことを目標に、8月6日~ 9月28日にかけてブラジル全国で大規模な予防接種キャンペーンが実施されました。
はしかの症例は、北部州に集中して発生しました。ここには、経済的・政治的な苦境から逃れて何千人ものベネズエラ難民が国境を越えてやって来ます。ベネズエラの保健制度は危機的状態にあり、難民の多くは予防接種を受けていませんでした。
ロータリーのポリオ撲滅活動で地域コーディネーターを務めるマルセロ・ハイックさんは、「ブラジルのロータリーリーダーは、ポリオウイルスが再発生する可能性を非常に恐れていました」と振り返ります。ロータリーのリーダーは、まひを起こさせる病気の危険から何百万人もの子どもを救うため、予防接種を行う保健ワーカーを支援しようと立ち上がりました。
キャンペーン中、1100万人以上の子どもが予防接種を受け、世界保健機関の推奨に応じて、子どもの95パーセントに予防接種をするという政府の目標が達成されました。

ハイックさんによると、国内のすべてのロータリークラブが何らかの形でこのキャンペーンに参加しました。
クラブと地区が予防接種について人びとに知らせ、多数のクラブがパンフレットを作成し、それを学校や人通りの多い交差点などで配りました。
またキャンペーンは、ほかの方法でも伝えられています。
- バイク愛好家のロータリアン親睦活動グループは、バイクに「End Polio Now」のバナーを付けて、サンパウロのジュンディアイ市内を走りました。
- 数十のクラブが、ポリオ撲滅のための予防接種行事を実施。地元の有名人も参加した行事では、食べ物の提供や、余興、ゲームが行われました。また、保健ワーカーたちによる子どもへの経口ポリオワクチンの投与も行われました。
- 主要な高速道路の脇に、照明付きの看板を設置したクラブもありました。
- 第4670地区のクラブ会員は、主要なサッカー試合の休憩時間中に競技場に出て、大きな「End Polio Now」バナーを掲げました。国内のほかのクラブも、競輪やマラソンなどのスポーツ行事を利用して、予防接種について伝えました。
- ハイックさんとその他のポリオ撲滅コーディネーターは、予防接種センターへの支援のほか、地元の政治家やセンターで働く保健ワーカーに連絡を取るようクラブに呼びかけました。
- フェイスブックやその他のソーシャルメディアに広告を掲載し、情報を伝えたクラブもありました。
- 大きな社会・文化行事や、リスクの高い地域で、予防接種キャンペーンについて伝えるトラックを走らせた地区やクラブもありました。
もう一人のポリオ撲滅コーディネーター、ペドロ・ドゥランさんは、「ロータリーのキャンペーンは広く知れ渡りました」と話します。「皆が支援に立ち上がったのです」とドゥランさん。「ブラジル全国のクラブと地区が参加したことをうれしく思います。私は1991年にロータリアンになりましたが、 これほどの熱意を目にしたのは初めてです」
ブラジルのロータリーリーダーは、今回の活動の成功が、自国だけでなく、ポリオの再発生のリスクがあるほかの国のクラブと地区への勇気づけとなり、ポリオワクチンと、命を救うその他のワクチンの予防接種の重要性について今後も伝え続けて欲しいと願っています。
• この記事は、「Revista Rotary Brasil」の記事からの抜粋です。


おわりの点鐘

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